ダブルトップ&ダブルボトムを自動検出！ネックラインのブレイクでサイン表示したMT4/MT5インジケーター

初心者向けの本やテクニカル分析として、ダブルトップ、ダブルボトムは必ず出てくると言ってもいいと思います。「ダブルトップからネックラインをブレイク！」などなど、チャートを見る上で非常に重要なチャートパターンです。

ただ重要なのが、どこを高値とするか、安値とするか、ということです。

FXキーストンオリジナル！自動でダブルトップとダブルトップを導き出します

いろいろ悩むところですが、どのようにダブルトップ、ダブルボトムを検知しようか考え、一度インジケーターを作ってみました。全てうまく機能するわけではないことをご了承ください。

同じような理論で、三尊（ヘッドアンドショルダー）、逆三尊（逆ヘッドアンドショルダー）のインジも作る予定です。

 

 

 

インジケーターの使い方・見方

ダブルトップのとき

水色のM字がダブルトップになります。

ダブルトップは通常、上昇トレンドの最終段階で現れるパターンですが、このインジケーターに関しては、M字となっているパターンで表示します。

 

ネックラインだけでなく、ダブルトップを形成したレジスタンスのブレイクも重要なサインとして表示されます。

• ネックラインを終値で下にブレイクしたとき、下矢印
• レジスタンスを終値で上にブレイクしたとき、上矢印

レジスタンスのブレイクは、ストップロスを巻き込んだ大きな動きにつながることが多いです。

 

ダブルボトムのとき

ピンク色のW字（逆M字）がダブルボトムになります。

• ネックラインを終値で上にブレイクしたとき、上矢印
• サポートを終値で下にブレイクしたとき、下矢印

ダブルボトムもダブルトップと同様に、ネックラインと2つの安値（特に最安値）が重要になります。

 

ダブルトップ・ダブルボトムでもないが・・・

きれいなダブルトップまたはダブルボトムはめずらしいかもしれません。

しかし、M字やW字（逆M字）のブレイク後には、大きな動きになることがあります。

このインジケーターは、こうしたチャンスを捉えるのに役立つツールです。

 

実際の検証

以下はドル円の日足（2025年9月29日）の例です。

ダブルボトムが3つ重なっている状態となり、しっかりサポートされていることが分かります。この場合は上昇しやすい状況と言えますが、逆に何度もサポートとなる価格帯を突破するとストップを巻き込みながら大きく下落する可能性があります。

 

パラメーターの解説

このインジケーターでは、数値の変更は必要ありません。設定可能なのは、矢印サインのオンオフやラインの色、スタイル、太さのみです。

 

 

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