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Amazon FireタブレットでもTradingViewが使えるのかを検証

TradingViewはiPadであったり、Androidのタブレットで使うことができます。
それでは、AmazonのFireタブレットでも使うことができるのでしょうか?
AmazonのKindle本(電子書籍)で投資や金融系の本を読むことが多くなってきましたが、持っていたFireタブレットでふと疑問に思いました。
iPadと比べるとFireタブレットは比較的お手頃価格で、ブラックフライデーやプライムデー、サイバーマンデーでは更に割引されお得になります。
実際にFireタブレットを使って試してみました。
Fireタブレットはブラウザ版で使う
iPadの場合はApp Storeから、Androidの場合はGoogle Playから、TradingView専用のアプリがダウンロードできます。しかし、Fireタブレット上で使えるTradingViewのアプリはありません。よってamazon appstoreからはダウンロードできません。
なので、ブラウザで使います。TradingViewはブラウザが使える環境であれば使うことができるのが特徴です。よく使われているGoogle Chrome、Microsoft Edge、Safariなどで使っている人も多いかと思います。
しかし、ここで問題があります。Fireタブレットはamazon appstoreからChromeやEdgeなど有名なブラウザを使うことが基本できません。標準搭載されている「Silkブラウザ」を使うしかなく、SilkブラウザでもTradingViewがうまく機能するのかどうかがポイントとなります。
Amazon FireタブレットではSilkブラウザを使う
ホームのアプリに「Silk ブラウザ」があるので、タップして起動させます。
TradingViewのサイトを表示。
あとはログインをするだけです。普通に使うことができました。
TradingViewのアカウント作成・ログイン方法を徹底解説!
タブレットの性能によりますが、思った以上にサクサク操作できます。FireタブレットでもTradingViewが使えることが確認できました。
スペックで比べればiPadの方が高性能ですが、Fireタブレットのメリットは「価格が安い」という点です。
iPadは古いモデルでも新品であれば3万円ほどしますが、Fireタブレットはその半額、15,000円ほどで新品が購入できます。
外出先や自宅でPCを離れたときでも手軽にチャートがチェックできるので、Fireタブレットの購入を検討されている方は参考にしてみてください。
iPadでFX!15社のiPad・タブレット専用アプリをチャート・スペックで一覧比較
別記事では、iPad・タブレット専用のFXアプリを提供しているFX会社を解説しています。ほとんどのFX会社はタブレットでも取引ができる環境を提供していますが、iPadに最適化された専用アプリを提供しているのはごく一部です。
上記はIG証券のiPad版「トレーディング・アプリ」の画面ですが、タブレットならではの大画面でチャートと発注画面を大きく表示させることが可能です。
33種類のテクニカル指標や19種類の描画ツールを標準搭載。IG証券はタブレットでも快適に取引できます。その他にも国内15社のアプリを徹底比較しているので、気になる方はぜひチェックしてみてください!
Fire TV StickでテレビにTradingViewを表示する
Fireタブレットでも使えるのであれば、Fire TV Stickでも使えるのでしょうか。Fire TV Stickとはテレビにつなげて、テレビで動画配信を観たりアプリが使えたりするものです。
Fire TV Stickでは同じくSilkブラウザが使えます。ということは、テレビにもTradingViewを表示させることができるはずです。テレビを観ながらドル円はどうなったかチェックしたり、主婦の方で掃除しながらテレビでチャート確認など、テレビでも観れると便利なのではないでしょうか。
実際に試したところ、表示されました。インジケーターも表示できます。
しかしいろいろと問題もありました。
- キーボード、マウス操作ではないので、入力やオブジェクトの移動などやりづらい。
- ディスプレイの解像度の問題か画面のサイズが合わない。
- お気に入り描画ツールのツールバーを消すことができなかった。
- Fire TV Stick本体が熱を持っていた。
十分にブラウザが使える環境が必要かと思います。
テレビに表示することが目的であれば、iPhoneやAndroidスマホからのミラーリングや、最新のテレビにはテレビ自体にブラウザ機能があるので表示できるのかもしれません。いずれにせよTradingViewは幅広い環境でチャート分析ができるツールと言えそうです。
TradingViewの対応ブローカー・FX業者を解説!
