FX会社へ転職するには?募集職種や年収、条件などをチェック!

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FX会社へ転職するには?

ここではFX会社への転職・就職を考えている方のために、FX会社とはどんな業務を行っているのか、どんな職種を募集しているのかをまとめています。当サイトではFX会社のサービス比較を10年以上にわたって行い続けてきました。現在サイトには20社以上のFX会社を掲載。各社を長年チェックし続けてきた知識を活かして、今回は「FX会社への転職」という観点からFX会社を紹介します。FX会社への転職をお考えの方はぜひ参考にしてみてくださいね。

※:記載内容は2019年7月30日時点に各社公式サイトにて確認した情報です。

FX会社ってどんな業者?仕事内容は?

FX会社は現在国内に約50社存在します。GMOクリック証券やDMM.com証券、外為どっとコムなどが有名ですね。GMOクリック証券やDMM.com証券はネット証券会社であり、複数の金融商品を取り扱っていてサービスの1つとしてFX取引を扱っています。

FXは基本的にネットを介して行う取引です。FX会社の業務としては、お客様の口座開設などをサポートするカスタマーサポート、広告業務などを担うマーケティング、金融機関へのカバーディーリング業務、取引システムや取引ツールの開発や改善を行うエンジニアやプログラマーなど多岐にわたります。募集している職種はFX会社によって異なりますが、ネットを介してFX取引を行うトレーダーの方々のために最適な環境を整える、新たな利用者の増加を図るための施策を行うといったことが主な仕事内容となります。

FX会社の求人について

FX会社への転職をお考えの方にとって気になるのは、各社はどのような職種への募集を行っているのかということですよね。国内FX会社をいくつかピックアップしながら、各社の求人についてお伝えしていきます。FX会社への転職をお考えの方は参考にしてみてくださいね。

募集している職種は?

総合職

GMOクリック証券ではバックオフィス部門として総合職の募集を行っています。職務内容としては経営企画部、財務部、人事総務部、マーケティング室、デリバティブ部門など複数の部門があり、転職希望者の適正などを考慮して配属が判断されます。GMOクリック証券の総合職は必須条件として「大卒・大学院卒以上、1年以上の社会人経験がある方(業種・業界は不問)」を提示。未経験者・第二新卒者を歓迎としています。

カスタマーサポート

カスタマーサポートはどのFX会社でも設置されています。みんなのFXやLIGHT FXを運営するトレイダーズ証券では、カスタマーサポート職を募集。FX取引はネットを介した取引が基本ですが、口座開設の方法や取引ツールの使い方に関する疑問については、お客様と電話やメールでやり取りする場合があります。また、トレイダーズ証券では口座開設業務などもカスタマーサポートの職務内容に含まれています。カスタマーサポートはどのFX会社にも存在し、お客様と直接やり取りする機会のある業務ですので、自社サービスに対する知識やお客様への応対能力も求められます。

エンジニア、プログラマー、SE

FX会社はそれぞれPCやスマホ、タブレットで利用できる取引ツールを提供しています。その取引ツールの開発や改善を他社に委託しているFX会社もありますが、GMOクリック証券のようにツール開発を自社で行っている業者もあり、そのためのエンジニアを募集しているFX会社もあります。

また、外為オンラインでは社内情報システムエンジニアを募集しており、業務内容は社内システム、インフラ及びWebサイトの設計・構築・運用・管理などとなっています。

マーケティング

みんなのFXやマネースクエアではマーケティング部の求人募集も行っています。WEBサイトの企画や運営、FXサービス利用者拡大のための広告宣伝業務、各種データの管理などが業務内容となります。

FX会社の年収は?

年収はFX会社によって、また職種によってばらつきがありますのでいくつか例を挙げます。マネーパートナーズではシステム管理・問い合わせ対応を担当する正社員を募集しており、給与は年俸200万円〜500万円としています。SBI FXトレードを運営するSBIリクイディティ・マーケットでは社内インフラ・運用エンジニアを募集しており、予定年収を270万円~500万円としています。GMOクリック証券(GMOフィナンシャルHD)はさまざまな職種を募集しており、年収は336万円~1,500万円と幅が広くなっています。また、いくつかのFX会社では年収をサイトでは公開しておらず、「応相談」というふうに記載している場合もあります。

勤務地は?

ほとんどのFX会社は東京にオフィスがあるので、多くは東京が勤務地となります。外為どっとコムのように本社は東京で、支社を沖縄に置いている会社もあります。ヒロセ通商は大阪に本社を置くFX会社で非常に珍しいパターン。また、一部の業者ではSEなど募集で在宅勤務も可能としている場合もありますが、これも珍しいパターンとなります。

FX会社に転職するための条件は?未経験でもOK?

お客様対応を行うカスタマーサポートや総合職では未経験でも応募可能としているFX会社があります。コールセンターなどでの勤務経験や、基本的なPCスキルなどがある方が歓迎されます。エンジニア・プログラマーとなると実務経験やアプリ開発などの経験や基本的な専門知識を必須とする場合が多いです。いずれにしても、FXや金融商品に対する興味関心のある方は歓迎される傾向にありますね。

FX会社に就職する上での注意点!

