SBI FXトレード「通常のFX」「積立FX」の違いを徹底解説!

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ここでは、SBI FXトレードが提供している「通常のFX」と「積立FX(宝くじ付きつみたて外貨)」の違いを徹底解説しています。

通常のFXと積立FX(宝くじ付きつみたて外貨)は根本的な取引方法が違うのはもちろん、対応銘柄やスプレッド、レバレッジ、最大取引数量などにも違いがあります。

「SBI FXトレードの通常のFXと積立FXはどこが違う?」「取引方法は具体的にどう違うの?」「スワップポイントはどうなってる?」などの疑問をお持ちの方はぜひ参考にしてみてくださいね。

SBI FXトレード通常のFXと積立FX スペック比較表

SBI FXトレード通常のFXと積立FX スペック比較表

早速、SBI FXトレードの通常のFXと積立FXの違いを見ていきましょう。まずは各種スペックを一覧表にて比較しています。

通常のFXと積立FXはそれぞれの特徴・メリットがあるので、自分に合った形式をご利用ください。もちろん、両方のサービスを併用することも可能です。

ちなみに、「宝くじ付きつみたて外貨」は積立FXの愛称となっています。また、積立FXはFX取引であり、外貨預金ではないのでご注意ください。

比較項目 [SBI FXトレード]
通常のFX
[SBI FXトレード]
積立FX(宝くじ付きつみたて外貨)
口座開設・維持手数料 無料 無料
取引種類 店頭外国為替証拠金取引(店頭FX) 店頭外国為替証拠金取引(店頭FX)
取引方法 裁量取引 定期購入
(※随時購入も可能)
(※売却は取引時間内のいつでも可能)
定期購入の間隔 毎日(毎営業日)、毎週(毎週水曜)、毎月(毎月26日)の好きな間隔で定期購入(※1)
売りから取引 ×
対応銘柄 34銘柄
(※対円以外も対応)
10銘柄
(※対円のみ)
最大レバレッジ 最大25倍
(※TRY/JPY:14.99倍、BRL/JPY:10倍、RUB/JPY:3.03倍)
最大3倍
(※1倍、2倍、3倍から選択可能)
(※CNH、ZAR、TRY、HKDのみ3倍は選択不可)
取引時間(標準時) AM7:00~翌AM6:30(月〜金) AM7:00~翌AM6:30(月〜金)
(※定期購入はAM9:55に実施)
取引手数料 無料 無料
スプレッド
(米ドル円)
0.18銭
(※1〜100万通貨までの注文)
(※基準値を掲載、例外あり)
定期買付時:0銭
売却時:5銭
随時購入時:5銭
(※例外あり)
スワップポイント 発生あり 発生あり
最小取引数量 1通貨単位 1通貨単位
(※定期購入・随時購入・売却共通)
1注文の最大取引数量 1,000万通貨 定期購入:100万通貨
随時購入・売却:1,000万通貨
建玉上限 最大建玉件数:2,000件 最大建玉件数:2,000件
(※定期購入は各通貨、購入頻度、投資効率ごとに月間100万通貨が購入限度額)
PC取引ツール リッチクライアント版取引ソフト
WEB版取引サイト
WEB版取引サイト
スマホ取引ツール FXスマホアプリ 積立FXスマホアプリ
宝くじ付き × ポジション円価(購入残高円換算)200万円に対し10枚の宝くじを年間2回(年末ジャンボ・ドリームジャンボ)プレゼント。保有ポジション円価が多いほど宝くじ枚数も増加

(※1:水曜または26日がSBI FXトレードの定める営業日に該当しない場合は同社の定める翌営業日に購入)

SBI FXトレードの通常FXと積立FXはココが違う!

SBI FXトレードの通常FXと積立FXはココが違う!

取引方法が違う!

取引方法が違う!

SBI FXトレードの通常のFXと積立FX(宝くじ付きつみたて外貨)は、第一に取引方法に大きな違いがあります。

通常のFXは成行注文や指値注文を利用し、手動でFX取引を行う裁量取引。こちらの方が一般的なFXの取引形式となります。買いからはもちろん売りからも取引を始めることが可能。

PC版の取引画面は上記のようになっており、取引したい通貨ペアや取引数量を選択して発注を行います。

取引方法が違う!

一方、SBI FXトレードの積立FX(宝くじ付きつみたて外貨)では、新規購入は「定期購入」が基本となります。定期購入の期間は「毎日」「毎週」「毎月」から選択可能。

取引する銘柄や投資金額を設定して定期購入を開始すれば、後は自動で定期的に指定銘柄を購入してくれます。積立FXは購入のみ対応であり、通常のFXのように売りから取引を始めることはできません。

定期購入なら購入平均価格を平準化(ドル・コスト平均法)できて、忙しい合間でも自動で取引を進めてくれるのがメリット。

取引方法が違う!

