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【FX】スワップアービトラージ(サヤ取り)徹底特集!買いスワップ・売りスワップの有利な会社を抽出!
ここでは、スワップポイントのアービトラージ(サヤ取り)を徹底解説しています。
スワップポイントは業者によって異なるため、同一通貨ペアでもA社のマイナススワップよりB社のプラススワップの方が高い状態が生じ得ます。
この状態を活用すれば、為替変動リスクを実質ゼロにしつつ、プラススワップとマイナススワップの差額を狙うことが可能。
当記事では、スワップのアービトラージ(サヤ取り)を解説。
さらに、当サイトで収集したデータを元に、米ドル円やトルコリラ円など6銘柄を対象として、買いスワップ・売りスワップの付与実績が魅力的であり、アービトラージにおすすめのFX会社を紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
スワップのアービトラージ(サヤ取り)とは?
当記事では、FX取引を対象とした、スワップポイント狙いのアービトラージ(サヤ取り)を紹介しています。
クロス円の場合は基本的に、買いポジションを保有した場合はプラスのスワップが発生し、売りポジションを保有した場合はマイナスのスワップが発生します(現在の日本は超低金利のため)。
この買い・売りのスワップですが、単一の業者内の場合は、プラスのスワップよりもマイナスのスワップが大きい、あるいは同値となります。
【例1:同一業者内だと…】
A社 ドル円 買スワップ= +150円
A社 ドル円 売スワップ = -170円
(↑マイナススワップの方が大きい)
ですので、単一業者内にて両建てを行い、同数量の買いポジションと売りポジションを保有してアービトラージを行おうとしても、スワップ差益を狙うのは不可能というのが通常です。
ですが、異なるFX業者を利用すれば、アービトラージでスワップポイントを狙うことが可能な場合があります。
スワップポイントはFX業者によって異なっているため、A社の買いスワップの方が、B社の売りスワップよりも大きい、という状態があり得ます。
【例2:異なる業者間だと…】
A社 ドル円 買スワップ= +150円
B社 ドル円 売スワップ = -120円
(↑プラススワップの方が大きい場合がある!)
A社の買いスワップの方が大きいため、差額は+30円。
この状況を利用して、2社併用によるアービトラージができます。
例えば、A社で10万通貨の買いポジションを保有し、同時に、B社で10万通貨の売りポジションを保有。
すると、2社による両建て状態が成立し、スプレッドは発生しますが、為替変動リスクは実質的にゼロになります。
為替変動リスクを抑えつつ、ポジションを保有し続けることで、買いスワップと売スワップの差額がどんどん積み重なっていく、という状況が狙えるわけです。
これがスワップのアービトラージ(サヤ取り)です。
買いスワップ・売りスワップ一覧比較表(1ヶ月分)
スワップのアービトラージで重要なのが、買いスワップと売スワップの差額が良い感じのFX業者を見つけなければ成立しないということ。
そこで当記事では、約20社の国内FX会社を対象として、買いスワップ・売りスワップの月間実績を集計。それぞれが有利な順に並べて、アービトラージにおすすめの業者を探してみました。
以下では6銘柄(USDJPY、TRYJPY、MXNJPY、ZARJPY、ADUJPY、NZDJPY)の比較表を掲載。あくまで過去の実績ではありますが、業者選びの参考にしてみてくださいね。
(※:以下の比較表では店頭FX業者のみ掲載しており、取引所FX(くりっく365)は対象外としています)
USDJPY(米ドル円)
FX会社 | 買いスワップ (1ヶ月分) |
FX会社 | 売りスワップ (1ヶ月分) |
---|---|---|---|
アイネット証券 | 8911円 | IG証券 | -7509円 |
外為どっとコム | 8711円 | ゴールデンウェイ・ジャパン | -7509円 |
LIGHT FX(LIGHTペア) | 8702円 | 楽天証券(楽天FX) | -7646円 |
