ATR(アベレージ・トゥルー・レンジ)は「真の変動幅」、ボラティリティーの状況から買われずぎ、売られすぎの状況を判断できるテクニカル指標です。
スマホアプリでもこのATRを搭載しているツールというのは限られており、ここではその5社のFXアプリを紹介しています。実際にテクニカル指標を表示させたチャートの画像を掲載し、それぞれ変更可能なポイントについても注目(画像はすべてiPhone版です)。
ATR搭載スマホアプリ/FX業者一覧
FXアプリ/FX会社 | テクニカル搭載 | 足種 | 描画ツール | チャート分割 | アラート機能 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|---|
![]() IG証券 |
28種類 | 16種類 | 19種類 | × | 〇 | 詳細 |
![]() オアンダ ジャパン |
30種類 | 16種類 | 11種類 | × | 〇 | 詳細 |
![]() マネースクエア |
15種類 | 9種類 | 4種類 | × | 〇 | 詳細 |
![]() ヒロセ通商 |
30種類 | 14種類 | – | 〇 | × | 詳細 |
IG証券「トレーディング・アプリ」
IG証券のスマートフォン対応アプリは自由度が高く、ATRについてはパラメーター数値を変更できることはもちろん、ラインの色と線の形状、塗りつぶしの色を自分好みに設定することが可能です。
参考に挙げた画像のように、ラインだけでなく山型のように表示できるのは、このページで紹介している中ではIG証券に限られます。
ちなみに、チャートの下部に並んでいる小さな三角は、経済指標発表があったことを示しています。
IG証券 iPhoneアプリ「トレーディング・アプリ」徹底特集
オアンダ ジャパン(OANDA Japan)「OANDA fxTrade」
オアンダ ジャパンのスマホアプリにもATRが搭載。このアプリケーションではパラメーターの変更と、ラインの色を19色の中から自分好みのものに変えることが可能です。
スマホ版「OANDA fxTrade」は快適な操作性で、外出先でもほとんどストレスを感じることのない取引環境をもたらしてくれます。デモ口座もありますので、ぜひ使ってみてください。
マネースクエア「ポケトラ」
ATRをスマホでも使えるのはほとんど外資系のFX業者なのですが、国内に本社を置くマネースクエアの「ポケトラ」でも利用できます。
M2JFXで提供されているトラリピ®など、独自の発注管理機能を使う際にも、変動幅は確認しておきたいポイントでしょう。ATRをぜひ参考に使用してみてください。
ヒロセ通商「LION FX」
ヒロセ通商のiPhone、アンドロイドスマホアプリでは、通常チャートとは別に「LIONチャートPlus+」という機能が搭載。これは、PC版として先に登場したhtml5仕様のチャートが、スマホ上でも使えるようになったもの。
これまでスマホで利用できなかったテクニカル指標が多く搭載されており、その中の一つにATRが含まれています。パラメーター変更可能。