GMO外貨(外貨ex)はスキャルピング禁止?OK?公式情報を基に解説!

この記事には広告・プロモーションが含まれています

GMO外貨(外貨ex)はスキャルピング禁止?OK?

FXトレードの中でも、短時間での売買を繰り返す「スキャルピング」は、スピード感と高いリターンの可能性から多くのトレーダーに人気の手法です。しかしながら、すべてのFX業者がこのスキャルピングを歓迎しているわけではありません。

そのような中、人気のFX業者のひとつである「GMO外貨」は「スキャルピングをしても問題ないのか?」と気になる方は多いと思います。

そこで本記事では、「GMO外貨はスキャルピングを禁止しているのか?」という疑問について、公式情報を基に解説を行っています。

さらに、同じグループ会社である「GMOクリック証券」のスキャルピング対応についても解説しています。また、公式サイトで「スキャルピングOK!」と謳っている国内FX会社も紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

GMO外貨(外貨ex)はスキャルピング禁止?

GMO外貨(外貨ex)はスキャルピング禁止?

「スキャルピングの制限は設けておりませんが…」

GMO外貨(外貨ex)はスキャルピング禁止?

上記画像は公式サイトのよくあるご質問から抜粋したものになります。

「スキャルピングはできますか」という質問に対して、「スキャルピングトレードにつきまして、当社ではスキャルピングの制限は設けておりません」とありますが、「万が一、当社カバー取引に影響を与える取引が頻発する場合は、お取引をお断りさせていただく可能性」があるとも併記されています。

GMO外貨は、GMOインターネットグループ傘下のFX業者として知られ、取引ツールの使いやすさや低水準スプレッドを武器としており、短期取引に有利な環境も整っています。

しかしながら、スキャルピングに関して明確な制限を設けていないものの、はっきりと認めているわけではないようです。また、制限がかかるような取引について、明確なルールも示されてはいません。

GMO外貨(外貨ex)取引約款の記載

GMO外貨(外貨ex)はスキャルピング禁止?

次に、GMO外貨(外貨ex)の公式サイトで公開されている店頭外国為替証拠金取引約款を確認してみましょう。過度な取引に対する言及を上記に抜粋しました。

ここには「お客様が短時間のうちに、または高頻度で取引を行い、それにより当社が行うリスクの減少を目的としたカバー取引に影響を与えると当社が合理的に認めた場合」と記されています。

これに該当すると合理的に認められた場合、「注文期限を定めて反対売買等をする旨の請求」を行い、もし従わない場合は「お客様への事前連絡やお客様の承諾を要することなく、任意に、当該ポジション(建玉)の反対売買等をし、決済することができる」としています。

スキャルピングを行う場合は、取引の頻度や方法に注意しながら、自己責任で行っていただければと思います。

GMO外貨 公式サイト

GMOクリック証券はスキャルピング禁止?OK?

GMOクリック証券はスキャルピング禁止?OK?

GMO外貨のスキャルピング対応も知りたいけど、「GMOクリック証券」はどうなの?スキャルピング禁止?それともOK?と気になる方も多いと思います。

GMOクリック証券にスキャルピングについて問い合わせたところ、下記のような回答を得られました。スキャルピング(短期時間取引)を禁止してはいないとのこと。また、FXだけでなくCFDでもスキャルピングは禁止していない、という回答です。

GMOクリック証券はスキャルピング禁止?OK?

ただし、「カバー取引が困難な時間に集中した取引を行う」「複数のお客様によりレートを操作しうるような数量の取引を行う」などの場合に関しては規制がかかるとしています。

GMOクリック証券のスキャルピングに対する方針、およびスキャルピングに有利なスペックなどについては、別記事で詳しく解説しています。興味のある方はそちらもチェックしてみてくださいね。

GMOクリック証券 公式サイト

スキャルピングOK!と公認している国内FX会社はどこ?

スキャルピングOK!と公認している国内FX会社はどこ?

GMO外貨やGMOクリック証券以外の、他の国内FX業者はどのような姿勢を取っているのでしょうか。以下では、公式サイトで「スキャルピングOK!」と謳っているなど、スキャルを公認しているFX会社を紹介していきます。

「ヒロセ通商」や「JFX」は公式サイトで明示

スキャルピング公認のFX業者について
ヒロセ通商の公式サイトには「スキャルピングOK!」と明記

スキャルピング公認の国内FX会社として挙げられるのは、「ヒロセ通商(LION FX)」「JFX」「FXTF(ゴールデンウェイ・ジャパン)」などです。これらの業者は、公式サイトにてスキャルピングOKと明言。上記画像のように大々的にアピールしています。

それほど頻繁ではない短期取引であれば、スキャルピング公認の業者でなくとも良いかもしれませんが、短時間で取引を繰り返すスキャルを行うのであれば、やはり「公認」の業者がおすすめです。

