ここでは、ヒロセ通商とJFXの違いを比較・徹底解説しています。
通貨ペアやスプレッド、取引ツール、キャンペーン、対応サービスなどでヒロセ通商とJFXを比較。特に注目していただきたいポイントに関しては詳細解説も行っています。
「ヒロセ通商とJFXは何が違うの?」「通貨ペアが多いのはどっち?」「MT4が使えるのは?」といった疑問をお持ちの方はぜひ参考にしてみてくださいね。
ヒロセ通商・JFX スペック比較表
まずは、ヒロセ通商とJFXの取引ルール・スペックの違いを見てみましょう。口座開設手数料から通貨ペア、取引単位、対応ツール、キャンペーンなどの情報を一覧表にまとめています。
ヒロセ通商とJFXのサービスは似ている、または同じ部分が多くありますが、通貨ペアやスプレッド設定、対応ツールなどで違いがあります。違いを細かく比較していくと、どちらを選ぶべきか見えてくるはず。
比較項目 | ![]() |
![]() |
---|---|---|
口座開設手数料 | 無料 | 無料 |
取引手数料 | 無料 | 無料 |
口座開設の必要日数 | 最短当日完了 (※「スマホでかんたん本人確認」利用の場合) |
最短当日完了 (※「スマホでかんたん本人確認」利用の場合) |
通貨ペア | 51通貨ペア | 38通貨ペア |
大口通貨ペア | 6通貨ペア | 6通貨ペア |
取引単位 | 1,000通貨単位(※1) | 1,000通貨単位(※1) |
スプレッド | 米ドル円0.2銭、ユーロ米ドル0.3pipsの原則固定の適用時間帯指定なし (※他にも数点違いあり、詳細はこちら) |
米ドル円0.2銭、ユーロ米ドル0.3pipsの原則固定の適用時間帯指定あり (※他にも数点違いあり、詳細はこちら) |
スワップ付与実績(月間)(※2) | トルコリラ円:598円 メキシコペソ円:3,190円 南アフリカランド円:2,500円 米ドル円:58円 |
トルコリラ円:598円 メキシコペソ円:3,190円 南アフリカランド円:2,500円 米ドル円:58円 |
スワップのみ受取 | 可能 | 可能 |
スキャルピング | 公認 | 公認 |
1度の発注上限 | 50万〜1,000万通貨 (※銘柄によって変動) |
50万〜1,000万通貨 (※銘柄によって変動) |
レバレッジ | 最大25倍 (※資金とポジションを基に自動計算) |
最大25倍 (※資金とポジションを基に自動計算) |
注文方法 | 27種類 | 27種類 |
PCツール(インストール型) | 「LION FX C2」 「.NET4」 「Mac専用アプリ」 |
「.NET4」 「Mac専用アプリ」 「新Java版」 |
PCツール(ブラウザ利用) | 「LION Web」 「HTML5版」 「LION Basic」 「LIONチャートPlus+」 |
「MATRIXチャート」 |
MT4対応 | × | 〇 (※分析専用ツール) |
スマホツール(アプリ) | 「iPhoneアプリ」 「Androidアプリ」 |
「iPhoneアプリ」 「Androidアプリ」 |
スマホツール(ブラウザ) | 「LION Tab mini」 「LIONチャートPlus+(スマホ版)」 「LION One」 |
「MATRIXチャート(スマホ版)」 |
iPadツール | 「iPadアプリ」 「LION Tab(ブラウザ)」 |
「iPadアプリ」 |
未来予測チャート | 「さきよみLIONチャート(PC・スマホ)」 | 「未来予測チャート(PC・スマホ)」 |
クイック入金対応 | 約380行 | 約380行 |
キャンペーン(※3) | 13種類 (※詳細はこちら) |
4種類 (※詳細はこちら) |
デモ取引 | 〇 | 〇 |
FX以外のサービス | CFD(LION CFD) バイナリーオプション(LION BO) |
なし |
(※1:ヒロセ通商とJFXでは通貨ペアによって取引単位が異なります)
(※2:2022年4月の1ヶ月間、トルコリラ円と米ドル円は1万通貨、メキシコペソ円と南アフリカランド円は10万通貨の買いポジションを保有し続けた場合に、得られた合計スワップポイントを記載しています)
(※3:2022年5月2日時点のキャンペーン情報を掲載しています)
ヒロセ通商・JFXはココが違う!
取り扱っている通貨ペアの数が違う!
