アヴァトレード・ジャパン取材!国内初のMT5に注目!アヴァトレード・ジャパンの独自性に迫る

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アヴァトレード・ジャパン 訪問取材

アヴァトレード・ジャパンは世界各地でサービスを展開するアヴァトレード・グループの日本法人。数ある国内FX業者の中でも、他にはない独特なサービスを提供しているのがアヴァトレード・ジャパンの大きな特徴です。

国内で初めてMT5の取り扱いを開始。MT4では、厳しい審査を通過したロジックのみを採用している自動売買サービス「AMMA」と「DupliTrade」を提供しています。

アヴァトレード・ジャパンが持つ強みや、サービスに込められた想いとは?アヴァトレード・ジャパンの代表取締役、丹羽広様にZoom取材を実施し、さまざまな疑問にお答えいただきました。アヴァトレード・ジャパンがどんな会社か知りたい方、他とは違うFX業者をお探しの方はぜひご一読を。

アヴァトレード・グループとアヴァトレード・ジャパンについて

アヴァトレード・グループについてお聞かせください。

アヴァトレード・ジャパン 丹羽広社長アヴァトレード・ジャパンは、2011年から第一種金融商品取引業者としてサービスを提供しています。日本のFXの歴史でいうと、リーマン・ショック以前には手数料競争、スプレッド競争を牽引する役割を担っていた外資系の会社がいくつかあったと思うのですが、弊社はそれらの会社が撤退した後に入れ替わるかたちで事業を開始しました。

私たちの実質的な親会社はイスラエルにあり、ユダヤ人のオーナーが複数在籍しています。複数いるといっても、上場会社ではなくてプライベートな会社なのですが。

正直に言うと、競争環境は決して楽ではございません。あらゆる会社、産業が各々で大変だとは思うのですが、FXでいいますと海外無登録業者の存在があると思います。外資系のような外資系じゃないような会社もいっぱいありますし、親会社の周りにも海外無登録系の業者が多数あります。

法規制の厳しい日本の環境でライセンスを得て、規制の枠組みに従って営業するのは不可能に近いと考える金融資本の方たちは多いようで。どうやってんだ、こっちに来いよと私自身が勧誘されることもあるのですが…。

アヴァトレード・グループは各国の規制をきちんと守るという姿勢でいます。日本を含め、例えばオーストラリアや北米(アメリカを除く)、ユーロ圏、アジア、アフリカ、中東の地域においても必ず拠点を作り、ライセンスを持って事業を展開しています。それがハンディキャップになるのは百も承知なのですが、そのような姿勢が我々の特徴です。

日本のルールをしっかりと守り、安心してご利用いただけるサービスを提供しています。また、FXで生計を立てているような、真剣な目線で取引をされている方にとって使えるブローカーを目指しています。各国の規制は守りますし、法人も作って現地の人たちを雇って事業を展開していく。この考え方が多くの外資系とは違うところだと思います。

アヴァトレード・ジャパンの日本での立ち位置は?

アヴァトレード・ジャパンは日本の一般的な大手業者とはビジネスモデルが大きく異なります。国内の大手は日本人の感覚に合ったカスタマイゼーションを行いつつ、世界に例のないスプレッド競争の中で独特の進化を遂げてきました。その国内の大手業者が日本のトップ2になり、かつ世界のトップ2にもなっています。

私たちのオーナーたちは、アヴァトレード・ジャパンもそのような大手業者のようになれとは決して命じていません。まねはしなくてもいい、するべきではないと。後ほどアピールさせていただきたい新商品としてアヴァMT5というものがありますが、そちらはせいぜい米ドル円0.4銭とかユーロ円0.5銭(※)のスプレッド設定となっています。

スプレッド競争の中でスプレッドの縮小を中心として投資家を有利にしようとする。それが実際に投資家保護になっているのかというと、それはちょっと違うのではないかと考えています。結果として弊社はニッチな存在になっていると思います。

(※:スプレッドは原則固定・例外あり)

日本の大手のような戦略は取らないということですが、アヴァトレード・ジャパンが目指すもの、大切にしているものは何でしょうか?

