ここでは、FX(外国為替証拠金取引)の注文情報を「ポジション比率」「売買比率」といった形式で公開しているFX業者を紹介しています。
ポジション比率や売買比率は取引の判断材料として非常に有益。例えば、外為どっとコムでは注文されている指値・ストップ注文の情報や、一定時間内に約定した売りと買いの比率の公開などを行っています。

注文状況(オーダー状況)やポジション比率といった情報を公開しているFX業者は限られています。「FX(外国為替証拠金取引)の注文情報が見られる業者は?」「各社のFXポジション比率の見方は?」「スマホでも注文状況を確認できる?」といった疑問をお持ちの方は、ぜひ当ページの情報を参考にしてみてくださいね。
ポジション比率や売買比率を公開しているFX業者一覧
FX業者 | 公開内容 | 特徴 | 公式サイト |
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外為注文情報 売買比率 ポジション比率 |
全30通貨ペア対応 スマホ閲覧可能 チャート上に注文情報表示可能 |
詳細 |
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注文情報 ポジション比率 |
スマホ閲覧可能 チャート上に注文情報・ポジション比率を表示可能 |
詳細 |
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オープンオーダー(注文比率) オープンポジション(売買比率) |
MT4・MT5上で表示可能 スマホアプリ搭載 |
詳細 |
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注文状況 売買比率 ポジション比率 |
スマホアプリ搭載 | 詳細 |
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顧客センチメント(ポジション比率) 取引履歴 |
FX/CFD銘柄対応(※) スマホアプリ搭載 |
詳細 |
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売買比率(人数・ポジション) 価格分布 |
スマホアプリ搭載 | 詳細 |
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売買比率(人数・ポジション) 価格分布 |
スマホアプリ搭載 | 詳細 |
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売買比率(注文・人数比率) | スマホアプリ搭載 | 詳細 |
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売買比率 | 全16通貨ペア対応 | 詳細 |
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売買比率 | 全24通貨ペア対応 スマホ閲覧可能 |
詳細 |
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通貨別売買比率 時間別USD/JPY売買比率 成立値段帯別売買比率 時間別注文件数 |
スマホ閲覧可能 | 詳細 |
(※:IG証券は約100種類のFX通貨ペアと17,000以上のCFD銘柄に対応していますが、一部銘柄では顧客センチメントが表示されません)

注文情報(オーダー状況)やポジション比率などを公開している業者の中でも、特におすすめなのが外為どっとコムです。同社は「外為注文情報(指値・ストップ注文の状況)」「売買比率(売買注文の新規・決済別の比率)」「ポジション比率(売りと買いのポジション比率)」、3種類の取引データを公開。
これらの情報を閲覧できること自体メリットですし、外為どっとコムなら取り扱っている全30通貨ペアのデータをチェックできるのもポイント。対応銘柄が限定されている業者もある中、外為どっとコムでは米ドル円やユーロ米ドルといった主要銘柄に加え、トルコリラ円やメキシコペソ円、ロシアルーブル円といった銘柄まで対応しています。
各社が公開しているポジション比率や売買比率は、自社を利用するトレーダーの情報に限定されるのですが、外為どっとコムは50万口座を突破している人気FX業者ですので、その点もメリットの1つとなっています。
「注文情報(オーダー状況)やポジション比率を見たいけれど、どの業者を利用すべきか迷っている」という方は、外為どっとコムをチェックしてみてはいかがでしょうか。
各社が公開している取引データの特徴
外為どっとコム
- 「外為注文情報」「売買比率」「ポジション比率」を公開!
- 取り扱っている全30通貨ペアに対応!
- PC・スマホの両方で閲覧可能(ブラウザ表示)!
