ここでは、エンベロープを搭載しているFX業者のスマホアプリを徹底特集しています。エンベロープは移動平均線を中心として、そこから離れた位置に平行してラインを描いていくテクニカル指標。値動きの反転による売買のサインを示してくれるものです。
エンベロープが使えるFXスマホアプリは、実は少数派。PCツールでエンベロープを使っているからスマホアプリでも表示させたいけれど、スマホアプリが対応していない…と悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。エンベロープ対応のFXアプリを探している!という方もおられるのでは。
そんな方のために、当ページではエンベロープを搭載しているFXスマホアプリを一覧表にてご紹介。対応している各スマホアプリを画像付きで紹介も行っています。エンベロープが使えるFXスマホアプリをお探しの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
エンベロープが使えるFXスマホアプリ一覧表
FXアプリ/FX業者 | 搭載足種 | 搭載テクニカル | エンベロープ表示ライン数 | パラメーター設定 | チャート分割 | 公式サイト |
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13種類 | 17種類 | 5本 | 〇 | 〇 | 詳細 |
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13種類 | 16種類 | 5本 | 〇 | × | 詳細 |
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13種類 | 14種類 | 5本 | 〇 | 〇 | 詳細 |
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14種類 | 30種類 | 5本 | 〇 | 〇 | 詳細 |
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12種類 | 22種類 | 3本 | 〇 | 〇 | 詳細 |
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9種類 | 15種類 | 3本 | 〇 | × | 詳細 |
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10種類 | 15種類 | 3本 | 〇 | 〇 | 詳細 |
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9種類 | 30種類 | 3本 | 〇 | × | 詳細 |
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11種類 | 11種類 | 7本 | 〇 | 〇 | 詳細 |
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11種類 | 15種類 | 3本 | 〇 | 〇 | 詳細 |
(※:ヒロセ通商のみスマホアプリ搭載の通常チャートではなく、ブラウザ利用のチャートにてエンベロープを使用する形となります)
エンベロープ対応FXスマホアプリの特徴は?
FXプライムbyGMO
FXプライムbyGMOのFXアプリ「PRIMEアプリS」はエンベロープを標準搭載。中心線とバンドを含めて5本のラインを描画可能です。設定により各ラインの表示ON/OFFを切り替えできるほか、移動平均の数値、それから乖離率1と乖離率2の数値を個別に変更することもできます。
PRIMEアプリSは最大4分割に対応したマルチチャート機能を装備、エンベロープを表示しながら他のテクニカル指標を表示したり、他の通貨ペアの動きを確認することも可能です。
また、エンベロープとは別の機能になるのですが、取引判断の参考になる「ぱっと見テクニカル」もアプリに内蔵。ぱっと見テクニカルは過去の値動きから今後の値動きを予測する未来予測型チャートです。PRIMEアプリSではアプリに内蔵されているので、チャート画面や発注画面への切り替えも簡単。独自機能が魅力のPRIMEアプリSに注目です。
FXプライムbyGMO「PRIMEアプリS」の徹底解説ページはこちら!
PRIMEアプリSのエンベロープ設定方法
チャートの右上に「設定」ボタンがありますので、そちらをタップ(上記左画像)。チャート設定の画面に入りますので、その中にある「トレンド1」でテクニカル指標を選択します(上記右画像)。エンベロープを選択したら、右下の「実行」をタップして設定完了です。
パラメーターを設定する場合は、少し見づらいですがテクニカル指標の名称が表示される右側のボタンをタップします(上記左画像)。細かくパラメーターを設定できる画面に移行します(上記右画像)。設定が完了しましたら、最後に「実行」ボタンをタップ。
FXプライムbyGMOの「PRIMEアプリS」はチャートの分割機能に対応しています。2〜最大4分割チャートを表示することができ、複数銘柄のチャートや異なる時間軸のチャートを同時に表示させられます。
しかも、PRIMEアプリSの分割チャートでは、搭載されているすべてのテクニカル指標を利用できるので、エンベロープも表示させられます。掲載している画像は、ちょっと見づらいのですが、米ドル円、ユーロ円、ポンド円、ユーロ米ドルのチャートを表示し、それぞれにエンベロープを設定します。分割チャートでエンベロープを使いたいという方は要チェック。
マルチチャート(分割チャート)機能搭載のFXスマホアプリ比較はこちら!