金融庁の有識者懇談会では「日本のFX業者はカバーリスク、市場リスクを積極的に取ることで結果的に投資家の損が利益になっているんじゃないか」ということが指摘されています。

そして、多くの日本のFX会社では自動売買ソフトウェアの使用を禁止しています。ないしは使っていなくても使っただろうと言いがかりをつけて退場を願える、そういった状態になっていますよね。私たちはそうではありません。適正なスプレッドは取るのですが、大いに利益を出してくださいという立場でサービスを提供しています。

日本のFXは9割以上の人が負けていると当然のように言われることがありますよね。それでも、まあいつか勝てるんじゃないかとお金を握りしめて取引を続ける、まるでパチンコか競馬のように言われるような。

そうではなくて、本当の投資ですね。貯金額を伸ばしていくための投資になっていなければならない。そのようなアジェンダが10年以上あったところで、ようやく本当の投資としてのFXを世に提供できるようになってきたと思っています。

今までにない大口のお客様も弊社サービスを利用され始めている状況を見ると、ギャンブルの仲間だったFXが投資ツールとして認められる時代がやっと来たのだと感じています。弊社はそのような時代のニーズに応えうる、ニッチな業者として存在感を持ってサービスを提供していきたいと思っています。

貴社を長年利用されているお客様が、アヴァトレード・ジャパンを選んでいる理由は?

アヴァトレード・ジャパン 丹羽社長 金谷様

弊社はスプレッドが特に低水準というわけでもないのに、けっこう多くのお客様が付き合ってくださっています。その理由は、今まで申し上げてきたような弊社の姿勢、提供しているシステム全般にあるのではないでしょうか。

スプレッドが表面的に狭いこと自体が、必ずしも投資家に有利に働くことばかりではないのかなと。昔から言われているスリッページの問題、リクオートやリジェクトの問題のように、見た目のスプレッド以上に隠れた取引コストが投資家に課せられているんじゃないかと思います。

弊社を選んでくださっているお客様は、他社と見比べていただいて「ちょっとアヴァは他とは違うな」と感じているのではないでしょうか。アヴァトレードはそういう会社なんだと。それが結局、お客様のお金が減らずに増えていくという結果につながり、他社に比べて口座のライフスパンが著しく長いという結果にも表れているのだと思います。

MT5を国内で初めて提供、その狙いとは?

MT5を国内で初めて提供されましたが、その狙いや想いについてお聞かせください。

MT5が日本で流行らないのは、MT4で使っているEAがMT5では使えないことが一番のネックですよね。それなら、MT5を裁量トレーダー向けに提供しようと考えました。裁量トレーダーの方々は、主に日本の大手FX会社を利用されている客層ですので、その方たちに異なるメニューの1つとしてアヴァMT5をお出しするというかたちです。米ドル円0.4銭やユーロ円0.5銭(※)のスプレッドの狭さだけではなく、挙動面やデータ面で整備されていることを見ていただければ、アヴァMT5は魅力的なツールだと感じていただけるだろうなと。

もちろん、日本の低スプレッドに慣れていて別にそれで構わないという方も多くいらっしゃると思います。ですが、逆にもうこりごりだという方もたくさんいらっしゃるようです。その方々にとっては、実際にアヴァMT5のチャートで配信しているリアルレートを見ていただくと、これならやれそうだという感覚を得ていただけるのではないでしょうか。

MT4では自動売買を、アヴァMT5では裁量取引を行っていただければと思っています。MT4では引き続き、投資家の皆さまに利益をもたらしてくれるような自動売買ロジックを日々探して、厳しい審査をしながら新しいものを導入していきます。アヴァMT5の方は現段階では自動売買には注力せずに、他社の裁量取引で困っている方がいれば、その方々の受け皿になればいいと考えています。

(※:スプレッドは原則固定・例外あり)

アヴァMT5の強みはどのあたりにあるのでしょうか?