外為どっとコムは情報力に定評のあるFX業者であり、情報配信専用のコンテンツとして「外為情報ナビ」と「マネ育チャンネル」を用意しています。
外為情報ナビは為替レートやチャート、経済指標、取引データなどを公開しており、マネ育チャンネルはFXレポートやインタビュー、初心者向けの記事など読み応えのあるコンテンツを配信。
外為どっとコムでは、外為情報ナビ内のコンテンツとして「外為注文情報」「売買比率」「ポジション比率」を閲覧可能となっています。3種類ある取引データはいずれも、外為どっとコムで取引できる全30通貨ペアに対応。
外為どっとコムのFXサービス(外貨ネクストネオ)利用者を対象として、「外為注文情報」では指値・ストップ注文がどの程度出されているかを確認できます。
「売買比率」は1時間ごと・12時間ごと・1日ごと、いずれかの期間における新規・決済の売買注文比率を表示。「ポジション比率」は毎営業日クローズ時点で保有されている、売りと買いのポジション比率をチェックできます。
外為どっとコムの外為情報ナビはPCでもスマホでも閲覧可能ですので、外為注文情報や売買比率に関してもPC・スマホどちらからでも確認していただけます。
ちなみに、外為情報ナビもマネ育チャンネルも、外為どっとコムの会員でなくても閲覧可能なサービスとなっていますので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

外為どっとコムの外為注文情報はグラフで見ても便利なのですが、チャート上に表示させる方法もおすすめです。外為どっとコムの「外為情報ナビ」で使用できる高機能チャートでは、外為注文情報をチャート上にレイヤー表示することが可能。チャート分析をしながら、リアルな注文状況を把握できます。
ちなみに、この高機能チャートはPCはもちろんスマホからもご利用いただけます。高機能チャートは外為注文情報のレイヤー表示だけでなく、多彩なテクニカル指標や描画ツールを搭載し、SNSとの連携機能が備わっているなどの特徴も魅力。
外為どっとコム 公開データの詳細
利用条件 | なし(外為どっとコムの会員・非会員問わずどなたでも閲覧可能) |
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利用手数料 | 無料 |
利用形式 | ブラウザ表示(外為どっとコムの情報コンテンツ「外為情報ナビ」内で閲覧可能) |
外為注文情報 | 指値・ストップ注文が売りと買いにどの程度出されているかを一覧表示 |
売買比率 | 一定期間(1時間、12時間、1日)ごとの売買注文の新規・決済別の比率を表示 |
ポジション比率 | 毎営業日クローズ時点にて保有されている売りと買いのポジションの比率を表示 |
対応通貨ペア | 30通貨ペア(米ドル円、ユーロ円、ユーロ米ドル、ポンド円、カナダドル円、スイスフラン円、ポンド米ドル、米ドルスイスフラン、スウェーデン円、ノルウェー円、ユーロポンド、米ドルカナダドル、トルコリラ円、南アフリカランド円、メキシコペソ円、米ドルトルコリラ、ユーロトルコリラ、ロシアルーブル円、豪ドル円、NZドル円、豪ドル米ドル、NZドル米ドル、ユーロ豪ドル、ポンド豪ドル、豪ドルカナダドル、ユーロNZドル、豪ドルNZドル、人民元円、香港ドル円、シンガポールドル円) |
更新頻度 | 外為注文情報:10分ごとに更新 売買比率:1時間ごと、12時間ごと、1日ごと ポジション比率:毎営業日ごと |
スマホ対応 | 〇 |
外為どっとコムで開催中の口座開設キャンペーン

FXキーストンでは外為どっとコムへの訪問取材を実施!同社の最新スマホアプリ『外貨ネクストネオ「GFX」』の魅力や、初心者の方にこそおすすめしたい理由をたっぷり伺ってきました!
「外為どっとコムってどんなFX会社なの?」「利便性の高いスマホアプリを探している」「初心者に優しいFX会社を利用したい!」といったニーズや疑問をお持ちの方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
ヒロセ通商
- LION FX利用者の「注文情報」「ポジション情報」を公開!
- PC・スマホツールの両方から閲覧可能!
- 「注文情報」「ポジション情報」をチャート上に表示できる!
