「フェアバリューギャップ」(Fair Value Gap)をご存知でしょうか。
比較的新しい概念で、特にSMC(Smart Money Concepts)理論の一部として注目されています。実際のトレードでも注目している方、使っている方が多いように思います。
トレビューでFVGを自動表示!オリジナルインジケーターを無料公開

FVGの概念を実際のトレードでスムーズに活用していただくため、TradingView(トレーディングビュー)で機能するFXキーストン専用のオリジナルインジケーター「keys_FVG」を新規作成しました。
どなたでも無料でご利用いただけますので、ぜひ日々の相場分析にお役立てください。
TradingViewでの表示はこちら(2025/09/05 ver1.0)
- 2025年9月5日
- 【TV ver1.0】 フェアバリューギャップを分かりやすくしたインジを公開
※インジケーターへのご質問・改善アイデアあれば、下部のコメント欄に投稿をお願いします!
フェアバリューギャップとは?
インジケーターを使えば自動で表示されますが、相場の本質を理解するために、自力で見つける手順を覚えておきましょう。FVGは「3本の連続するローソク足」だけに注目すれば、以下の3ステップで簡単に見つけることができます。

ステップ1:チャートの中で「勢いの強い大陽線・大陰線」を探す
まずは、前後のローソク足に比べて明らかにサイズが大きい、実体の長いローソク足を探します。これが「2本目」のローソク足になります。
※FVGは、市場の注文が一方に偏り、価格が急激に動いた場所に発生します。そのため、小さなローソク足が並ぶレンジ相場ではなく、トレンドが強く出た大足に注目するのがコツです。
ステップ2:その前後のローソク足(合計3本)をセットにする
目立つ大陽線(または大陰線)を見つけたら、その「1本前のローソク足」と「1本後のローソク足」を合わせて、合計3本のローソク足を1つのグループとして捉えます。
ステップ3:1本目と3本目の「ヒゲの隙間」をチェックする
ここが最も重要なポイントです。1本目と3本目のヒゲの先端を比較し、重なり合っていない「空白の地帯」を探します。
- 買い(上昇)のFVG:
1本目のローソク足の高値と3本目のローソク足の安値の間に空白(ギャップ)がある - 売り(下降)のFVG:
1本目のローソク足の安値と3本目のローソク足の高値の間に空白(ギャップ)がある
この1本目と3本目のヒゲの間にぽっかりと空いた空間こそが、市場の注文が消化されずに残っている可能性が高い「フェアバリューギャップ」です。
注文が集中し、価格が一気に飛び上がったり下落したりした価格帯です。この価格帯では注文したかった参加者もいたりするので、潜在的な需給が残っていることがあります。
よって「公正な価格」を十分に探れていない領域であることから、将来的にその価格帯で再度取引が行われる可能性が高いです。土曜日の相場の終了から月曜日の開始までにある「窓開け」のように、将来的にその領域に価格が戻って「穴埋め」されることと似ています。
FVGを迷わずに見つけるための2つのコツ
- 基準は「実体」ではなく、必ず「ヒゲの先端」
ローソク足の四角い胴体(実体)がどれだけ大きく離れていても、1本目と3本目のヒゲの先端同士が少しでも重なっていれば、そこはFVGとは言えません。必ず「ヒゲの先」を基準にラインを結ぶ癖をつけましょう。 - 「すでに埋められた隙間」と「残っている隙間」を見分ける
3本目のローソク足が確定した後に、さらに4本目、5本目とチャートが進む中で、価格が一度その隙間まで戻ってきてヒゲなどでタッチした場合、そのFVGは「埋められた(消化された)」と判断します。トレードで特に意識すべきなのは、まだ一度も価格が戻ってきていない「未消化のFVG」です。
インジケーターの機能・使い方
このインジケーターをチャートにセットすると、以下のルールに従ってFVGが自動で描写されます。

- サポートとレジスタンスを可視化:
上昇のFVG(買いのギャップ)がサポートゾーンとして、下降のFVG(売りのギャップ)がレジスタンスゾーンとして、長方形でわかりやすく表示されます。 - 未消化のFVGを自動延長:
終値を基準として、価格がそのFVGの価格帯を完全に超える(消化される)までは、現在の価格まで長方形のゾーンが右側に自動で伸ばされます。これにより、「まだ有効なFVG」が一目で判別可能です。
実際の相場で分析
ドル円の日足でFVGを見る
2025年の8月ですが、ドル円はレンジを形成していました。

