ここでは、投資信託積立でクレジットカード決済を利用できる、おすすめの証券会社を紹介しています。
投資信託積立(投信積立)でクレジットカード決済を利用すれば、毎月一定額の積立を自動で行いつつ、カード決済によるポイント付与も得られるのが魅力。貯まったポイントはショッピングや次の投資信託に利用できて非常にお得です。
では、どの証券会社が投信積立のカード決済に対応しているのでしょうか?また、ポイント付与率は?利用までの流れは?
当ページではおすすめの対応業者をまとめて紹介し、各社のサービスを比較しています。楽天カードや三井住友カード(NL)をすでにお持ちの方や発行を検討されている方で、投資信託の利用も考えておられる方は、ぜひ各社のサービスを活用してみてくださいね。
クレジットカード投信積立対応の証券会社一覧
証券会社 | 対応カード | ポイント還元率 | 特徴 | 公式サイト |
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1.0%(※1) | 付与ポイントを投信積立に利用可能 | 詳細 |
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1.1% | ポイント還元率で選ぶならコレ! | 詳細 |
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0.5%(※2) | カードのポイントに加えTポイントも貯まる | 詳細 |
(※1:楽天カードのクレジットカード投信積立では、ポイント還元率に関して2022年内に変更が予定されています。2022年8月買付分までは1.0%ですが、2022年9月買付分より代行手数料0.4%未満のファンドではポイント還元率0.2%、代行手数料0.4%以上のファンドではポイント還元率1.0%となります)
(※2:表内の三井住友カード(NL)のポイント還元率は年会費無料のスタンダードなカードの情報を記載。それ以外のカードのポイント還元率に関してはこちらをご参照ください)
クレジットカード決済での投資信託(投信積立)とは?
そもそも投資信託積立(投信積立)とは?

投資信託(ファンド)は、複数名の投資家から集めた資金を、運用のプロが株や債権などに投資して運用、その利益を投資家の方々に還元するという金融商品です。
投資信託積立(投信積立)は、その投資信託へ毎週や毎月など決まったタイミングでコツコツ積立投資を行うもの。たとえば、毎月1回指定した投資信託を1万円分買い付けするといった設定が可能となっています。
投資信託積立は少額から始められるのが魅力で、楽天証券やSBI証券、マネックス証券なら最低100円から投資信託を始めることが可能。自動で積み立てしてくれると助かるという方はもちろん、投資初心者の方にもおすすめです。
投資信託積立のクレジットカード決済とは?
- 投資信託積立の利用額に応じてポイントが貯まる!
- ファンド選択とカード決済の設定、簡単な手続きで利用できる!
- クレジットカード決済を一度登録すれば、あとは自動でコツコツ積立!
投資信託積立(投信積立)では複数の決済方法が用意されており、楽天証券やSBI証券ではクレジットカード決済にも対応しています。楽天証券では「楽天カード」、SBI証券では「三井住友カード(NL)」、マネックス証券では「マネックスカード」に対応。
各社ともに利用できるクレジットカードが限定されているのですが、クレジットカード決済を利用するとポイントが貯まるのが大きなメリット。
楽天証券の投信積立クレジットカード決済なら、積立額100円につき1%の楽天ポイントを獲得可能。SBI証券の三井住友カード(NL)によるカード決済なら、積立額100円につき0.5%〜2%のVポイントを獲得できます。ちなみに、三井住友カード(NL)のポイント付与率はカードの種類によって変動します。
投信積立のクレジットカード決済利用の流れ

投資信託積立(投信積立)のクレジットカード決済の利用手順は簡単です。積立を行いたい投資信託を選択して、決済方法をクレジットカード決済に設定するだけ。積立を開始すれば、設定した買付日に自動的に積立が行われ、クレジットカード決済が実行されます。