ヒロセ通商のFXサービス(LION FX)では、「注文情報」と「ポジション情報」を公開しています。注文情報(オーダー状況)ではLION FXのトレーダーが発注している指値・逆指値注文について、3分ごとの集計データを価格帯ごとに表示。ポジション情報ではLION FXのトレーダーが保有している買い・売りポジションの集計を価格帯ごとに表示します。
ヒロセ通商の注文情報とポジション情報は、PCツールの「LIONチャートPlus+」「LION Basic」、スマホ対応の「LION Tab mini」「LIONチャートPlus+(スマホ版)」、タブレット対応の「LION Tab」で閲覧可能。いずれもチャート分析に特化したブラウザ表示のツールとなります。
ヒロセ通商は多彩な50種類以上の通貨ペアに対応していますが、注文情報とポジション情報を閲覧できるのは15通貨ペアのみ。銘柄数では外為どっとコムの方が多いですが、ヒロセ通商の情報は3分ごとの短いスパンで更新されているのが特徴的となっています。
上記画像はPC対応のブラウザツール「LIONチャートPlus+」の画面です。ツール画面の右上に配置されているアイコンをクリックすれば注文情報を表示可能。表示された注文情報のパネルは移動可能ですので、好きな場所に置くことができます。
注文情報の隣にあるボタンをクリックすれば、ポジション情報を表示。こちらもツール内にて配置する場所を好きに選ぶことが可能。ちなみに「?」ボタンをクリックするとこの情報に関する解説を閲覧できます。
また、ヒロセ通商では注文情報とポジション情報をチャート上に表示できるのが特徴的。チャートメニューの「分析」をクリックして、メニューから表示させたい情報をクリックすることで、情報をチャート上に表示していただけます。
こちらはLIONチャートPlus+のスマホ版ツール画面です。LIONチャートPlus+では注文情報のみ閲覧可能となっているのですが、LION Tablet miniなら注文情報とポジション情報の両方を閲覧することが可能。
スマホ・タブレット用のツールをお探しの方には、ヒロセ通商の「LION Tab mini」「LION Tab」もおすすめです。
上記画像はスマホ用ツール「LION Tab mini」の画面。LION Tab miniでも売買比率の情報を表示することが可能となっています。ブラウザ対応でありながら、専用アプリ並みの使い勝手を誇ります。
その上、LION Tab miniは30種類のテクニカル指標を搭載、売買比率の表示に加え、比較チャート機能、フィボナッチ自動描画など多くの分析機能を兼ね備えています。
こちらはタブレット向けツールの「LION Tab」です。LION Tabでも売買比率情報を閲覧することが可能。
LION TabはiPadなどのタブレット向けにリリースされたブラウザ対応ツールで、30種類のテクニカル指標などチャート分析に特化しているのが特徴です。
LION Tab mini、LION Tabはいずれも使い勝手が非常に良く、分析機能も豊富。ブラウザ対応なのでインストール不要なのもポイントです。便利なスマホ取引ツールをお探しの方はぜひチェックしてみてくださいね。
ヒロセ通商 公開データの詳細
利用条件 | ヒロセ通商の口座開設 |
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利用手数料 | 無料 |
利用形式 | ブラウザ表示(PC・スマホ・タブレット対応ツール内で表示) |
注文情報 | ヒロセ通商(LION FX)のトレーダーが発注している指値・逆指値注文の集計を価格帯ごとに表示 |
ポジション情報 | ヒロセ通商(LION FX)のトレーダーが保有している買いポジション・売りポジションの集計を価格帯ごとに表示 |
対応通貨ペア | 15通貨ペア(米ドル円、ユーロ円、豪ドル円、ポンド円、NZドル円、カナダドル円、南アフリカランド円、トルコリラ円、メキシコペソ円、ユーロ米ドル、ポンド米ドル、豪ドル米ドル、ポンド豪ドル、ユーロ豪ドル、豪ドルNZドル) |
更新頻度 | 注文情報:3分ごと ポジション情報:3分ごと |
スマホ対応 | 〇 |
ヒロセ通商で開催中の口座開設キャンペーン
OANDA Japan(オアンダ・ジャパン)
- 「オープンオーダー(注文比率)」「オープンポジション(売買比率)」を提供!
- OANDAを利用する世界中のトレーダーの情報を把握!
- MT4・MT5上にインジケーターとして直接表示できる!
注文比率や売買比率はFX会社を通した注文やポジション量を表示してくれるものなので、そのFX会社を使っているトレーダーの分しか把握できません。つまり、国内FX会社を利用しているのは大半が日本人であり、日本人トレーダーのおよその動向は国内FX会社で把握できます。
この点、OANDA(オアンダ)はロンドン市場があるイギリス、ニューヨーク市場があるアメリカ、さらにカナダ、オーストラリアなど世界各国に拠点を持つグローバルなFX会社です。OANDAを利用しているのは世界中のトレーダーであり、OANDAの売買比率や注文比率を見ることは世界中のトレーダーの動向を把握することに繋がります。
