米国株式の売り方を徹底解説!売りから入れるCFD取引と信用取引も紹介

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米国株式の売り方を徹底解説!

ここでは、米国株式の売り方を徹底解説しています。楽天証券やマネックス証券、SBI証券などのネット証券における売り方を紹介。

「楽天証券のiSPEED(アイスピード)での売り方は?」「マネックス証券のトレードステーションでの売却手順は?」などの疑問をお持ちの方はぜひ参考にしてみてくださいね。

また、買いではなく売りから取引を始められる米国株式の「CFD取引」「信用取引」の解説も行っています。気になる方はそちらもチェックしてみてくださいね。

米国株式(現物)の売り方は?

米国株式(現物)の売り方は?

米国株式の基本的な売却手順
  • 【1】取引画面で売却したい銘柄を選択
  • 【2】売却数量や売却条件など注文内容を入力
  • 【3】注文内容の確認と注文の実行

米国株式の現物取引における売却手順は、どの証券会社も基本的には同じ流れとなります。PCまたはスマホの取引画面にログインして、売却したい銘柄を指定、注文内容を設定して確認と実行といった手順です。

米国株式を取り扱っているおすすめネット証券を以下の表にまとめ、各社の取扱銘柄数と手数料とともに、売り注文で利用できる注文方法もまとめています。

価格を指定しないで早く売買したいときに利用する「成行注文」、価格を指定して売買を行う「指値・逆指値注文」が各社の基本的な注文方式です。

マネックス証券では値動きに追従して発注価格が更新されていく「トレールストップ注文」を、米国株式の売買にて利用できるのでおすすめ。

楽天証券、マネックス証券、SBI証券に関してはPCツール・スマホアプリにおける具体的な売り方を紹介していますので、こちらの解説もご参照ください。

米国株式(現物)対応のおすすめ証券会社一覧

ネット証券会社 米株取扱銘柄 取引手数料 売り注文方法 公式サイト
[楽天証券]楽天証券 4,800銘柄 税込0.495 成行、指値、逆指値 詳細
[マネックス証券]マネックス証券 5,000銘柄 税込0.495%(※1) 成行、指値、逆指値、トレールストップ 詳細
[SBI証券]SBI証券 5,600銘柄 税込0.495 成行、指値、逆指値 詳細
[松井証券]松井証券 3,900銘柄 税込0.495 成行、指値、逆指値 詳細
[ウィブル証券]ウィブル証券 7,000銘柄 税込0.22%(※2) 成行、指値、逆指値、ストップリミット 詳細

(※:取引時間は標準時間の情報を記載しています)
(※:SBI証券、楽天証券、マネックス証券の取引手数料は約定代金によって変動します)
(※1:マネックス証券の上記手数料は米国株委託取引の取引ルール。12:00〜17:00の時間帯で取引可能な米国株国内店頭取引の場合は、現地市場の終値等をベースとした基準となる価格に概ね1.5%のスプレッドが含まれます)
(※2:ウィブル証券は15銭の為替取引手数料が設定されています)

米国株式の売り方を証券会社ごとに解説

米国株式の売り方を証券会社ごとに解説

次に、米国株式の売り方を画像付きで具体的に解説していきます。楽天証券、マネックス証券、SBI証券をピックアップ。いずれもPCツールとスマホアプリにおける売却方法を紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

楽天証券での米国株の売り方

楽天証券のサービス

PC(PCウェブ)での米国株の売り方

楽天証券での米国株の売り方

こちらは楽天証券のPCウェブ取引画面です。ログイン後に上部メニューの「外国株式」を選択し、次に「注文」をクリックしてから「売り注文」をクリック。

銘柄一覧が表示されますので、売却したい銘柄の右にある「売り」ボタンをクリックします。すると以下のような画面が表示されます。

楽天証券での米国株の売り方

ここで売り注文の設定を行います。1株単位で数量を入力し、注文方法を「指値」「成行」「逆指値」のいずれかから選択。

執行条件は「本日中」または「期間指定(注文日〜最大90日先まで)」を指定できます。決済方法は「円で受け取る」または「ドルで受け取る」を選択可能。

取引暗証番号を入力したら、「注文内容を確認する」ボタンをクリックします。注文確認の画面が表示されますので、問題なければ注文を実行しましょう。

スマホアプリ(iSPEED)での米国株の売り方

楽天証券での米国株の売り方

こちらはスマホアプリ「iSPEED(アイスピード)」の画面になります。iSPEEDでもPCツールと流れは同じです。

アプリの注文メニューから「売り注文」を選択。銘柄一覧が表示されますので、売却したい銘柄をタップします。

注文設定の画面が表示されますので、数量や注文方法、執行条件、決済方法などを入力していきます。

楽天証券での米国株の売り方

取引暗証番号を入力し、「確認画面へ」のボタンをタップ。注文内容の確認画面が表示されますので、これでよければ「注文する」ボタンをタップしましょう。これで注文が完了です。