みんなのFX | 8691円 | 楽天証券(楽天MT4) | -7646円 |
LIGHT FX(通常銘柄) | 8691円 | 松井証券 | -8228円 |
GMO外貨 | 8652円 | GMOクリック証券 | -8519円 |
GMOクリック証券 | 8519円 | サクソバンク証券 | -8644.02円 |
マネックス証券 | 7952円 | LIGHT FX(LIGHTペア) | -8702円 |
インヴァスト証券 | 7710円 | GMO外貨 | -8754円 |
楽天証券(楽天FX) | 7466円 | マネースクエア | -8802円 |
楽天証券(楽天MT4) | 7466円 | みんなのFX | -9031円 |
auカブコム FX | 7387円 | LIGHT FX(通常銘柄) | -9031円 |
ゴールデンウェイ・ジャパン | 7364円 | auカブコム FX | -9257円 |
松井証券 | 7068円 | マネックス証券 | -9312円 |
IG証券 | 6479円 | インヴァスト証券 | -9690円 |
マネースクエア | 6282円 | 外為どっとコム | -9731円 |
外為オンライン | 6236円 | アイネット証券 | -9930円 |
OANDA証券 | 6039.6円 | OANDA証券 | -9944.7円 |
ヒロセ通商 | 5780円 | ヒロセ通商 | -10200円 |
JFX | 5780円 | JFX | -10200円 |
岡三オンライン | 5780円 | 岡三オンライン | -10200円 |
サクソバンク証券 | 5298.02円 | 外為オンライン | -10660円 |
マネーパートナーズ | 3454円 | マネーパートナーズ | -17257円 |
(※:2024年4月に発生した各社の月間累計スワップポイントを掲載しています。いずれも1万通貨単位。スワップポイントは常に変動しますので、最新の数値は各社のスワップポイント掲載ページにてご確認ください)
買い・売りスワップが有利な業者で計算すると…
比較表の一番上に記載している「アイネット証券」と「IG証券」のスワップポイントで計算してみると、8911円 -7509円 = 1402円になります。
TRYJPY(トルコリラ円)
FX会社 | 買いスワップ (1ヶ月分) |
FX会社 | 売りスワップ (1ヶ月分) |
---|---|---|---|
サクソバンク証券 | 1530.01円 | 楽天証券(楽天FX) | -1140円 |
インヴァスト証券 | 1490円 | 楽天証券(楽天MT4) | -1140円 |
GMOクリック証券 | 1456円 | GMO外貨 | -1227.4円 |
IG証券 | 1446円 | みんなのFX | -1318円 |
LIGHT FX(LIGHTペア) | 1410円 | LIGHT FX(通常銘柄) | -1318円 |
アイネット証券 | 1297円 | マネーパートナーズ | -1360円 |
松井証券 | 1264円 | マネースクエア | -1380円 |
マネックス証券 | 1254円 | LIGHT FX(LIGHTペア) | -1410円 |
みんなのFX | 1227.4円 | GMOクリック証券 | -1456円 |
LIGHT FX(通常銘柄) | 1227.4円 | 松井証券 | -1554円 |
GMO外貨 | 1227.4円 | マネックス証券 | -1594円 |
ヒロセ通商 | 1224円 | auカブコム FX | -1734円 |
外為どっとコム | 1224円 | サクソバンク証券 | -1796.01円 |
auカブコム FX | 1224円 | アイネット証券 | -1801円 |
JFX | 1190円 | インヴァスト証券 | -1830円 |
楽天証券(楽天FX) | 360円 | IG証券 | -1878円 |
楽天証券(楽天MT4) | 360円 | 外為どっとコム | -1904円 |
マネーパートナーズ | 302円 | JFX | -2210円 |
