トレーディングビューで日本株・米国株対応の証券会社は？無料で使える会社を徹底解説！

これまでTradingViewで日本株が直接取引できる証券会社はありませんでした。

しかし、今回、「Webull証券（ウィブル証券）」にてTradingViewとの口座連携が可能になりました。この記事ではTradingViewに対応している国内証券会社の状況と合わせて、日本株・米国株対応の会社をご紹介。

TradingViewで日本株や米国株を分析・取引されている方はぜひ参考にしてみてください！

TradingViewで日本株・米国株対応の証券会社比較表

証券会社	概要	公式サイト
ウィブル証券	口座連携で日本株・米国株の現物取引が可能 （詳細はこちら）	詳細
サクソバンク証券	口座連携で米国株の現物/CFD、日本株のCFD取引が可能 （詳細はこちら）	詳細

 

トレーディングビュー対応会社の取扱銘柄一覧表

FX会社	形式	株式	株価指数	為替	商品	公式
ウィブル証券	連携	対応	–	–	–	詳細
サクソバンク証券	連携	対応	–	対応	対応	詳細
みんなのFX	内蔵	–	–	対応	–	詳細
LIGHT FX	内蔵	–	–	対応	–	詳細
ゴールデンウェイ・ジャパン	内蔵	–	–	対応	対応	詳細
GMO外貨	内蔵	–	対応	（※）	対応	詳細
JFX	レート配信	–	–	対応	–	詳細
OANDA証券	内蔵 連携	–	（※）	対応	（※）	詳細
FOREX.com	内蔵 連携	–	対応	対応	–	詳細
インヴァスト証券	内蔵	–	対応	対応	対応	詳細

上記はTradingViewに対応している国内の証券会社・FX/CFD会社の対応状況を一覧にしたものです。

株式（現物取引）に対応しているのはウィブル証券とサクソバンク証券のみ。その他の会社は外国為替（FX）もしくは株価指数・商品CFDの取り扱いだけとなっています。

ウィブル証券とサクソバンク証券はどちらも口座連携に対応しています。TradingViewを内蔵したツールは提供していません。

TradingViewの口座連携と内蔵ツールの違いについては別記事にて詳しく解説しているので気になる方はご確認ください。

各社ツール内利用と口座連携の違いは？

国内で唯一！日本株がTradingViewで直接取引可能に！

Webull証券は約7,000銘柄の米国株や日本株に対応。業界最安水準の手数料で取引コストを抑えつつ、TradingViewで分析から発注までできる貴重な証券会社です。

「口座連携って何？」「どうやってするの？」という方も多いかと思うので、具体的に口座連携の方法について解説していきます。

その前にTradingViewとの口座連携はウィブル証券で口座を持っていることが前提となります。口座開設については別記事で解説しています。

ウィブル証券の口座開設のやり方はこちら

ウィブル証券 公式サイト

まず、TradingViewを開きチャート画面下の「トレードパネル」を選択します。口座連携は無料プランの方でも利用できる機能なのでご安心ください。

ブローカーの一覧が表示されるので「Webull（Japan）」を選択。

確認画面が表示されたら「接続」を選択。

口座開設時に設定した電話番号もしくはメールアドレスとパスワードを入力します。

取引パスワードも入力が必要なので忘れずにメモしておきましょう。

画面の指示通りに進むとTradingViewに戻ります。トレードパネルの表記が「Webull（Japan）」となり緑色のランプが表示されると正常に連携されています。