あくまでMT4・MT5はチャートツール、取引ツールですので、バックボーンとして大事なのは配信力であり、どういうカバー先体制を取っているのかだと思います。それをいかにストレートにお出しするかが重要になってくると思いますので、弊社はプライムブローカーであるバークレイズや、ECNであるトムソン・ロイターといった企業との関係にものすごく力を入れています。ECN、プライムブローカーを通じて配信されるレートを、余計なティックを入れることなくストレートにお客様にお届けしている。間にディーラーとかがいないんですね。すべて全自動で行っていて、軽量化しています。このことがアヴァMT5の特徴の1つです。

非常にシンプルにやっていることがレートにも反映されていますので、よく見ると分かっていただけると思います。このあたりは私たちがとやかく言うよりも、日本の大手の会社を使っていらっしゃる方にアヴァMT5で実際に取引をしていただいて、その挙動の違いなどを実感していただくのが早いですね。それが皆さまに対する答えになると考えています。

アヴァMT5のヒストリカルデータでその証拠が確認できるとYouTubeでおっしゃってましたね。

そうですね。MT5にはヒストリカルデータをティックから取れる機能が備わっています。アヴァMT5上では1週間~1カ月程度、アヴァMT5からcsv形式でエクスポートするとさらに長期(ドル円は2011年11月から、ユーロドルは2013年1月から)にわたりダウンロードが可能です。1分足データであれば2000年からのデータを確認することが可能です。重要な経済指標発表時にどんなレートを配信したかというのが確認できますので、お客様にはそこを見ていただきたいですね。

アヴァトレード・ジャパンのNDDについて

アヴァトレード・ジャパンがNDDを採用するこだわりは?

日本に限らず、大口で取引をされるお客様が多くいらっしゃるので、NDDは使わざるを得ないということがあります。ですが、私たちもNDDがすべてだとは決して思っていません。

2015年1月15日、忘れることができないスイスフランショックというものがあり、これがトリガーとなっていくつかの会社が無くなってしまいました。その一部は、私の知る限りでは世界中の店頭デリバティブブローカーの中でも数少ないまともな会社だったんですね。インターバンク市場へのヘッジ比率でいうと我々と同じか、むしろ我々よりも高いぐらいの会社でした。

では、なぜ倒産したのかというと、スイスフランショックのときに投資家が大きな未収金を出したからです。どれだけ未収金を出してもブローカー側がそれを100%呑んでいれば相殺できるわけですね。であれば倒産しないわけですよ。それをしていなかったから、かつお客様の損失が大きかったから潰れたということですね。

お恥ずかしながら我々も大きな損失が出ました。我々はフルヘッジに近い、93%をマーケットにヘッジしています。しかし、会社の体力があったことと事前にお客様のポジションを減らすことができたので、倒産するような事態にはなりませんでした。

本当はNDDだからいいですよとお伝えしたいのですが、話はそんなに単純ではないのです。マーケットメイクがすべてだというのは極端なのでしょうが、NDDを採用していない大手業者のようにマーケットメイク力もある程度備わっていないと、お客様の損失に会社が耐えられないということがあります。

ただ100%呑んでいると、例えばお客様が一斉に円売りドル買いをした翌日に、あり得ないかもしれませんが10円円安ドル高になったとしたら、丸呑みしている会社は一挙に潰れるわけですよ。これも不健全だと。

弊社は大口のお客様にご利用いただきながら、小口のお客様にもご利用いただいている。いろんなレンジのお客様がいらっしゃる中で、NDDというのはもう会社の骨格として置いておかざるをえません。瞬時瞬時の注文については社内マリーを行っています。そうしなければ米ドル円0.4銭(※)は出すことができませんから。

しかし、いわゆる未カバーポジションが何時間も続くような運営は絶対にやっていません。我々がライセンスを貰っているアイルランドやヨーロッパの規制ではそういった部分に対して非常に厳しいですので、そこは公正にやらせてもらっています。

(※:スプレッドは原則固定・例外あり)

アヴァトレード・ジャパンの自動売買の強みは?

アヴァトレード・ジャパンの自動売買の強みについてお聞かせください。

アヴァトレード・ジャパンの自動売買サービスは、AMMAとDupliTradeの2本立てでビジネスを牽引しています。

弊社が提供しているAMMA(Ava MT4 Multi Agent、アンマ)は、海外業者がよく取り扱っているMAM(Multi Account Manager、マム)を日本で遵法的に利用できるように、私たちがカスタマイズしたものになります。AMMAでは約20種類ある売買ロジックからお好きなものを選んで自動売買を始めていただけます。

AMMA

この選択肢となる売買ロジックの候補者を集めてくるのがまず大変なんです。ロジックを集めておしまいではなくて、お客様に勝っていただかなければいけません。そのために我々の投資分析者や投資助言代理業に関わる監督責任者、統括責任者が非常に厳しい審査を行います。