もちろん、投信積立を利用するには対応するネット証券会社の口座開設が必要。クレジットカード決済を利用するにはクレジットカードの発行が必要になります。また、前述の通り楽天証券の投信積立には楽天カードのみ対応しているなど、サービスによって利用できるクレジットカードが決められていますので、その点もご注意ください。
投信積立でカード決済が使える証券会社の特徴
楽天証券/楽天カード
大手ネット証券の楽天証券では、楽天カードによる投信積立のクレジットカード決済を利用できます。手続きは簡単で、積立を行いたい投資信託を選択し、決済方法としてクレジットカード決済を選択するだけ。前述の通り、投信積立のクレジットカード決済として利用できるのは楽天カードのみとなっています。
楽天証券の投資信託積立は毎月100円という少額から始められますので、投資初心者の方にもおすすめ。積立金額は最高で毎月50,000円までとなっています。
決済額100円につき楽天ポイントが1ポイント付与されます。仮に毎月1万円の積立を行うとすれば、毎月100ポイント、1年で1,200ポイントが貯まる計算。
貯まった楽天ポイントはショッピングにも利用できますし、投資信託の買付に利用することももちろん可能です。また、楽天証券はポイント投資に注力している証券会社であり、投資信託以外にも国内株式(現物)やバイナリーオプションでもポイントを利用できるのが特徴的。
楽天カードのクレジットカード投信積立では、ポイント還元率に関して2022年内に変更が予定されています。2022年8月買付分までは1.0%ですが、2022年9月買付分より代行手数料0.4%未満のファンドではポイント還元率0.2%、代行手数料0.4%以上のファンドではポイント還元率1.0%となります。
楽天証券 投信積立クレジットカード決済の概要
対応カード | 楽天カード(株)発行のカード(提携カード含む) (※ビジネスカード、ETCカード、デビットカードは利用不可) (※家族カードは利用不可) |
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対象口座 | 特定口座、一般口座、一般NISA、つみたてNISA (※未成年口座、ジュニアNISA、法人口座、iDeCoは対象外) |
対象商品 | 投信積立取扱銘柄、つみたてNISA取扱銘柄 (※楽ラップは対象外) |
ポイント付与 | カード決済額100円につき楽天ポイントを1ポイント付与 |
積立設定可能額 | 毎月100円〜50,000円 |
買付日 | 毎月1日(2021年6月19日以前に楽天カードクレジット決済を利用したことがある場合) 毎月8日(2021年6月20日以降に楽天カードクレジット決済を初めて利用する場合) (※非営業日の場合は翌営業日) |
引落日 | 毎月27日 (※非営業日の場合は翌営業日) |
マネックス証券/マネックスカード
マネックス証券では2022年2月25日より「マネックスカード投信積立」がいよいよスタート。マネックスカード投信積立の魅力はなんといってもポイント還元率の高さ。1.1%というポイント還元率は他社と比べても魅力的です。
ポイント還元率が高い上に、マネックスカードは初年度年会費が無料。次年度以降も年間1回以上のクレジットカード利用があれば継続して無料でご利用いただけます。クレジットカード投信積立での決済利用もその1回に数えられるのがポイント。
貯まったマネックスポイントは株式手数料として利用したり、マネックスグループのコインチェックで暗号資産に交換したりできます。また、dポイントやアマゾンギフト券などさまざまなポイントサービスで交換できるのもメリット。
ちなみに、マネックスポイントはマネックスカード以外でも貯めることが可能です。カードショッピングでも1.0%のうれしいポイント還元率。投資信託を持っているだけでポイントが付与されたり、株式手数料充当専用のポイントとして還元されたり、といった特徴もあり。
マネックスカードを申し込むにはまずマネックス証券での口座開設が必要となります。マネックスカード、マネックス証券について気になる方は公式サイトもチェックしてみてくださいね。
マネックス証券 投信積立クレジットカード決済の概要
対応カード | マネックスカード |
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対象口座 | 特定口座、一般口座、一般NISA、つみたてNISA (※ジュニアNISA口座は対象外) |