ヒロセ通商とJFXは、取り扱っている通貨ペアの種類が異なります。ヒロセ通商が51通貨ペア対応であり、JFXは38通貨ペアに対応。
取り扱い通貨ペアの豊富さで選ぶならヒロセ通商がおすすめです。JFXよりも対応通貨ペアが多いのはもちろんですが、他の国内FX業者と比べても51通貨ペアの取り扱いは多いです。
ヒロセ通商で取り扱われている全通貨ペアの内訳は以下の通り。メジャーな通貨ペアからマイナーな通貨ペアまで豊富に取りそろっています。
ヒロセ通商の取り扱い通貨ペア一覧

ヒロセ通商とJFXにて「大口通貨ペア」の取り扱いがスタートしました。米ドル円やユーロ米ドルなど主要6銘柄を対象として、通常銘柄とは別に大口銘柄が登場。
大口通貨ペアは従来よりも発注上限が拡張され、1回あたり300万通貨の発注が可能となります。その上、1回の発注上限を超える数量での全決済や一括決済注文も可能。
大口通貨ペアの具体的な銘柄と発注数量の内訳は、上記表の通りです。この大口通貨ペアに関しては、ヒロセ通商とJFXで同じ銘柄が追加されています。大口トレーダーの方は要チェック。
米ドル円やユーロ米ドルのスプレッド設定が違う!
また、ヒロセ通商とJFXはスプレッドにも違いがあります。取り扱いが共通している通貨ペアに関して、スプレッド設定が同じ銘柄も多いのですが、細かく比較してみると異なる箇所がいくつか見受けられます。
ちなみに、ヒロセ通商とJFXは一部通貨ペアにて原則固定スプレッドを適用していますが、それ以外の通貨ペアでは原則固定が適用されていません。公式サイトにてスプレッド定時実績を確認できますので、気になる方は各社の情報をご確認ください。
ヒロセ通商のスプレッド(一部)
こちらはヒロセ通商が公開している業界最狭水準スプレッドの情報です。ユーロ米ドルや米ドル円など、魅力的な低水準スプレッドが実現されていますね。
下記のJFXの情報をご覧いただければお分かりのように、米ドル円とユーロ米ドルに関して、ヒロセ通商では原則固定スプレッドの適用時間帯が限定されていませんが、JFXではAM9:00〜翌AM3:00の時間帯が設定されています。
JFXのスプレッド(一部)
AM9:00〜翌AM3:00なら広い時間帯にはなりますが、もし米ドル円とユーロ米ドルに関して、この点をあまり気にしたくないのであればヒロセ通商がおすすめです(あくまで原則固定ですのでスプレッドが広がる可能性はありますが)。
また、ヒロセ通商ではポンドNZドルが低水準スプレッドで提供されていますが、JFXではそもそもポンドNZドルの取り扱いがありません。
こちらはJFXにおける、ポンド豪ドルとユーロ豪ドルの原則固定スプレッドです。このスプレッド設定はヒロセ通商にはないものとなっており、ここにもスプレッド設定に違いがあります。ポンド豪ドル、ユーロ豪ドルを取引したい方はJFXが要チェック。
「LION FX C2」はヒロセ通商だけ!
次にお伝えするのは、取引ツールの違いです。ヒロセ通商とJFXは取引ツールに共通する部分が多く見受けられるのですが、中にはそれぞれの業者でしか使えないものもあります。
特に注目していただきたいのがヒロセ通商の「LION FX C2」。こちらはWindows対応のインストール型ツールとなっており、多彩な分析機能、高いカスタマイズ性能、細かい部分まで行き届いた利便性の高さなど多彩なメリットを兼ね備えています。
実際に使ってみると分かるのですが、「こんな機能まで備わっているのか!」「こういう機能が欲しかったんだ!」と言いたくなるような特徴が搭載されています。クロスラインの連動や全体チャート機能、サクサク使えるウィンドウ整列機能などなど。
LION FX C2に関しては別ページで特集していますので、スペックや便利機能に関してもっと知りたいという方は、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。
「MT4(分析専用)」はJFXだけ!
JFXには数多くの特徴がありますが、ヒロセ通商との明確な違いとして「MT4(メタトレーダー4)」が使えるという点は外せません。
JFXでは分析専用ツールとしてMT4をご利用いただけます。口座開設をしていただければ無料で利用可能。ただし、分析専用となっていますので発注機能には対応していません。
JFXではMT4をチャート分析に利用できるだけでなく、多数のJFXオリジナルインジケーターを無償で提供しているのもポイント。
10秒足などの秒足チャートを表示できるインジや、小林芳彦氏のTwitterをMT4上に表示するインジなど便利なものが多く用意されています。
ヒロセ通商ではMT4の提供はありません。MT4対応で選ぶならJFXがおすすめ。
「LION Tab」「LION Tab mini」はヒロセ通商だけ!