外為どっとコム
外為どっとコムのスマホアプリ「外貨ネスクストネオ(スマホ版)」で使えるエンベロープの画面はこちら。パラメーター変更では移動平均の数値と、平行して描かれるラインの乖離率を変更可能。
外貨ネクストネオにはチャート設定のお気に入り登録機能があり、特定の通貨ペアと足種、テクニカル指標の利用がある程度決まっている場合には非常に便利。それぞれの設定を一つずつ変更する手間が省けます。
外為どっとコムの特徴である豊富なマーケット情報もスマホから確認可能、「ニュース速報(DZHフィナンシャルリサーチ)」「フィスコライブ」「ロイター」の3社の最新ニュースをチェックできます。エンベロープでチャート分析をしつつ、最新ニュースをスマホでチェックしたいという方には外為どっとコムがおすすめ。
外為どっとコム「外貨ネクストネオ(スマホ版)」の徹底解説ページはこちら!
外貨ネクストネオ(スマホ版)のエンベロープ設定方法
外貨ネスクストネオ(スマホ版)でのテクニカル設定は、チャート画面の右上に配置されている「設定」から行います。次に、表示されたチャート設定画面の「テクニカル設定」をタップ。オシレーター系のテクニカルも表示するのであれば、該当する表示パターンを選択しておきます。
テクニカル設定をタップすると、テクニカルの選択画面が表示されます。エンベロープを選択し、パラメーターを変更する場合はここで調整が可能。「完了」ボタンをタップするとチャート画面に設定したテクニカルが反映されます。
先にお伝えしたように、外為どっとコムのスマホアプリはお気に入り登録機能に対応。チャート画面の右上にある「☆」マークをタップすると、現在のチャート設定を保存しておけます。保存したお気に入り設定はいつでも呼び出すことが可能で便利。
セントラル短資FX
こちらはセントラル短資FXのスマホアプリ「FXダイレクトプラス」の画面。画面の左端にタブがあり、そこからサクサクとテクニカル指標を変更できるのが便利ですね。エンベロープのラインはくっきりと見やすく、チャート分析も快適に行えます。
エンベロープによる分析をしつつ、右下のボタンから発注画面を呼び出し、未来の値動きを予測する「みらいチャート」へもすぐに移行できます。
セントラル短資FXのスマホアプリは、スピード発注機能を搭載、動作もサクサクと動くのでエンベロープと未来チャートを使ったチャート分析後の発注もスムーズです。
FXダイレクトプラスのエンベロープ設定方法
セントラル短資FXのスマホアプリでテクニカル指標を設定する場合、右上にある「<」アイコンをタップしてください。すると右端にメニューが出てきますので、その中のテクニカル指標のボタンをタップします。
チャート画面の右上のテクニカル指標のボタンをタップすると、設定画面に移行します(上記左画像)。ここでエンベロープにチェックを入れると、エンベロープがチャートに反映されます。エンベロープを選択すると、パラメーター設定画面に移行します(上記右画像)。パラメーター設定を終えたら、「設定」ボタンをタップして完了。
ヒロセ通商
ヒロセ通商のスマホアプリ版LION FXでは、通常チャートとは別に利用できる「LIONチャートPlus+」という機能にて、エンベロープを表示できます。ラインは5本で、カラフルな色合いでちょっと虹みたいですね。
LIONチャートPlus+は30種類のテクニカル指標を標準搭載、最大4画面の画面分割にも対応しています。通常のチャート画面やクイック注文画面へは、下部のメニューからサクッと移行可能。
ヒロセ通商はユーザーの声を積極的に取り入れてくれる良心的なFX会社。細かいバージョンアップを実施し、どんどん使いやすくなるヒロセ通商のスマホアプリに今後も注目です。
ヒロセ通商「LION FX(スマホ版)」の徹底特集はこちら!
