この記事では、GMOクリック証券(FXネオ)はスキャルピングが可能なのか、詳しく解説しています。
結論から言うと「GMOクリック証券(FXネオ)でスキャルピングは可能」です!具体的にどんな取引が可能なのか、禁止されている取引方法についても解説しています。
GMOクリック証券(FXネオ)でスキャルピングをお考えの方はぜひご一読ください。
GMOクリック証券(FXネオ)にて、唐突に米ドル円の「スプレッド0銭」適用がスタートしました!下記画像は2024年12月4日時点に、取引ツールにて撮影した画面となっています。
0銭の適用中、スプレッドが変動するタイミングも若干ありましたが、基本的には0銭のままでした。
当サイトで調査したところ、適用時間帯は定まっていないようですが、12月4日は16:00〜22:09の時間帯、12月2日〜3日は16:00〜23:29の時間帯で0銭が適用されていました。
当サイトでは、スプレッド0銭の適用を確認できたタイミングで、公式Xアカウントにて速報をお伝えしています。ぜひご活用ください。
また、2024年11月13日頃からスプレッド0銭の適用が始まっていますが、途中、0銭が適用されない日も確認できています。0銭の適用状況について、詳しくはこちらの調査結果をご参照ください。
当サイトではGMOクリック証券の取引画面を日々確認しつつ、新たな情報が入り次第、当記事でもお伝えします。「スプレッド0銭」に興味のある方は要チェックです。
GMOクリック証券(FXネオ)はスキャルピング可能!
GMOクリック証券のスキャルピングに対する方針
スキャルピングの可否に関して、GMOクリック証券に問い合わせてみたので、その回答を確認してみましょう。上記は実際に行った質問と回答の引用です。
「FX取引でのスキャルピングは可能でしょうか?」という質問に対して、「オンライントレード規定ではスキャルピング(短時間取引)を禁止していない」という旨の回答でした。
GMOクリック証券の担当部署が定めた抽出条件に該当した場合にのみ取引規制が行われる
悪質と判断された場合以外は事前に注意喚起が行われる
具体的な審査基準は公表不可
GMOクリック証券はスキャルピングを大々的に認めているわけではありませんが、禁止もしていませんので、GMOクリック証券でのスキャルピングは可能です。
回答で示されたオンライントレード規定第34条を以下に引用しておきます。
オンライントレード取扱規程 第34条(本サービスの利用の制限)
1. 次の各号に該当する場合、当社はお客様の本サービスの利用に対し、事前の通知なく、全部又は一部制限を行う場合があります。(11)短時間または頻繁に行われる注文または取引であって、当社のシステムまたは他のお客様もしくは当社がお客様に提供する商品に対する当社が行なうリスクヘッジのための取引に影響を及ぼすと当社が判断した場合。
(12)本サービスの装置上、システム上の脆弱性を利用し、当社が予め想定し得ない操作が行われていると認められた場合、もしくはそのような行為と疑われる行為をしたと認められる場合。または、当社の認めていないプログラムの使用等により、当社のシステムの意図から外れた方法、もしくは過大なアクセスにより、当社のシステム及び他のお客様に影響を及ぼすと当社が判断した場合。
(※:出所 GMOクリック証券 オンライントレード取扱規程)
オンライントレード取扱規程の第34条では、「本サービスの利用の制限」という条項で一定の事由が生じた際に全部または一部制限を行う場合があるとしています。
GMOクリック証券で禁止される取引方法
GMOクリック証券のオンライントレード取扱規程および取引規約にて、禁止されている取引方法は以下の通りです。
システム上の脆弱性を利用し、GMOクリック証券が予め想定し得ない操作を行う取引
