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TradingViewでIMMポジション（COTレポート）を表示する方法は？オリジナルインジも無料公開中！
この記事ではTradingViewでIMMポジションを表示する方法について解説していきます！
IMMポジションを表示するにはいくつか方法があります。FXキーストン限定のオリジナルIMMインジケーターも無料公開しているので、ぜひチェックしてみてくださいね！
IMMポジション（COTレポート）について
IMMポジション（COTレポート）は米国の商品先物取引委員会（CFTC）が集計しているデータです。毎週金曜日に発表され、その中でも「Non-Commercial（投機筋）」の未決済建玉に関する情報が注目されています。
通貨先物の投機筋がどのようなポジションを持っているのか、ポジションに偏りがないかを把握できます。
上記は、OANDA証券が公開しているIMM通貨先物です。ネット（売りと買いの差）がヒストグラムで表示されています。上記であれば、投機筋のポジションが円売りに傾いていることが分かります。
米ドル円であれば、円売り（円安）は上昇要因になりますが、傾いた投機筋のポジションが解消されるとき（巻き戻し）に相場は大きく動きます。毎週、火曜日締めの数値が金曜日に発表されるため、即時性はありませんが相場の大局を判断する材料として重要なデータです。
IMMポジションをTradingViewで表示するには？
次は、IMMポジションをTradingViewで表示する方法について解説していきます。
トレーディングビューの公式サイトを使う
上記はトレーディングビューが公式インジケーターとして公開しているIMMポジションのスクリプトです。
「商業ヘッジャー（Commercial Hedgers）」「大口トレーダー（ Large Traders）」「小口トレーダー（Small Traders）」の3種類を折れ線グラフで表示します。
実際に使ってみた感想としては「英語表記で分かりにくい」「数値で確認できない」など、英語が苦手な方には使いにくいインジケーターかと思います。
Commitment of Traders: Total — Indicator by TradingView
█ OVERVIEWThis indicator displays the Commitment of Traders (COT) totals data for futures markets.█ CONCEPTSCommitment ...
www.tradingview.com
コミュニティ・スクリプトを使う
もう一つは全世界のプログラマーが有志で公開しているコミュニティ・スクリプトです。
インジケーターの検索画面で「COT」と入力するとIMMポジションのインジケーターが表示されます。
上記は「いいね！」の数が最も多い「COT Report Indicater」というスクリプトです。
こちらは、折れ線グラフに加えて、それぞれのロングとショートポジションの割合、ネットのポジション量が数値で確認できます。
このインジケーターでも問題ないかと思いますが、日本語対応していない点がネックです。
【オリジナル】TradingViewインジケーター公開中！
FXキーストンでは、TradingView・MT4・MT5のオリジナルインジケーターを開発・無料公開しています。
毎月1万5千件以上のダウンロードがあり、多くの方にご利用いただいております。メールアドレスの登録なども必要ありません。
ダウンロードしてすぐに利用できるので、気になるインジケーターがあればぜひご利用ください。
【日本語対応】IMMポジション表示インジケーター
弊社オリジナルのTradingViewインジケーターとして「IMMポジションを表示するスクリプト」を無料公開しています。
通貨を選択すると買いポジション、売りポジション、ネットの数量を表示。合わせてグラフとヒストグラムで流れを把握できる仕様です。
上記であれば、ヒストグラムが上から下に下がる＝ネットの円買いが増加していたところからのポジション解消→円売りの動き（ドル円は上昇）という流れが見てとれます。
IMMポジションは週次の発表なので、足種も週足で表示しています。相場の大局的な流れを把握しておくのに役立ちます。
もちろん、パラメーター調整も日本語表記です。テーブルの表示はON/OFFが可能。グラフやヒストグラムは自由にデザインとカラー変更ができます。
誰でも無料でご利用いただけるので気になる方はぜひチェックしてみてください！
FX会社のIMMポジションも便利
一部の国内FX会社の中にはIMMポジションを公開している会社があります。
外為どっとコム
外為どっとコムはスマホアプリ内でIMMポジションの表示ができる貴重なFX会社です。
口座開設された方であれば無料で利用可能。スマホアプリでIMMポジションが確認できるのは非常に便利です。
スマホアプリの「マーケット」から「IMMポジション」を選択すると、「投機筋のポジション」と「総建玉の推移」が確認できます。
外為どっとコムのスマホアプリは非常に高機能です。IMMポジション以外にも20種類以上のテクニカル指標を搭載、10種類以上の注文方法とチャート上でのレート指定など細かい部分まで工夫が凝らされているアプリです。
「スマホでもトレードする」という方は外為どっとコムをぜひチェックしてみてください！
セントラル短資ＦＸ
セントラル短資ＦＸでは公式サイト上で「シカゴIMM通貨先物ポジション推移」を公開しています。
同社のサイトでは日本円、カナダドル、ポンド、豪ドル、NZドル、スイスフラン、ユーロ、メキシコペソのポジションが確認可能。
それぞれの通貨を選択すると棒グラブで表示され、これまでの流れを把握しやすいグラフになっています。
セントラル短資ＦＸといえば長年に渡って国内でサービス提供を続けてきた老舗FX会社。会社としての信頼性で選ぶならセントラル短資ＦＸにもぜひご注目を。
FXのことならセントラル短資ＦＸ
シカゴIMM通貨先物ポジション推移を掲載しています。
www.central-tanshifx.com
OANDA証券
OANDA証券も公式サイト上で「IMM通貨先物ポジション」を公開しています。
同社はFX通貨以外にも株価指数、商品、債券のデータも公開しており、S&P500やゴールドの数値も確認できるのが特徴的です。
通貨先物に関しては、「JPY（円）」のみ口座開設なしで閲覧が可能。それ以外の通貨はSILVER会員（口座開設者の最初のステータス）限定です。ゴールドもSILVER会員から閲覧できます。
OANDA証券は情報提供に力を入れている会社です。IMMポジションの他にも、「オープンオーダー/オープンポジション（売買比率・注文比率）」や「同社を利用する勝ちトレーダーと負けトレーダーの特徴」など他社では見れないような情報が数多く公開されています。
気になる方はぜひ公式サイトを覗いてみてください！
IMM通貨先物ポジションの推移チャート
IMM通貨先物市場における投機筋（建玉明細の報告が義務付けられている大口取引のうち、非商業（Non-Commercial）のデータ）のポジション推移をグラフ表示。CFTC米国先物取引委員会が毎週火曜日営業終了時点のものを週末に発表するデータ...
www.oanda.jp
