【FX】ポンド/フォリントの長期保有スワップポイント戦略を解説!

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【FX】ポンド/フォリントの長期保有スワップポイント戦略を解説!

スキャルピングやデイトレードなどFXにも数々のトレード手法があります。この記事ではそのなかでも、FXの長期保有でスワップポイントを狙う方法を解説しています。

FXのスワップポイントといえば、トルコリラやメキシコペソなどの高金利通貨を長期保有する方法が有名ですが、高いスワップポイントがついても為替差益がマイナスでは利益どころか損失を出してしまいます。

そこで、この記事ではポンド/フォリント(GBP/HUF)に注目したスワップポイント狙いの長期保有戦略をご紹介。スワップポイント狙いで長期保有する際のメリット・デメリットから具体的な戦略まで詳しく解説しています。

「スワップポイントを狙いたいけど、どの通貨ペアがいいの?」と検討されている方はぜひ参考にしてみてくださいね!

 

【政策金利6.50%】ハンガリーフォリント円取扱い発表!

みんなのFXの特徴

みんなのFXがハンガリーフォリント円(HUF/JPY)含む3通貨ペアの新規取り扱いを開始しました。

ハンガリーは政策金利が6.50%(2024年12月3日時点)であり、南アフリカやメキシコと比べても高い水準。ハンガリーフォリント円は高スワップに期待が持てます。

「ハンガリーフォリント円のスワップポイントや特徴は?」「山分けキャンペーンの詳細は?」興味のある方は、下記の特集記事もチェックしてみてくださいね。

FXの長期保有でスワップポイントを狙う!

【FX】ポンド/フォリントの長期保有スワップポイント戦略を解説!

まず、簡単にFXのスワップポイントについておさらいしておきます。スワップポイントとは通貨ペア間の金利差を調整するために受け払いが行われる金銭のことをいいます。

日本は世界的にみても非常に低水準の政策金利(-0.1%程度)です。一方、トルコやメキシコといった新興国は高い政策金利(5%以上)を設定しており、この金利差を調整するためにスワップポイントの受け取り、支払いが行われます。

基本的に低金利通貨を売り、高金利通貨を買うことでスワップポイントの受け取り、逆に低金利通貨を買い、高金利通貨を売ることでスワップポイントの支払いがあります。

スワップポイントは各国の政策金利をもとに算出されていますが、実際にはFX会社によって異なるスワップポイントを設定しています。別記事では、国内主要FX業者の買い/売りスワップポイント実績を月間、年間でまとめているので気になる方はぜひチェックしてみてください。

FXでスワップポイント狙いの長期保有のメリット

メリット
為替差益+スワップポイントの両方が利益になる
1回で取れる値幅が大きい
長期的な視点の方が相場の方向性を予測しやすい
チャートを頻繁にチェックしなくていい=時間がない人でもトレードしやすい

FXのスワップポイントを狙い長期保有する際のメリットは上記の通りです。

まず、長期的に安定したスワップポイントを付与している通貨ペア、FX会社であれば為替差益を狙いつつ、累積したスワップポイントも合計して確定利益とすることができます。

長期保有が前提なので短期売買と比較して1回で取れる値幅が大きくなるのもメリットです。もちろん、リピート注文や自動売買のようにトレード回数が多くなればその分、スプレッドのコストが大きくなる点にはご留意ください。

また、半年~1年以上のスパンで為替相場を俯瞰できるため短期的な値動き、だましに惑わされにくくなります。細かくポジションを持ってはランダムウォークする相場に翻弄されて、うまく値幅を取れないという経験をされた方も多いかと思います。

長期的にみればこうした短期的な値動きに惑わされず、常に大局を見てトレードが可能です。チャートを頻繁に見る必要もありません。定期的に確認することは必須ですが、忙しい方でも取り組みやすい取引手法になります。