マネースクエア | 210円 | ヒロセ通商 | -2244円 |
外為オンライン | 176円 | 外為オンライン | -2350円 |
(※:2024年4月に発生した各社の月間累計スワップポイントを掲載しています。いずれも1万通貨単位。スワップポイントは常に変動しますので、最新の数値は各社のスワップポイント掲載ページにてご確認ください)
買い・売りスワップが有利な業者で計算すると…
比較表の一番上に記載している「サクソバンク証券」と「楽天証券(楽天FX)」のスワップポイントで計算してみると、1530.01円 -1140円 = 390.01円になります。
MXNJPY(メキシコペソ円)
FX会社 | 買いスワップ (1ヶ月分) |
FX会社 | 売りスワップ (1ヶ月分) |
---|---|---|---|
アイネット証券 | 9600円 | GMO外貨 | -8854円 |
GMOクリック証券 | 9263円 | LIGHT FX(LIGHTペア) | -9063円 |
インヴァスト証券 | 9222円 | OANDA証券 | -9074円 |
JFX | 9180円 | みんなのFX | -9082円 |
IG証券 | 9130円 | LIGHT FX(通常銘柄) | -9082円 |
LIGHT FX(LIGHTペア) | 9063円 | GMOクリック証券 | -9263円 |
GMO外貨 | 8854円 | マネックス証券 | -9400円 |
楽天証券(楽天FX) | 8770円 | マネースクエア | -9460円 |
楽天証券(楽天MT4) | 8770円 | 楽天証券(楽天FX) | -9820円 |
みんなのFX | 8742円 | 楽天証券(楽天MT4) | -9820円 |
LIGHT FX(通常銘柄) | 8742円 | ゴールデンウェイ・ジャパン | -10020円 |
ヒロセ通商 | 8700円 | IG証券 | -10330円 |
外為どっとコム | 8700円 | auカブコム FX | -10380円 |
auカブコム FX | 8680円 | 外為どっとコム | -10400円 |
マネックス証券 | 8380円 | アイネット証券 | -10600円 |
松井証券 | 8340円 | JFX | -10880円 |
ゴールデンウェイ・ジャパン | 8320円 | インヴァスト証券 | -10922円 |
サクソバンク証券 | 7957.6円 | サクソバンク証券 | -11442.8円 |
OANDA証券 | 7240円 | 外為オンライン | -11500円 |
マネースクエア | 6660円 | マネーパートナーズ | -11560円 |
外為オンライン | 1770円 | 松井証券 | -11740円 |
マネーパートナーズ | 770円 | ヒロセ通商 | -17540円 |
(※:2024年4月に発生した各社の月間累計スワップポイントを掲載しています。いずれも10万通貨単位。スワップポイントは常に変動しますので、最新の数値は各社のスワップポイント掲載ページにてご確認ください)
買い・売りスワップが有利な業者で計算すると…
比較表の一番上に記載している「アイネット証券」と「GMO外貨」のスワップポイントで計算してみると、9600円 -8854円 = 746円になります。
ZARJPY(南アフリカランド円)
FX会社 | 買いスワップ (1ヶ月分) |
FX会社 | 売りスワップ (1ヶ月分) |
---|---|---|---|
アイネット証券 | 6460円 | マネースクエア | -5100円 |
インヴァスト証券 | 6445円 | みんなのFX | -5594円 |
GMOクリック証券 | 5986円 | LIGHT FX(通常銘柄) | -5594円 |
LIGHT FX(LIGHTペア) | 5918円 | GMO外貨 | -5594円 |
JFX | 5780円 | 楽天証券(楽天FX) | -5780円 |
松井証券 | 5650円 | 楽天証券(楽天MT4) | -5780円 |
