杉田先生と共同開発。RSIダイバージェンスとヒドゥンダイバージェンスを検知するMT4インジケーターの解説

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Win-invest Japanの杉田勝氏とお話をする機会があり、杉田氏監修のもと、RSIでダイバージェンスとヒドゥンダイバージェンスのラインを表示するインジケーターを開発しました。

RSIダイバージェンスとヒドゥンダイバージェンス

RSIにボリンジャーバンドも表示させました。これは齊藤トモラニ氏が開発したWBR(Win-Bollin-Rsi)です。そのWBRにダイバージェンス、ヒドゥンダイバージェンスが出現したときにアラートが鳴ります。ちなみにヒドゥンダイバージェンスは「リバーサル」「リバーサルシグナル」とも呼ばれます。

 

ポイント

杉田勝氏とは!?

2006年から日本国内初のFXスクールを運営。現在はウィンインベストジャパン取締役会長。著書に「FX先生」「FX ほんとうに稼いでいるトレーダーの解体新書」、DVDに「杉田勝のエリオット波動 応用実践編」「エリオット波動とサイクル理論による相場分析」があります。

「初心者の方は、比較的ダイバージェンスを見つけるのは簡単だが、ヒドゥンダイバージェンスを見つけるのは難しい。中級者でもヒドゥンダイバージェンスを見落としてしまう。」

そんな杉田先生のご要望に応えるために、MT4のインジケーター開発が始まりました。何度も修正を試み、納得のいくものが遂に完成しました。

インジケーターのセットアップ方法

MT4に新しくインジケーターを入れる方法を動画付きで解説しました。下の「インジケーターのセットアップ方法を表示」をクリックすると観ることができます。


インジケーターを表示する方法

メニューバーにある「ファイル」から「データフォルダを開く」をクリックします。

次に「MQL4」フォルダー内の「Indicators」フォルダーに「RSI_divergence.ex4」を入れます。

そしてMT4を再起動させます。

ナビゲーターを表示させて、「RSI_divergence」をダブルクリックまたはドラッグ・アンド・ドロップさせます。

パラメーターを変更後、最後に「OK」を押すとインジケーターが表示されます。

 

RSIダイバージェンスインジの解説

RSIのダイバージェンスとヒドゥンダイバージェンスを検出。そしてアラート機能付きです。RSIにはボリンジャーバンドを表示させます。

RSIダイバージェンスの見方

ダイバージェンスが出現したらラインで分かるようになっています。同じ色になっているものが対になっています。ダイバージェンスもヒドゥンダイバージェンスも両方表示させることができます。

ラインの出現時に矢印を表示させることもできます。もちろん、ラインの色や太さも変更できます。

パラメーターの入力設定

RSI期間

デフォルトでは9です。一般的なRSIの期間の14にも変更できます。

ボリンジャーバンドの表示

ボリンジャーバンドを表示させるためtrueになっています。消す場合はfalseにしてください。

ボリンジャーバンド期間

デフォルトでは50です。

タイプ

このタイプの設定でダイバージェンスとヒドゥンダイバージェンスの表示の設定をします。

両方表示させる場合は、ダイバー&ヒドゥンを選びます。

アラート

デフォルトでfalseになっています。このアラートはポップアップに表示されるアラートです。アラートは便利なのでtrueにすることを推奨します。

アラートはダイバージェンスが確定しなくても早い段階で鳴るようになっています。終値が確定してからダイバージェンスの最終確認をしてください。

ラインの色

ダイバージェンスまたはヒドゥンダイバージェンスが出現したときにその個所に対応したラインの色を変更できます。背景色に合った色に変更してください。

ラインの太さ

上記のラインの太さを変更できます。1から5まで太さがあります。

検証の範囲レベル

[検証の範囲レベル]は検知した高値/安値の数を表しています。デフォルトは10です。このままの数値を使ってもいいですし、どの範囲までさかのぼってダイバージェンスと捉えるか調整することもできます。この数が多ければ過去にさかのぼる数が増えます。ただし計算量が多くなり、重くなる可能性があります。

検証範囲

現在からのロウソク足の数を表し、500本、1000本、2000本、5000本、全部から選ぶことができます。500本は表示範囲が狭いですが、計算量が少なくなるので動作が軽くなります。

矢印を表示

ダイバージェンスとヒドゥンダイバージェンスを両方表示させたときにどちらに向かうのか分かりづらいかと思い、機能を付けてみました。

矢印の大きさ

矢印を表示させた場合の大きさです。デフォルトは2です。

色の設定

RSIとボリンジャーバンドの色、太さ、線のスタイルが変更可能です。

0:RSIのライン、1:ボリンジャーバンドのアッパーバンド、2:ボリンジャーバンドのロアーバンド、3:ボリンジャーバンドのミドルバンド

 

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このインジケーターはWin-invest Japan株式会社様との共同開発になります。具体的な手法を知りたい方、このインジケーターを使いたい方はこちらから購入することができます。

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