抱き線(抱き足)または包み線(包み足)と呼ばれる2本のローソク足の関係から上昇・下降を判断する手法を分かりやすくサインにしてみました。
抱き線(抱き足)・包み線(包み足)を明確に
一言で前の足を「包む」と言っても、いろいろなパターンがあります。インジケーターを使って考えていきましょう。
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- 2023年8月31日
- 【MT4/MT5 ver1.0】 抱き線(抱き足)・包み線(包み足)のサインを出すインジケーターを公開
※インジケーターへのご質問・改善アイデアあれば、下部のコメント欄かアンケートに投稿お願いします!
TradingView版インジケーター
抱き線(抱き足)/包み線(包み足)のルール
1本前が陰線で、現在のローソク足の高値が1本前の高値を上回り、現在のローソク足の安値が1本前の安値を下回る、長い陽線となったとき、上昇と判断します。
一方、1本前が陽線で、現在のローソク足の高値が1本前の高値を上回り、現在のローソク足の安値が1本前の安値を下回る、長い陰線となったとき、下降と判断します。
1本前を包み込むこと、これがポイントです。しかしどのように包み込んでいる状態なのか、ローソク足の実体部分も含め、いろいろと検証が必要なのではないかと思います。
終値の位置関係
今後も手法を増やしていきます。アイデアを募集中です。
パターン1 ヒゲとの比較
1本前の高値/安値より終値が超えているかどうかに注目します。
- 上昇サイン:1本前が陰線、現在の足は陽線、1本前の高値より終値が大きいとき
- 下降サイン:1本前が陽線、現在の足は陰線、1本前の安値より終値が小さいとき
強い反発と考えることができます。
パターン2 実体との比較
1本前の実体より終値が超えているかどうかに注目します。
- 上昇サイン:1本前が陰線、現在の足は陽線、1本前の初値より終値大きいとき
- 下降サイン:1本前が陽線、現在の足は陰線、1本前の初値より終値が小さいとき
パターン3 包んでいたらOK
ヒゲも含めて包んでいるかどうかだけを見ます。
- 上昇サイン:1本前が陰線、現在の足は陽線、ヒゲを含めた1本前のローソク足の大きさよりも大きいとき
- 下降サイン:1本前が陽線、現在の足は陰線、ヒゲを含めた1本前のローソク足の大きさよりも大きいとき
包んでいる状態ではありますが、実体部分が弱く感じます。
パターン4 1本前の状態は関係なし
そもそも1本前が陽線/陰線に関わらず、包んでいる状態に注目します。
- 上昇サイン:現在の足は陽線、1本前を包んでいる状態のとき
- 下降サイン:現在の足は陰線、1本前を包んでいる状態のとき
2本の関係からどちらかの方向に向かっていることは確かです。しかしダマしも多くなります。
パラメーターの解説
まずは手法の部分を選択してください。
それ以外にも移動平均線のフィルターを追加してみました。移動平均線よりも終値が上であれば上矢印限定、移動平均線よりも終値が下であれば下矢印限定としてます。
アラートは3種類あります。そのアラートのタイミングも確定後か条件が揃った時点で出すか選べます。
実体部分を考慮する
実際にインジケーターを使ってみてダマしとなる箇所も多いように思われます。やはりどれだけ反発したかが重要であり、実体部分の大きさを考える必要がありそうです。1本前のローソク足の実体が大きければ大きいほど、それを反発したときの損切りが大きいことになります。そのタイミングをアラートで知らせてほしいと思いました。
実体の大きさを含めて比較できるように今後もバージョンアップしていきたいと思います。もしアイデアがございましたら、コメントにお願いします。
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