TradingViewでヒストリカルデータ(時系列データ)を使う方法!

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Tradingviewのヒストリカルデータ

この記事では、TradingViewでヒストリカルデータ(時系列データ)をダウンロードする方法を詳しく解説しています。多機能で非常に便利なトレーディングビューですが、ついにヒストリカルデータを落とすことまで可能になりました。

TradingViewの公式では時系列データの公開として紹介されていますが、より詳しくトレーディングビューのヒストリカルデータの取得可能な期間や通貨ペア、データの特徴について紹介していきます。トレード手法の検証や自動売買、システムトレードなどにご活用頂ければと思います。

TradingViewのヒストリカルデータ(時系列データ)の特徴

Tradingviewのヒストリカルデータ

TradingViewのヒストリカルデータまとめ
  • 150種類以上の通貨ペアの時系列データがダウンロードできる
  • 国内外の複数のFX会社のレートが取得可能
  • インジケーターの時系列データもダウンロード可能

トレーディングビューのヒストリカルデータはTradingViewで表示できる通貨ペアから取得できます。主要通貨ペアはもちろん、かなりマイナーな通貨ペアのヒストリカルデータでも取得可能。TradingViewでは同じ通貨ペアでも複数のFX会社のレートを表示でき、それぞれにヒストリカルデータがダウンロードできます。

国内FX会社でTradingViewと口座が連携できるFX会社は「OANDA(オアンダ)」「FOREX.com(フォレックスドットコム)」「サクソバンク証券」の3社です。ヒストリカルデータに関しても3社分のデータが取得できます。FX会社によって表示しているレートは少し異なるため、TradingView1つで3社分の時系列データがダウンロードできるのはポイント。

足種は13種類以上に対応。さらに移動平均線などのインジケーターの時系列データも取得できます。インジケーターのデータが取得できるのはかなり貴重ですね。表計算でインジケーターの数字を出さなくてもTradingViewを使えば一発で時系列データがダウンロードできます。

取得できるデータの期間は300件まで。日足であれば約10ヶ月分のヒストリカルデータが取得できます。「10ヶ月分じゃ少ない」という方は10年分以上のヒストリカルデータを提供しているFX会社を別記事にてまとめているので、そちらもチェックしてみてくださいね。


50年以上前の価格データが見られるヒストリカルデータが追加!

TradingView

1834年以降のゴールドチャート

TradingViewでは、新たにNYダウやS&P500、金、原油、コカ・コーラなど人気銘柄の過去数十年~数百年分のヒストリカルデータが見れられるようになりました。

NYダウ(ティッカー:DJI)は1896年まで、S&P500(ティッカー:SPX)は1871年まで、金(ティッカー:GOLD)にいたっては1834年以降の価格データを参照可能。

その他には、ビットコインインデックス、コカ・コーラ、エクソン、JPモルガン、IBM、原油、銀なども追加されています。これらは無料プランでも利用できる追加のチャートデータです。

ますます便利になったTradingViewにぜひご注目ください。

トレーディングビューのヒストリカルデータを落とす方法・手順

では、実際にTradingViewでヒストリカルデータをダウンロードする方法を解説していきます。ダウンロードは非常に簡単で、2~3分で終わるので記事を参考にダウンロードしてみてくださいね。

Tradingviewのヒストリカルデータ

TradingViewのヒストリカルデータはチャート画面右側の上三角アイコンから【チャートデータのエクスポート】を開きます。

Tradingviewのヒストリカルデータ

【チャートデータのエクスポート】を開くと上記のポップが表示されます。

Tradingviewのヒストリカルデータ

出力する時刻表示は「UNIXタイムスタンプ」と「ISO日時」の2種類です。使いやすい方を選択して頂ければと思います。

Tradingviewのヒストリカルデータ

ダウンロードするFX会社・通貨ペア・時間足・時刻表示を確認して【エクスポート】をクリック。csv形式でヒストリカルデータがダウンロードされます。

Tradingviewのヒストリカルデータ

上記がテキストに貼り付けたTradingViewのヒストリカルデータです。トレーディングビューでヒストリカルデータを落とす方法は以上です。非常に簡単ですよね。複数のFX会社のレートが取得できたり、時間軸も13種類以上に対応、同じ要領でインジケーターの時系列データもダウンロードできます。

