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ノックアウトオプション対応の国内FX業者を徹底比較!スプレッドや対応銘柄、取引期限、ツールまで紹介
ここでは、ノックアウトオプションが使える国内FX業者を徹底比較しています。ノックアウトオプションを取り扱っている貴重な国内業者、IG証券・FOREX.com・ゴールデンウェイ・ジャパンのスペックを比較。
ノックアウトオプションの最大の特徴は、購入時点で最大損失額が明確になっており、その額を自分でコントロールできるという点にあります。また、最大損失額は一定なのですが、大きな利益獲得のチャンスがあるという特徴も持っています。
そんなノックアウトオプションですが、取り扱い業者によってどのような違いがあるのでしょうか?対応している銘柄の種類、スプレッド、取引単位、取引の期限などなど…。当ページでは各社サービスの違いを紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
ノックアウトオプション対応の国内業者 一覧比較
FX会社 | 対応銘柄 | スプレッド (ドル円) |
取引単位 | 取引期限 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|
IG証券 | FX:約100銘柄 株価指数:25銘柄 商品:31銘柄 |
変動制 | 10,000 通貨単位 |
2025年8月 | 詳細 |
FOREX.com | FX:23銘柄 株価指数:17銘柄 |
変動制 | 1,000 通貨単位 |
2024年11月 | 詳細 |
ゴールデンウェイ・ジャパン | FX:7銘柄 商品:4銘柄 |
変動制 | 10,000 通貨単位 |
1日 | 詳細 |
(※:取引単位はFX通貨ペアのスペックを記載)
(※:IG証券とFOREX.comはノックアウトオプション銘柄には約1年の取引期限が設けており、IG証券は毎年8月頃、FOREX.comは毎年11月頃に満期が到来し、同時に新しい取引期限の銘柄の提供が始まります)
【期間限定】タイアップレポートWプレゼント!
ノックアウトオプション対応の国内業者の中でも、特におすすめなのが「IG証券」です。IG証券はノックアウトオプション対応の銘柄数が非常に多く、FX通貨ペアをはじめ、日経225やNYダウなどの株価指数とゴールド(金)や原油などの商品でも取引が可能。
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ノックアウトオプションとは?
ノックアウトオプションはオプション取引の1種。一定の取引期間が定められており、その期間内でのみ取引が行えます。IG証券でもFOREX.comでも、期間は取引開始から1年ほどに設定されています。国内のバイナリーオプションだと、2時間や3時間などの取引時間が設定されていますので、それと比較するとかなり長め。
ただし、ゴールデンウェイ・ジャパン(FXTF GX)のノックアウトオプションに関しては、取引期限が「1日」に設定されており、IG証券・FOREX.comとは大きな差があります。
FXでは買いと売りの取引が行えますが、ノックアウトオプションではオプションの購入のみが可能で、銘柄ごとに上昇(ブル/UP)と下降(ベア/DOWN)が用意されています。ですので、レートが上昇すると予測するなら上昇銘柄を、下降すると予測するなら下降銘柄を購入する、といった形で取引します。
冒頭でもお伝えしたように、ノックアウトオプションは購入時点から、最大損失額を明確に把握できるのが大きな特徴。オプション購入時に「ノックアウト価格(もしくはノックアウトレベル)」というものを選択するのですが、これが損切りラインという形になります。このノックアウト価格はユーザーが選択可能。
それから、レートがノックアウト価格に到達した場合、そのレートで必ず約定するというのも特徴の1つです。この場合、通常の損切りとは異なりスリッページは発生しません。このノックアウト価格は後から変更することができません。
また、ノックアウト価格の変更はできず、最大損失額も一定なのですが、狙える利益には制限がありません。取引の期限はありますが、通常のFXと同じように利益の最大化を狙うことができます。また、ノックアウトオプションもFXと同じようにスワップポイントが発生します。
これらの点だけ見るとFX取引と比べて優位のように感じられますが、取引期間に制限があることや、IG証券ではノックアウト価格に達した場合に保証料を支払うという点、FOREX.comでは保証料がスプレッドに含まれているという点はご留意を。
ノックアウトは相場急変時でも滑らない!
