TradingViewの銘柄コード、ティッカー、シンボル一覧表

TradingViewの銘柄コード、ティッカー、シンボル一覧表

TradingViewでチャートを表示するときに銘柄コードが分からない
複数の銘柄が出てきてどれが正しいのか分からない

この記事では、TradingViewで銘柄コードやシンボルを入力するときに便利な一覧表を掲載しています。

銘柄コードの表示方法や複数のシンボルが表示されたときにどの銘柄を選べばいいのかも合わせて解説しているので、ぜひご活用ください!

TradingViewの銘柄コード、ティッカー、シンボル一覧表

株価指数

銘柄コード 名称 銘柄コード 名称
NI225 日経225 NK2251! 大証日経先物
TOPIX TOPIX DJI NYダウ工業平均株価
IXIC ナスダック総合指数 NDX ナスダック100指数
SPX S&P500指数 VIX 恐怖指数(VIX)
UKX UK100 DAX DAX指数
PX1 CAC40指数 KOSPI 韓国総合株価指数

全世界の主要な株価指数の銘柄コードは上記の通りです。

日経225であれば「NI225」、NYダウであれば「DJI」と銘柄検索に入力すればチャートが表示できます。上記以外の株価指数およびその他の金融商品の銘柄コードの調べ方はこちらで解説しています。

商品(エネルギー/貴金属)

銘柄コード 名称 銘柄コード 名称
CL1! WTI原油先物 USOIL WTI原油CFD
HO1! ヒーティングオイル先物 NG1! 天然ガス先物
GC1! 金先物 XAUUSD 金CFD
HG1! 銅先物 PA1! パラジウム先物
PL1! プラチナ先物 SI1! 銀先物

商品(農産物)

銘柄コード 名称 銘柄コード 名称
ZW1! 小麦先物 ZS1! 大豆先物
ZO1! オーツ麦先物 ZC1! とうもろこし先物
SB1! 砂糖先物 LE1! 生牛先物
LB1! 材木先物 KC1! コーヒー先物
CC1! ココア先物 TT1! 綿花先物

商品先物の銘柄コードには規則性があります。

「〇〇(シンボル)」+「1!」で商品先物の銘柄コードが決まります。例えば、CL1!は「CL(WTI原油)」+「1!」でWTI原油先物を表します。

「1!」は限月のある商品先物の中心限月という意味です。基本的に「1!」が付いた銘柄コードがその商品先物のチャートとなります。

特定の限月を表す場合

商品先物で特定の限月を表す銘柄コードは「○○(シンボル)」+「〇(月の記号)」+「西暦」となります。

例えば、「CLJ2023」であれば「CL(WTI原油)のJ(4月限)先物」という意味です。

金融先物では月の記号が決まっており、シンボルと月の記号との組み合わせでTradingViewの銘柄コードが決まります。

記号 記号
1月 F 7月 N
2月 G 8月 Q
3月 H 9月 U
4月 J 10月 V
5月 K 11月 X
6月 M 12月 Z

月は「I、O、P」など数字と区別しにくいアルファベットを除いた記号で表されます。商品先物で特定の限月のチャートを見たい場合は参考にしてみてください。

債券利回り

銘柄コード 名称 銘柄コード 名称
US10Y 米国10年債利回り JP10Y 日本10年債利回り
EU10Y ユーロ10年債利回り DE10Y ドイツ10年債利回り
FR10Y フランス10年債利回り IT10Y イタリア10年債利回り
CN10Y 中国10年債利回り KR10Y 韓国10年債利回り
IN10Y インド10年債利回り AU10Y オーストラリア10年債利回り

債券の銘柄コードにも規則性があります。

「〇〇(国)」+「〇年」+「Y(利回り:Yield)」で銘柄コードが決まります。米国10年債利回りは「US」+「10」+「Y」で「US10Y」です。

ちなみに、Yを取って「US10」とすると米国債10年の債券価格のチャートが表示されます。

外国為替

銘柄コード 名称 銘柄コード 名称
USDJPY 米ドル円 EURJPY ユーロ円
AUDJPY 豪ドル円 GBPJPY ポンド円
CHFJPY スイスフラン円 EURUSD ユーロ米ドル
GBPUSD ポンド米ドル AUDUSD 豪ドル米ドル
NZDUSD NZドル米ドル USDCAD 米ドルカナダドル