また、購入したポジションは取引時間内であればいつでも売却が可能です。

ちなみに、定期購入が基本ですが、いますぐ購入したい場合などは、取引時間内であれば「随時購入」も可能です。随時購入は成行注文と指値注文に対応。

ただし、定期購入はスプレッド(買付コスト)が0銭ですが、随時購入・売却時にはスプレッドが発生するのでご注意ください。

スプレッド(取引コスト)が違う!

通常のFXと積立FX(宝くじ付きつみたて外貨)とではスプレッド(取引コスト)にも違いがあります。

通常のFXでは取引のたびにスプレッドが発生。

一方で、積立FXでは定期買付時にはスプレッドが「0銭」となります。ただし、随時購入を利用した場合と売却時にはスプレッドが発生。

調査時点における、通常のFXと積立FXのスプレッドを以下にまとめてみました。

銘柄 通常のFX 積立FX
(定期買付時)
積立FX
(随時購入・売却時)
米ドル円 0.18銭 0銭 5銭
ポンド円 0.88銭 0銭 30銭
豪ドル円 0.58銭 0銭 20銭
NZドル円 1.18銭 0銭 30銭
カナダドル円 1.38銭 0銭 10銭
人民元円 0.7銭 0銭 5銭
南アランド円 0.88銭 0銭 40銭
トルコリラ円 1.58銭 0銭 30銭
香港ドル円 1.8銭 0銭 5銭
メキシコペソ円 0.18銭 0銭 5銭

(※:「通常のFX」のスプレッドは1通貨〜100万通貨の注文数量における、2023年10月2日7:00~2023年11月1日5:30時点での基準値。いずれも90%以上の提示率、ただし例外あり)
(※:「積立FX(随時購入・売却時)」のスプレッドは例外あり)

積立FX(宝くじ付きつみたて外貨)の買付コストが0銭なのはメリットですが、随時購入・売却時のスプレッドは通常のFXと比べて広めに設定されている点には注意が必要です。

積立FXは中長期で取引を繰り返して利益を積み重ねて、スプレッドを上回る利益を狙うといった必要が出てくるでしょう。

SBI FXトレードの通常のFXはスプレッドが低水準ですので、短期売買にもおすすめ。

ちなみに、取引手数料はいずれのサービスも無料。口座開設手数料・口座維持手数料に関しても、どちらも無料となっています。

対応銘柄が違う!

SBI FXトレードの通常のFXと積立FX(宝くじ付きつみたて外貨)では、対応している銘柄にも違いがあります。

積立FXは対円銘柄のみ対応となっており、米ドル円やポンド円など10銘柄のみ対応となっています。

一方で、通常のFXはクロス円もクロス円以外も豊富に取り扱っており、合計34通貨ペアの取り扱いがあります。豊富な銘柄でFX取引をしたい場合は、通常のFXがおすすめ。

比較項目 通常のFX
(34銘柄)
積立FX
(10銘柄)
クロス円 米ドル/円、ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円、NZドル/円、カナダドル/円、スイスフラン/円、トルコリラ/円、南アフリカランド/円、メキシコペソ/円、香港ドル/円、ポーランドズロチ/円、シンガポールドル/円、スウェーデンクローナ/円、ノルウェークローネ/円、人民元/円、ロシアルーブル/円、韓国ウォン/円、ブラジルレアル/円 米ドル/円、ポンド/円、豪ドル/円、NZドル/円、カナダドル/円、人民元/円、南アフリカランド/円、トルコリラ/円、香港ドル/円、メキシコペソ/円
クロス円以外 ユーロ/米ドル、ポンド/米ドル、豪ドル/米ドル、NZドル/米ドル、ユーロ/ポンド、ユーロ/豪ドル、ポンド/豪ドル、ユーロ/スイスフラン、ポンド/スイスフラン、米ドル/スイスフラン、豪ドル/スイスフラン、米ドル/カナダドル、豪ドル/NZドル、ユーロ/NZドル、米ドル/人民元 取扱なし

レバレッジ倍率が違う!

SBI FXトレードの通常のFXは最大25倍のレバレッジを効かせられます。これは多くの方がご存じだと思います。

レバレッジ倍率が違う!

一方で、積立FXはレバレッジが最大3倍までに抑えられています。定期購入時にレバレッジを「1倍」「2倍」「3倍」から選択可能です(一部銘柄は2倍まで)。

レバレッジを活用すれば少ない証拠金で大きな利益を狙えますが、その分リスクが大きくなります。リスクを承知で高い利益を狙うのであれば、通常のFXがおすすめ。

リスクをなるべく抑えてコツコツ利益を重ねるのを狙いたい場合は、レバレッジを抑えられる積立FX(宝くじ付きつみたて外貨)がおすすめです。

最大取引数量が違う!