【内蔵版】TradingView対応会社一覧
国内口座 | 注目ポイント | 画面分割 | テンプレ | スマホ対応 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|
![]() |
Premium相当が無料(※) ツール内+独立6画面表示 スマホアプリにも内蔵 |
6 画面 |
複数対応 | アプリ内蔵 | 詳細 |
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みんなのFXと同等 85種類のテクカル指標 業界最狭水準スプレッド |
6 画面 |
複数対応 | アプリ内蔵 | 詳細 |
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最大8画面独立チャート ゴールド、原油対応 金スプレッド「0.15」縮小 |
8 画面(※1) |
〇 | × | 詳細 |
![]() |
シンプルで使いやすい MT4にも対応 スキャルピング公認 |
6 画面(※2) |
× | × | 詳細 |
![]() |
本家でレート配信 スキャルピング公認 高速約定サーバー環境 |
TradingView上でのレート配信 (※内蔵非対応、詳細はこちら) |
詳細 | ||
![]() |
最大9画面分割 テンプレ複数保存 ティックチャート対応 |
9 画面 |
複数対応 | ブラウザ表示 | 詳細 |
![]() |
無制限の独立チャート テンプレ複数保存 1秒足の表示可能 |
無制限(※4) | 複数対応 | ブラウザ表示 | 詳細 |
![]() |
PC版ツール内蔵 独自のリピート注文 FX・CFD両対応 |
2 画面 |
× | アプリ内蔵 | 詳細 |
※ 利用形式=「内蔵」の業者では、各社ツール内でTradingViewチャートが提供されています。いずれも完全無料。ただし、分析できる銘柄は各社で取り扱われている銘柄のみとなります(詳細はこちら)。
※ みんなのFXはチャート関連の一部機能が無料で利用可能です。
※1 GMO外貨のTradingViewは独立ウィンドウ形式にてチャートの複数表示が可能です(詳細はこちら)。
※2 ゴールデンウェイ・ジャパンのTradingViewは画面分割が最大6画面+独立ウィンドウ形式でチャートの無制限表示が可能です(詳細はこちら)。
※3 JFXではTradingViewでのレート・チャートの表示と分析のみ対応しています(詳細はこちら)。
※4 セントラル短資FXのTradingViewは独立ウィンドウ形式にてチャートの複数表示が可能です。
【口座連携版】TradingView対応会社一覧
国内口座 | FX | 株式(現物) | 指数CFD | 個別株CFD | 商品CFD | 公式サイト |
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対応 | 対応 (※) |
対応 | 対応 | 詳細 | |
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対応 | 詳細 | ||||
![]() |
対応 | 対応 | 詳細 | |||
![]() |
対応 | 詳細 |
※ 利用形式=「連携」の業者では、TradingViewとの口座連携により、TradingView上での取引が可能です。ただし、利用できるTradingViewの機能は契約プランによります(詳細はこちら)。
※サクソバンク証券は口座連携で外国株式(現物)の取引は可能ですが、日本株(現物)には対応していません。
みんなのFXはタブレットでも有料プラン相当の機能が無料!
トレーディングビューを使われている方はみんなのFXにもご注目ください。
みんなのFXはPC版とスマホアプリにTradingViewが内蔵されており、無料で使うことができます。この内蔵トレーディングビューがかなり高機能です。
みんなのFX 内蔵TradingView基本スペック表
利用形式 | テクニカル指標 | 描画ツール | 足種 |
---|---|---|---|
PCブラウザ、スマホ | 87種類 | 81種類 | 12種類 |
チャート複数表示 | チャートタイプ | 比較チャート | 対応OS |
最大6チャート (独立ウィンドウ対応) |
7種類 | 〇 | Windows、Mac |
テンプレート | ショートカット | 分析補助 | アラート |
複数保存も可 | 〇 | 〇 | ×(※) |
※本家TradingViewと同じアラートは利用できませんが、スマホアプリはプッシュ通知(レート到達、変動幅通知、経済指標通知、約定通知、その他)に対応、PCブラウザ(FXトレーダー)はメール通知が利用できます。
本来であれば個人向け最上位の有料プラン(Premiumプラン:月額10,000円相当)でしか使えない機能が使えます。
インジケーターの複数表示やテンプレート保存、最大6画面分割などが利用可能です。
上記はiPadでみんなのFXのTradingView(※スマホアプリ版)を表示させたものです。みんなのFXでタブレット専用アプリはリリースされていないので、スマホアプリを利用しています。
スマホアプリ版は画面分割ができませんが、インジケーターは85種類以上を利用でき複数表示(25個以上)に対応。描画ツールも本家TradingViewと同じものが利用できます。
みんなのFXは業界最狭水準のスプレッドも大きな魅力です。スプレッドはFXをする上で直接的な取引コストになる部分です。この隠れたコストもみんなのFXならしっかり抑えることが可能。
取引手数料や入出金にかかる手数料は無料なのが当たり前ですが、実質的な支払いになるスプレッドも狭いのでスキャルピングなどの短期トレードにもおすすめです。
Check!!
別記事では、iPadでTradingViewを使う方法を解説しています。Fireタブレットでも十分に利用できますが、機能性でいえばiPadの方がハイスペックです。
iPad環境ではアプリ版、ブラウザ版も利用可能。複数のタブを開いたり、計算の重いインジケーターでも高性能なiPadであればストレスなく使えるのもメリットです。
Fireタブレットと合わせてiPadをお持ちの方や購入を検討されている方はこちらもチェックしてみてください!
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