IG証券「顧客センチメント」の使い方を徹底解説！PC・スマホでの見方、対応銘柄などを紹介

ここでは、IG証券で利用できる「顧客センチメント（ポジション比率）」の使い方・見方を徹底解説しています。

IG証券の顧客センチメントは、同社で口座開設していれば無料で閲覧できるマーケットデータの1つ。IGクライアントが各種銘柄の買いポジションまたは売りポジションをどの程度保有しているか？（ポジション比率）を把握できる便利なサービスです。

IG証券はCFDとFXの両方を取り扱っており、顧客センチメントでは株価指数CFDや商品CFD、株式CFD、債券CFD、FX通貨ペアなど多数の銘柄に関する情報を確認可能。

「IG証券の顧客センチメントはどうやって使うの？」「顧客センチメントの見方は？」といった疑問をお持ちの方は、ぜひ当ページを参考にしてみてくださいね。

 

IG証券の「顧客センチメント」とは？

IG証券の顧客センチメントは口座開設者限定のサービス。同社で口座開設して会員ページもしくはスマホアプリにログインすれば無料で閲覧可能となっています。

顧客センチメントは日本語訳すると「顧客感情」であり、IG証券の顧客センチメントでは大勢のトレーダーが市場をどのように見ているかという情報を把握できます。

IG証券はFX、株価指数や商品、国内株式、米国などの外国株式、ETF、債券など様々な銘柄を取り扱っており、その多数の銘柄にて顧客センチメントを見ることが可能（一部表示されない銘柄もあります）。

IG証券の顧客センチメントで具体的に閲覧できるのは、「その銘柄に対して買いポジションを保有しているIGクライアントがどれくらいいるか？売りポジションを保有しているIGクライアントがどれくらいいるか？」という情報になります。つまり、ポジション比率を閲覧可能。

また、「直近・日間・週間・月間における買いポジションと売りポジションの取引割合（取引履歴）」も閲覧可能です。

では、実際にどのような情報が表示されるのか見てみましょう。

「顧客センチメント」表示画面（例：米国テク株100）

こちらはPC環境で顧客センチメントを表示させた画面です。例として米国テク株100（ナスダック100）のポジション比率を表示しています。

画面の右側に顧客センチメントが表示されていますね。買いポジション保有のIGクライアントが53％で、売りポジション保有のIGクライアントが47％、比率は概ね拮抗しているのが分かります。

顧客センチメントの下には取引履歴が表示されています。ここでは直近・日間・週間・月間における取引割合を知ることが可能。

画面の左側には、この銘柄を取引しているIGクライアントが、他にどのような銘柄を保有しているのかが表示されています。売買頻度の高い銘柄が左から順番に並んでいる形。

ちなみに、「i」ボタンをクリックすると説明文が表示されます。

こちらは、PCブラウザ取引ツール上にて顧客センチメントを表示させている画面です。チャート分析をしながら顧客センチメントも確認しつつ発注が可能。

「顧客センチメント」表示画面（例：テスラ）

こちらはテスラ（Tesla Inc）の顧客センチメント（ポジション比率）を表示させた画面です。銘柄によって表示されるデータが異なる場合もあります。

ナスダック100などの株価指数CFD銘柄、テスラやAmazonなどの株式銘柄、金や原油といった商品銘柄など非常に多くのCFD銘柄で売買比率情報を閲覧できるのはとても有益。

CFD取引は昨今注目を集めており、対応している国内業者は増加中でもありますが、顧客センチメントのような情報を閲覧できるCFD対応業者はかなり貴重です。

スマホアプリ・iPadアプリでも閲覧可能

PC環境はもちろん、スマホアプリとiPadアプリでも顧客センチメントの表示が可能です。上記画像は米ドル円のポジション比率を表示させた画面。

PC版と同様に、IGクライアントの買いポジションと売りポジションの割合や取引履歴、その銘柄を保有しているIGクライアントが他にどのような銘柄を保有しているかを知れます。

CFD業者のおすすめスマホアプリ比較！

IG証券はiPadに最適化したアプリを提供しており、そのiPadアプリでも顧客センチメントを表示可能。上記画像はiPadアプリにて米国500種株価指数（S＆P500）の顧客センチメントを表示させた画面です。

IG証券のiPadアプリならポジション比率を確認しつつ、注文操作を行うといった使い方も可能となっています。iPadに最適化されたアプリを提供しているという点でも、IG証券はおすすめ。

CFD業者のおすすめiPadアプリ比較！

IG証券 公式サイト

IG証券「顧客センチメント」の使い方は？

次に、顧客センチメントの使い方を解説します。表示するポジション比率などのデータ自体は同じなのですが、PCとスマホアプリで表示するまでの流れが異なりますので、それぞれの場合での見方を紹介。