GMOクリック証券が認めていないプログラムを使用する取引
GMOクリック証券のシステムの意図から外れた取引方法、もしくは過大なアクセスによりシステム及び他のお客様に影響を及ぼすような取引
カバー取引が困難な時間に集中した取引
複数のお客様によりレートを操作しうるような数量の取引
上記に該当する場合、取引の停止および口座凍結といった処置が取られる可能性があります。
もっとも、この規定はスキャルピングを禁止するものではなく、あくまでも「リスクヘッジ(カバー取引)ができないほどの短時間かつ高頻度の取引」や「流動性の低い時間帯に行う大量の注文」「複数人でレートを操作しうるような数量の取引」などが該当するだけです。
個人トレーダーが手動で行う秒単位のスキャルピング程度では該当しないと考えられます。GMOクリック証券のサーバーに影響を与えるほど、機械的に大量発注を行う自動売買プログラムや不正なシステムを使った取引が禁止対象となります。
GMOクリック証券は顧客から注文を受けた際に、同じポジションを銀行や証券会社に出します。これをカバー取引といい、為替変動のリスクヘッジに行われる取引になります。このカバー取引が正常に行えないような注文は受けられないという規定です。
GMOクリック証券のカバー取引について
カバー取引の概要
GMOクリック証券のように国内のFX業者は顧客から注文を受けた際にカバー取引を行います。カバー取引に関しては、OANDA証券が公式で解説を行っています。
カバー取引は顧客の注文に対して為替変動のリスクをFX会社が負わないための取引です。顧客が米ドル円の買い注文を出せば、同じ数量の買い注文をカバー先(提携金融機関)に出します。
複数の顧客から買い注文と売り注文が同時に入った場合は注文同士を相殺させます。顧客の買い注文と売り注文を相殺させることをマリー取引といい、どれだけの注文数量が溜まった段階でマリー取引を行うかはFX会社によって異なります。
カバーされていない顧客のポジションは為替変動の影響を直接受けるため、未カバー率が低いFX業者ほど安全な経営を行っているといえます。
GMOクリック証券の未カバー率はかなり低い
(※:出所 GMOクリック証券 店頭FX取引リスク関連情報)
GMOクリック証券では毎月公式サイトにて「店頭FX取引リスク関連情報」を公開しており、当該月の未カバー率を確認することができます。月によって変わりますがGMOクリック証券はかなり低い未カバー率を維持しています。
カバー取引を行うことでFX会社は為替変動のリスクヘッジを行っています。正常にカバー取引ができないほど短時間かつ高頻度のトレードやシステムに障害を与えるような注文を禁止しているということですね。
繰り返しになりますが、個人が手動で連続発注を繰り返す程度の注文であれば問題なくスキャルピングは可能です。万が一、規定に違反する場合でも事前に注意喚起を行う(※悪質な場合を除く)との回答を得ているため、注意喚起があった際には指示に従いましょう。
(※:出所 トレードアイランド公式サイト)
「GMOクリック証券でスキャルピングしている人は多いの?」と気になる方は、同社の「トレードアイランド」というコンテンツを覗いてみてください。
トレードアイランドでは、GMOクリック証券の口座開設者で、かつエントリーしている方を対象として取引実績のランキングが公開されています。取引回数などの具体的な数字も閲覧可能。GMOクリック証券と、同グループのGMO外貨、GMOコインの利用者が対象です。
FXの取引回数の多い順に見てみると、1ヶ月で数千回の取引を実施している人は相当数おり、取引回数が数万回のトレーダーも見受けられます。
この取引実績を見ると、多数のスキャルパーに利用されていることが実感できますね。
GMOクリック証券のスキャルピングに有利な特徴!
業界最狭水準スプレッドで取引できる!