安定的に利回りを出せているか、ドローダウンが利回り以下に収まっているのか、どういうロジック設計の思想で作っているのかなどをヒアリングして、そのヒアリングシートをページ上で公開して、過去の成績も出して利用者を募集する、そのような流れでサービスを提供しています。これが現在、MT4の方ではビジネスのコアな部分になりつつありますね。

また、DupliTrade(デュプリ・トレード)という自動売買もMT4で提供しています。DupliTradeは、プロのトレーダーが自分のリアル口座で実際に売買した、そのシグナルがコピーされて日本のお客様に届く独特のサービスです。

DupliTrade

似たようなサービスが多い中でDupliTradeは圧倒的に扱っているロジックの数が少ないです。もう一桁しかない。なぜそれだけ少ないのかというと審査が厳しいからですね。アヴァトレードの経営姿勢と似ているんですけども、とにかく投資家に勝ってもらいたいので。

DupliTradeにロジックを提供している人は世界中にいます。この人たちは決済利益が出たトレードからしか報酬が貰えないんですよ。とにかく勝つことにインセンティブがある。モチベーションがあると。そういう契約でやっています。

もともとDupliTradeは、相場情報を配信しているInvesting.comというサイトが提供していたのですが、M&Aが成立してアヴァトレード・グループが買収することになったんです。アヴァトレード・ジャパンからすると兄弟会社になったということです。赤の他人からシグナルを貰うのは法的にいろいろと問題があったのですが、親会社を通じて貰うかたちになり、接続が非常に楽になりました。日本の登録会社ではアヴァトレード・ジャパンでしかDupliTradeはお使いいただけません。

今後のビジョン、ユーザーへのメッセージ

今後のビジョン、ユーザーへのメッセージをお聞かせいただけますでしょうか。

アヴァトレード・ジャパン 丹羽広社長冒頭でも申し上げたように、アヴァトレード・ジャパンは日本のFX業界においてニッチな存在でいて構わないと、オーナーから言われています。そうは言っても十分な利益を上げていく必要もあります。日本の大手のようになるか、海外無登録業者のようになるかのどちらかしかないんじゃないかと思われている中、アヴァトレード・ジャパンはそのないと思われている位置にいる珍しい会社です。自分で言うのもなんですが絶滅危惧種だと思っています。絶滅危惧種だからこそかわいがってくれる方がいてくださる。

そのような存在を地道にアピールしていくことが大事で、そのためにアヴァMT5がいいきっかけになっていますし、MT4では自動売買サービスの勝率を上げるために、より優秀なロジックを仕入れていきます。不退転の決意で頑張るという考えでいます。投資家の皆さまには、1回だまされたと思ってアヴァMT5を使ってみていただきたいと思っています。

アヴァトレード・ジャパン 公式サイト

【アヴァトレード・ジャパン 会社概要】
商号 アヴァトレード・ジャパン株式会社
(Ava Trade Japan K.K.)
所在地 〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目18番1号赤坂ヒルサイドビル4階
連絡先 コロナ対応のため現在は公式サイトよりライブチャットにて対応中
設立年月日 2007年3月9日
資本金 1億円
代表者 代表取締役 丹羽 広
登録番号 関東財務局長(金商)第1662号
加入協会 一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 日本投資顧問業協会

【編集後記】

アヴァトレード・ジャパン取材新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、今回はZoomで取材をさせていただきました。普段とは違ったインタビュー形式ではあったのですが、丹羽様と金谷様は快く取材に応じてくださり、終始リラックスした雰囲気でお話を聞くことができました。

国内の大手業者のようなやり方ではなく、独自のニッチな路線でサービスを展開しているアヴァトレード・ジャパン。「FXで生計を立てているような、真剣な目線で取引をされている方にとって使えるブローカーを目指す」という強い想いが感じられるインタビューでした。

当サイトでは今後も、アヴァトレード・ジャパンの魅力について、さまざまな角度からお伝えしていきます。アヴァトレード・ジャパンに興味が湧いた、利用してみたくなったという方は、ぜひ公式サイトもチェックしてみてくださいね。


取材:FXキーストン 編集部
取材日:2020年6月15日
取材協力:アヴァトレード・ジャパン株式会社 代表取締役 丹羽広 様、リテイル事業本部長 金谷雄亮 様

アヴァトレード・ジャパン 公式サイト