証券会社、金融商品仲介業者、金融機関、金融先物取引業者などに勤めているとFX取引は行えません。これはFX各社の約款などにも記載されている注意事項であり、日本証券業協会及び一般社団法人金融先物取引業協会によって定められている規則で制限されているためです。就職してからもどうしてもFX取引をしたいという方は、FX会社以外への就職を検討しましょう。

人気のFX会社3社を紹介

FX会社への転職を考える上で各社はどのような職種を募集しているのかを見てきました。ここからはFX会社3社をピックアップして、それぞれのFXサービスについて紹介します。

GMOクリック証券(GMOフィナンシャルHD)

GMOクリック証券(GMOフィナンシャルHD)

GMOクリック証券はネット証券会社であり、FX以外にも株式や投信など複数の金融商品を取り扱っています。サービスは初心者の方にも分かりやすいもので、かつ中上級者の方にも支持される高機能なツールを提供。取引ツールは自社内で開発しており、独自性のあるスマホアプリなどにも定評があります。転職に関してはさまざまな職種での募集を行っています。

SBI FXトレード(SBIリクイディティ・マーケット)

SBI FXトレードはSBIリクイディティ・マーケット株式会社が提供するサービスであり、同社はSBI証券、住信SBIネット銀行などにもサービスを提供しています。SBI FXトレードの特徴はなんといってもスプレッドの狭さ。スプレッドはFX取引における実質的な手数料なのですが、SBI FXトレードではそのスプレッドは業界最狭水準となっています。また、1通貨単位からの取引にも対応しており、デモ取引から次のステップに進みたい初心者にとっても嬉しいFXサービス。転職に関しては顧客管理業務(コールセンターでのお客様対応、口座開設業務など)、マーケティング業務、システム運用業務、管理業務、内部監査業務を募集しています。

トレイダーズ証券(みんなのFX、LIGHT FX)

トレイダーズ証券(みんなのFX、LIGHT

トレイダーズ証券はみんなのFXとLIGHT FX、2つのFXサービスを取り扱っています。FXサービスの特長としては、初心者の方にも分かりやすいサービス、使いやすい取引ツール、業界最狭水準のスプレッドなど総合的にメリットの多いFX会社です。トレイダーズ証券の公式サイトでは「外国為替をもっと楽しく、もっと自由に。」というキャッチコピーを掲げており、ライトユーザーでも取っ付きやすいFXサービスを展開しています。採用に関してはカスタマーサポート職、マーケティングアシスタント職、カバーディーラー職を募集しています。

FX会社の社風は?

FX会社もしくはネット証券会社は近年、GMOクリック証券やDMM.com証券、トレイダーズ証券のように女優やタレントをイメージキャラクターに採用するなどしています。公式サイトからは華やかな印象を受けることもあると思います。ですが、FXは怪しいのではないかというイメージを抱いている方もいらっしゃるかもしれません。

さて、それぞれのFX会社の社風はどのような感じなのでしょうか。公式サイトから受ける印象や世間的なイメージを持たれているとは思いますが、リアルな社内の様子や考え方といったものは、実際に働いている社員さんに接してみないと分からない部分も多いと思います。

FX会社への取材記事をぜひ参考に!

FX会社への取材記事をぜひ参考に!

そこで、FX会社の内側についてもっと知りたいという方のために、当サイトに掲載している取材記事のご一読をおすすめします。FXキーストンでは今までに20社以上のFX会社、ネット証券会社への取材を実施。GMOクリック証券や外為どっとコム、大阪に本社を構えるヒロセ通商など、数々の会社を直接訪問してインタビューを実施しています。社員さんへのインタビューもあれば、社長へのインタビュー記事も掲載。企業理念やFXサービスに込められた想いと、その実現のためのさまざまな施策を知れば、公式サイトを見ただけでは分からない各社のFX会社のリアルな姿が見えてきます。FX会社への転職を考えておられる方も、各社に興味のある方もぜひチェックしてみてくださいね。

FX会社を掲載している転職サイトは?

doda(デューダ)

転職サイトのdoda(デューダ)では複数のFX会社、ネット証券会社の求人を掲載しています。合同会社DMM.comやSBIリクイディティ・マーケット株式会社、楽天証券株式会社、株式会社マネーパートナーズソリューションズ(マネーパートナーズグループ)、マネースクエアなどを掲載(2019年7月30日時点)。各社の求人情報には分かりやすい要約があり、仕事内容が箇条書きでまとめるなどされています。FX会社の具体的な求人情報を知りたい方はぜひ公式サイトもチェックしてみてくださいね。

doda 公式サイト

Geekly(ギークリー)

Geekly(ギークリー)はITやWEB関連、ゲーム業界などの転職情報を掲載しており、FX会社のアプリを開発している業者の求人も掲載しています(2019年7月30日時点)。FXや金融業界にてエンジニア、プログラマーの転職をお考えの方は要チェック。

Geekly 公式サイト

 

FX会社へ転職するという選択肢

いくつかのFX会社をピックアップしながら、FX会社への転職と業務内容についてお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか。前述したように日本国内にはFXサービスを取り扱っている会社は約50社あり、サービスの面でも規模の面でもそれぞれの個性があります。こだわりをもって自社の独自サービスを展開するFX会社や、お客様への還元に注力してさまざまなキャンペーンを展開するFX会社、上級者向けの取引ツールを提供する実力派のFX会社などなど。当ページでは転職希望の方のために、FX各社の業務内容をまとめて紹介しましたが、ぜひ各社の独自性にも注目していただければと思います。