移動平均線は価格の流れを滑らかに表示し、MACDは2本のEMA(指数移動平均)の拡散・縮小を通じて相場の勢いを可視化する、共にテクニカル分析の定番指標です。
移動平均線とMACDを組み合わせたトレーディングビューのインジケーター
多くのトレーダーが愛用する移動平均線と、トレンドの強弱を見極めるMACDを融合したインジケーターを作ってみました。
今後も皆様のフィードバックを参考に継続的な改良を行ってまいります。実際のトレードでご活用いただき、ご意見をお聞かせください。
TradingViewでの表示はこちら(2025/09/09 ver1.1)
- 2025年9月9日
- 【TV ver1.1】 コードを大幅修正しました。
- 2024年7月9日
- 【TV ver1.0】 トレーディングビュー版を作成しました。
※インジケーターへのご質問・改善アイデアあれば、下部のコメント欄に投稿をお願いします!
インジケーターの機能・使い方
MACDが0以上か0以下か
まずはMACDの状態だけを見ます。
- MACDが0以上:ライムグリーン色
- MACDが0以下:オレンジ色
色を変えることができます。
ゴールデンクロスとデッドクロス
次にMACDとシグナルの状態を見ます。
- ゴールデンクロス:青色
- デッドクロス:赤色
実際の相場で分析
ドル円の週足で移動平均線とMACDを見る
現在は2025年の9月ですが、21期間移動平均線の上に価格がある状態でした。
MACDも青色ということで、MACD>シグナルの状態となります。上昇に向かいやすい環境に思えます。
ゴールドの週足で移動平均線とMACDを見る
移動平均線の上になっており、上昇トレンドです。
赤色になっていると勢いがなくなりますが、青色となり再上昇しました。
このような形で移動平均線とMACDを同時に分析することができます。
パラメーター設定
SMA(単純移動平均線)からEMA(指数移動平均線)に変更もできます。
MACDはEMAを使っているので、同じようにEMAにして12期間にしてみるのもおもしろいかもしれません。
色はスタイルで変えることができます。
TradingViewでの表示はこちら(2025/09/09 ver1.1)
その他の移動平均線インジケーターはこちら
MT4/MT5版のインジケーターもあります
MT4/MT5を使っている方はこちらも使ってみてください。機能は同じです。
MACDの状態を移動平均線の色にしたMT4/MT5インジケーター
口座連携を使えばTradingView上での取引が可能
TradingViewで「口座連携」を行うと、TradingView上での取引が可能となります。上記画像のように、当サイトのオリジナルスクリプトを表示させつつ、TradingViewでそのまま注文も可能。
ただし、口座連携に対応している国内業者はごく僅かです。連携対応の国内業者と、各社の対応銘柄を以下にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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「JFX」はTradingViewとの口座連携には非対応ですが、同社の銘柄をTradingView上で表示可能のため、オリジナルスクリプトによるチャート分析は可能です。詳しくは下記リンク先の解説をご参照ください。
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