通常のFXと積立FX(宝くじ付きつみたて外貨)では、最大取引数量にも違いがあります。

通常のFXでは1取引あたり最大1,000万通貨までの大口発注が可能。スプレッドも低水準なので、大口取引される方は要チェックです。

積立FXに関しては、定期購入での1取引あたりの最大取引数量が100万通貨までに設定されています。ただし、随時購入と売却時は1,000万通貨まで発注が可能。

また、定期購入は各通貨、購入頻度、投資効率(レバレッジ)ごとに月間100万通貨が購入限度額として設定されています。

つまり、米ドル円の場合は購入頻度と投資効率がそれぞれ3パターンあるので、合計9通り、最大で900万ドルを1ヶ月に購入可能となります。

通常のFXにおける取引上限に関しては別記事で詳しく解説していますので、興味のある方はそちらもぜひ参考にしてみてくださいね。

PC・スマホ取引ツールが違う!

SBI FXトレードの通常のFXと積立FX(宝くじ付きつみたて外貨)では、それぞれ別の取引ツールが用意されています。

ざっくり言うと通常のFXの方が高機能で、積立FXの方がシンプルな仕様となっています。

「通常のFX」の取引ツール

「通常のFX」の取引ツール

こちらは、通常のFXのブラウザ対応PCツール「WEB版取引サイト」の画面。

チャート分析やレート確認、発注、ポジション管理などをひとつの画面でまとめてチェックできるのが魅力です。初心者の方にもおすすめ。

「通常のFX」の取引ツール

通常のFXはインストール型の「リッチクライアント版取引ソフト」にも対応。

ブラウザ対応ツールよりも多機能であり、約30種類のテクニカル指標と約20種類の描画ツールを搭載。チャートを併記できるプライスボードや、レイアウトカスタマイズ対応などがメリットとなっています。

積立FXにはインストール型の高機能ツールがありませんので、より高機能なツールを利用したい場合は通常のFXをご利用ください。

「通常のFX」の取引ツール

スマホアプリは初心者向けの「かんたんモード」と経験者向けの「標準モード」を切り替え可能なのが特徴的。

アプリはデザイン性が優れており、見やすくて滑らかな操作感を実現。他社と比べても高品質なアプリとなっています。

「積立FX(宝くじ付きつみたて外貨)」の取引ツール

「積立FX」の取引ツール

積立FXの取引画面は至ってシンプル。上記画像はPCツール「WEB版取引サイト」の取引画面になります。

定期購入では取引する通貨や投資金額、投資効率(レバレッジ)、購入頻度などを設定して注文。

積立FXのサービス自体が初心者の方におすすめの内容であり、取引ツールも使い勝手の良い仕様になっているのがポイントです。

積立FXにはFXと同様に専用のスマホアプリが用意されており、こちらもPCツールと同じくシンプルな構造となっています。

通常のFXと積立FXのスワップポイントは同等

スペック比較表にも記載しましたが、通常のFXと積立FX(宝くじ付きつみたて外貨)はどちらもスワップポイントが発生します。

「スワップポイントはサービスによって違うのか?」と気になったので実際に調べてみると、2サービス共に同等であることが分かりました(2023年11月13日調査時点)。

通常のFXと積立FXのスワップポイントは同等
SBI FXトレード 公式サイト スワップ履歴より抜粋

上記画像はSBI FXトレード公式サイトで公開されているスワップ履歴です。米ドル円とポンド円のスワップポイントにご注目ください。

通常のFXと積立FXのスワップポイントは同等
SBI FXトレード 積立FX 取引画面より抜粋

続いてこちらは積立FXの取引画面で撮影したスワップ履歴になります。米ドル円とポンド円ともに、通常のFXと買いスワップが同一。

ちなみに、積立FXのスワップポイント履歴は取引画面からしか見ることができません。

SBI FXトレードのスワップポイントに関しては、以下の記事で詳しく解説しているので気になる方は参考にしてみてくださいね。

【まとめ】結局どっちを選べばいいの?

SBI FXトレードの通常のFXと積立FX(宝くじ付きつみたて外貨)を比較してきましたが、いかがだったでしょうか。最後に、当記事で紹介した情報をまとめてみましょう。

「通常のFX」はこんな人におすすめ!
  • 自分のタイミングで取引したい!
  • 業界最狭水準スプレッドの環境で裁量取引をしたい!
  • 多彩な通貨ペアで取引したい!
  • 低水準スプレッドの環境で大口取引・短期取引をしたい!
  • 高機能なPCツール・スマホアプリを使いたい!

「積立FX」はこんな人におすすめ!
  • 感情に振り回されずコツコツ利益を狙いたい!
  • FXでドル・コスト平均法を活用したい!
  • 低レバレッジでリスクを抑えてFX取引がしたい!
  • シンプルで簡単な取引ツールを使いたい!
  • FX取引をして宝くじを貰いたい!

どちらか一方を利用しても良いですし、両方を併用して臨機応変に対応するのもアリ。気になる方はSBI FXトレードの公式サイトもチェックしてみてくださいね。