世界中の100万人以上のトレーダーが利用するオアンダであれば、日本だけでなく世界中のトレーダーの注文状況とポジション状況から相場の流れや転換点を予測できます。
オープンオーダーは世界中でオアンダを利用しているトレーダーの注文状況がグラフ化されたものです。中央の緑の水平ラインが「現在レート」、4分割した左上が「指値売り」、左下が「逆指値売り」、右上が「逆指値買い」、右下が「指値買い」を示しています。
オアンダのオープンオーダーはMT4・MT5上にインジケーターとして直接表示することも可能。さらに、FXキーストンではオアンダのオープンオーダーをさらに便利するオリジナルのMT4インジケーターを無料公開しています。気になる方はぜひそちらもチェックしてみてください。
オアンダのオープンオーダーMT4インジケーターを更にアシストするツールを公開
オープンポジションはオアンダを利用しているトレーダーが過去に持った売り、買いのポジション量をグラフ化したものです。オレンジ色が「含み益のあるポジション」、水色が「含み損のあるポジション」を示しています。
具体的には、左上が「含み益のある売りポジション」、左下が「含み損のある売りポジション」、右上が「含み損のある買いポジション」、右下が「含み益のある買いポジション」です。オープンオーダーとともに活用すればかなりトレードの幅が広がるのではないでしょうか。
OANDA Japan 公開データの詳細
利用条件 | なし(OANDAの会員でも非会員でも閲覧可能、ただし利用状況により更新頻度が異なる) |
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利用手数料 | 無料 |
利用形式 | ブラウザ表示(MT4・MT5上でインジケーターとして利用も可能) |
オープンオーダー | オアンダにおける最新のリアルタイム未約定注文をもとに注文比率を表示 |
オープンポジション | オアンダにおける最新のリアルタイム未決済建玉をもとに売買比率を表示 |
対応銘柄 | 17種類(米ドル円、ユーロ米ドル、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、ポンド米ドル、豪ドル米ドル、ユーロ豪ドル、ユーロスイスフラン、ユーロポンド、ポンドスイスフラン、NZドル米ドル、米ドルカナダドル、米ドルスイスフラン、銀米ドル、金米ドル、US500米ドル) |
更新頻度 | 口座未開設者:30分ごと(30分遅れ) 口座開設者(レギュラー・シルバー):20分ごと 口座開設者(ゴールド):5分ごと |
スマホ対応 | 〇 |
補足 | OANDAには3つのステータス(レギュラー・シルバー・ゴールド)があり、条件達成によりステータスがアップグレードされ、利用できるオーダーブックの更新頻度が異なります |
OANDAで開催中のキャンペーン
外貨ex byGMO
- 「注文状況」「売買比率」「ポジション比率」を公開!
- PC・スマホツールの両方から閲覧可能!
- スマホアプリ内で「プレミアムレポート」を閲覧できる!
外貨ex byGMOでは会員限定のプレミアムレポートというサービスを提供しており、限定レポートと並んで「みんなのオーダー」というコンテンツが提供されています。「みんなのオーダー」では外貨ex byGMOのFXサービス(外貨ex)で取引しているユーザーの注文状況などを閲覧することが可能。
「みんなのオーダー」では指値・逆指値の注文状況、通貨ペアごとの売買比率、保有ポジションの売りと買いの比率をチェックすることができます。対象となるのは米ドル円やユーロ米ドルなど10通貨ペア。更新は毎営業日となります。
また、PC取引環境はもちろん、「みんなのオーダー」はスマホアプリから見ることも可能。アプリ内の為替情報からいつでもどこでも外貨ex byGMOユーザーの注文状況を確認できます。
外貨ex byGMO 公開データの詳細
利用条件 | 外貨ex byGMOの口座開設 |
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利用手数料 | 無料 |
利用形式 | PC:ブラウザ表示 スマホ:スマホアプリ内で表示 (いずれも「プレミアムレポート」内のコンテンツとして閲覧可能) |
指値・逆指値注文状況 | 更新時点における、外貨ex byGMOのFXサービス(外貨ex)ユーザーの指値・逆指値の注文状況を表示 |
売買比率 | 外貨ex byGMOのFXサービス(外貨ex)ユーザーの前営業日の売買比率を表示 |
ポジション比率 | 更新時点における、外貨ex byGMOのFXサービス(外貨ex)ユーザーの保有ポジションの売りと買いの比率を表示 |
対応通貨ペア | 10通貨ペア(米ドル円、ユーロ円、ユーロ米ドル、豪ドル円、ポンド円、NZドル円、スイスフラン円、カナダドル円、ポンド米ドル、南アフリカランド円) |
更新頻度 | 毎営業日ごと |
スマホ対応 | 〇 |
外貨ex byGMOで開催中の口座開設キャンペーン
IG証券
- IGクライアントの「顧客センチメント(ポジション比率)」を公開!
- 多彩なFX/CFD銘柄のポジション比率を閲覧可能!
- PCツール・スマホアプリの両方から閲覧できる!