ヒロセ通商のエンベロープ設定方法
まず、LIONチャートPlus+を表示させる手順を紹介します。スマホアプリ版LION FXにて、左上にメニューボタンがありますのでこれをタップ(上記左画像)。メニューの中に「LIONチャートPlus+」の項目がありますので、こちらをタップしてください(上記右画像)。ブラウザ表示にてLIONチャートPlus+に移動します。ちなみに、スマホアプリ版LION FXのチャート機能はログインしなくても使えますが、LIONチャートPlus+はログインしなければ利用できません。
こちらがLIONチャートPlus+のチャート画面。右上にある「設定」ボタンをタップしてテクニカル設定に移動します(上記左画像)。テクニカル設定画面にてエンベロープにチェックを入れれば、チャートに反映されます(上記中央画像)。パラメーターを変更する場合は歯車マークをタップしていただき、パラメーター設定画面に入ります(上記右画像)。
SBI FXトレード
SBI FXトレードには2種類のスマホアプリがありますが、エンベロープを使えるのは黒アイコンのFXアプリです。最新版のスマホアプリだとエンベロープは使えません。ちなみに、白アイコンのスマホアプリも提供されていてエンベロープにも対応していたのですが、そちらのバージョンはサービスが終了しました。
さて、SBI FXトレードのFXスマホアプリでは、エンベロープを含む22種類の豊富なテクニカル指標をご利用いただけます。パラメーターの設定変更にも対応。また、SBI FXトレードのスマホアプリは最大4分割のマルチチャート機能に対応していますので、複数のチャートにエンベロープを表示させることも可能です。
上記で紹介してきたアプリケーションとは異なり、エンベロープで表示できるラインの本数は3本となっているのでご留意を。中央の移動平均線は期間の指定が可能、2本のエンベロープも別々に乖離率を設定できます。
SBI FXトレードは業界最狭水準のスプレッドを配信、最低取引単位も1単位(最低証拠金4円~)からトレードができるFX会社。多角的なチャート分析がしたい方、スプレッドが狭い業者で取引したい方、少額取引をしたいという方はSBI FXトレードが要チェックです。
SBI FXトレードのエンベロープ設定方法
チャートの右上にある「設定」ボタンをタップして設定画面に移行します(上記左画像)。チャート設定画面にて「指標設定」ボタンをタップ(上記中央画像)。指標設定画面にて「チャートエリア」の項目を選択し、エンベロープを選択します。ここでパラメーターの変更も可能です(上記右画像)。

先に紹介したFXプライムbyGMOのスマホアプリと同じように、SBI FXトレードのスマホアプリでも最大4分割にて、複数のチャートを表示することができます。チャート分割に対応しているFXアプリの中には、表示できるテクニカル指標が限定される場合もあるのですが、SBI FXトレードでは22種類のテクニカル指標を分割時でも自由に表示させられます。
マルチチャート(分割チャート)機能搭載のFXスマホアプリ比較はこちら!