ちょうどその価格帯がFVGの箇所と重なっていました。このようにレンジとなる範囲を予測することができます。
ゴールドの日足でFVGを見る
2025年6月から2025年8月は青色の価格帯でサポートされ、そして上昇に向かっています。

ゴールドも市場参加者が多いことから、機能しやすいのかもしれません。
5分足・15分足を使ったスキャルピング・デイトレード事例
FVGは日足などの長期足だけでなく、5分足や15分足といった短期足でのスキャルピングやデイトレードでも非常に強力な武器になります。
特にボラティリティ(価格変動)が大きくなるロンドン時間やニューヨーク時間の初動など、市場の注文が一方に偏るタイミングで発生したFVGは、その後の絶好のエントリーポイントとして機能しやすい傾向があります。

たとえば、強い上昇トレンドの中で大陽線が連続して発生し、短期足チャートに明確な「買いのFVG(サポートゾーン)」が形成されたとします。
その後、一時的な利益確定などで価格が下落し、FVGの価格帯に再び足を踏み入れた(穴埋めされた)タイミングが、スキャルピングにおける「押し目買い」の狙い目となります。売りの場合はその逆で、下降のFVGまで戻ってきたところが「戻り売り」のポイントです。
短期足でFVGを使う際の重要なコツ
5分足などの短期足はダマシ(ノイズ)も多くなるため、以下の2点を意識することが勝率アップに繋がります。
- 上位足のトレンドに逆らわない:
1時間足や4時間足が上昇トレンドであれば「買いのFVG」だけを狙い、「売りのFVG」は無視する(または利確の目安程度に留める)といった、上位足に沿ったトレード(マルチタイムフレーム分析)を心がけましょう。 - 損切りラインを明確にする:
FVGを使ったトレードはリスクリワード(損益比率)を良くしやすいのが特徴です。「FVGのゾーンをローソク足の実体で明確に反対側へ抜けたら」、あるいは「FVGを作る起点となった大陽線・大陰線の安値/高値を抜けたら」即座に損切りするルールを徹底することで、大怪我を防ぎつつ利益を伸ばすことができます。
パラメーター設定
FVGの判定ルールは非常にシンプルであるため、現時点では複雑なパラメーター設定は設けておらず、チャートに追加するだけですぐにお使いいただけます。

今後も皆様のフィードバックをもとに改良を続けていく予定です。「ゾーンの色を自由に変更できるようにしてほしい」など、ご質問や改善のアイデアがありましたら、ぜひページ下部のコメント欄へお気軽に投稿をお願いいたします!
TradingViewでの表示はこちら(2025/09/05 ver1.0)
その他のFVGインジケーターはこちら
MT4/MT5版のインジケーターもあります

MT4/MT5を使っている方はこちらも使ってみてください。FVGを改良したインジケーターになります。
FVG(Fair Value Gap)フェアバリューギャップからレジスタンス&サポートに発展したMT4/MT5インジケーター
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ご協力よろしくお願いいたします。




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コメント
【1】利用中のOS:Windows
【2】インジ利用中のツール:TradingView
昨日からkeys_FVGを使わせていただいております。こんなだったらいいなと思ったので実現可能であれば宜しくお願いいたします。
①FVGを個別にクリックしてDeleteなどで削除できるようにしてほしい。
②FVGに髭がタッチしたらFVGを消すというのを個別のFVGで設定できるようにできないでしょうか。
①②どちらも実現できたらいいのですが、せめて①だけでもできたらうれしいです。ご検討宜しくお願いいたします。
OR様
コメントありがとうございます。そしてインジケーターも使っていただき、ありがとうございます。
①に関してですが、左上にインジ名があると思いますが、そこの目のアイコンをクリックすることで一時的に消すことはできます。
②に関しては、必要がないFVGの箇所もあると思いますので、できれば表示されないように機能としてできるよう、できるだけ頑張りたいと思います。アイデアをありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。
ご回答ありがとうございます。①の回答の目のアイコンをクリックすることで一時的に消す場合は全部消えますよね?私が申し上げているのは例えば画面上に10個のFVGが表示されていれば、10個の内5個だけ消すもしくは削除できないでしょうかということです。私の文章が分かりにくくて申し訳ありません。
OR様
お返事ありがとうございます。
個別に指定したものを消すことはTradingViewの仕様でスクリプトではできないです。
直近だけ5つ表示するでしたらできないこともないです。
これからもよろしくお願いいたします。
ご回答ありがとうございます。
承知いたしました。いろいろご検討ありがとうございました。