IG証券はPC取引ツール、スマホの両方から売買比率を確認することができます。PCツールでは、取引ツールにログイン⇒FX⇒通貨ペアを選択⇒画面左上のマーケットデータをクリックすると選択した通貨ペアの売買ポジション比率が確認できます。
選択した通貨ペアのポジションを保有している人数も知ることが可能。IGグループは世界15ヵ国に展開する世界的な金融プロバイダーです。日本国内だけでなくニューヨークやロンドンといった主要市場からもトレーダーが参加しているので、売買比率を確認するには打ってつけのFX会社ですね。
上記の画像はIG証券に口座開設後のログイン状態で表示される画面です。【IG証券ホーム画面】⇒【取扱銘柄】⇒【FX取引】⇒【FX/レート】⇒【通貨ペアを選択】と進むと売買比率が見れます。
IG証券の会員HPでは、表示させるコンテンツを編集することも可能。チャート画面を非表示にしたり、ニュースや分析を追加したりと自分の好みのレイアウトに変更できるので非常に便利ですね。口座開設をしていない場合でも売買比率は表示できますが、簡易表示ですのでその点はご留意ください。
IG証券のスマホアプリ「トレーディング・アプリ」でも顧客センチメントの閲覧が可能。データを確認したい銘柄を選択し、メニューから「マーケットデータ」をタップ、そこから顧客センチメントをチェックしていただけます。PC・スマホアプリそれぞれにおける顧客センチメントの表示方法はこちらのページで解説していますので、気になる方はそちらもチェックしてみてくださいね。
ちなみに、外為情報を発信しているスマホアプリ「DAILY FX」からでもIG証券の売買比率が見られます。アプリ内で【メニュー】⇒【Trading Strategies】⇒【Sentiment】と進むと売買比率を表示させることができます。右上の「Daily」「Weekly」を切替えると、1日単位と1週間単位で表示を切替えることも可能。
DAILY FXではIG証券の口座開設不要で売買比率が見れます。各通貨ペアの売買比率が一覧で表示されているので、使いやすい方を利用してみてください。英語表記で記載されていますが、売買比率を確認するだけであれば十分、活用できます。
IG証券 公開データの詳細
利用条件 | IG証券の口座開設 |
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利用手数料 | 無料 |
利用形式 | PC:ブラウザ表示 スマホ:スマホアプリ内で表示 |
顧客センチメント | 該当銘柄のポジションを保有しているIGクライアントの割合を表示 |
取引履歴 | 該当銘柄の直近・日間・週間・月間における売り・買いの取引の割合を表示 |
対応銘柄 | FX/CFD銘柄(一部顧客センチメントを表示できない銘柄があります) |
スマホ対応 | 〇 |
IG証券で開催中の口座開設キャンペーン
IG証券なら日経225やNYダウの売買比率もわかる!
IG証券はFXだけでなく株価指数や商品のCFD取引にも対応した業者。IG証券ではFXの通貨ペアだけでなく日経225やNYダウ、原油、金といった商品銘柄までIG証券でCFDのポジションを保有している人の売買比率が分かります。
直近、日間、週間、月間で売買比率がどう変化しているのかも確認可能。FXの相場分析で株価指数や商品相場をチェックされる方はIG証券が最適。CFDにてFXと同じように直接取引も可能です。IG証券のCFDは別記事にて詳しく解説しているので、気になる方はそちらもぜひご一読を。
みんなのFX
トレイダーズ証券のみんなのFXでは、インストール不要で使える各種取引ツールから「売買比率」と「価格分布」を閲覧することができます。みんなのFXを利用しているトレーダー全体のポジションの偏りやどの価格帯にポジションが集中しているかを一目で確認可能です。
みんなのFXの価格分布では図を4分割してポジションの量を表示しています。右側半分が買いポジション、左側半分が売りポジションです。中央のラインは現在価格を現しているので、例えば右上のブロックに表示されているグラフは「現在価格より高い価格の買いポジション」ということになります。買いか売りのポジション量を一目で確認できるので、売買判断に活用できるでしょう。
また、みんなのFXでは売買比率と価格分布の両方をスマホで表示させることも可能です。アプリ下部のタブメニュー右端にある「メニュー」から「売買比率」を選択すれば簡単に確認できます。価格分布への切り替えも1タップで可能です。スマホアプリで売買比率と価格分布が見れる業者はかなり少ないので非常に貴重です。
売買比率
価格分布
スマホでの表示画面
みんなのFX 公開情報の詳細
売買比率 | 更新時点における各通貨ペアの売りと買いの比率を、人数とポジションで表示 |
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価格分布 | みんなのFXのトレーダーが、各通貨ペアにおいてどの価格帯のポジションを保有しているかを表示 |
