「エリオット波動」。トレードをやっている人ならどこかで聞いたことがあると思います。「ダウ理論」に匹敵するぐらいよく聞きます。
では、そのエリオット波動を使いこなせている人はどれぐらいいるのでしょうか。エリオット波動をメインで分析する人(エリオティシャン)を除きます。理論はシンプルですが、私は難しい印象を持っています。どこを高値と安値にすればいいのか、瞬時に判断したい。
ZigZagの高値と安値を利用したエリオット波動
そこでベースとなる高値と安値をお馴染みのZigZagで決め、エリオット波動の番号を付けてみました。
ダウンロードしてすぐに使えます。無料です。
ダウンロードはこちら(2023/01/19 ver2.1)
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- 2023年1月19日
- 【MT4/MT5 ver2.1】 直近の高値と高値、直近の安値と安値を結ぶトレンドラインを表示できるようにしました。
- 2022年7月27日
- 【MT4/MT5 ver2.0】 エリオット波動の条件をパラメター設定で選べるようにしました。ファイル名を「keys_Elliott_zigzag」に。
- 2020年11月19日
- 【MT4 ver1.7/MT5 ver1.4】 アラートに上昇5波か下降5波か分かるようにしました。
- 2020年11月11日
- 【MT4 ver1.6/MT5 ver1.3】 アラートにタイムフレームを表記、フィボナッチ50%も可能に
※インジケーターへのご質問・改善アイデアあれば、下部のコメント欄かアンケートに投稿お願いします!
【最新版】FXのエリオット波動が描画できるスマホアプリ特集!
今後もバージョンアップしていきたいと思ってます。そのためのアイデアを募集しております。多くの方に使っていただけるようなインジケーターを目指します。
【追記】エリオット波動を簡単に描ける!?MT4インジケーターを開発しました(2020年8月26日)
自動ではなく手動でエリオット波動を描きたい方は、こちらもダウンロードしてみてください。
そして作ったエリオット波動のインジケーターを使って、エリオット波動の基礎を学ぶページです。エリオット波動に今後も注目していきます。
エリオット波動の3大原則
エリオット波動を定義する原理原則が3つあります。これらの条件がそろったときにチャート上に数字を表示します。それぞれを確認しましょう。
ポイント1 第2波は第1波の始点を下抜くことはない
上昇トレンドの場合、始点となる安値を第2波の最安値が超えることはありません。
第1波の始点がサポートとして機能しているかどうかが重要です。
ポイント2 第3波が最も短い波になることはない
第3波が大事になります。一番長くある必要はありません。
第1波を超える上昇であれば条件はクリアーです。
ポイント3 第4波が第1波の価格帯に割り込むことはない
第1波の高値以下に第4波の安値がくることはありません。
第1波でレジスタンスとなっていたレベルが今度はサポートとして機能するのかを見ています。
インジケーターのパラメーター
今後も機能を増やしていきます。パラメーターの数も増えていく予定です。
Zigzagの設定
初期設定はZigZagと同じです。
エリオット波動の設定
エリオット波動の数字の色と大きさを変更できます。
フィボナッチ・リトレースメントの設定
「リトレースメントの判定」は自動とpips指定の2種類あります。
「自動」・・・大きく動いた波を自動的に判別し、フィボナッチを表示します。「自動判定レベル」を10から低くすると、より短い波にも反応します。
「pips指定」・・・指定した大きさ(pips単位)以上の波に限り、フィボナッチを表示します。「ピップス(pips)」のパラメーター100を通貨ペアや時間軸に合わせて変更してください。
「23.6%ラインの表示」「23.6%ラインの表示」・・・ご要望があり、表示できるようにしました。表示する場合はtrueにしてください。
トレンドの設定
高値が切り上がり、安値も切り上がるとき上昇トレンド(上昇波動・N波動)となります。逆に高値が切り下がり、安値も切り下がるとき下降トレンド(下降波動・逆N波動)となります。
ラインの色と太さを変えることができます。
価格ラベルの設定
高値と安値のポイントとなりそうな価格にラベルを付けます。
トレンドラインを追加
直近の高値と高値、安値と安値を結んだトレンドラインを追加できるようにしました。
パラメーターの設定で変更できます。
トレーダーmasaが考えるエリオット波動
第3波に注目したいところだが・・・
エリオット波動の第3波がいちばん大事とよく言われます。エントリーのタイミングをどうするのか考える必要があります。
第3波も重要なのですが、個人的には第5波に注目します。第5波の始点(4の地点)です。
第5波まで完成したことでトレンドが発生している認識です。高値/安値を更新した第5波の戻り安値/高値(4の地点)に注目し、水平線を引きます。このラインをブレイクする動きがあると。5の地点を天井/底とみなし、トレードの方向性を計る考え方です。とにかく4番に注目してください。
これはあくまで私個人の考え方です。他にもいろいろと検証してみると面白い気づきが出てくるはずなので、ぜひ試してみてください。
どこまで戻すのか?
大きな波に対してどこまで戻すのかに注目したいです。
ポイントは38.2%から61.8%の間。もしくは38.2%までに反発し、高値/安値をブレイクしたことでまだ勢いがあると見ることもできます。そしてストップをどこに置くかを考慮することも大事です。ぜひインジケーターを使って、手法を確立してください。
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TradingViewでは、エリオット波動の自動検出ができる
「今のチャートがエリオット波動の何波なのか」初心者の方には判断するのが難しい部分もあると思います。
そこで、注目なのがTradingViewです。TradingViewにはエリオット波動の自動検出機能があります。インジケーターとして表示させると自動で波をカウントしてくれます。
過去600本のローソク足から自動で検出し、レベルに応じて3パターンの今後の値動きまで予測表示する優れモノです。
有料プラン限定の機能にはなりますが、エリオット波動を使った相場分析をより楽にしてくれます。別記事でも詳しく解説しているのでぜひチェックしてみてください。
TradingViewのエリオット波動自動検出の解説はこちら
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FXキーストンではTradingView対応のオリジナルインジケーターも公開中です。すべて無料で利用可能となっています。
TradingViewインジケーターに関しても、ご要望に応じて作成と更新を続けていきますのでぜひ使ってみてくださいね。
ご協力よろしくお願いいたします。
コメント
すみません。
できました。
ふれな者様
コメントありがとうございます。そしてインジケーターも使っていただき、ありがとうございます。
うまくいってよかったです。
これからもよろしくお願いいたします。