この記事では、外為ファイネストとOANDA(オアンダ)の約定力やスプレッド、コンテンツの充実度などを徹底比較。基本的なスペックから各種コンテンツまで詳しく紹介しています。
外為ファイネストとOANDA(オアンダ)で迷っている方はぜひ参考にしてみてくださいね!
外為ファイネストとOANDA(オアンダ)の基本スペック比較
比較項目 | ![]() 外為ファイネスト |
![]() OANDA(オアンダ) |
---|---|---|
スプレッド | 変動制 | 東京サーバコース:原則固定と変動制 ベーシックコース、プロコース:原則固定 |
約定方式 | NDD方式 | NDD方式 |
通貨ペア | 30通貨ペア | 東京サーバコース:40通貨ペア ベーシックコース:69通貨ペア プロコース:69通貨ペア |
手数料 | 取引手数料無料 | 全コースで無料 |
両建て | OK | 全コースで可能 |
最大発注数量 | 100ロット(1,000万通貨) | 東京サーバコース:100万通貨 ベーシックコース:25万通貨 プロコース:300万通貨 ビックコース:1,000万通貨(※) |
最小取引単位 | 1,000通貨 | 東京サーバコース:1万通貨 ベーシックコース:1,000通貨 プロコース:1,000通貨 |
EA利用 | OK | 東京サーバコース:OK ベーシックコース:利用不可 プロコース:OK |
指値制限 | 無し | 無し |
スキャルピング | 公認 | 公認ではない |
MT5 | 対応 | 対応 |
オリジナルツール | 特になし | オアンダラボインジケーター オープンオーダー オランダラボ専用EA |
コンテンツの充実度 | 少なめ | 非常に充実 |
(※:ビックコースは別途担当者に要相談)
OANDAは3つのコースから自分の取引スタイルごとに選べる!
各コースの特徴
- 変動制を採用しながらも業界最狭水準のスプレッド
- 1回の最大取引数量は100万通貨
- 最小取引数量は1万通貨
- EA利用可能
- 東京サーバー専用のMT4ツール(オアンダラボツール)が使える
- スプレッドは原則固定
- 1回の最大取引数量は25万通貨
- 1,000通貨単位から取引可能
- EA利用不可
- 通貨ペアが69種類から選べる
- スプレッドは原則固定
- 1回の最大取引数量は300万通貨
- 1,000通貨単位から取引可能
- EA利用可
- 通貨ペアが69種類から選べる
簡単にまとめると「スプレッドの狭さ」で選ぶなら「OANDA Japan FX(東京サーバー)」、「1,000通貨単位・豊富な通貨ペア」で選ぶなら「ベーシックコース(NYサーバー)」、「EAが使えて本格的なトレードがしたい」のなら「プロコース(NYサーバー)」です。
特に、OANDA Japan FX(東京サーバー)はMT4業者でありながら、他の競合他社と比べてもかなり狭い水準のスプレッドを配信しています。ワンショット上限が100万通貨でもOKであれば、おすすめのコースです。
一方、外為ファイネストはOANDA Japan FX(東京サーバー)と比べると、スプレッドでは不利ですね。ただし、外為ファイネストは全通貨ペアで変動制を採用しており、相場の急変時にも大きく広がりにくいという特徴があります。いつでも安定して取引できるのが外為ファイネストの大きな魅力です。
OANDA Japanの全コース特集!MT4やスプレッドも徹底解説します!
外為ファイネストのMT4はNDD方式!EA、スプレッドや手数料についても解説!
大口注文なら外為ファイネストが信頼できる!
外為ファイネストの強みは「大口注文でもしっかり通る」という点です。外為ファイネストでは発注方式にSTP(Straight Through Processing)を採用。インターバンク直結のNDD方式で注文の際にディーラーを介さないためハイスピードでしっかりとした約定力が魅力的です。
「大口の注文が通らない」「約定したいレートで約定してくれない」という経験がある人は外為ファイネストを利用してみてください。その約定力の高さに驚くはずです。
もし、「ワンショット1,000万米ドルの取引がしたい」という超大口トレーダーの方にはCURRENX社の「PRO」という取引ツールも提供されています。最低取引数量50万通貨、両建て無しというプロトレーダー向けの仕様で、ときにはスプレッドが0になることもあるほどの極狭水準スプレッドを配信。
ドテン注文やトレール注文にも対応しているので大金を動かして大きく利益を取りたいトレーダーには最適なプラットフォームです。外為ファイネストは香港でFX事業を行ってるHantecグループの日本法人ですが、日本でもすでに10年以上に渡ってサービスを提供しています。
大口トレーダーに愛用されているFX会社で堅実に業績を伸ばしているのが外為ファイネストという会社です。
オリジナルツールで選ぶならOANDA(オアンダ)!