対応通貨ペア | 米ドル/円、ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円、NZドル/円、トルコリラ/円、メキシコペソ/円、南アフリカランド/円、中国人民元/円、スイスフラン/円、カナダドル/円、ポーランドズロチ/円、ユーロ/米ドル、ポンド/米ドル、豪ドル/米ドル、NZドル/米ドル |
補足 | 口座開設者限定のサービス スマホアプリでも表示可能 |
みんなのFXで開催中の口座開設キャンペーン
LIGHT FX
LIGHT FX(ライトFX)では「売買比率」と「価格分布」の2つを提供しています。PCツールはもちろん、スマホアプリからでも確認できるので非常に便利です。
LIGHT FXのスマホアプリの売買比率と価格分布はUI(ユーザーインターフェース)が非常に見やすく視覚的に捉えやすく作られています。
通貨ペアをタップするだけで価格分布に画面が飛ぶのも使い勝手が良いです。スマホ画面の最上部を下に引っ張ると情報更新もできるため、リアルタイムの売買比率と価格分布を確認できます。
PC・スマホの表示画面
LIGHT FX 公開情報の詳細
売買比率 | 更新時点における各通貨ペアの売りと買いの比率を、人数とポジションで表示 |
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価格分布 | LIGHT FXのトレーダーが、各通貨ペアにおいてどの価格帯のポジションを保有しているかを表示 |
対応通貨ペア | 米ドル/円、ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円、NZドル/円、トルコリラ/円、メキシコペソ/円、南アフリカランド/円、中国人民元/円、スイスフラン/円、カナダドル/円、ポーランドズロチ/円、ユーロ/米ドル、ポンド/米ドル、豪ドル/米ドル、NZドル/米ドル |
補足 | 口座開設者限定のサービス スマホアプリでも表示可能 |
LIGHT FXで開催中の口座開設キャンペーン
DMM FX
DMM.com証券のDMM FXでは、取引ツールの「DMMFX PLUS」と「DMMFX ADVANCE」で「売買比率」をチェックできます。DMM FXの売買比率は「注文比率」と「人数比率」に分かれており、注文比率は売りと買いのポジション比率を示しています。人数比率は売りポジションと買いポジションの人数差を占めてしており、注文比率と比較するために表示されています。
DMM FXの注文比率では未約定の売り買い指値注文及び逆指値注文が反映されています。更新は5分ごとで、過去の注文比率は参照できません。
開示される比率はDMM FXを現在進行形で取引しているユーザーのポジションが反映されているため、アクティブユーザーの多いDMM.com証券の情報は役に立ってくれそうです。
ちなみに、DMMFX PLUSではレートやチャートのパネルの配置を自由に変更することができて、売買比率の表示を別ウィンドウにすることも可能です。
注文比率
人数比率
スマホでの表示画面
DMM FX 公開情報の詳細
注文比率 | DMM FXのトレーダーによる未約定の指値や逆指値注文の比率を売り・買いで表示 |
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人数比率 | 未約定の指値や逆指値注文の人数比率を売り・買いで表示 |
対応通貨ペア | 米ドル/円、ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円、NZドル/円、カナダドル/円、スイスフラン/円、南アフリカランド/円、ユーロ/米ドル、ポンド/米ドル、豪ドル/米ドル、NZドル/米ドル、ユーロ/ポンド、米ドル/スイスフラン、米ドル/カナダドル、ユーロ/豪ドル、ユーロ/NZドル、ユーロ/スイスフラン、ポンド/豪ドル、ポンド/スイスフラン、メキシコペソ/円 |
更新頻度 | 5分ごと |
補足 | 口座開設者限定のサービス スマホアプリでも売買比率を表示可能 |
DMM FXで開催中の口座開設キャンペーン
マネックス証券
マネックス証券のPC取引ツール「MonexTraderFX」では、マネックス証券で取引しているトレーダーの売買比率を見ることができます。メニューから「売買比率」を選択してパネルを表示する形式。MonexTraderFXの取引画面では各種パネルを自由に配置でき、売買比率のパネルも好きな場所に置けます。
マネックス証券で取り扱っている全通貨ペアに対応。売りと買いのポジション比率をまとめて閲覧することができます。
売買比率
マネックス証券 公開情報の詳細
売買比率 | マネックス証券で保有されている建玉の割合を表示 |
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対応通貨ペア | 米ドル/円、ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円、NZドル/円、カナダドル/円、スイスフラン/円、南アフリカランド/円、トルコリラ/円、メキシコペソ/円、中国元(オフショア)/円、香港ドル/円、シンガポールドル/円、ユーロ/米ドル、ポンド/米ドル、豪ドル/米ドル |