ヒロセ通商とJFXにはスマホツールにも違いがあります。iPhoneとAndroidで使えるスマホアプリはほぼ同等の機能を備えているのですが、注目していただきたいのはアプリ以外のツール。
ヒロセ通商では「LION Tab」「LION Tab mini」というブラウザ対応のスマホツールが用意されており、非常に使い勝手が良く高機能でおすすめです。
上記画像は「LION Tab mini」であり、ブラウザ対応ツールでありながら専用アプリ並みの使いやすさを誇り、30種類のテクニカル指標やフィボナッチ自動描画、比較チャート、売買比率の表示など多彩な機能を搭載。
こちらは「LION Tab」の画面になります。LION TabならiPadなどにて、大画面を活かしたトレードや分析が可能。
ちなみに、もともとLION Tabが先にリリースされて、こちらが好評を博したのを受けてスマホ対応のLION Tab miniもリリースされた、という経緯があります。
LION TabとLION Tab miniは、ヒロセ通商でしかえないスマホ取引ツール。ブラウザ対応なのでインストール不要でサクサク使えるのもポイントです。
開催しているキャンペーンが違う!
ヒロセ通商とJFXは開催しているキャンペーンも異なります。2社共にキャンペーンには大きく注力しているのですが、特におすすめなのはヒロセ通商。
ヒロセ通商はなんと毎月10種類以上ものキャンペーンを開催しています。新規口座開設キャンペーンや食品プレゼント、取引高キャッシュバックなど盛り沢山。
ヒロセ通商のキャンペーン
ヒロセ通商を語る上でキャンペーンの豊富さは外せません。上記ラインナップを見ていただければ分かるように、かなり多くのキャンペーンを同時開催しています。
新規口座開設キャンペーンや取引高キャッシュバックをはじめ、ヒロセ通商ならではの食品プレゼントも注目。食品プレゼントに関しては毎月違った特典が用意されており、これを楽しみにトレードしている方もいらっしゃるかと思います。
食品キャンペーンに関しては、ヒロセ通商は並々ならぬこだわりがあります。これに関しては取材と実食レポートを公開していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
ヒロセ通商インタビュー!食品キャンペーンにこだわる理由とは?
また、ヒロセ通商はキャンペーンの併用が可能となっており、例えばポンド円の取引で複数のキャンペーン対象になるといったことが可能。キャンペーンの豊富さとお得さで選ぶなら、ヒロセ通商がおすすめです。
CFDとバイナリーを利用できるのはヒロセ通商!
JFXはFXサービスのみ取り扱っていますが、ヒロセ通商はFXに加えて「CFD(LION CFD)」と「バイナリーオプション(LION BO)」にも対応しています。
LION CFDは株価指数CFDに対応しているサービス。FXのような感覚で日経225やNYダウ、S&P500などの株価指数で取引できます。LION CFDでは他のCFD業者と比べて、比較的少ない証拠金から取引できたり、ヒロセ通商ならではの高機能ツールを利用できるのが魅力。
LION CFDに関しては別ページで解説を行っていますので、興味のある方はぜひそちらも参考にしてみてくださいね。
ヒロセ通商のバイナリーオプション「LION BO」では、米ドル円やユーロ米ドルなどを対象としてラダーオプション取引をご利用いただけます。
以前はJFXでもバイナリーオプションが提供されていたのですが、現在は提供されていません。CFD、バイナリーオプションの対応で選ぶならヒロセ通商をご検討ください。
ヒロセ通商とJFXが似ているのはなぜ?
ヒロセ通商とJFXは、親会社と子会社という関係です。そのため、取引ルールや取引ツールなど多くの点で共通する部分があります。スキャルピングを公認しているという点も同じですね。
分かりやすい例で言えば、ヒロセ通商のスマホアプリに新しい機能が追加されたとすると、大体の場合でJFXのスマホアプリでも同じアップデートが実施されます。
とはいえ当ページで紹介してきたように、ヒロセ通商とJFXにはさまざまな違いがあります。ご自身の取引スタイルに合った方を選んでくださいね。もちろん、両方を開設して併用していただくことも可能です。
ヒロセ通商とJFX、どちらを選ぶべき?
ヒロセ通商とJFXをさまざまな点で比較してきましたが、いかがでしたでしょうか。最後に、当ページで紹介した情報をまとめてみましょう。
- 通貨ペアの多い業者を使いたい!
- 取引ツールが充実している業者を使いたい!
- ブラウザ対応のスマホツールも使いたい!
- キャンペーンが豊富な業者を使いたい!
- CFDとバイナリーオプションも利用したい!
- MT4で分析できるFX業者を使いたい!
- 10秒足などのオリジナルインジケーターを利用したい!
- ポンド豪ドルとユーロ豪ドルのスプレッドが狭い業者を希望!
- 小林芳彦氏が代表取締役のFX業者で取引したい!
ヒロセ通商もしくはJFX、気になる業者があれば公式サイトもぜひチェックしてみてくださいね。各社の公式サイトで雰囲気なども掴んでいただければと思います。