この記事では外貨ex CFDのTradingViewについて使い方や利用できる機能について徹底解説!
外貨ex CFDはTradingViewを使って人気の株価指数や商品CFDが取引できる新サービスです。具体的にどんな機能が使えるのか分かりやすく紹介しているのでぜひご一読ください。
新サービス!外貨ex CFDがスタート
国内の人気FX業者「外貨ex byGMO」では、2023年4月17日よりCFDサービスの「外貨ex CFD」をリリースしました。
外貨ex CFDは、日経225やS&P500などの株価指数、金や原油といった商品銘柄がCFD(差金決済取引)で取引できるサービスです。
取扱銘柄は厳選されているので初心者でも迷うことはありません。取引手数料は全銘柄で無料、少額取引にも対応しているので「CFD取引は初めて」という方でも小さいロットから取引がスタートできます。
取扱銘柄は以下の通りです。
外貨ex CFDの取扱銘柄(株価指数)
銘柄名 | 参照原資産/取引所 | 取引時間 |
---|---|---|
日本225 | 日経225先物/SGX・CME | 月曜~金曜8:30-翌7:00 |
米国30 | NYダウ先物/CME | 月曜~金曜8:00-翌6:15 |
米国500 | S&P500先物/CME | |
米国NQ100 | E-mini NASDAQ100先物/CME | |
米国NQ100ミニ | Micro E-mini NASDAQ100先物/CME |
外貨ex CFDの取扱銘柄(商品CFD)
銘柄名 | 参照原資産/取引所 | 取引時間 |
---|---|---|
金スポット | 金のスポット取引 | 月曜~金曜8:00-翌7:00 |
銀スポット | 銀のスポット取引 | |
WTI原油 | WTI原油先物/CME | |
天然ガス | 天然ガス先物/CME |
外貨ex CFDでは株価指数、商品ともに取引時間が長く、ほぼ24時間いつでも取引が可能です。取引したいと思ったときにポジションをすぐに持てるのは大きなメリット。
長年に渡って国内FXサービスで培ってきたノウハウと実績をもとに快適な取引環境を提供しているのが外貨ex CFDです。
外貨ex CFDはPC版ツールにTradingViewが使える!
外貨ex CFDではPCウェブブラウザ版ツールにTradingViewを内蔵しています。内蔵ツールなので利用料などは一切、かかりません。口座開設すれば誰でも利用できます。
外貨ex CFDのTradingViewは口座開設後、取引画面にログインし、上記の「CFD」を選択します。
上記の画面が開くので「CFDチャート」を選択すると、TradingViewのチャートが開きます。
ちなみに、外貨ex CFDは複数ウィンドウ表示に対応しています。このボタンをもう一度クリックすると別タブでもう一枚チャートを開くことが可能です。
次は、この機能も含めて外貨ex CFDで使える機能を詳しく解説していきます。
外貨ex CFDのTradingViewで使える機能
上記は外貨ex CFDのTradingViewを開いた画像です。UIは本家TradingViewとほぼ同じですね。
各種アイコンはもちろん、カラーデザインまでほぼ同じなのでTradingViewをすでに利用されている方でも違和感なく使えます。
80種類以上の描画ツール、足種は13種類、テクニカル指標は100種類以上を搭載しています。
テクニカル指標は25種類以上の同時表示に対応しており、これは本家TradingViewの最上位プラン(PREMIUM)と同等の機能です。
この機能だけでも外貨ex CFDの内蔵TradingViewを使う価値があります。
搭載テクニカル指標(一部抜粋)
テクニカル指標 | ||
---|---|---|
ADL(アキュムレーション/ディストリビューションライン) | ADX(平均方向性指数) | Alligator(ウィリアムズ・アリゲーター) |
ALMA(アルノールグー移動平均) | AMA(適応移動平均) | AO(オーサム・オシレーター) |
Aroon(アルーン) | ASI(累積スイングインデックス) | ATR(アベレージ・トゥルー・レンジ) |
Average Price(平均価格) | BB(ボリンジャーバンド) | BB%B(ボリンジャーバンド%B) |
BBW(ボリンジャーバンド幅) | BOP(バランス・オブ・パワー) | CC(相関係数) |
CCI(商品チャネル指数) | Chande Kroll Stop(シャンデ・クロール・ストップ) | ChandeMO(シャンデ・モメンタム・オシレーター) |