楽天証券 公式サイト

マネックス証券での米国株の売り方

マネックス証券

PC(トレードステーション)での米国株の売り方

マネックス証券での米国株の売り方

こちらはマネックス証券のPC版ツール「トレードステーション」になります。

売り注文を利用するには、まず画面右上にある「注文」ボタンをクリック。

マネックス証券での米国株の売り方

すると注文パネルが表示されますので、ここで注文設定を行います。

銘柄はシンボルを入力して選択するのですが、「残高照会」にある銘柄をクリックしてシンボルを表示させることも可能です(下記画像参照)。

シンボルの次は売却する数量、注文種類、指値価格(成行であれば不要)、期間、注文有効期限を入力していきます。

最後に「売り」ボタンをクリックすると確認画面が表示されますので、問題なければ「注文実行」をクリックして完了です。

マネックス証券での米国株の売り方

スマホアプリ(トレードステーション)での米国株の売り方

マネックス証券での米国株の売り方

次にスマホアプリ版「トレードステーション」での売り方を解説します。

最初にアプリの左上にあるアイコンをタップ。メニューが表示されますので「ポジション」をタップします。

マネックス証券での米国株の売り方

ポジションの画面から売却したい銘柄をタップ、選択肢が出てくるので「取引」を選択してください。

マネックス証券での米国株の売り方

注文内容の設定画面が表示されますので、各項目を設定していきましょう。売り注文ですので必ず「売」を選択。

数量、注文種類、指値価格(成行であれば不要)、期間をそれぞれ設定して「売り注文」ボタンをタップします。

注文確認が表示されますので、間違いなければ「実行」ボタンをタップして完了です。

マネックス証券 公式サイト

 

マネックス証券なら「トレールストップ注文」が使える!
トレーリングストップ注文の使い方

すでにお伝えしている通り、マネックス証券なら米株取引にて「トレールストップ注文」をご利用いただけます。

同社では買い注文と売り注文の両方でトレールストップ注文を利用可能。株価の上昇幅あるいは下落幅に合わせて、逆指値注文の価格が自動で修正されます。

米国株式でトレールストップ注文を活用したい方はマネックス証券がおすすめ。より詳しい情報は特集記事で解説していますので、そちらも参考にしてみてくださいね。

SBI証券での米国株の売り方

SBI証券

PCツールでの米国株の売り方

SBI証券での米国株の売り方

こちらはSBI証券のPC取引画面になります。

外貨建商品取引サイトを開いて「口座管理」のタブをクリック。次に「保有証券・資産」をクリックします。米国株式の注文を行いますので「米国」を選択。

保有している銘柄の一覧が表示されますので、売却したい銘柄の「売却」ボタンをクリックします。

SBI証券での米国株の売り方

上記のような注文画面が表示されますので、各項目を入力していきましょう。

注文数量、注文方法、注文期間、決済方法を設定。取引パスワードを入力したら「注文確認画面へ」をクリックします。注文内容を確認していただき、問題なければ「注文発注」ボタンをクリックして完了となります。

スマホアプリでの米国株の売り方

SBI証券での米国株の売り方

SBI証券のスマホアプリでも同じような流れで売却が可能です。

アプリの下部メニューにある「口座管理」から「保有証券・資産」を表示し、保有銘柄の一覧から売却したい銘柄を選択。

すると左上画像のような銘柄の詳細画面が表示されます。ここで「売却」ボタンをタップすると注文設定の画面(右上)が表示。

売却する数量や注文方法、注文期間などを設定していきましょう。

SBI証券での米国株の売り方

最後に「確認する」ボタンをタップし、注文内容を確認して問題なければ「注文発注」ボタンをタップします。

SBI証券 公式サイト

米国株式の取引で売りから入る方法は?

米国株式の取引で売りから入る方法は?