【スキャルピング公認】おすすめ国内FX会社一覧表

ヒロセ通商やJFXを含め、スキャルピングを公認している国内FX会社を以下にまとめてみました。気になるFX会社があれば公式サイトもチェックしてみてくださいね。

FX会社 スプレッド
(ドル円)
1度の発注上限
(ドル円)
業者の特徴 公式サイト
[ヒロセ通商]ヒロセ通商 0.2銭(※1) 通常:100万通貨
大口:300万通貨
約定スピード最速0.001秒(※2)
ゴールドのスキャルも公認

秒足チャート対応
詳細
[JFX]JFX 0.2銭(※3) 通常:100万通貨
大口:300万通貨
1日の取引数量制限なし
MT4対応
(分析専用)
TradingView対応(分析専用)
詳細
[みんなのFX]みんなのFX 0.15銭(※4) LIGHTペア:20万通貨
通常:100万通貨
ラージ:300万通貨
スプレッド強化「LIGHTペア」対応
約定率99.9%(※5)

TradingView対応
詳細
[LIGHT FX]LIGHT FX 0.18銭(※6) LIGHTペア:20万通貨
通常:100万通貨
ラージ:300万通貨
スプレッド強化「LIGHTペア」対応
約定率99.9%(※5)

TradingView対応
詳細
[外為どっとコム]外為どっとコム 0.2銭(※7) 500万通貨 業界最狭水準スプレッド
短期取引に最適のツール
詳細
[GMOクリック証券]GMOクリック証券 0.2銭(※8) 通常:100万通貨
ラージ:200万通貨
大手ネット証券
操作性抜群のツール
詳細
[ゴールデンウェイ・ジャパン]
ゴールデンウェイ・ジャパン
0.2銭(※9) 100万通貨 「スキャル特化インジ3種」限定プレゼント!
MT4TradingView対応
詳細
[外為ファイネスト]外為ファイネスト 変動制 1,000万通貨 NDD方式採用
MT4・MT5対応
詳細

(※:変動制スプレッド以外はすべて原則固定・例外あり)
(※1:ヒロセ通商の上記スプレッドは通常銘柄の数値、AM9:00〜翌AM3:00の時間帯に適用)
(※2:Internet Initiative Japan Inc.実績、平均0.003〜0.005秒)
(※3:JFXの上記スプレッドは通常銘柄の数値、AM9:00〜翌AM3:00の時間帯に適用)
(※4:みんなのFXの上記スプレッドはLIGHTペアの数値、通常銘柄の場合は0.2銭の基準スプレッドが適用。いずれもAM8:00〜翌AM5:00までの時間帯に適用)
(※5:2024年5月1日(水)~2024年5月31日(金)にトレイダーズ証券にて行われた約定率調査)
(※6:LIGHT FXの上記スプレッドはLIGHTペアの数値、通常銘柄の場合は0.2銭の基準スプレッドが適用。いずれもAM8:00〜翌AM5:00までの時間帯に適用)
(※7:外為どっとコムの上記スプレッドはAM9:00〜翌AM3:00の時間帯、100万通貨以下の注文に適用)
(※8:GMOクリック証券では米ドル円等の主要通貨ペアにて通常銘柄とラージ銘柄があり、米ドル円通常銘柄の基準スプレッドはAM9:00〜翌AM3:00の時間帯で0.2銭原則固定(例外あり)、発注上限は100万通貨。ラージ銘柄のスプレッドは原則固定対象外、発注上限は200万通貨となります)
(※9:FXTFの上記スプレッドはAM8:00〜翌AM5:00までの時間帯に適用)

 

【FXTF】公式サイトでスキャルによる解約件数を公開!

ゴールデンウェイ・ジャパン

「スキャルピング公認と言うけど、本当に口座凍結されないか心配…」という方は、FXTF(ゴールデンウェイ・ジャパン)にご注目を。

FXTFでは、スキャルピングによる解約状況の透明化を実施しており、毎月1回、公式サイトにて下記のようなデータを公開しています。このようなデータを公開しているのは同社くらいです。

スキャルピングによる解約状況

さらに、ゴールデンウェイ・ジャパンではFXでのスキャルピングはもちろん、ゴールド(金)などを扱っている商品CFD口座、ビットコインなどを扱っている暗号資産CFD口座でもスキャルピングを公認。

さらに、ノックアウトオプションでもスキャルピングを公認している貴重な国内業者です。気になる方は下記リンク先の解説、または公式サイトもチェックしてみてくださいね。

FXTF 公式サイト

結論・まとめ

結論・まとめ

GMO外貨(外貨ex)はスキャルピングを明確に禁止しているわけではありませんが、「過度な短時間売買」や「システム負荷の高い取引」には注意が必要です。頻度や取引スタイルによっては口座凍結のリスクも否定できません。

GMO外貨を利用する際は、規約や実例をよく確認し、慎重な判断が求められます。スキャルピングOKと明言されているFX会社を使いたい場合は、ヒロセ通商やJFXなどの利用をおすすめします。

 

当サイトのスキャルピング比較・特集記事一覧