【レビュー】「三位一体のFXトレード理論」を読んだ感想

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トレーダーのmasaです。あけましておめでとうございます。戌年ということで、犬のように駆け回っていい情報を公開できるようにしたいと思っております。2018年、今年もよろしくお願いいたします。

今回はこの本を読んでみました。

三位一体のFXトレード理論 (Modern Alchemists Series)

パンローリング(Pan Rolling)社が出版した坂井秀人氏著の「三位一体のFXトレード理論」です。ちなみにパンローリングが出版される本の多くは投資の本が多く、非常に重厚といいましょうか、読み応えがある本ばかりです。少し割高であったりもするのですが、過去に有益な本も多数出版されており、出版されたら必ず買って読むという人もいるはずです。投資の良書が多いイメージです。

さて、この本から何を学んだかということですが、トレーダーとなった今となっては、はっきりと言って何もないです。それがこのAmazonでの評価にもなっています。

アマゾンの評価

明らかに高い評価と低い評価に分かれています。

それでは私の評価はどちらかといいますと、星5つでは足りないぐらい、最高に評価したい本です。決してこの本を読んで勝てるようになる、成功するようになるとは思いません。読んだからといって何も変わらないでしょう。書いてあることも一般的に知られていることなのかもしれません。本をわざわざ買うまでもなく、ネットで調べれば分かること。その通りだと思います。

それでは何が良かったのかと言いますと、この本の題名にある“三位一体”と明確にしたことです。「発見」「証明」「稼働」この3つのどれも欠けてはならず、FXで勝つために最も大事なことだと共感しました。「稼働」となるトレード、エントリーとイグジットだけではうまくいきません。きちんと検証を繰り返してうまくいくという「証明」が必要ですし、どうやって手法を見つけるのかという「発見」がなければ何も始まりません。ただ具体的に、どう発見し、どう証明し、どう稼働すればいいのか、という方法については薄いかもしれません。FXで勝ちたいと思う方にとっては、もっと中身を知りたいとなるでしょう。

第1章に書いてある「あなたは『あなたの発見したトレードが正しいと証明してから稼働しているか?』」が全てです。最初の4分の1の内容。ここだけ読む価値あります。あとは時間帯の優位性といったり、トレンドラインの引き方であったり、検証用ソフトのフォレックステスターの使い方であったり、知っている人にとっては大したことないとなってしまいます。

トレードとは何か?を一番シンプルに明確化した本として私は評価したいと思います。

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