auカブコム FX | 5600円 | LIGHT FX(LIGHTペア) | -5918円 |
みんなのFX | 5594円 | GMOクリック証券 | -5986円 |
LIGHT FX(通常銘柄) | 5594円 | ゴールデンウェイ・ジャパン | -6490円 |
GMO外貨 | 5594円 | マネックス証券 | -6550円 |
ヒロセ通商 | 5580円 | auカブコム FX | -6620円 |
IG証券 | 5580円 | IG証券 | -6720円 |
岡三オンライン | 5580円 | サクソバンク証券 | -7450円 |
外為どっとコム | 5530円 | 外為どっとコム | -8930円 |
マネックス証券 | 5530円 | 松井証券 | -9050円 |
サクソバンク証券 | 4800円 | OANDA証券 | -9084円 |
ゴールデンウェイ・ジャパン | 4790円 | マネーパートナーズ | -9520円 |
楽天証券(楽天FX) | 4760円 | インヴァスト証券 | -9845円 |
楽天証券(楽天MT4) | 4760円 | JFX | -9860円 |
OANDA証券 | 3344円 | アイネット証券 | -10520円 |
マネーパートナーズ | 1790円 | 外為オンライン | -11900円 |
外為オンライン | 1720円 | ヒロセ通商 | -12040円 |
マネースクエア | 1020円 | 岡三オンライン | -12040円 |
(※:2024年4月に発生した各社の月間累計スワップポイントを掲載しています。いずれも10万通貨単位。スワップポイントは常に変動しますので、最新の数値は各社のスワップポイント掲載ページにてご確認ください)
買い・売りスワップが有利な業者で計算すると…
比較表の一番上に記載している「アイネット証券」と「マネースクエア」のスワップポイントで計算してみると、6460円 -5100円 = 1360円になります。
AUDJPY(豪ドル円)
FX会社 | 買いスワップ (1ヶ月分) |
FX会社 | 売りスワップ (1ヶ月分) |
---|---|---|---|
GMOクリック証券 | 4777円 | ゴールデンウェイ・ジャパン | -3350円 |
アイネット証券 | 4639円 | 楽天証券(楽天FX) | -3795円 |
GMO外貨 | 4589円 | 楽天証券(楽天MT4) | -3795円 |
みんなのFX | 4503円 | IG証券 | -3930円 |
LIGHT FX(通常銘柄) | 4503円 | 松井証券 | -4024円 |
LIGHT FX(LIGHTペア) | 4503円 | マネックス証券 | -4280円 |
外為どっとコム | 4131円 | みんなのFX | -4503円 |
ヒロセ通商 | 4082円 | LIGHT FX(通常銘柄) | -4503円 |
JFX | 4082円 | LIGHT FX(LIGHTペア) | -4503円 |
岡三オンライン | 4082円 | サクソバンク証券 | -4518.01円 |
インヴァスト証券 | 4080円 | マネースクエア | -4550円 |
OANDA証券 | 4001円 | 外為どっとコム | -4641円 |
楽天証券(楽天FX) | 3766円 | GMO外貨 | -4691円 |
楽天証券(楽天MT4) | 3766円 | OANDA証券 | -4774.5円 |
マネースクエア | 3738円 | GMOクリック証券 | -4777円 |
auカブコム FX | 3735円 | auカブコム FX | -4925円 |
マネックス証券 | 3260円 | ヒロセ通商 | -5000円 |
ゴールデンウェイ・ジャパン | 3225円 | JFX | -5000円 |
IG証券 | 3180円 | 岡三オンライン | -5000円 |
松井証券 | 3154円 | インヴァスト証券 | -5610円 |
サクソバンク証券 | 2419.02円 | 外為オンライン | -5625円 |
外為オンライン | 2352円 | アイネット証券 | -5793円 |