ノックアウトオプションの特徴は「どれだけ相場が急変しても最初に支払ったオプション料以上の損失は発生しない」という点です。通常のFXでは指標発表時や要人発言などによって逆指値注文を入れていても注文が滑って損失が拡大する場合があります。
数十年に一度の金融危機や災害などが起こったときは一時的に注文が殺到し決済注文を入れても約定しないといったことも。そういったときでも、ノックアウトオプションであれば最大損失は最初に支払ったオプション料に固定されるので、損失額は予め固定されます。
つまり、ノックアウトオプションではスリッページが発生しません。ボラティリティが一時的に高まると予想されるタイミングでのノックアウトオプションはリスクを最小化するために非常に有効な注文方法です。
ノックアウトオプション対応FX業者の特徴は?
IG証券
おすすめポイント!
- 銘柄数がとにかく豊富!FX、株価指数、商品を含む160銘柄に対応!
- サクサク動く取引プラットフォームが魅力!スマホアプリもKO対応!
- 低水準スプレッドで取引が可能!スワップポイントも高水準!
国内でいち早くノックアウトオプションの取り扱いを開始したのが、IG証券です。IG証券は世界15ヶ国でサービスを展開するIGグループの日本拠点。IG証券はとにかく取り扱い銘柄が多く、CFDに関しては17,000銘柄以上も取り扱っているという充実ぶりです。
ノックアウトオプションに関しても、大幅な銘柄増加を経て、FX銘柄は約100種類、株価指数は25種類、商品銘柄は31種類も対応しています。FOREX.comでもノックアウトオプションが取引できますが、銘柄の豊富さで選ぶならIG証券がおすすめ。
また、IG証券の高機能取引システムにもご注目を。ブラウザ環境で扱える取引システムは、操作性が非常に快適。素早い発注操作はもちろんのこと、リアルタイムに変動するレートとチャート、扱いやすいカスタマイズ機能も魅力です。また、IG証券のノックアウトオプションはスマホアプリに完全対応。1つのツールから豊富な銘柄の取引が行えます。
スプレッドの狭さもポイント。米ドル円やユーロ米ドルなど低水準のスプレッドで取引が可能です。ただし、ノックアウト価格に達して決済が実行された場合に限り、一定の保証料(プレミアム)が発生する点はご留意を。
IG証券のノックアウト・オプション取引画面
IG証券ノックアウトオプション 基本スペック
対応銘柄 (FX) |
米ドル/円、ユーロ/円、ユーロ/米ドル、豪ドル/円、豪ドル/米ドル、ユーロ/ポンド、ポンド/円、NZドル/円、カナダドル/円、スイスフラン/円、トルコリラ/円、南アフリカランド/円、ブラジルレアル/円、メキシコペソ/円、ノルウェークローネ/円、スウェーデンクローナ/円、ポーランドズロチ/円、ユーロ/スイスフラン、ユーロ/豪ドル、ポンド/スイスフラン、ポンド/米ドル、NZドル/米ドル、米ドル/カナダドル、米ドル/スイスフラン、シンガポールドル/円、オフショア人民元/円…など約100銘柄(全銘柄一覧はこちら) |
---|---|
対応銘柄 (株価指数) |
日本225、英国FTSE 100、ドイツ40、ウォール街、米国500、米国テク株100、米国Russ2000、フランス40、香港HS50、スペイン35、欧州50…など27銘柄(全銘柄一覧はこちら) |
対応銘柄 (商品) |
WTI原油、北海原油、スポット銀、スポット金、NY天然ガス、NYヒーティングオイル(灯油)、NY無鉛ガソリン、スポットプラチナ、NYHG銅、シカゴ大豆油、シカゴコーン、NYココア、NY綿花…など31銘柄(全銘柄一覧はこちら) |
取引期限 | 2025年8月 (※IG証券では毎年8月頃に満期が到来し、同時に新しい取引期限の銘柄の提供が開始されます) |
取引単位 | 10,000通貨単位(1ロット) |
手数料 | 取引手数料:無料 ノックアウトプレミアム:決済価格・購入価格に含まれており、設定したノックアウト価格に到達せずに決済した場合は、お客様に払い戻されます |
PC取引ツール | Webブラウザ取引システム |
スマホアプリ | トレーディング・アプリ(iPhone・Android) |
FOREX.com(フォレックス・ドットコム)
おすすめポイント!