FXでスワップポイント狙いの長期保有のデメリット

デメリット
1回の損切りの値幅が大きくなる、塩漬けになりがち
十分な損切り幅を確保できるだけの余裕資金が必要

デメリットとしては、トレードする値幅が大きくなるため損切り幅も大きくなります。1回あたりの損切り額はデイトレードやスイングトレードと比べて大きくなるため、思惑通りに相場が動かない場合は大きな損失も受け入れるメンタルが必要です。

含み損は大きくなればなるほど、損切りのタイミングを見失いがちです。「耐えていればいつか戻るだろう」と損切りをしないのは典型的な思考パターンです。事前に決めたシナリオが否定された場合は損切りを受け入れて、再度ポジションを組みなおしましょう。

また、長期保有が前提なので過去の変動幅から想定される値動きに耐えうるだけの余裕資金も必要です。少ない証拠金では放置している間にポジションがロスカットされる場合もあるため要注意です。

その他の注意点
保有通貨ペアの政策金利、相場状況の変化
証拠金維持率は定期的にチェックしておく
プラスのスワップポイントは課税対象となる

その他の注意点としては、ポジションの保有中に通貨ペアの該当国で政策金利が変更される場合があります。

政策金利は国の景気動向(インフレやデフレ)によって見直しが行われます。特に、ここ数年は世界的に新型コロナウイルスの動向に経済状況が左右される状況が続き、各国ともに金融政策の変更や改定が随時実施されている状況です。

政策金利の変更はスワップポイントに影響するので注意が必要です。また、相場状況に応じてFX会社の証拠金維持率が引き上げられる場合もあります。事前に想定していた資金では相場の変動に耐えれない場合、ポジション数の調整、証拠金の追加入金を行い万全の状態を保つのがポイントです。

税金に関しては、受け取ったスワップポイントに対しても課税対象となります。スワップポイントは付与された時点では課税対象ではなく、利益を確定しポジションを決済したタイミングで課税対象となるのでご留意ください。

具体的なFXの長期保有スワップポイント戦略を解説!

次は、具体的なFXのスワップポイント狙い長期保有戦略を解説していきます。今回、対象とするのはポンド/フォリントです。スワップポイント狙いで通貨ペアをお探しの方はぜひ参考にしてみてくださいね!

ポンド/ハンガリーフォリントの売りスワップ長期保有戦略

【FX】ポンド/フォリントの長期保有スワップポイント戦略を解説!

FXのスワップポイント狙いで長期保有する場合、いくつか注目するポイントがあります。

Check!!
安定して高いスワップポイントが受け取れるか
値動きが安定しているか
スワップポイントだけでなく為替差益も狙えるか

【FX】ポンド/フォリントの長期保有スワップポイント戦略を解説!

まず、長期的にスワップポイントを狙う場合、安定して高いスワップポイントを付与しているFX会社を利用する必要があります。

国内には30社以上のFX会社がありますが、スワップポイントはFX会社によって差があるため、その中でも狙った通貨ペアで高いスワップポイントを付与しているFX会社を選定しなければいけません。

今回、注目するのはIG証券です。100種類以上の通貨ペアに対応している同社はポンド/フォリントで高いスワップポイントを付与しているFX会社です。

特に、ポンド/フォリントの売りスワップは安定して高いスワップポイントを付与しています(2021年12月22日時点)。

このIG証券でポンド/フォリントの売りポジションを保有するのが今回のスワップ戦略です。

ポンド/ハンガリーフォリントの特徴

GBP:ポンドの特徴
FX通貨ペアの中でも値動きの幅が大きい通貨
世界で4番目に多い取引量を誇る国際通貨
2016年、EU離脱(ブレグジット)が決定。BOE(英中銀)が通貨発行権を持つ
2021年12月、約3年ぶりに政策金利を0.25%に引上げ