OANDAではMT4でのトレードに役立つオリジナル分析ツールやMT4用インジケーター、EAを公開・無料配布しています。
配布しているツールはオリジナルツールが13種類、MT4用インジケーターが5種類、MT4EAが2種類の計20種類。これだけのツールが無料で使えるのはかなりお得ですよね。
売買比率や価格分布が分かる「オーダーブック」やヘッド&ショルダーやチャネルなどのチャートパターンを自動検出し、チャート上に分かりやすく表示してくれる「Autochartist(オートチャーチスト)」など数多くのツールがあります。
オリジナルツールの中には「市場開始レンジ戦略」や「窓埋め戦略」などかなり具体的な投資戦略を公開しているものまであり、過去の成績やエントリーポイントまで公開してくれています。こうしたオリジナルツールが充実しているのはMT4トレーダーにとって非常に嬉しいポイントではないでしょうか。
コンテンツの充実度もOANDA(オアンダ)が有利!
オリジナルツールに続き、マーケット情報の配信や相場レポート、ニュースといったコンテンツの充実度でもOANDAの方が豊富に揃っています。
OANDAの「オランダラボ」では「Dairyマーケットレポート」と「Weeklyマーケットレポート」を毎日配信、為替・株の情報発信に特化したDZHフィナンシャルリサーチの「DZH Dairy news」と「DZH Weekly news」も提供されています。
GDPや政策金利といった主要9カ国の国別経済指標もグラフで簡単に確認できるようにされており、物価・雇用・消費・製造・住宅・企業景況感といった多角的な情報を簡単に入手可能。さらに、「オアンダエデュケーション」では、MT4やTrading Viewの投資方法を研究する「30の戦略」やMT4向けのEAプログラミングが学べる「OANDA×fx-on.com」などのコンテンツまであります。
MT4初心者向けにはYoutubeで新規注文方法や各種設定方法が解説されたビデオも用意されているので、MT4の理解を深めながらトレードができます。
一方、外為ファイネストにはOANDAのようなコンテンツは用意されていません。外為ファイネストはどちらかというと中上級者向けのFX業者なので、MT4の使い方や投資情報といったことは他で入手する必要があります。
MT5なら外為ファイネストに注目!
外為ファイネストはMT4に加えてMT5(メタトレーダー5)にも対応しています。MT5はMT4の開発元であるメタクォーツ社の最新プラットフォームです。
MT5はシステムが従来の32bitから64bitにアップグレード、メモリ上限は2TBまで増えているため動作スピードが大幅に改善しています。MT4のネックだった時間軸も9種類から21種類まで追加されました。
さらに、ワンクリック取引対応の進化したプライスボード、バックテストの高速化も実施されておりEA開発者やEAユーザーに使いやすいツールに仕上がっています。
オアンダもMT5に対応していますが、取引単位が1万通貨からです。一方、外為ファイネストは1,000通貨の少額取引が可能。MT5をお試しで利用してみたい方にも最適です。
別記事ではMT5対応業者をより詳しく比較しているのでMT5が気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!
約定力なら外為ファイネスト、コンテンツの豊富さならOANDA(オアンダ)!
「大口で透明性の高いレート、約定力の高さ」を求めるならば外為ファイネストです。スキャルピングが公認されていたり、EAの利用制限なし、指値制限なしといった点も魅力的ですね。
大口の注文もしっかりと通ってくれるので、「大口でスキャルピングがしたい」「他の業者で断られたEAを使いたい」という人は外為ファイネストが最適です。
一方、「マーケット情報やオリジナルツールの豊富さ」で選ぶならばOANDAです。特に、MT4関連のオリジナルインジケーターは非常に便利。MT4に日本時間を表示させるインジやポイント&フィギュアを表示させるインジなどMT4でのトレードの幅が広がります。
ワンショット上限が25万通貨以下でも問題のない方であれば、MT4業者とは思えないほど狭いスプレッドでトレード可能。外為ファイネストとOANDAにはこうした違いがあるので、自分の求める環境が手に入る方の業者を利用してみてくださいね!