対象商品 | 投信積立取扱銘柄 |
ポイント付与 | 当月の約定金額全体の1.1% |
積立頻度 | 月1回(毎月つみたて) (※現時点では「毎日つみたて」には対応していません) |
積立設定可能額 | 毎月100円〜50,000円 (※つみたてNISAの場合は毎月33,333円が上限) |
買付日 | 原則、毎月24日 (※非営業日またはファンド休業日の場合は、原則、翌ファンド営業日が買付日) |
ポイント付与日 | 申込締切日の翌月下旬 (例:2022年3月9日締切の場合、2022年4月27日下旬に付与) |
SBI証券/三井住友カード(NL)
SBI証券でも投資信託積立(投信積立)でのクレジットカード決済を利用可能。ちなみに、SBI証券では投信積立のクレジットカード決済サービスを「クレカ積立」と呼んでいます。
SBI証券のクレカ積立は毎月100円の少額から利用可能で、最大で毎月50,000円まで積立が可能となっています。ただし積立NISA預りの場合は上限が33,333円まで。100円の少額から始められるのは楽天証券と同じですね。
SBI証券の三井住友カード(NL)の最大の魅力は、やはりポイント還元率。利用するカードによって還元率が異なるのですが、積立額の0.5%から最大で2%もポイントを獲得可能です。ただし、高い還元率が適用されるのは数万円ほど年会費のかかるプレミアムなカードとなります。
三井住友カード(NL)のカード決済利用で得られるポイントはVポイントです。投信積立での利用だけでなく、ネットショップやコンビニなどでの利用でもポイントを貯めることが可能。1ポイント=1円としてさまざまな場面でご利用いただけます。
さらにさらに、SBI証券では投資信託の保有金額に対してTポイントが付与される「投信マイレージサービス」というものまで用意。月間平均保有金額に応じて最大0.2%(年率)のTポイントがプレゼントされます。VポイントとTポイントの両方を貯められるのもメリット。
三井住友カード(NL)はカード番号をなくしたナンバーレスのデザインを採用していたり、カードがなくてもスマホのアプリがあれば利用できたりと、従来のクレジットカードとは異なる利便性もメリット。気になる方はぜひ公式サイトもチェックしてみてくださいね。
SBI証券 投信積立クレジットカード決済の概要
対応カード | 三井住友カード発行カード |
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対象口座 | 特定口座、一般口座、一般NISA、つみたてNISA (※ジュニアNISA口座(特定/一般預り含む)は対象外) |
対象商品 | 投信積立取扱銘柄 |
ポイント付与 | カードの種類によってポイント付与率が異なる 【2.0%付与のカード】 ・三井住友カード プラチナ VISA/Mastercard ・三井住友カード プラチナ PA-TYPE VISA/Mastercard ・三井住友ビジネスプラチナカード for Owners(VISA/Mastercard) ・三井住友カード プラチナプリファード 【1.0%付与のカード】 ・三井住友カード ゴールド(NL) ・三井住友カード ゴールド VISA/Mastercard ・三井住友カード ゴールド PA-TYPE VISA/Mastercard ・三井住友カード プライムゴールドVISA/Mastercard ・三井住友カードゴールドVISA(SMBC) ・三井住友カードプライムゴールドVISA(SMBC) ・三井住友ビジネスゴールドカード for Owners(VISA/Mastercard) ・三井住友銀行キャッシュカード一体型カード(ゴールド/プライムゴールド) 【0.5%付与のカード】 ・三井住友カード(NL) ・上記以外のVポイントが貯まるカード |
積立設定可能額 | 毎月100円〜50,000円 |
買付日 | 毎月1日 (※非営業日の場合は翌営業日) |
カード支払日 | 毎月10日もしくは26日 (※非営業日の場合は翌営業日) (※カードの引き落としスケジュールに準ずる) |
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