HUF:ハンガリーフォリントの特徴
ハンガリーはEU国内でも高い経済成長率を誇る(2021年は6%超の見通し)
経済を牽引するのは自動車、関連部品の輸出。最大の相手国はドイツ
対ユーロでのフォリントの為替レートは下落基調、財政面での課題が残る
2021年12月、インフレ対策のため政策金利を2.40%に引上げ(7カ月連続)

ポンドとハンガリーフォリントは値動きが相関している

ポンドとハンガリーフォリントは値動きが相関している

上記はポンド円(青)、とハンガリーフォリント(赤)の2009年から2021年までの月足チャートを変動率で比較した画像です。

見ていただいてもお分かりかと思いますが、ポンドとハンガリーフォリントは相関性の強い通貨ペアです。最大ドローダウンはポンドの方が大きいですが、ポンドが上昇するときはフォリントも上昇し下落するときも同じ動きをしています。

リピート注文や自動売買で人気の通貨ペアに「AUD/NZD(豪ドル/ニュージーランドドル)」や「EUR/PLN(ユーロ/ポーランドズロチ)」がありますが、この2つもそれぞれの通貨ペアが相関した値動きをしています。

ハンガリーはEU諸国の中でも経済成長率が著しく、年率5%を超える勢いで成長している国です。主に自動車の輸出で産業が成り立っており、最大の相手国はドイツです。この点、イギリスも輸出および輸入の主要相手国がドイツです。

地理的にも同じ欧州圏であることなど豪ドル/NZドルやユーロ/ズロチと共通点も多いのがポンド/フォリントの特徴です。

ポンド/フォリントは過去最高値付近

ポンドフォリントは過去最高値付近

ポンド/フォリントは取引が開始された2004年以降、最高値である450目前まで迫っている状況です(2021年12月22日現在)。

今回のスワップ戦略では売りポジションを長期的に保有するため、歴史的にみて最高値水準にある今がもっともタイミングとして最適です。

ポンドフォリントは過去最高値付近

ポンド/フォリントの過去の値動きでは2016年10月にポンドが世界的に急落したときがありました。このとき、ポンド/円やポンド/米ドルなどポンド関連のレートが瞬間的に大暴落し、すぐに戻すという事態に。

ポンド/フォリントでもこの影響を受けてレートが瞬間的に長い下ヒゲを付けています。こうしたイレギュラーな値動きは要警戒ですが、それ以外では2017年から長期的な上昇トレンドを形成。

現在では、2015年につけた最高値の450付近まで近づいてきている状況です。そこで、ポンド/フォリントの売りポジションを持ちスワップポイントを受取りながら為替差益も狙うのが今回のトレードプランになります。

IG証券のポンドフォリントのスワップポイント実績

ポンドフォリントのスワップポイント実績

アイネット証券 公式サイト

【2021年12月】IG証券 GBP/HUFスワップカレンダー

1日 2日 3日 4日
50 269 97 ×
5日 6日 7日 8日 9日 10日 11日
× 56 41 47 272 90 ×
12日 13日 14日 15日 16日 17日 18日
× 95 103 120 383 111 ×
19日 20日 21日 22日 23日 24日 25日
× 77 83 540 0 70 ×
26日 27日 28日 29日 30日 31日
× 0 0 37 -900 71

(※:1万通貨あたりの売りスワップポイントを掲載しています)
(※:UK時間22時のレートで円換算した数値を掲載しています)

上記はIG証券のポンド/フォリントのスワップ実績をカレンダーで表示させたものです。IG証券では、全通貨ペア(約100通貨ペア)のスワップポイント履歴を公式サイト上で公開しています。

IG証券のポンド/フォリントは2021年7月頃から売りスワップがプラスで安定しています。2021年11月の合計値は1,452円と他の通貨ペアと比較しても非常に高い水準です。

この数値はIG証券でポンド/フォリントの売りポジションを1万通貨保有した際の合計値です。ポジション数量を大きくすれば、その分スワップポイントも比例して大きくなります。