CHO(チャイキン・オシレーター) | CHOP(チョピネス・インデックス) | Chop Zone(チョップゾーン) |
CHV(チャイキン・ボラティリティ) | CMF(チャイキン・マネー・フロー) | Coppock Curve(コポックカーブ) |
Correlation – Log(相関 – ログ) | CRSI(コナーズ RSI) | DC(ドンチャンチャネル(HLバンド)) |
DEMA(二重指数移動平均) | DMI(方向性指数) | DPO(トレンド除去プライスオシレーター) |
DSMA(2重移動平均) | EFI(エルダー・フォース・インデックス) | EMA(指数移動平均) |
EMA Cross(指数移動平均の交差) | Envelopes(エンベロープ) | EOM(イーズ・オブ・ムーブメント) |
テクニカル指標(インジケーター)は自分好みの組み合わせやパラメーター調整を行った状態でテンプレート保存も可能です。
インジケーターのテンプレート保存はPROプラン以上で無制限となりますが、外貨ex CFDでも10個以上の保存ができます。
描画ツールに関しても、利用制限がありません。80種類以上のツールを自由に使うことができます。
本家TradingViewで使える便利なショートカットも利用可能。「Ctrl+C(コピー)」、「Ctrl+V(ペースト)」、「Alt+H(水平線)」など使い勝手はそのままですね。
搭載描画ツール(一部抜粋)
描画ツール | ||
---|---|---|
トレンドライン | 矢印 | レイ |
インフォライン | 延長線 | トレンド角度 |
水平線 | 水平レイ | 垂直線 |
十字線 | 平行チャネル | 回帰トレンド |
フラットトップ/ボトム | 非平行チャネル | フィボナッチ・リトレースメント |
フィボナッチ・エクステンション | ピッチフォーク | シフ・ピッチフォーク |
変形シフ・ピッチフォーク | インサイド・ピッチフォーク | フィボナッチ・チャネル |
フィボナッチ・タイムゾーン | ギャン・ボックス | 固定ギャン・スクエア |
ギャン・スクエア | ギャン・ファン | フィボナッチ・ファン |
フィボナッチ・タイムエクステンション | フィボナッチ・サークル | ピッチファン |
外貨ex CFDの内蔵TradingViewでは、ヒストリカルデータをダウンロードすることができます。ゴールドや原油など商品CFDのヒストリカルデータをダウンロードできる国内業者は貴重です。
ヒストリカルデータを使って分析や過去検証を行われる方にも外貨ex CFDは要チェックです!
外貨ex CFDの内蔵TradingViewはチャート設定も本家TradingViewとほぼ同じです。
チャート全体のカラーテーマは変更できませんが、チャートの背景をグラデーションにしたり、ローソク足のカラーなど自分好みに調整することができます。
細かい部分では、日付移動などの便利機能も搭載。日付移動は任意の日付を指定すると、その日付のチャートを中央に表示してくれる機能です。
過去の値動きを確認したいときに有用です。
そして、デュアルモニターやトリプルモニターで相場分析される方に便利なのが複数ウィンドウ表示です。
外貨ex CFDでは最大8画面の複数ウィンドウでTradingViewのチャートが表示できます。
それぞれのウィンドウで画面分割をすることはできませんが、1つのモニターで4つのウィンドウを表示させればマルチタイムフレームでの分析も可能。
モニターを複数使っている方であれば、それぞれのモニターに1つずつ分離させたウィンドウを表示させることができます。
同じ銘柄で違う時間軸を表示させたり、ゴールドと指数や原油などのチャートを複数並べたりと自分のトレードスタイルに合わせてカスタマイズしてみてください。
外貨ex CFDのTradingViewで使えない機能
便利な機能をいくつも搭載している外貨ex CFDの内蔵TradingViewですが、他の国内FX/CFD業者と比べて搭載していない機能もいくつかあります。
チャートの画面分割
みんなのFXの内蔵TradingViewでは、最大6画面の分割とレイアウトの複数保存が可能です。
独立したウィンドウでTradingViewが表示できるのは外貨ex CFDと同じですが、違う点は「レイアウトテンプレートが保存できる」という点です。
レイアウトテンプレートは、各ウィンドウのサイズや表示枚数など調整したレイアウトをテンプレートとして保存できる機能です。
