MT4インジケーターを使ったエリオット波動基礎講座(5波動で推進、3波動で修正・フラクタル構造・5つの基本波形)

エリオット波動のインジケーターを作って公開してから、多くの方にダウンロードしていただきました。以下のリンク先からダウンロードできます。

正直、ここまで人気が出るとは思っておらず、想定外の出来事です。本当にありがとうございます。

エリオット波動を学びなおす

そこで、この作ったインジケーターを使って、エリオット波動の基礎を復習してみようと思います。エリオット波動をどう使えばいいのか、どう考えればいいのか、製作者自らがまとめ、更なるインジケーターの開発と改良をしていくための記録です。

MT4インジケーターを使ってエリオット波動を一から学び直す

参考になれば幸いです。

Check!!

更に上位足を考えるためには(フラクタル)

自動的にラインが引かれるインジケーターから更にフラクタル構造を考えるために手動でエリオット波動のラインを引くこともあると思います。そのためのインジケーターもあります。

このインジケーターを使って、5波を1波と見なしたりしてます。ぜひ両方使ってみてください。

エリオット波動の基本3つ

大きく3つの基本となる考え方があります。

  1. 5波動で推進し、3波動で修正する
  2. フラクタル構造
  3. 5つの基本波形

5波動で推進、3波動で修正

この5波動の推進には3つの原理原則があります。

  1. 2波が1波の始点を過ぎて大きくなることはない
  2. 第3波が最も小さくなることはない
  3. 第4波と第1波は重ならない

上昇波の3つの原理原則

これを判断するのは大変です。なのでこれをインジケーターで見つけるようにしてあります。

3波動の修正はうまく機能していない?

続いて3波動による修正が続くはずだが、きちんと修正されるような動きは少ないように感じます。

フラクタル構造

フラクタル構造とは、全体で見ても、一部だけを切り取って見ても、同じパターンになるという考え方です。

先ほどの上昇5波を1波と考えます。もちろん3波であったり、5波である可能性もあります。

エリオット波動から1波

次に考えるのがフィボナッチ比率です。

フィボナッチ比率を活用

エリオット波動の主な8つのガイドラインというのがあるのですが、その一つに「比率関係」があります。主にフィボナッチ比率です。これを見ていきます。

2波が1波に対し61.8%になることが最も多く、次に38.2%、第3位が50%です。

フィボナッチ比率を使った図

私の経験則ですが、戻しが大きければ大きいほど、61.8%であればあるほど、上昇しやすいです。

続いて、大事な3波です。この3波でしっかりととれればいいのかなと思います。この3波は1波に対して1.618倍、次に2倍、2.618倍です。さらに超えると4.236倍となります。指値(リミット)を置く目安になるかと思います。

1.618を意識してトレード

まずは1.618倍を意識し、2倍と2.618倍もあることを考えないといけないのかもしれません。この1.618倍、2倍、2.618倍がどこなのかを表示するインジに今後改良したいと思います。

最後に1波と5波は等しくなる傾向があるということです。ということで、最初の1波が非常に重要だということが分かります。1波の大きさによって将来の価格が予想できることになります。

同じく修正波に関してもあります。B波がA波に対して、38.2%。次に50%、最後に61.8%となります。推進波とは違いあまり戻さないというのがポイントです。

61.8%を超える

そしてA波とC波は等しくなるか、1.382倍、1.618倍となる傾向があります。

1.382倍まで到達

修正波はなかなか思った通りの動きをしないです。逆行の動きなのでそうなるのでしょう。参考程度にするのがいいかと思います。

5つの基本波形

推進波には「インパルス」「ダイアゴナル」、修正波には「ジグザグ」「フラット」「トライアングル」とあります。

インパルス(衝撃波)

基本となるインパルスです。インジケーターではこの条件が揃ったときに番号が出てきます。

  1. 2波が1波の始点を過ぎて大きくなることはない
  2. 第3波が最も小さくなることはない
  3. 第4波と第1波は重ならない

エリオット波動のインパルス

赤線で囲った3波もインパルスとなります。

ダイアゴナル

「4波が1波に重なる」というのが特徴です。そして1波終点と3波終点を結んだラインと、2波終点と4波終点を結んだラインが収束する形になります。

エリオット波動のダイアゴナル

そして3波が小さいこともありえます。

ジグザグ

いちばん分かりやすいパターンです。特徴はBはA始点より下、CはAより下となることです。

エリオット波動のジグザグ

うまくこのパターンになればいいのですが、結構他のパターンであったり、複合パターンが多いように思えます。

フラット

フラットということで、「レンジ」と呼ばれているパターンに似ています。横ばいとも言いますね。特徴はBはA始点に近く、CはAを超えるということです。CがAを大きく超えてもフラット(拡大フラット)となります。

エリオット波動のフラット

このフラットあたりからややこしくなってきます。

トライアングル

5波動構成の修正波で、AからEまで数えます。上値ラインと下値ラインが収束しますが、どちらかが水平になることもあります。

エリオット波動のトライアングル

Cをどこにするかがややこしく、Eもラインを超えることがあり、複雑化します。

考察ポイント

インジケーターではインパルスのパターンになったときに1から5まで表示するようになっています。それ以外の波形についてもダイアゴナルであったりジグザグを示したりするのはできそうかと思いました。ただいろんなパターンが重なってくるので自動で正確に捉えるのは難しいです。最終的には目視で判断するしかありませんが、1つの強いパターンとしてサインを出すというのでは有効だと思ってます。

次回は8つのガイドラインを見ていきます。今回出てきた「比率関係」以外にも、「波の延長」「波の均等性」「オルタネーション」「チャネリング」「出来高」「修正波の深さ」「波の個性」があります。結構ありますが、これらを意識することでさらに精度は上がるはずです。インジケーターもこういったことを追加していきたいと思ってます。

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