ここまで米国株式の現物取引の売り方を解説してきましたが、「米国株で売りから注文を始める方法はないの?」と気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

現物取引では買いからのみ注文となりますが、「CFD取引」または「信用取引」であれば売りから注文を始めることが可能です。

米国株式の「CFD取引」

米国株式の「CFD取引」

「CFD取引(差金決済取引)」は現物を保有することなく、価格変動で生じる価格差により損益が発生する金融商品です。株式CFDでは最大5倍のレバレッジをかけることができ、買いからも売りからも注文を始めることが可能。

レバレッジをかけられるため資金効率の良さがメリット。売りからも入れるので下落相場でも利益を狙えて、現物を保有している際の下落リスクのヘッジとしても活用できます。

CFD取引はIG証券やGMOクリック証券などで取引可能。米株を含む株式CFDを取り扱っている国内業者はまだまだ少ないですので、気になる方は下記の対応業者をチェックしてみてくださいね。

米国株CFDを取り扱っている国内業者一覧

CFD取扱業者 取引手数料 最低手数料 取引時間 CFD取扱数 公式サイト
[IG証券]IG証券 片道2.2セント/1株 16.5ドル 23:30〜翌5:50(※1) 17,000銘柄以上 詳細
[GMOクリック証券]GMOクリック証券 無料(※2) 無料(※2) 23:30〜翌6:00 162銘柄 詳細
[サクソバンク証券]サクソバンク証券 0.088 8.8ドル 21:00〜翌7:00(※3) 9,000銘柄 詳細
[外為どっとコム]
外為どっとコム(※4)
無料(※2) 無料(※2) 23:30~翌5:55 20銘柄 詳細
[SBIネオトレード証券]SBIネオトレード証券 無料(※2) 無料(※2) 23:30~翌5:50 31銘柄 詳細

(※:取引時間は標準時間の情報を記載しています)
(※1:IG証券ではAmazonやAppleなどの一部銘柄に限り取引時間を拡大しており、これらの銘柄は月〜木曜の18:00~翌10:00、金曜の18:00~翌9:00(夏時間は月〜木曜の18:00~翌7:00、金曜の18:00~翌6:00)が取引時間となります)
(※2:取引手数料は無料ですがそれとは別にスプレッドが発生します)
(※3:サクソバンク証券ではプレ・マーケット21:00〜23:30(夏時間は20:00〜22:30)、アフター・マーケット6:00〜7:00(夏時間は5:00〜6:00)での時間外取引に対応。ただし時間外取引では指値注文のみ利用可能)
(※4:外為どっとコムのCFD口座を開設する場合は、FX口座開設後、マイページからCFD口座をお申込みください。申込手順の解説はこちら

米国株式の「信用取引」

CFD取引と信用取引の違いは?

米国株式の「信用取引」はこれまで国内での取り扱いはありませんでしたが、法令改正により2022年7月からついに解禁。

楽天証券では2022年7月9日より注文受付がいよいよスタートしました。SBI証券では2022年7月29日以降より順次口座開設。今後はマネックス証券も2023年1月23日よりサービスを開始しました。

国内の信用取引サービスではレバレッジは最大2倍。買いからも売りからも注文を始めることができます。米株の信用取引を利用したい方は、下記のおすすめ業者をチェックしてみてくださいね。

米国株式信用取引をリリース済み・取扱予定の業者一覧

ネット証券会社 開始時期 受付状況 公式サイト
[楽天証券]楽天証券 米株信用取引リリーズ済み 注文可能 詳細
[SBI証券]SBI証券 米株信用取引リリーズ済み 注文可能 詳細
[マネックス証券]マネックス証券 米株信用取引リリーズ済み 注文可能 詳細

米国株式の売り方に関するよくある質問

米国株式の売り方に関するよくある質問

米国株式(現物)の売り方は?

取引画面にログインし、売却したい銘柄を選択、数量や注文方法などを設定して、内容確認と注文実行という流れが基本となります。当記事では「楽天証券」「マネックス証券」「SBI証券」のPCツール・スマホアプリにおける、米国株の売却手順を画像付きで解説していますのでそちらもご参照ください。

米国株式(現物)の売り方は?

米国株の売り方を証券会社ごとに解説!

米国株式を売りから取引する方法はある?

「IG証券」「GMOクリック証券」などが取り扱っている「CFD取引」であれば、米国株式の取引を売り注文から始めることが可能です。2022年7月には「楽天証券」が米国株の「信用取引」をリリースしており、そちらでも売りから注文を始めることができます。

米国株式「CFD取引」の紹介こちら!

米国株式「信用取引」の紹介こちら!

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