口座連携といってもこれだけです。ウィブル証券の口座があれば1分もかからずに連携できます。

口座連携後はウィブル証券で取引できる銘柄を表示させます。

シンボル検索を開くと「Webull（Japan）」というプレフィックスがあるのでクリックすると取引可能な銘柄が一覧で表示されます。

このとき検索窓に文字が入力されていると一覧が表示されないのでご注意ください。

あとは設定から売買ボタンを表示させればTradingView上で直接発注・決済が可能です。

TradingViewに新機能が追加され発注がやりやすくなりました。

発注画面を開き上記のアイコンをクリックすると発注内容をプリセットで保存することが可能です。

日本株や米国株を取引する際、今までは発注数量を手動で入力する必要がありました。現在はプリセットで保存しておけば選択するだけで呼び出すことができます。

最大10個まで保存できるのでご活用ください。

また、以前まではPCブラウザ版のみ口座連携に対応していましたが、現在はスマホアプリでも連携と発注が可能です。

ウィブル証券はTradingViewで相場分析をしつつ、PCブラウザ版とスマホアプリのどちらでもそのまま発注できるので非常に便利です。

日本株・米国株のリアルタイムデータの表示方法

「日本株のチャートが遅延されて表示される」「リアルタイムのチャートが見たい」という方も多いかと思います。

TradingViewでは取引所の規約に従い、デフォルトで遅延データが表示されます。リアルタイムのチャートを見るには有料のデータを購入する必要があります。

有料データは取引所ごとに区別されており、東京証券取引所も含まれます。東証であればデフォルトで20分の遅延データが表示され、月額3ドル（日本円で約450円）でリアルタイムデータが表示可能です。

これはウィブル証券で口座連携をした場合でも同じです。別記事にてデータの購入方法や注意点について解説しているので気になる方はご一読ください。

TradingViewでリアルタイムチャートのデータを購入する方法はこちら

ティッカーシンボル一覧表と調べ方はこちら

ウィブル証券の特徴・スペックについて

ウィブル証券は米国を中心にオンライン証券取引サービスを提供しているウィブルグループの日本法人です。

日本ではサービス提供を開始したばかりですが、金融庁に登録している正式な金融商品取引業者です。

東証上場銘柄と約7,000銘柄の米国株・ETF

ウィブル証券は東京証券取引所上場銘柄の国内株と約7,000銘柄の米国株・海外ETFを取り扱い。基本的には現物取引のサービスですが、米国株に関しては個別株オプションや信用取引も提供しています。

特に、米国株は16時間のリアルタイム取引と合わせて、取引時間外を含む24時間の注文に対応。ウィブル証券指定の60銘柄は夜間取引を含む24時間の取引が可能です。

安い取引手数料で取引コストが抑えられる

ウィブル証券の米国株は取引手数料が安いのも大きなポイントです。取引手数料は【約定代金×0.20%（税込0.22%）】と業界最低水準です。

上限手数料に関しても20ドルと大手ネット証券と同水準。国内のネット証券は約定金額の0.45％（税抜）を取引手数料としている会社が一般的です。ウィブル証券であれば小口から大口まで取引コストをしっかり抑えることができます。

大手ネット証券との取引手数料（米国株）比較表

比較項目
取引手数料	約定金額の0.20％	約定金額の0.45％	約定金額の0.45％
取引手数料上限	20ドル	20ドル	20ドル

TradingViewで日本株が直接取引可能

ウィブル証券の日本株はETF・ETN・REITを含む東京証券取引所の上場銘柄を取り扱いしています。

新株予約券や単元未満株は対応していません。取引手数料は以下の通りです。

約定代金	取引手数料（税込）
5万円まで	¥55
10万円まで	¥99
20万円まで	¥115
100万円まで	¥275
150万円まで	¥535
3,000万円まで	¥640
3,000万円超	¥1,070

約定代金が5万円までは55円、それ以上は段階的に手数料が設定されています。入出金に関しては提携金融機関を利用したクイック入金であれば振込手数料が無料です。

三菱UFJ銀行、三井住友銀行、ゆうちょ銀行、楽天銀行、NEOBANK、PayPay銀行でクイック入金が利用可能です。

注文受付時間は原則、24時間365日対応しており土日・祝祭日や夜間でも注文が可能です。

まだまだサービスが開始したばかりなので今後のサービス拡充も期待されます。もっとも、TradingViewで日本株が取引できる証券会社はやはり貴重なので気になる方はウィブル証券が要チェックです！