マネースクエア
マネースクエアの「ポケトラ」でもエンベロープは5本のラインを表示可能。移動平均の期間の初期設定が「13」になっていますので、もし「25」などへ変更される場合はパラメーターの変更を。
鮮やかな青色を背景に、ラインが見やすく描画されています。チャートのタップ操作により発注できるのが便利で、チャートの右端の部分をなぞればスムーズに縮小・拡大が行えるのも気持ちいいです。
見やすいチャート画面でエンベロープを使ってチャート分析をしたい方はマネースクエアのポケトラにも注目です。
マネースクエアのエンベロープ設定方法
まずはチャート画面の右上にあるボタンをタップ(上記左画像)。チャート設定画面に移行しますので、そこで「テクニカル設定」をタップします(上記中央画像)。テクニカル設定画面でエンベロープをONにして、「保存」をタップするとチャートに反映されます。
パラメーターの設定を行う場合は、テクニカル設定画面にてテクニカル指標の隣にある「編集」ボタンをタップします(上記左画像)。編集画面にてパラメーターの設定を終えたら、最後に「保存」ボタンをタップしてください(上記右画像)。
マネーパートナーズ
SBI FXトレードのスマホアプリと同じく、マネーパートナーズの「HyperSpeed Touch(PFX)」でもエンベロープのラインは3本表示。それぞれのラインとローソク足がくっきりと表示されます。
中央線の期間は変更可能ですが、SBI FXトレードのように2本のエンベロープは別々に乖離率を設定できず、一定の値で2本が自動的に引かれます。チャートの上部にある「ASストリーミング」もしくは「ストリーミング」のボタンをタップすれば、チャートを見ながらの発注画面へスピーディーに移行可能。
ちなみに、マネーパートナーズには100通貨から取引できる「パートナーズFX nano」というコースがあり、スマホアプリも別で用意されています。パートナーズFX nanoコースのスマホアプリでもエンベロープは表示できるのでご安心を。
HyperSpeed Touchのエンベロープ設定方法
チャート画面の右上に歯車マークがありますのでこれをタップ(上記左画像)。次にチャート設定画面が表示されますので、テクニカルの箇所をタップします(上記中央画像)。画面下部にテクニカルの設定画面が表示されますので、そこでエンベロープを選択してください。パラメーターの設定もここで行えます。最後に「決定」ボタンを押して完了です(上記右画像)。
LINE FX
SNSで有名なLINEグループが新たに開始したLINE FX。そのスマホアプリでもエンベロープが表示可能です。
FX専業の業者が配信しているスマホアプリでも中央線+上下2本の計5本の表示が一般的なのに対して、LINE FXのアプリでは中央線+上下3本の計7本のエンベロープを表示可能。
3本の移動平均はそれぞれに乖離率のパラメーター調整もできます。シンプルながらも十分な機能性を搭載しているのがLINE FXのスマホアプリの特徴です。
テクニカル指標は全11種類、トレンドラインの描画、4分割チャート表示、豊富なアラート機能など普段のトレードに役立つ機能が備わっています。通知はLINEアプリに直接届くのでチェックしやすいのもLINE FXならでは。
LINE FXのエンベロープ設定方法
LINE FXのスマホアプリでエンベロープを設定するには、まず通貨ペアを選択しチャート画面右上の設定ボタンをタップします。テクニカル指標の中から「移動平均エンベロープ」を選択。パラメーターの調整画面が出るので任意の値に調整しましょう。
後はチャート画面に戻るだけでエンベロープが表示されます。分かりにくい操作も特にないのでFX初心者でもスムーズに操作できます。
YJFX!
YJFX!のスマホアプリもエンベロープに対応しています。同スマホアプリはデザインが洗練されており、スムーズな操作性かつ分かりやすい構造で初心者の方にもおすすめ。
エンベロープをチャートに表示させられる他、移動平均期間の指定と値幅(%)の指定、さらにラインを破線表示にするといった設定変更も可能となっています。
また、YJFX!のスマホアプリは最大で4つのチャート画面を同時表示が可能。複数の通貨ペアのチャートを並べて、それらにエンベロープを表示できて便利です。
YJFX!のエンベロープ設定方法
YJFX!のスマホアプリでのテクニカル指標設定は、右上にある歯車のマークから行います。テクニカル指標の設定画面が表示されますので、基本指標の中にあるエンベロープをタップし、チェックマークを付けてください。最後に「設定」ボタンをタップすると、チャートに反映されます。
パラメーターを変更する場合は、テクニカル指標の設定画面にて、各テクニカルの右端にある歯車マークをタップ。パラメーター設定画面が表示されますので、希望の設定に変更しましょう。
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