更新頻度 | 15分ごと |
補足 | デモ口座でも利用可能(ただし本番口座とは表示データが異なります) |
マネーパートナーズ
マネーパートナーズでは、公式サイトで売買比率を公開しています。反映されているのは前営業日までの未決済建玉での売買比率です。
基本的に更新は毎営業日に1回行われるのでリアルタイムの比率を現しているわけではありません。また、公式サイトで見られますが、PC取引ツールやスマホアプリ内では売買比率を確認できません。
売買比率
スマホでの表示画面
マネーパートナーズ 公開情報の詳細
売買比率 | 前営業日のマネーパートナーズにおける未決済建玉をもとに売買比率を表示 |
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対応通貨ペア | 米ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ユーロ/米ドル、ポンド/円、NZドル/円、トルコリラ/円、メキシコペソ/円、南アフリカランド/円、スイスフラン/円、カナダドル/円、香港ドル/円、シンガポールドル/円、ポンド/米ドル、豪ドル/米ドル、ユーロ/豪ドル、ユーロ/ポンド、豪ドル/NZドル、ポンド/豪ドル、NZドル/米ドル、米ドル/カナダドル、米ドル/南アフリカランド、米ドル/トルコリラ、米ドル/メキシコペソ |
更新頻度 | 営業日ごと |
補足 | 口座を開設していなくても閲覧可能(該当ページ) スマホでも表示可能(ブラウザ表示) |
SBI FXトレード
SBI FXトレードでは「通貨別新規売買比率」「時間帯別新規売買比率」「成立値段帯別売買比率」「時間別注文件数」の情報を公式サイトにて公開しています。同社で口座開設していなくても、どなたでも閲覧が可能。
いずれも前日の営業日取引についてのデータが表示されています。成立値段帯別売買比率と時間別注文件数に限り、週間のデータも公開。
通貨別新規売買比率は、SBI FXトレードで取引できる多彩な通貨ペアに対応。時間帯別新規売買比率については米ドル円のみ、成立値段帯別売買比率と時間別注文件数は8通貨ペアのみ対応となっています。
PCはもちろんスマホからでもこれらの情報を可能。ぜひ活用してみてくださいね。
通貨別新規売買比率
時間帯別 USD/JPY新規売買比率
SBI FXトレード 公開情報の詳細
通貨別新規売買比率 | 前営業日のSBI FXトレードにおける新規売買比率を表示 |
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時間帯別新規売買比率 | 前営業日のSBI FXトレードにおける、米ドル円の時間帯別の新規売買比率を表示 |
成立値段帯別売買比率 | 前営業日または前週のSBI FXトレードにおける成立値段帯別の売買比率を表示 |
時間別注文件数 | 前営業日または前週のSBI FXトレードにおける時間別の注文件数を表示 |
対応通貨ペア | 【通貨別新規売買比率】 米ドル/円、ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円、NZドル/円、カナダドル/円、スイスフラン/円、南アフリカランド/円、トルコリラ/円、中国人民元/円、韓国ウォン/円、香港ドル/円、ロシアルーブル/円、ブラジルレアル/円、ポーランドズロチ/円、スウェーデンクローナ/円、ノルウェークローネ/円、メキシコペソ/円、シンガポールドル/円、ユーロ/米ドル、ポンド/米ドル、豪ドル/米ドル、NZドル/米ドル、米ドル/カナダドル、米ドル/スイスフラン、ユーロ/ポンド、ユーロ/豪ドル、ユーロ/NZドル、ユーロ/スイスフラン、ポンド/豪ドル、ポンド/スイスフラン、豪ドル/NZドル、豪ドル/スイスフラン 【時間帯別新規売買比率】 米ドル/円 【成立値段帯別売買比率・時間別注文件数】 米ドル/円、ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル円、NZドル/円、南アフリカランド/円、トルコリラ/円、メキシコペソ円 |
補足 | 口座を開設していなくても閲覧可能(該当ページ) スマホでも表示可能(ブラウザ表示) |
SBI FXトレードで開催中の口座開設キャンペーン
相場の大局を捉える!FXの出来高を確認する方法!
上記で紹介しているのは各FX会社を利用しているトレーダーの売買比率です。より大きな相場の動きを捉えるなら通貨ペア毎の出来高を確認するのが最適。下記の記事ではFXの出来高を確認する方法を詳しくまとめています。特に、ヘッジファンド投機筋が保有しているポジション数量が分かるIMM通貨先物ポジションは要チェック!各FX会社の売買比率と合わせて分析すればトレードの視野が広がります。
【番外編】外為どっとコム注文情報の見方を解説!