PCツールでの使い方

PCツールから顧客センチメントを表示する場合、「取引ツール上で表示する方法」「マーケットデータで表示する方法」の2パターンの見方があります。

取引ツール上で表示する方法

取引ツール内で顧客センチメントを表示する場合は、各銘柄の取引画面の下部にある「顧客センチメント」をクリックします。

すると、顧客センチメントのデータを表示できます。

マーケットデータで表示する方法

より詳細なデータは「マーケットデータ」画面にて閲覧可能。マーケットデータにアクセスする場合は、取引画面の下部にある「マーケットデータ」をクリックしてください。

すると取引ツール上ではなく、ブラウザの別ウィンドウにて上記のようなマーケットデータ画面が表示されます。

ここでは、顧客センチメントを含め、チャートや銘柄に関連するヘッドラインなど多くの情報を閲覧可能。

また、マーケットデータ画面の表示はカスタマイズが可能となっています。チャートの表示または非表示、顧客センチメントやロイター情報、ヘッドラインなどの位置変更と表示または非表示といった操作を行えます。ご自身で使いやすい形にカスタマイズしましょう。

ちなみに、ここでは取引ツールからマーケットデータを表示する流れを紹介しましたが、公式サイトの「個別名株銘柄ファインダー」や、サイト内検索といった方法でもマーケットデータ画面への移行が可能となっています。

スマホアプリでの使い方

スマホアプリ（トレーディング・アプリ）で顧客センチメントを表示させる場合、まずはデータを閲覧したい銘柄を選択します。ここではFX通貨ペアの米ドル円を選択。

銘柄を選択すると上記のような画面が表示されますので、「マーケットデータ」をタップします。

すると、顧客センチメントが表示されます。

他のデータも見たい場合は「その他のマーケットデータ」をタップ。

「インサイト」という画面が表示されて、「センチメント」という項目をタップすると次に進みます。

ここではより詳細な顧客センチメントの情報を閲覧することができます。PC版では他の情報もまとめて閲覧できましたが、スマホアプリの場合は顧客センチメントと取引履歴、銘柄の保有者が他に保有している銘柄の情報などを表示。

IG証券センチメントレポートについて

IG証券の親会社であるIGグループは、情報発信専用の「Daily FX.com」というサイトを運営しています。

Daily FXではさまざまなマーケットニュースやトレード戦略を見ることができ、その中に「IGクライアントセンチメント」というコンテンツが含まれています。

IGクライアントセンチメントのコンテンツでは、レポートも公開されています。Daily FXで公開されているセンチメントのデータとレポートは、下記リンク先にてどなたでも無料で閲覧することができます。興味のある方はチェックしてみてくださいね。

IGクライアントセンチメント（Daily FX公式）

IG証券について

IG証券は世界各国で金融サービスを提供するIGグループが日本で展開している業者です。

当ページで何度かお伝えしている通り、IG証券では株価指数や商品、株式、債券など17,000以上という多彩なCFD銘柄に対応。FXに関しても約100種類もの通貨ペアを取り扱っています。

銘柄数が豊富なだけでなく、それらを取引するための高品質な環境が整っているのがポイント。顧客センチメントの公開を含め、ロイターの最新ニュース配信、IG証券主催のオンラインセミナー、スキルアップを図れる学習コンテンツ（IGアカデミー）などなど多くのサービスを提供しています。

IG証券なら通常のCFD取引とFX取引だけでなく、話題のノックアウトオプションやバイナリーオプションも利用できるという特徴もあります。

IG証券に関してはCFD、FX、ノックアウトオプション、バイナリーオプションそれぞれで特集ページを用意しています。IG証券についてもっと知りたい方、気になるサービスがある方はぜひ下記ページも参考にしてみてくださいね。

IG証券のCFD徹底特集ページはこちら！

IG証券のFX徹底特集ページはこちら！

IG証券のノックアウトオプション特集ページはこちら！

IG証券のバイナリーオプション特集ページはこちら！

IG証券で開催中の口座開設キャンペーン

IG証券の口座開設キャンペーン解説はこちら！

IG証券 公式サイト

同種類のデータ（売買比率）を見れる業者は？

IG証券の顧客センチメントのようなデータを見れる業者は他にある？と気になる方もいらっしゃるかと思います。

CFD取り扱い業者では該当するのはIG証券くらいなのですが、FX業者であれば売買比率やポジション比率などの情報を提供している業者が複数あります。

IG証券を含め、以下の表では売買比率などのデータを公開しているFX業者をまとめています。売買比率対応業者の比較ページもありますので、興味のある方はそちらも参考にしてみてくださいね。

FXポジション比率・売買比率を公開している業者比較！

FX業者	公開内容	PC表示	スマホ表示	公式サイト
IG証券	ポジション比率、取引履歴	〇	〇	詳細
外為どっとコム	外為注文情報、売買比率、ポジション比率	〇	〇	詳細
ヒロセ通商	注文情報、ポジション情報	〇	〇	詳細
OANDA	オープンオーダー（注文比率）、オープンポジション（売買比率）	〇	〇	詳細
GMO外貨	注文状況、売買比率、ポジション比率	〇	〇	詳細
みんなのFX	売買比率、価格分布	〇	〇	詳細
LIGHT FX	売買比率、価格分布	〇	〇	詳細
マネックス証券	売買比率	〇	×	詳細
マネーパートナーズ	売買比率、通貨比率	〇	〇	詳細