- FOREX.comのノックアウトはFX23銘柄に対応!
- 1,000通貨単位(0.1ロット)からノックアウトオプションが可能!
- 取引ツールに高機能チャート「TradingView」を内蔵!無料で使える!
IG証券に続いてFOREX.com(フォレックス・ドットコム)でもノックアウトオプションがリリースされました。対応銘柄はFXの23銘柄。銘柄の種類で見ればIG証券の方が魅力的ですが、FOREX.comでは最小取引単位が0.1ロットであり、1,000通貨単位の少額取引に対応しているのが特徴的。
また、IG証券ではオプション料にノックアウトプレミアム(保証料)が含まれておりノックアウト価格に達した場合にのみ保証料を支払う形式ですが、FOREX.comではノックアウトレベルによる決済が発生しても保証料が発生することがないという特徴もあります。ただし、この決済保証はスプレッドにてカバーされる形ですので、FOREX.comのノックアウトオプションにおけるスプレッドはやや広めとなっています。
さらに、FOREX.comのノックアウトオプションは取引ツールも魅力。ブラウザ対応の「FOREX.comウェブ」にてノックアウトオプション取引が行えるのですが、このツールには「TradingView」が内蔵されているというメリットに注目です。
70種類以上のインジケーターや50種類以上の描画ツールを搭載。複数の銘柄のチャートを表示することで、値動きを比較する機能にも対応しています。しかもFOREX.comならPCツールだけではなく、スマホアプリでもTradingViewの高機能チャートを利用可能。
FOREX.comのノックアウト・オプション取引画面
MT4でもノックアウトオプション取引は可能?
FOREX.comでは人気の「MT4(メタトレーダー4)」が取引ツールの1つとして提供されています。このMT4でもノックアウトオプション取引はできるのでしょうか?残念ながら、MT4はノックアウトには対応していません。とはいえ、MT4で分析を行い、取引はFOREX.comウェブで行うといった使い方はしていただけます。
FOREX.comノックアウトオプション 基本スペック
対応銘柄 (FX) |
米ドル/円、ポンド/円、ユーロ/円、豪ドル/円、NZドル/円、カナダドル/円、ユーロ/米ドル、ポンド/米ドル、豪ドル/米ドル、NZドル/米ドル、米ドル/カナダドル、南アフリカランド/円、シンガポールドル/円、ノルウェークローネ/円、ユーロ/ポンド、ユーロ/豪ドル、ユーロ/NZドル、ユーロ/カナダドル、ポンド/豪ドル、ポンド/NZドル、ポンド/カナダドル、豪ドル/カナダドル、豪ドル/NZドル |
---|---|
対応銘柄 (株価指数) |
Japan 225(日経平均)、Wall Street(NYダウ)、US Tech 100(ナスダック100)、US SP 500(S&P500)、US Small Cap 2000(ラッセル2000)、UK 100(FTSE100)、Germany 40(DAX40)、Australia 200(ASX200)、Hong Kong 50(Hang Seng)、China A50(China A50)…など17銘柄 |
取引期限 | 2024年11月 (※FOREX.comでは毎年11月頃に満期が到来し、同時に新しい取引期限の銘柄の提供が開始されます) |
取引単位 | 1,000通貨単位(0.1ロット) |
手数料 | 取引手数料:無料 ノックアウトプレミアム:無料 (※FOREX.comではスプレッドに決済保証が含まれる形となります) |
PC取引ツール | FOREX.comウェブ(TradingView搭載) |
スマホアプリ | FOREX.comアプリ(iPhone・Android) |
「FXTF GX」のノックアウトオプションが登場!