GMOクリック証券(FXネオ)は数多くの特徴を持ちますが、なんといっても取引コストの安さが大きなメリット。米ドル円やユーロ円などの主要銘柄はもちろん、高金利通貨ペアでも業界最狭水準スプレッドを実現しています。
GMOクリック証券(FXネオ)スプレッド一覧表
USD/JPY | EUR/JPY | GBP/JPY | AUD/JPY |
---|---|---|---|
0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 | 0.5銭 |
NZD/JPY | CAD/JPY | CHF/JPY | ZAR/JPY |
0.7銭 | 0.6銭 | 0.8銭 | 0.9銭 |
TRY/JPY | MXN/JPY | EUR/USD | GBP/USD |
1.4銭 | 0.2銭 | 0.3pips | 1pips |
AUD/USD | NZD/USD | EUR/GBP | EUR/AUD |
0.4pips | 1.6pips | 1pips | 1.5pips |
GBP/AUD | USD/CHF | EUR/CHF | GBP/CHF |
1.5pips | 1.6pips | 1.6pips | 2.8pips |
(※:表内のスプレッドはAM9:00〜翌AM3:00の時間帯にて原則固定・例外あり)
PCもスマホアプリもサクサク取引できる!
GMOクリック証券には複数のツールがありますが、スピードで選ぶならインストール型ツールの「はっちゅう君FXプラス」がおすすめです。
はっちゅう君FXプラスは操作性重視の高機能ツールであり、直感的な操作で扱いことが可能です。レイアウトは自由に変更が可能。
スピード注文パネルではワンクリックでの新規・決済注文はもちろん、ドテン注文や同一通貨ペアでの全決済も即座に実行できます。
スマホアプリでスキャルピング取引をしたい方にも、GMOクリック証券はおすすめ。同社のスマホアプリ「GMOクリック FXneo」は快適な操作性、豊富なチャート分析の搭載などが魅力です。
スピード注文画面はチャートの表示/非表示の切替が可能。PCツールと同様に新規・決済注文、ドテン注文、同一通貨ペアの全決済注文までワンタップでの即時発注が行えます。
YouTube動画でFXネオスマホアプリの使い方を解説
FXキーストン公式YouTube動画にてFXネオのスマホアプリの使い方を解説しています。実際にトレードもしているのでぜひ参考にしてみてくださいね!
お得なキャンペーン・特典に注目!
GMOクリック証券で取引するなら、同社のキャンペーン・特典も要チェックです。GMOクリック証券では「はじめてのFX口座開設とお取引で最大100万円キャッシュバック!」を終了日未定で実施中。
GMOクリック証券にてFXネオ取引口座を新規開設し、対象取引期間(口座開設完了月の翌々月最終営業日NYクローズ)にて取引条件を達成すれば、最大で100万円をキャッシュバック。取引条件と特典の内訳は以下の通り。
取引数量が多いほどキャッシュバック金額が増加するので、スキャルピングとの相性の良さがポイント。GMOクリック証券で口座開設される方は、ぜひご活用ください。
「GMOクリック証券を含め、スキャル公認のFX会社をまとめて確認したい!」という方のために、スキャルピング公認業者の比較記事も用意しています。
GMOクリック証券だけでなく、ヒロセ通商や外為どっとコムなど、数少ないスキャルピング公認の国内FX会社を紹介。
また、スキャルピング公認のFX会社を対象とした、スプレッドに特化した比較記事も用意しています。そちらもぜひ参考にしてみてくださいね。
GMOクリック証券の「CFD」もスキャルピング可能!
GMOクリック証券のスキャルピングに対する方針に質問と回答を掲載していますが、これを見れば分かる通り、質問内容にはFXだけでなく「CFD」も含めています。
FXとCFDのスキャルピングに関して、別々に回答されることはありませんでした。ですので、FXと同様にCFDでもスキャルピングを禁止していない、ということになります。
FXでは米ドル円などの通貨ペアが取引対象ですが、GMOクリック証券のCFDではゴールド(金)や原油、日経225などの取引が可能です。
GMOクリック証券はCFDのスキャルピングが可能な国内FX業者ですが、総合的にみてサービスの質が高く初心者から上級者までおすすめの業者です。CFDのスキャルピングに興味がある方にも、GMOクリック証券は要チェック。
コメント