ウィブル証券のスペック・特徴をより詳しく解説！

ウィブル証券 公式サイト

サクソバンク証券の特徴・スペックについて

サクソバンク証券はTradingViewとの口座連携で米国株式の現物/CFD取引および日本株のCFD取引が可能です。

親会社であるサクソバンクA/Sは1992年に創業。デンマークのコペンハーゲンに本社を構えるオンライン銀行です。サクソバンクグループは欧州や中近東、日本を含むアジアの15ヵ国の各当局監督下で、世界170ヵ国もの国と地域で金融サービスを提供しています。

サクソバンク証券はその日本法人で、日本でも15年以上に渡ってFX・CFDを中心に金融サービスを提供しています。

TradingViewと連携できる口座は[(Z)一般外国株式]、[(R)個別株CFD]、[(X)商品CFD]、[FX(S)/外国為替]の4種類です。

このうち、米国株式は一般外国株式口座で取引が可能。個別株CFDでは日本株のCFD取引がTradingViewから直接可能です。

サクソバンク証券のTradingView特集はこちら

大手ネット証券よりも安い取引手数料

サクソバンク証券は米国株6,000銘柄以上、アジア・中国株2,500銘柄以上、欧州株2,000銘柄以上を取り扱いしています。

それぞれの取引所に応じて取引手数料が定められており、米国NASDAQであれば0.033%～0.088%（税込）と非常に低い手数料です。

ただし、円口座の場合は1注文あたり0.25％のコンバージョンレート（両替コスト）を加えた、その時点でのサクソバンク証券提示レートで円転されます。

サクソバンク証券は米ドル口座での取引も可能なので円に替えるタイミングは自由に選べます。日本株の現物取引ができない点は注意が必要ですが、米国株を含む外国株式であればサクソバンク証券も要チェックです。

サクソバンク証券のTradingViewとの口座連携について

サクソバンク証券の口座連携もウィブル証券と手順は同じです。

トレーディングビューのチャート画面下の「トレードパネル」から「Saxo」を選択。

利用規約の確認画面が出てくるので、記載事項を確認して次に進みます。

次は、ユーザーIDとパスワードを入力する画面が出てきます。口座開設を行った際のユーザーIDとパスワードを入力し次へ進むと2段階認証が行われます。

登録したスマホの電話番号宛てに6桁の数字がコードとして届くのでその数字を入力。

これでTradingViewとの口座連携が完了です。

サクソバンク証券は一般外国株口座やFX口座と合わせて商品CFD口座も利用可能です。この点に関して、サクソバンク証券およびTradingViewに実際に問い合わせて確認しています。

また、スマホアプリ版のTradingViewでも口座連携が可能です。

普段からトレーディングビューのスマホアプリを使われている方はサクソバンク証券を通して直接発注もできるのでおすすめです。

サクソバンク証券 公式サイト

TradingView対応のFX/CFD業者一覧比較表

FX会社	利用形式	搭載テクニカル	画面分割	テンプレ	スマホ対応	公式サイト
みんなのFX	内蔵	85 種類以上	6 画面	複数対応	〇	詳細
LIGHT FX	内蔵	85 種類以上	6 画面	複数対応	〇	詳細
GMO外貨	内蔵	100 種類以上	8 画面	〇	×	詳細
ゴールデンウェイ・ジャパン	内蔵	100 種類以上	6 画面	×	×	詳細
JFX	TradingView上でのレート配信に対応 （詳細はこちら）					詳細
ウィブル証券	口座連携で日本株・米国株（現物）の取引が可能 （詳細はこちら）					詳細
サクソバンク証券	口座連携でFX、外国株式、個別株CFD、商品CFDの取引が可能 （詳細はこちら）					詳細
OANDA証券	内蔵/連携	80 種類以上	8 画面	△	〇	詳細
FOREX.com	内蔵/連携	80 種類以上	10 画面	△	〇	詳細
インヴァスト証券	内蔵	13 種類	2 画面	×	△	詳細

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