【IG証券】ビットコインETF(暗号資産ETF)取り扱い終了/IBIT・ETHAの両方が対象

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ビットコインETF(暗号資産ETF)取り扱い終了

2025年11月17日、IG証券が暗号資産ETF CFD取引の取り扱い終了を発表しました。下記は同社公式サイトのニュースリリースより抜粋したもの。

取扱終了はIBIT(iシェアーズ ビットコイン トラスト ETF)、ETHA(iシェアーズ イーサリアム トラスト ETF)の両方が対象です。

ビットコインETF(暗号資産ETF)取り扱い終了

これは、2025年10月31日に金融庁が、暗号資産ETFを原資産とするデリバティブ商品に関する考え方を示すため、「金融商品取引業等に関するQ&A」の改訂をしたことを受けての対応。

金融庁の同改訂では、「海外で組成された暗号資産ETFを原資産とするデリバティブ商品を取り扱うこと」に関して、「金融庁としては望ましくないと考えています」と明示。

今後、IG証券では2025年12月1日(月)より暗号資産ETF CFDの新規建て注文の受付を停止。既にポジションを保有されている場合は、2026年1月31日(土)が決済期限です。この期限までに決済されなかったポジションは強制決済されます。

IG証券の対応に関する詳細は、同社公式サイトをご確認ください。

また、当記事の以下では、取り扱い発表時などの情報を参考として掲載しています。

IG証券がビットコイン・イーサリアムのETF CFDを開始(※取扱終了)

IG証券がビットコイン・イーサリアムのETF CFDを開始

IG証券では2025年9月30日(火)より、CFD取引サービスにて暗号資産ETFの提供を開始しました。ただし、冒頭でお伝えした通り、同社の暗号資産ETF CFDは取り扱い終了となります。

追加された暗号資産ETFは「i シェアーズ ビットコイン トラスト ETF」「i シェアーズ イーサリアム トラスト ETF」の2銘柄でした。

IG証券で扱われていたのは、暗号資産ETFのCFD取引でした。現物取引には非対応。

IG証券の暗号資産ETFのCFDでは、最大5倍のレバレッジを適用。最小1ロットから取引可能であり、少ない証拠金額から取引可能でした。

IG証券 公式サイト

 

IG証券のビットコインETFの課税について

IG証券のビットコインETFの課税について

IG証券の暗号資産ETFは「申告分離課税」対象の可能性

IG証券でのビットコインETFおよびイーサリアムETFのCFD対応に際して、税金面が気になる方は多いと思います。

通常の取引所などで暗号資産を取引した場合、税率の高い総合課税が適用されるため、多くの方が頭を悩ませているはず。

通常、CFD取引では「申告分離課税」が適用されます。申告分離課税の税率は20.315%。

しかしながら、何度もお伝えしている通り、IG証券での暗号資産ETF CFDの取り扱いは終了します。

 

【補足】IG証券のETF CFDは取引手数料が発生

IG証券では株式CFDの取引に際して取引手数料が発生するのですが、これは、ETF CFDにも適用されます。ビットコインETFとイーサリアムETFの場合、取引手数料の内訳は以下の通り。

・取引手数料:ロット数 × 2.2セント
・最低手数料:16.5米ドル

取引数量が750ロットを超えなければ最低手数料を上回らない計算(=750ロット以下であれば取引手数料は一律16.5米ドル)です。

また、ポジションを翌日に持ち越した場合は「ファンディングコスト」による受け払いが発生します。

IBITのファンディングコストについて

IBITのファンディングコストについて

上記は、IG証券で実際にIBITを保有したときの取引コストです。

2025年10月14日時点では、ファンディングコストが1株あたり1日2円です。ただし、この数値はあくまでも掲載時点の情報です。

 

IG証券で暗号資産ETFを取引する方法は?(※取扱終了)

IG証券でビットコインETF・イーサリアムETFを取引する方法は?

IG証券でビットコインETF・イーサリアムETFを取引できるのは分かったけど、具体的にどうやって取引するの?

と気になる方のために、以下では、IG証券の口座開設〜取引までの流れを解説しています。

IG証券での暗号資産ETF CFDの取り扱いは終了となるので、あくまで参考にはなりますが、興味のある方はご参照ください。

IG証券の口座開設(無料)

まずは、IG証券で新規口座開設を行いましょう。

下記リンクより公式サイトにアクセスしていただき、「無料口座開設はこちら」のボタンをクリックしてください。

以降は指示に従って手続きを進めましょう。PCでもスマホでも手続き可能です。

取引画面で暗号資産ETFを表示・取引(PCツール)

以下では、口座開設完了後の操作を紹介します。先にPC版取引ツールの操作から。

まずは、PCブラウザにてIG証券のマイページ(My IG)にログインしましょう。

取引画面で暗号資産ETFを表示・取引

IG証券にはアセットクラスによって口座が分かれています。暗号資産ETFを取引する場合は「バラエティ(VIX他)」の「取引画面を開く」をクリック。

取引画面で暗号資産ETFを表示・取引

取引画面が表示されたら、次は暗号資産ETF銘柄を探しましょう。

左側のメニューに「ETF」の項目があるので、こちらをクリック。

「i シェアーズ ビットコイン トラスト ETF (24時間)」「i シェアーズ イーサリアム トラスト ETF (24時間)」を含む銘柄が表示されるので、取引したい銘柄をクリックします。

取引画面で暗号資産ETFを表示・取引

上記画像は、「i シェアーズ ビットコイン トラスト ETF (24時間)」の取引画面になります。チャート分析をしながら、複数ある注文方法を使って取引が可能。

取引画面で暗号資産ETFを表示・取引(スマホアプリ)

次に、IG証券のスマホアプリでの手順を紹介します。アプリはApp StoreもしくはGoogle Playで無料ダウンロード可能。

ダウンロードできたら、IG証券のスマホアプリを起動し、ログイン。

取引画面で暗号資産ETFを表示・取引

暗号資産ETFを取引する場合は「バラエティ(VIX他)」に切り替えましょう。

左上の項目をタップして、「バラエティ(VIX他)」を選択。

取引画面で暗号資産ETFを表示・取引

次に、暗号資産ETF銘柄を探しましょう。

下部メニューの「マーケット」をタップし、「ETF」を選択。

「i シェアーズ ビットコイン トラスト ETF (24時間)」「i シェアーズ イーサリアム トラスト ETF (24時間)」を含む銘柄が表示されるので、取引したい銘柄をタップします。

取引画面で暗号資産ETFを表示・取引

上記画像は、「i シェアーズ ビットコイン トラスト ETF (24時間)」の取引画面になります。取引はもちろん、スマホアプリ内で30以上のテクニカル指標を使ったチャート分析も可能です。

 

IG証券はどんな証券会社?

IG証券

IG証券は、ロンドンに本拠地を構えるIGグループの日本拠点。IGグループは50年以上の歴史を持ち、ロンドン証券取引所に上場、FTSE250種総合株価指数にも採用されています。

日本国内では2002年創立、長年に渡ってFXおよびCFDをメインに、多彩な金融サービスを提供。バイナリーオプション、ノックアウト・オプションも対応しています。

CFDでは株価指数・商品・株式など、17,000銘柄以上もの取り扱いがあります。CFD取り扱い業者は国内で増加傾向にありますが、IG証券の対応数は他社を圧倒するほどです。

また、IGグループがネーミングライツ(命名権)を獲得した大型アリーナ「IGアリーナ」が名古屋にグランドオープン。同アリーナがきっかけで、IG証券を知った方も多いのではないでしょうか。

IG証券 公式サイト

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