マネーパートナーズ | 1474円 | マネーパートナーズ | -9046円 |
(※:2024年4月に発生した各社の月間累計スワップポイントを掲載しています。いずれも1万通貨単位。スワップポイントは常に変動しますので、最新の数値は各社のスワップポイント掲載ページにてご確認ください)
買い・売りスワップが有利な業者で計算すると…
比較表の一番上に記載している「GMOクリック証券」と「ゴールデンウェイ・ジャパン」のスワップポイントで計算してみると、4777円 -3350円 = 1427円になります。
NZDJPY(NZドル円)
FX会社 | 買いスワップ (1ヶ月分) |
FX会社 | 売りスワップ (1ヶ月分) |
---|---|---|---|
アイネット証券 | 4780円 | 楽天証券(楽天FX) | -3696円 |
インヴァスト証券 | 4760円 | 楽天証券(楽天MT4) | -3696円 |
GMOクリック証券 | 4565円 | ゴールデンウェイ・ジャパン | -3832円 |
ヒロセ通商 | 4557円 | みんなのFX | -4280円 |
JFX | 4557円 | LIGHT FX(通常銘柄) | -4280円 |
岡三オンライン | 4557円 | LIGHT FX(LIGHTペア) | -4280円 |
OANDA証券 | 4527.5円 | IG証券 | -4378円 |
GMO外貨 | 4504円 | 松井証券 | -4519円 |
マネースクエア | 4463円 | GMOクリック証券 | -4565円 |
みんなのFX | 4280円 | マネックス証券 | -4585円 |
LIGHT FX(通常銘柄) | 4280円 | GMO外貨 | -4606円 |
LIGHT FX(LIGHTペア) | 4280円 | 外為どっとコム | -4735円 |
外為どっとコム | 4225円 | サクソバンク証券 | -4936円 |
auカブコム FX | 3910円 | OANDA証券 | -4993.9円 |
松井証券 | 3736円 | auカブコム FX | -5100円 |
IG証券 | 3716円 | マネースクエア | -5246円 |
ゴールデンウェイ・ジャパン | 3687円 | アイネット証券 | -5764円 |
マネックス証券 | 3565円 | インヴァスト証券 | -5950円 |
楽天証券(楽天FX) | 3551円 | 外為オンライン | -6150円 |
楽天証券(楽天MT4) | 3551円 | ヒロセ通商 | -6427円 |
サクソバンク証券 | 2992.01円 | JFX | -6427円 |
マネーパートナーズ | 1744円 | 岡三オンライン | -6427円 |
外為オンライン | 1732円 | マネーパートナーズ | -8106円 |
(※:2024年4月に発生した各社の月間累計スワップポイントを掲載しています。いずれも1万通貨単位。スワップポイントは常に変動しますので、最新の数値は各社のスワップポイント掲載ページにてご確認ください)
買い・売りスワップが有利な業者で計算すると…
比較表の一番上に記載している「アイネット証券」と「楽天証券(楽天FX)」のスワップポイントで計算してみると、4780円 -3696円 = 1084円になります。
ハンガリーフォリント円とチェココルナ円もおすすめ
最近話題の「ハンガリーフォリント円(HUFJPY)」と「チェココルナ円(CZKJPY)」もおすすめです。以下の表では、取り扱い各社の1ヶ月分のスワップを比較してみました。
特に、LIGHT FXがリリースした新銘柄である、LIGHTペア版のハンガリーフォリント円とチェココルナ円は要チェック。
アービトラージに限らず、高水準スワップポイントを狙っている方は、ぜひLIGHT FXのLIGHTペアをチェックしてみてくださいね。
HUFJPY(ハンガリーフォリント円)
FX会社 | 買いスワップ (1ヶ月分) |
FX会社 | 売りスワップ (1ヶ月分) |
---|---|---|---|