ゴールデンウェイ・ジャパン(FXTF GX)がノックアウトオプションをリリースしました。
FXTF GXの商品ノックアウトオプションでは、商品4銘柄(金・銀・原油・天然ガス)の取引が可能。IG証券・FOREX.comは約1年の取引期間が設けられますが、FXTF GXでは取引期限が1日に設定されているのが特徴的です。
また、PC版ツールには「TradingView」チャートを内蔵。無料で使えます。100種類以上のインジケーターなどで高度なチャート分析をしつつ、金・銀のノックアウトオプションが可能です。
FX銘柄のノックアウトオプションが登場!
2023年9月11日より、ゴールデンウェイ・ジャパン(FXTF GX)のノックアウトオプションにFX銘柄が追加!
対応銘柄は7通貨ペア(米ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、ユーロ米ドル、ポンド米ドル、豪ドル米ドル)となっています。
ゴールデンウェイ・ジャパンではすでに金・銀などの商品ノックアウトオプションがリリース済み。対応銘柄がより充実した同社の新サービスに注目です!
FXTF GXのノックアウトオプションに関しては別記事で詳しく解説していますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
ノックアウトオプションに関するよくある質問
ここからは、ノックアウトオプションに関するよくある質問にお答えしていきます。そもそもノックアウトオプションとは?ノックアウトオプションの対応銘柄は?気になる点があればぜひ参考にしてみてくださいね。
- ノックアウトオプションとは?
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ノックアウトオプションはオプション取引の1種です。「一定の取引期間が定められている」「オプションの購入金額=最大損失額である」「ノックアウト価格に到達した場合はスリッページが発生せずに必ずそのレートで約定する」といった特徴を持ちます。また、最大損失額は一定なのですが、狙える利益には制限がないという点も特徴の1つです。
- ノックアウトオプションができるFX業者は?
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国内のFX業者では「IG証券」「FOREX.com」「ゴールデンウェイ・ジャパン」にてノックアウトオプション取引をご利用いただけます。各社のスペックを比較した表がありますので、そちらもご参照ください。
- ノックアウトオプションではどんな銘柄で取引できますか?
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IG証券のノックアウトオプションはFX・株価指数・商品を含む160銘柄に対応、FOREX.comはFX23銘柄と株価指数17銘柄に対応、ゴールデンウェイ・ジャパンは商品2銘柄(金・銀)に対応しています。対応銘柄の内訳に関しては、IG証券の基本スペック表、FOREX.comの基本スペック表もご確認ください。
- ノックアウトオプションの手数料は?
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各社ともに取引手数料は無料ですが、ノックアウトオプションではFX取引のようにスプレッドが発生します。また、IG証券のノックアウトオプションではオプション購入金額に一定のプレミアムが含まれています(ただし、途中決済をした場合このプレミアムは返金されます)。FOREX.comのノックアウトオプションにはIG証券のようなプレミアムはありませんが、決済保証がスプレッドに含まれる形となっています。
話題のノックアウト・オプションは今後の展開にも期待!
ノックアウトオプション対応のFX業者について、それぞれの特徴を解説してきましたがいかがでしたでしょうか。まだまだ対応業者の少ないノックアウトではありますが、IG証券での取り扱い開始を皮切りに、徐々に話題が広まっています。
購入時点で最大損失額が決まっていること、そしてノックアウト価格に達したとしてもスリッページが発生しないということ。通常のFXにはないノックアウトオプションの魅力に注目してみてください。
現段階では取り扱い業者の少ないノックアウトオプションですが、対応業者は今後増えていく可能性があります。新しい情報が入り次第、当ページの情報も随時更新していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。