ロスカットシミュレーション（証拠金シミュレーション）をチャート上で計算するTradingViewインジケーター

「スキャルピングでトレードしたい。」「スワップ狙いでポジションを持ちたい。」

そんなときに気になるのが、ロスカットされる価格です。

必要証拠金・ロスカット計算をトレーディングビューのチャート上でします！

どれだけの数量（ロット）を保有するかで必要証拠金がわかります。その必要証拠金と入金している資産額で、証拠金維持率が分かります。

それらから、ロスカットとなるレートを自動的に計算して表示するインジケーターを作成しました。

現在の価格からどれだけ離れているのか、チャート上でロスカットラインの水平線も表示します。
非常に便利なツールです。ぜひ一度お試しください。

 

 

ロスカットとは

「ロスカット（Loss Cut）」とは、損失が一定の水準に達したときに、FX業者が強制的にポジションを決済して損失の拡大を防ぐ仕組みのことです。

ここで重要になるのが、「証拠金維持率」（ロスカット率）です。

• 証拠金維持率（％）＝ 純資産額 ÷ 必要証拠金 × 100

価格の変動により、証拠金維持率が一定の割合以下になったときに、強制決済されます。

FX会社	ロスカットライン・証拠金の計算ツール
みんなのFX	証拠金シミュレーション https://min-fx.jp/market/margin/
LIGHT FX	証拠金シミュレーション https://lightfx.jp/market/margin-simulator/
GMOクリック証券	ロスカットシミュレーション https://www.click-sec.com/corp/guide/fxneo/simulation/
外為どっとコム	ロスカットシミュレータ https://www.gaitame.com/service/fx/rules/losscut/simulator/simulator.html
ヒロセ通商	計算ツール https://hirose-fx.co.jp/contents/keisan/
SBI FXトレード	ロスカットシミュレーション https://sim.sbifxt.co.jp/
DMM FX	証拠金シミュレーション https://fx.dmm.com/fx/service/margin/
松井証券	証拠金シミュレーション https://www.matsui.co.jp/fx/margin-sim/

 

インジケーターの特徴と使い方

パラメーターにレバレッジ、数量（Lot）、1ロット（万通貨）、証拠金維持率（％）、純資産額（円）を入力し、インジケーターを表示すると右上に表とロスカットされる価格のラインが表示されます。

リアルタイムで現在レートをもとに必要証拠金が計算されます。ロスカット時には、レートがロスカットラインのレートにまで変動しており、ロスカット時の必要証拠金は入力したレートで計算した必要証拠金と異なるため、これが売り買いで現在レートからの差額が違う原因となります。

ロスカットラインの右括弧内は現在の価格との差を示しています。

FX業者により、証拠金維持率に違いがあったり、採用する価格の違い、計算による誤差など、違いがあります。計算結果は目安としてご利用ください。

 

現在の価格ではなく、指定した価格

例えば150円でエントリーした場合のロスカットラインを知りたいというときもあると思います。

パラメーターにある「現在レート」のチェックをオフにし、「手動でレート設定」の項目に150と入力してください。入力した150円を基準としたロスカットラインが計算されます。

 

この150円をチャート上で変更することができます。

指定した価格に青いラインが表示されます。このラインをクリックすると丸いマークが表示されますので、これをドラッグすることで、チャート上で視覚的に設定することができます。

 

パラメーター設定

赤く囲まれた項目は必須入力です。

• レバレッジ・・・国内業者の個人では25倍なので25になります。法人はFX業者によって異なります。
• 数量（Lot）・・・ポジション数です。
• 1ロット（万通貨）・・・1ロットの単位です。1ロット1万通貨であれば1、1ロット10万通貨であれば10、1ロット1000通貨であれば、0.1になります。
• 証拠金維持率（％）・・・100%の業者もあれば、50%の業者もあります。ご利用のFX業者に合わせてください。
• 純資産額（円）・・・取引口座に入金されている残高です。

 

スタイル

ラインは水平線、テーブルは右上の表になります。

インジケーターを表示しないときは、インジケーター名の横にある目のマークをクリックして非表示にできます。

 

 

 

その他の分析補助となるインジケーターはこちら

 

口座連携を使えばTradingView上での取引が可能

TradingViewで「口座連携」を行うと、TradingView上での取引が可能となります。上記画像のように、当サイトのオリジナルスクリプトを表示させつつ、TradingViewでそのまま注文も可能。

ただし、口座連携に対応している国内業者はごく僅かです。連携対応の国内業者と、各社の対応銘柄を以下にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

TradingViewの「口座連携」とは？

連携対応業者	TradingView対応銘柄 （※連携後、TradingView上で取引できる銘柄）	公式サイト
サクソバンク証券	・FX（150銘柄以上） ・株式【CFD】（米国株や日本株など約8,500銘柄以上） ・商品【CFD】（金や銀など） ・株式【現物】（米国株など11,000銘柄以上） ・先物（株価指数や商品など）	詳細
ウィブル証券	・株式【現物】（米国株と日本株）	詳細
FOREX.com	・FX（150銘柄以上） ・株価指数【CFD】（17銘柄）	詳細
OANDA証券	・FX（約70銘柄）	詳細

 

 

オリジナル・インジケーター 人気ランキング

 

 

ご質問・ご要望の一覧はこちら