LIGHT FX(LIGHTペア) | 2950円 | みんなのFX | -2560円 |
ヒロセ通商 | 2670円 | LIGHT FX(通常銘柄) | -2560円 |
サクソバンク証券 | 2629円 | LIGHT FX(LIGHTペア) | -2950円 |
auカブコム FX | 2580円 | サクソバンク証券 | -3714円 |
みんなのFX | 2560円 | auカブコム FX | -3940円 |
LIGHT FX(通常銘柄) | 2560円 | ヒロセ通商 | -5390円 |
(※:2024年4月に発生した各社の月間累計スワップポイントを掲載しています。いずれも100万通貨単位。スワップポイントは常に変動しますので、最新の数値は各社のスワップポイント掲載ページにてご確認ください)
買い・売りスワップが有利な業者で計算すると…
比較表の一番上に記載している「LIGHT FX(LIGHTペア)」と「みんなのFX」のスワップポイントで計算してみると、2950円 -2560円 = 390円になります。
CZKJPY(チェココルナ円)
FX会社 | 買いスワップ (1ヶ月分) |
FX会社 | 売りスワップ (1ヶ月分) |
---|---|---|---|
LIGHT FX(LIGHTペア) | 3760円 | みんなのFX | -3400円 |
ヒロセ通商 | 3410円 | LIGHT FX(通常銘柄) | -3400円 |
JFX | 3410円 | LIGHT FX(LIGHTペア) | -3760円 |
みんなのFX | 3400円 | auカブコム FX | -4760円 |
LIGHT FX(通常銘柄) | 3400円 | ヒロセ通商 | -6460円 |
auカブコム FX | 3400円 | JFX | -6460円 |
(※:2024年4月に発生した各社の月間累計スワップポイントを掲載しています。いずれも10万通貨単位。スワップポイントは常に変動しますので、最新の数値は各社のスワップポイント掲載ページにてご確認ください)
買い・売りスワップが有利な業者で計算すると…
比較表の一番上に記載している「LIGHT FX(LIGHTペア)」と「みんなのFX」のスワップポイントで計算してみると、3760円 -3400円 = 360円になります。
スワップポイント比較記事一覧
- 買スワップ早見表
- 売スワップ早見表
- トルコリラ円
- メキシコペソ円
- 南アランド円
- 米ドル円
- ユーロ円
- 豪ドル円
- NZドル円
- オージーキウイ
- フォリント円
- ブラジルレアル円
- チェココルナ円
- ユーロ円
- 人民元円
- スワップ引き出し
- トルコリラ円(推移)
- 米ドル円(推移)
【FX】スワップアービトラージ(サヤ取り)徹底特集!
スワップポイントは業者によって異なるため、同一通貨ペアでもA社のマイナススワップよりB社のプラススワップの方が高い状態が生じ得ます。
この状態を活用すれば、為替変動リスクを実質ゼロにしつつ、プラススワップとマイナススワップの差額を狙うことが可能。
別記事では、スワップポイントのアービトラージ(サヤ取り)を徹底解説しています。当サイトで収集したデータを元に、米ドル円やトルコリラ円など6銘柄を対象として、買いスワップ・売りスワップの付与実績が魅力的であり、アービトラージにおすすめのFX会社もまとめています。興味のある方は参考にしてみてくださいね。
「みんなのFX」の低水準の売スワップを活用
売スワップで選ぶなら「みんなのFX」がおすすめです。
みんなのFXは高水準スワップに定評のある業者ですが、同時に、買いスワップ・売スワップが基本的に同値の業者、という特徴も兼ね備えています。
上記画像はみんなのFX公式サイトより抜粋した、スワップカレンダーの一部です。
ご覧いただければ分かるように、ほとんどの付与実績にて、買スワップと売スワップが同値(相殺できる状態)になっています。
そのため、高水準スワップを実現しつつ、みんなのFXは「マイナススワップが極力低く抑えられているFX業者」でもあるのです。
「LIGHT FX」のLIGHTペアで高水準スワップを狙う!