外国為替は一般的な通貨ペアをそのまま入力します。外国為替は3文字のアルファベットで表示することが国際的なルールとして決まっています。

TradingViewでは「/:スラッシュ」を抜いた形で入力すればチャートが表示されます。

外国為替指数

銘柄コード 名称 銘柄コード 名称
DXY ドルインデックス EXY ユーロ指数
BXY ポンド指数 SXY スイスフラン指数
JXY 円指数 CXY カナダドル指数
AXY 豪ドル指数 ZXY NZドル指数

外国為替指数は「〇(国の記号)」+「XY」で各通貨の指数が表示可能です。

よくニュースやレポートで登場するドルインデックスは「DXY」が銘柄コードとなります。

個別株および暗号資産

東証上場の日本株や米国の個別株、および暗号資産はそれぞれのティッカーがそのままTradingViewの銘柄コードです。

アップルであれば「AAPL」、テスラであれば「TSLA」と入力すればチャートが表示できます。

TradingViewの銘柄コードの確認方法

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TradingViewの銘柄コードが分からない場合、マーケット情報からティッカーを調べることができます。

チャート画面左上のアイコンからホームを選択します。

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ホーム画面上部メニューの「マーケット」⇒資産の項目にある調べたい銘柄コードのアセットクラスを選択⇒株価指数であれば「世界の株価指数」と進みます。

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マーケット指数というページが開き、主要な株価指数が一覧で表示されます。当ページで掲載した銘柄コード以外も一覧になっています。

TradingViewの銘柄コード、ティッカー、シンボル一覧表

一覧の左側に銘柄コードが掲載されています。これがTradingViewでの各シンボルの銘柄コードです。

株価指数以外にも商品、債券、先物、暗号資産などアセットクラス別に分かれているので銘柄コードが分からない場合はこちらを参照してみてください。

TradingViewの銘柄コードの記号について

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TradingViewでチャートを表示した場合、銘柄コードの横に記号が表示される場合があります。

記号は2種類あり、「D:(Delayed)取引所規定の遅延データ」と「E(End of day):日足以上での表示のみ」を表します。

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ウォッチリストでは、日本語で「遅延」や「終日」と表示されます。

これは取引所の規定により遅延されたレート配信がされている銘柄や1日単位での表示にしか対応していない銘柄(1時間足や15分足は表示不可)という意味です。

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この2種類のうち、D(遅延)と表示されている銘柄は別途、取引所のリアルタイムデータを購入することで遅延が解消されます。

どれだけ遅延されるかは取引所毎に決まっており、東証であれば20分です。

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リアルタイムデータの購入には有料プランへの加入が必要です。別記事で取引所のリアルタイムデータの購入方法を詳しく解説しているので、気になる方はそちらもご一読ください。

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ちなみに、チャートの銘柄コード横に記号が表示されている場合は市場の開始や終了も確認することができます。

カラー別の意味は以下の通りです。

カラー 概要 カラー 概要
オレンジ プレマーケット ブルー アフターマーケット
グリーン 市場開始 グレー 市場終了

何も記号が表示されていない場合はリアルタイムでのチャートが表示されています。もし、記号が表示されている場合は一度、チェックしてみてください。

同じ銘柄コードが複数表示される場合

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TradingViewでは、同じ銘柄でも取引所や提供元ごとに複数の銘柄が表示される場合があります。

日経225の場合、「経済指標としての日経225」「指数CFDとしての日経225」「TradingView提供の日経225」「日経225先物」が同じ検索結果に表示されます。

このうち、日経225のつなぎ足(連続したチャート)を表示させたい場合は「TradingView提供(TVC)」を選ぶのがおすすめです。

複数の銘柄コードが表示される場合はTVCを選ぶ

TVCは「TradingView Calculation」の略で、TradingViewがレート配信を提供している銘柄です。

日経225は日本時間の昼間しか日本市場が開いていないため、連続したチャートにはなりません。そこで「つなぎ足」と呼ばれる連続したチャートが作られています。

TVCと表示のある銘柄はTradingViewが限りなく原資産のチャートに近い形でつなぎ足のレート配信している銘柄なので、まずTVCの表示がある銘柄を選択してみてください。

ちなみに、指数CFDは各証券会社が独自のレート配信を行ってる銘柄です。原資産とレートが多少ずれることがあるのでご注意ください。

TradingView 公式サイト

TradingView公式YouTubeも要チェック!

今回、解説したTradingViewの銘柄コードについて公式のYouTubeチャンネルでも分かりやすく解説されています。

初心者編から上級者向けの解説までTradingViewの使い方が丁寧に紹介されているので、ぜひチェックしてみてください!

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