ただし、1点注意したいのはスプレッドです。ポンド/フォリントのようにマイナー通貨は相場状況によってはスプレッドがかなり広がる場合があります。実際にポジションを持たれる際にはスプレッドに十分ご注意の上、お取引いただければと思います。

ポンドフォリントの取引ならIG証券

IG証券

おすすめポイント!
  • 銘柄数17,000以上、FX通貨ペア約100種類、国内No.1のCFD銘柄数を誇るIG証券
  • IGグループはロンドン取引所上場、FTSE250種株価指数にも採用。CFD取引で世界No.1の実績(※)
  • FXだけでなく、バイナリーオプション、ノックアウトオプションなど多彩な取引方法
  • 取引ツールは操作性抜群のPCブラウザツール・スマホアプリの2種類を配信

ポンド/フォリントを長期保有するなら最適なのがIG証券です。ポンド/フォリントは国内のFX業者でも取り扱っている業者はかなり少なく、さらにスワップポイントが高い業者となるとIG証券ぐらいしかありません。

上記でも解説しましたが、IG証券はFX約100通貨ペアに対応しています。ハンガリーフォリントやポーランドズロチなどマイナーな通貨ペアも多彩に取り扱い。

IG証券

通常、マイナー通貨ほど流動性が低くFX業者側としても取り扱いにリスクがあるため、対応していない業者がほとんどです。この点、IGグループは創業45年以上の歴史を持ち、長年に渡って世界でFX/CFDサービスを提供してきた実績があります。

メジャー通貨からマイナー通貨、エキゾチック通貨までIG証券であれば通貨ペアに困ることはありません。

もちろん、スワップポイントもユーロ/ズロチやポンド/フォリントなど安定的に高いスワップを配信している通貨ペアも多数あります。スワップポイント狙いで長期保有をお考えの方はIG証券にご注目を。

IG証券 CFDサービス基本情報

口座開設手数料 無料
口座開設の必要日数 最短1営業日(スマホで本人確認を利用した場合)
取引手数料 株式CFD(日本株):最低110円
株式CFD(米国株):最低16.50ドル
株価指数CFD:無料
商品CFD:無料
債券先物CFD:無料
取扱銘柄 株式CFD:約12,000銘柄
(日本株250銘柄以上、外国株約12,000銘柄)
株価指数CFD:約40銘柄
商品CFD:約70銘柄
債券先物CFD:約10銘柄
取引時間 株式CFD:各市場に準拠
株価指数CFD:24時間(土日、一部銘柄を除く)
商品CFD:各銘柄に準拠
債券先物CFD:各銘柄に準拠
取引単位 株式CFD:1株
株価指数CFD:原則1ロットから
商品CFD:原則1ロットから(一部例外あり)
債券先物CFD:原則1ロットから(一部例外あり)
※主要銘柄の取引単位・最低証拠金額は取引単位の比較ページをご参照ください
1度の発注上限(※) 株式CFD:上限なし
株価指数CFD:上限なし
商品CFD:上限なし
債券先物CFD:上限なし
最大建玉数量(※) 株式CFD:上限なし
株価指数CFD:上限なし
商品CFD:上限なし
債券先物CFD:上限なし
注文方法 成行注文、指値注文、逆指値注文、IFD注文、IFO注文、スピード注文、トレーリングストップ、ノースリッページ注文(一部銘柄を除く)
レバレッジ 株式CFD:5倍
株価指数CFD:10倍
商品CFD:20倍
債券先物CFD:50倍
PC取引ツール ウェブブラウザ版取引システム(基本ツール)、ProRealTimeチャート(上級者向けツール)
スマホアプリ トレーディング・アプリ(iPhone・Android)
デモ取引 〇(合計6,000万円の仮想資金、無期限で体験可能)
CFD以外のサービス FXバイナリーオプションノックアウト・オプション

(※:IG証券は最大注文数量・最大建玉数量がいずれも原則上限なしですが、マーケットのボラティリティ、流動性によって注文をお受けできない場合があります)

IG証券 公式サイト