外為どっとコムではどの価格に買いと売りの注文がどれ位あるのかを見ることができます。FXなので世界中の相場のポジションを見ることは不可能ですが、この外為注文情報とある程度比例したものであると予測してください。
外為注文情報は「外為情報ナビ」→「ツール」から見ることができます。
外為注文情報の見方
外為注文情報は、10分おきに更新され、その結果が5分後に表示されます。ということは5分前の情報です。なので多少のズレはあります。
12種類の通貨ペア「米ドル・円」「ユーロ・円」「豪ドル・円」「ポンド・円」「NZドル・円」「南アフリカランド・円」「ユーロ・米ドル」「ポンド・米ドル」「豪ドル・米ドル」「トルコリラ・円」「人民元・円」「メキシコペソ・円」を見ることができますが、1メモリごとのロット数が違ってきます。
例えばドル円の場合1メモリ=1000ロットですが、トルコリラ円は300ロットとなってます。1メモリの大きさが違ってきますので注意しましょう。
左のSellが売り注文を表しており、右のBuyが買い注文を表してます。塗りつぶされたメモリが多ければ多いほど、その価格帯で反発しやすいと考えます。特にメモリの背景がピンク色で表示されている価格です。ピンク色は10個以上のメモリがあることを示しています。切りのいい数字の価格に多くの注文がある場合が多いです。
上の場合は、売りが120.20と120.15に、買いが119.6と119.50がピンク色になってます。まずはその価格に注意したいです。
そして必ずチャートと見比べましょう。
外為どっとコムのチャート
直近の高値と安値はどこなのかを意識しつつ、外為注文情報と見比べてください。
一つの戦略例を提示します。参考程度に思ってください。
買いの場合
見送ります。119.6で買っても損切りまでは遠くなりそうです。
売りの場合
外為注文情報から120.15に指値で売りエントリーを考えます。直近高値は120.273なのでそこを超えると上昇するということを考えを持ったとします。損切りを120.273以上と考え、外為注文情報を見て売り注文が減った120.35を損切りとします。利益確定はこれも外為注文情報から119.6とします。
注文入力画面
上の外為注文情報から1時間半経ちました。
少しメモリが変化してます。
為替は刻一刻変化しております。この外為注文情報を完全に信じるのは危険です。どのようにトレードに活かすのか人それぞれだと思いますが、ある程度の予想を立てる手助けにはなるはずです。特に短期トレードにお薦めかと思います。この情報を公開しているのは外為どっとコムだけです。ぜひ一度お試しください。
売買比率(ポジション比率)・注文比率に関するよくある質問
以下では売買比率・注文比率に関するよくある質問や疑問点を紹介しています。FX業者選びの参考にしていただければ幸いです。
- 売買比率(ポジション比率)と注文比率の違いって何ですか?
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売買比率(ポジション比率)は現時点でトレーダーが保有している売り買いのポジション量がどのレートにいくらあるのかをチェックするものです。過去に保有したポジションなので現行レートの値動きによって含み益、含み損が発生しています。
一方、注文比率とは未約定の売り買いの注文がどのレートにいくらあるのかを示すものです。まだ約定していない注文なので現行レートの値動きによって新規に入る買い注文、売り注文がどのレートにどれぐらい溜まっているのかを確認する際に利用します。
- 国内で売買比率や注文比率を配信しているFX業者はどこですか?
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国内FX業者では外為どっとコム、ヒロセ通商、OANDA(オアンダ)、外貨ex byGMO、IG証券、みんなのFXなどが売買比率や注文比率を配信しています。業者によって配信している内容は異なります。各社の違いは一覧表にてまとめて比較しているので業者選びにご活用ください。
詳細はコチラ⇒売買比率・注文比率対応のFX業者比較表
- 売買比率や注文比率はどうやってトレードに活かすのですか?
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売買比率や注文方法の活用方法は様々ですが、1つの使い方としては売買比率で含み損のあるポジション(弱いポジション)が溜まっているレートを確認し、損切り注文がどこで行われるかをみてその動きに合わせてポジションを構築する方法です。
注文比率と合わせて確認すれば弱いポジションを持っている人がどのレートで損切りせざる負えなくなるかが分かる場合があります。OANDAのオープンオーダー・オープンポジションではこの売買比率・注文比率が一目で確認できるので非常に便利です。
- 売買比率や注文比率を見るのにおすすめのFX業者はどこですか?
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「外為どっとコム」「オアンダ」「IG証券」などの業者はトレードに役立つ情報を積極的に配信しています。売買比率と注文比率に関しては「外為どっとコム」と「オアンダ」が非常に充実しています。