プラスのスワップポイントで選ぶなら、LIGHT FXの「LIGHTペア」がおすすめです。
LIGHTペアは、LIGHT FXにて新たにリリースされた銘柄で、通常の通貨ペアとは別に用意されています。
下記画像を見れば一目瞭然ですが、通常銘柄に比べてスワップポイントが魅力的です。
(※:2024年2月20日時点に取引ツール上で確認できた情報を掲載しています。最新の情報は公式サイトまたは取引ツールでご確認ください)
LIGHTペアは1取引あたりの最大20万通貨までしか発注できず、最大建玉数量は300万通貨(売/買それぞれ)という制限はあります。
が、それくらいの取引数量で十分足りる、という方にはおすすめ。
【検証】実際に「LIGHT FX」「みんなのFX」でアービトラージしました
「リアルに取引してみないと、本当にアービトラージ(サヤ取り)が成立するか信用できない!」
という方のために、リアル口座で実際に、LIGHT FX(LIGHTペア)とみんなのFXを併用した、アービトラージを実行してみました。
以下は実際の約定履歴になります。
検証目的なのでLot数は低め(それぞれ1万通貨分)ですが、10万通貨を保有する予定であれば、結果を10倍する等していただけたらと思います。
ポジションは2023年7月6日から保有開始し、約半年後の2024年1月9日に決済しました。結果をまとめると以下のようになります。
累計スワップの状況
通貨ペア | 買スワップ累計 |
売スワップ累計 |
累計スワップ差額 (買 – 売) |
---|---|---|---|
南アランド円 | 3545円 | -3148円 | 397円 |
メキシコペソ円 | 5067円 | -4742円 | 325円 |
トルコリラ円 | 5971円 | -5047円 | 924円 |
合計 | 14583円 | -12937円 | 1646円 |
為替差損益の状況
通貨ペア | 為替差損益 |
為替差損益 |
為替差損益の差額 |
---|---|---|---|
南アランド円 | 852円 | -1040円 | -188円 |
メキシコペソ円 | 847円 | -900円 | -53円 |
トルコリラ円 | -7221円 | 6830円 | -391円 |
合計 | -5522円 | 4890円 | -632円 |
累計スワップ+為替差損益の結果
通貨ペア | スワップ+為替差損 |
スワップ+為替差損 |
スワップ+為替差損の差額 |
---|---|---|---|
南アランド円 | 4397円 | -4188円 | 209円 |
メキシコペソ円 | 5914円 | -5642円 | 272円 |
トルコリラ円 | -1250円 | 1783円 | 533円 |
合計 | 9061円 | -8047円 | 1014円 |
スプレッド分のマイナスにより最初はマイナスの状態が続いていましたが、2ヶ月ほど経ってプラスに転じました。
実質的な両建て状態により、為替変動リスクが抑えられているのもしっかり確認できます。
この検証では1万通貨のポジションを保有しましたが、10万通貨であれば約1万円、100万通貨であれば約10万円の利益をアービトラージで得られた計算になります。
あくまで過去の実績にはなりますが、スワップのアービトラージを検討中の方はこの検証結果を参考にしてみてくださいね。
【※注意事項】アービトラージのリスクについて
2社併用によるスワップアービトラージ(サヤ取り)は成立すれば魅力的な手法ですが、当然ながらリスクもあります。
※アービトラージに適した状況の継続は不明
スワップポイントは常に変動します。当記事ではLIGHT FX・みんなのFXの併用を紹介していますが、この手法でスワップ差額を狙える状況は、いつまで続くか分かりません。
スワップの差額がプラスではなくなり、スワップ狙いのアービトラージが成立しなくなる、という事態は起こり得ます。
※相場急変時のロスカットリスク
アービトラージ(サヤ取り)はポジションを保有し続けるのが前提の戦略です。そのため、相場の急変で片方のポジションがロスカットされたら破綻してしまいます。
ロスカットに遭わないよう、余裕を持った資金管理は不可欠です。
※スプレッドによるコスト
前述の通り、為替変動リスクは抑えられますが、スプレッドは発生します。
ポジションを保有し始めてしばらくは、スワップの差額がプラスになったとしても、スプレッドのため総合的な損益はマイナスの状態が続きます。
実質的な両建てを行うことになるので、スプレッドによるコストも増える、という点を考慮する必要があります。
※予期せぬ出来事による取引停止
最近で言うと、ロシアのウクライナ侵攻の影響で、FX各社がロシアルーブル円の取引を停止しました。
ロシアルーブル円は高スワップを狙える銘柄として注目を集めていましたが、突如として状況が急変。スワップを狙うどころではなくなりました。
このような事態は希ですが、ポジションを長期保有するのであれば、予期せぬ出来事が起こり得る、というリスクは考慮しておくべきでしょう。