テンプレートとして保存することで、一度閉じても再度、同じレイアウトをすぐに呼び出すことができます。みんなのFXでは最大5個までレイアウトテンプレートが保存できるので、複数チャートを表示させるときはみんなのFXの方が便利です。
ただし、みんなのFXは外貨ex CFDのようにCFD銘柄は取引できないのでご注意ください。
秒足(5秒足)の表示
OANDA証券の内蔵TradingViewでは、5秒足のチャートが表示できます。秒足はTradingViewの最上位プラン(PREMIUM)で初めて使える機能です。
みんなのFXでも秒足の表示には対応していません。その他にも、最大8画面分割と8種類の内蔵レイアウトも利用できます。
スキャルピングされる方にはOANDA証券がおすすめです。ただし、みんなのFXと同じでOANDA証券も内蔵TradingViewが使えるのはFX口座のみです。
OANDA証券自体はCFD取引(株価指数、商品)にも対応していますが、内蔵TradingViewが使えるのはFX口座のみなのでご注意ください。
本家TradingViewの独自機能
次に、本家TradingViewの独自機能も外貨ex CFDの内蔵ツールでは利用できません。具体的には「出来高プロファイル」や「チャートパターンの自動検出」などです。
出来高プロファイルは指定期間の出来高を計算し「どの水準が最も意識されるか」を表示してくれる機能です。具体的なトレード戦略はもちろん、利確や損切りの目安としても活用できる有益なインジケーターです。
別記事ではより詳しく解説しているので、気になる方はぜひご一読ください。
TradingView対応の国内FX/CFD業者比較
FX会社 | 形式 | 対応銘柄 | スマホ 内蔵 |
特徴 | 公式サイト |
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連携 | FX/CFD | × | FX、CFD、米株現物口座と連携可 | 詳細 |
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内蔵 | FX | 〇 | PREMIUM(月額約8,000円)相当の機能が無料(※) | 詳細 |
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内蔵 | FX | 〇 | みんなのFXと同じ内蔵TradingView | 詳細 |
![]() 外貨ex byGMO |
内蔵 | CFD | × | 日経225、金、原油CFD取引対応 | 詳細 |
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内蔵 | FX/CFD | × | シンプルなUIで使いやすい | 詳細 |
![]() |
連携/内蔵 | FX | × | 最大8画面分割、5秒足表示 | 詳細 |
![]() |
連携/内蔵 | FX | 〇 | PC・スマホの両対応 | 詳細 |
※:利用形式にはTradingViewとの口座連携と各社取引ツールの内蔵TradingViewを利用する2パターンがあります。
※:サクソバンク証券は口座連携のみ対応。みんなのFX、LIGHT FX、ゴールデンウェイ・ジャパン、外貨ex CFDは各社ツール内でTradingViewのチャートを利用可能。FOREX.comとOANDAは口座連携と内蔵ツールの両方に対応しています。
※:内蔵TradingViewは本家TradingViewのプランと同一の機能ではありません。一部、搭載していない機能があります。
TradingView対応FX/CFD業者のスプレッド比較はこちら!
外貨ex byGMOについて
外貨ex byGMOは国内最大手GMOグループの1つとして、FXおよびバイナリーオプションサービスを提供しているFX業者です。
「使いやすい」とユーザーからの支持が高いスマホアプリを中心に高機能なツールと高水準のスワップポイントを提供しているのが大きな魅力です。
特に、スマホアプリは洗練されたデザインと使い勝手にこだわった作りが特徴で、初心者から上級者まで幅広い層に利用されています。
スキャルパーには必須のワンタッチ注文を標準搭載。OCO注文など複雑な発注も誤操作しないように見やすい設計がなされています。
4画面の画面分割や時間足を変えてもトレンドラインが維持されたりと痒い所にも手が届くようなFXアプリです。CFD取引と合わせてFXをされる方は外貨ex byGMOのスマホアプリをぜひチェックしてみてください!