指数平滑移動平均線(EMA)の傾きから売買シグナルを出す!MT4/MT5/TradingViewインジケーター

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前回は単純移動平均線を使って売買サインのインジケーターを作りましたが、今回はEMA(Exponential Moving Average)「指数平滑移動平均線/指数移動平均線」です。

EMAの押し目買いと戻り売りを狙う

EMAを使って売買サインを出すMT4/MT5/TradingViewインジケーター

EMAの期間を21、または20にして使っているトレーダーも多いかと思います。傾きでトレンド方向とし、EMAのライン付近で折り返したときを狙うことを想定してます。

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更新履歴
2023年11月16日
【MT4/MT5/TradingView ver1.0】 EMAから売買サインを出したインジケーターを公開

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インジケーターの使い方・見方

トレンド方向にトレードすることを想定しています。順張りということになります。
その中で、例えば上昇相場が一時的に下落して再び反転上昇の兆しが出たときに買いポジションを取ることを「押し目買い」とします。その逆が「戻り売り」となります。

移動平均線の傾きからトレンド判断

まずは移動平均線の傾きです。今回は1本前の移動平均線と現在の移動平均線とを比較して上昇しているか下落しているかを見ます。

EMAの傾きが上か下か

  • 1本前のEMAの値より現在のEMAが値が大きければ上昇トレンド
  • 1本前のEMAの値より現在のEMAが値が小さければ下降トレンド

ただEMAは直近の動きに反応しやすく、傾きだけではダマしの多い判断にも思えます。ローソク足がEMAより上か下か、2本のEMAのゴールデンクロス、デッドクロスで見るか。または2本のEMAで言えば、MACDを考えるのも一つの方法だと思います。今回はEMAの傾きとしましたが、他のバージョンも作ってみようと思います。

 

ローソク足がEMAにタッチしたとき

次に押し目買いと戻り売りのタイミングです。

EMAの押し目買い、戻り売り

EMAまで近づき反発したと思えたときに矢印が出るようにしました。

  • 上昇トレンドのとき、EMA上で陰線から陽線に変わったタイミングで上矢印
  • 下降トレンドのとき、EMA上で陽線から陰線に変わったタイミングで下矢印

傾きが小さいときはレンジ相場となり、サインが頻発(ダマし)が発生します。EMAが横になったときをどのように判断するか、ADXなどの追加もまた考えて機能の改善をしたいと思います。

 

パラメーター設定

MT4/MT5のパラメーターの場合

期間は21としています。20としてもいいですし、相場に合わせて変えてみてください。

パラメーターの設定

MT5も似た感じです。今後は機能のバージョンアップと共にパラメーターも増えていきます。

TradingViewのパラメーターの設定

TradingViewが自動翻訳してしまうのか、表記が間違ってしまいます。

閉じるは終値

TradingView版も同時に今後改良していきたいと思います。

 

EMAを使った手法の考察

いろいろな手法が考えられるのでここで整理しておきたいと思います。

  • EMAを使って逆張り。トレンド指標ではなく、逆張りを考える。
  • RSIを使って売られすぎのときにEMAの方向で順張りのエントリー
  • EMAからZigZagを作り、ブレイクアウトを見る
  • 傾きの変化だけで矢印。傾きの値を制限する。
  • EMAとボリンジャーバンドを組み合わせる。ボリンジャーバンドのロアーバンドに来ればロング、ボリンジャーバンドのアッパーバンドであればショート。またはその逆。
  • EMAから最高値と最安値を求め、フィボナッチリトレースメントを使っての押し目買い、戻り売りを考える。

これらはうまく機能するしないがあります。そういったことも含めて、検証するためのインジケーターを作ってみようと思います。他にもアイデアがございましたら、コメントにていただけると非常にありがたいです。

 

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