ただし、注意したいのがヒストリカルデータがダウンロードできるのは有料プラン(Plus以上)だけです。無料プラン(Basic)では利用できないので、その点はご留意を。TradingViewの有料プランは手順を踏めば格安で契約することができます。詳しい手順は別記事にてまとめているので、気になる方はそちらもチェックしてみてくださいね。

Check!!

TradingViewで取引履歴を確認する方法はこちら

TradingViewは特定のFX会社と口座連携することで取引履歴をダウンロードすることも可能です。

データはcsv形式でダウンロードされるため統計や集計は別でする必要がありますが、取引履歴を利用されたい方は別記事をご確認ください。

TradingViewに対応した国内FX会社の3社比較表

以下では、TradingViewとの口座連携に対応した国内FX会社を比較表にして掲載しています。FX会社のライブ口座とTradingViewを連携すれば、トレーディングビューから直接売買注文を発注することが可能です。

また、取引ツールに内蔵されている業者もありそれぞれに利用形式が異なります。気になる方はチェックしてみてくださいね!

FX会社 利用形式 搭載テクニカル 画面分割 テンプレ スマホ対応 公式サイト
[みんなのFX]みんなのFX 内蔵 80
種類以上
6
画面
複数対応 詳細
[LIGHT FX]LIGHT FX 内蔵 80
種類以上
6
画面
複数対応 詳細
[GMO外貨]GMO外貨 内蔵 100
種類以上
8
画面
× 詳細
[ゴールデンウェイ・ジャパン]ゴールデンウェイ・ジャパン 内蔵 100
種類以上
6
画面
× × 詳細
[サクソバンク証券]サクソバンク証券 連携 100
種類以上
プランによる プランによる 詳細
[OANDA証券]OANDA証券 内蔵/連携 80
種類以上
8
画面
詳細
[FOREX.com]FOREX.com 内蔵/連携 80
種類以上
10
画面
詳細
[ThinkMarkets]ThinkMarkets 内蔵 100
種類以上
8
画面
× × 詳細
[インヴァスト証券]インヴァスト証券 内蔵 13
種類
2
画面
× 詳細
[JFX]JFX ※TradingView上でのレート配信のみ対応 詳細

※みんなのFX、LIGHT FX、GMO外貨、ゴールデンウェイ・ジャパンは各社ツール内でTradingViewのチャートを利用可能。サクソバンク証券は連携によるTradingViewの利用のみ対応(PC・スマホ両対応)。FOREX.comとOANDA証券は取引ツール内でのTradingViewの利用、連携によるTradingViewの使用の両方に対応しています。
※内蔵ツールで表示できるチャートはその業者の取扱銘柄に限られます。
※口座連携した場合、使える機能は本家TradingViewで契約しているプランによって変わります。
※ThinkMarketsでTradingViewを利用するには有料のサブスクリプションを契約する必要があります。
※JFXはTradingView内蔵ツールや口座連携には対応していません。


TradingViewのヒストリカルデータを活用しよう

全世界でアクティブユーザーを右肩上がりで増やし続けているのがTradingView(トレーディングビュー)です。100種類以上のインジケーターを内蔵、80種類以上の描画ツールにも対応しており機能性と抜群の使い勝手を両立している秀逸なチャートツールです。さらに、ヒストリカルデータもダウンロードできるようになって利便性がさらに増したTradingView。頻繁にアップグレードが行われるため、今後さらに便利な機能が追加されることでしょう。ヒストリカルデータに関しても更なるアップグレードに期待大です!

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