スプレッド0銭の国内FX会社を徹底解説!スプレッド0を実現できる理由とは?

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スプレッド0銭の国内FX会社を徹底解説!

ここでは、スプレッド0銭を採用している国内FX会社を徹底解説しています。

一般的にスプレッドはFX取引における実質的なコストであり、FX会社の重要な収益源となっています。

ですが実は、スプレッドを「0銭」に設定している国内FX会社がわずかに存在します。あくまで原則固定ではありますが、基本的に「0銭」で取引可能です。

「スプレッド0銭だとFX会社の利益がなくなるのでは?」「そんなの成立しないのでは?」と思われるかもしれません。

もちろん、0銭を実現できるのには理由があります。その理由を理解した上で該当業者のサービスをしっかりと活用すれば、日々のトレードのコスト削減を狙うことが可能。人によっては大幅なコスト削減が可能かもしれません。

スキャルピングなどの短期取引をされている方、とにかくスプレッドを抑えて取引したいという方は、ぜひ当記事を参考にしてみてくださいね。

(※:当記事に掲載している「スプレッド0銭」はいずれも各社の適用時間帯・注文数量内において原則固定・例外あり)

スプレッド0銭の国内FX会社は存在するの?

スプレッド0銭の国内FX会社は存在するの?

冒頭でもお伝えした通り、スプレッド0銭を採用している国内FX会社はかなり珍しいですが存在します。ちなみに、当記事で紹介している各社は金融庁に登録されているFX会社です。

以下では、スプレッド0銭を採用している国内FX会社とその概要、0銭を実現できる理由などを解説していきます。気になるFX会社があれば公式サイトもチェックしてみてくださいね。

スプレッド0銭の国内FX会社はココ!

スプレッド0銭を採用している国内FX会社をまとめてみました。スプレッド0銭が適用される通貨ペアや適用条件を記載していますので、ぜひご確認ください。

FX会社 スプレッド0銭の概要 公式サイト
[ThinkMarkets]
ThinkMarkets
USDJPY、EURUSDのスプレッドが0銭(※1)
・有料の「サブスクFX」の登録が必要(月額税込1,500円〜)
・1度の発注上限は「10万通貨」まで
・月間の取引数量は「無制限」または「1,000万通貨」まで
詳細
[マネーパートナーズ]
マネーパートナーズ
USDJPY、EURJPY、GBPJPY、AUDJPY、MXNJPYのスプレッドが0銭(※2)
・取引コース「パートナーズFX nano」で適用
・USDJPYの0銭は1注文あたり「5万通貨」まで適用(期間限定)
・EURJPY、AUDJPYの0銭は1注文あたり「1万通貨」まで適用
・GBPJPYの0銭は1注文あたり「5,000通貨」まで適用
・MXNJPYの0銭は1注文あたり「3万通貨」まで適用
・1日の取引数量(新規)は「1億通貨」まで
詳細

(※:スプレッドはいずれも原則固定・例外あり)
(※1:ThinkMarketsの上記スプレッドはAM9:00〜翌AM2:00(夏時間はAM8:00〜翌AM1:00)の時間帯に適用)
(※2:マネーパートナーズの上記スプレッドはAM9:00~翌AM3:00の時間帯に適用。USDJPYのみ1月8日~4月30日までの期間限定)

 

スプレッド0銭+取引数量で選ぶなら「ThinkMarkets」!

スプレッド0銭+取引数量で選ぶなら「ThinkMarkets」!

スプレッドと取引数量で考えると「ThinkMarkets」がおすすめ。

上記表にも記載しましたが、ThinkMarketsは1取引あたり10万通貨までの発注にて、スプレッド0銭が適用されます。

マネーパートナーズでは5,000〜5万通貨までと発注上限が少なめなので、できるだけ多くの数量で取引したい場合には物足りないかもしれません。

ただし、ThinkMarketsは有料の「サブスクFX」に登録する必要があります。3つのコースが用意されており、月額税込1,500円から利用可能。ちなみに、スプレッド0銭は全コースで適用されます。

取引数量が少ないと元を取れないかもしれませんが、取引数量が多くてスプレッドコストがかさみがちの方にはおすすめ。

スプレッド0銭の国内FX会社を徹底解説!

昨今、USDJPYのスプレッドを0.2銭(0.002円)に設定している国内FX会社が多いですが、取引数量が多くなると単純計算で以下のようなコストがかかります。サブスクFXのルビーコースの月額料金(税込)と比較してみました(スプレッド変動は考慮していません)。

取引数量 一般的なFX会社の場合
(スプレッド0.2銭)
サブスクFX:ルビーコースの場合
(スプレッド0銭)
100万通貨 2,000円 1,500円
500万通貨 10,000円 1,500円
1,000万通貨 20,000円 1,500円

取引数量が多くなればなるほど、月額料金を支払ってスプレッド0銭の恩恵を受ける方がお得になります。

もちろん、スプレッド0銭は原則固定なので急変時などは広がる可能性もありますが、ThinkMarketsのサブスクFXは上手く活用すれば、人によっては大きなメリットを得られます。

ThinkMarkets 公式サイト

スプレッド0銭を実現できる理由は?

既にお伝えしている通り、ThinkMarketsに関してはスプレッド0銭を適用する代わりに、有料のサブスクFXに登録する必要があります。

月額料金を設定しているからこそ、スプレッドを抑えることが可能というわけです。ちなみに、USDJPY・EURUSD以外の通貨ペアもスプレッドが低水準でおすすめ。

一方で、マネーパートナーズは月額料金などは必要ありませんが、スプレッド0銭が適用される取引数量を低く設定しているのが特徴となっています。小口で何度も注文する場合はマネーパートナーズがおすすめ。

スプレッド0銭の国内FX会社の詳細

ThinkMarkets

サブスク型FXのThinkMarketsってどうなの?月額料金やスプレッド、アプリまで解説!

おすすめポイント!
  • 全コースにてUSDJPY・EURJPYが「スプレッド0銭」
  • サファイアコース以上なら月間取引数量が「無制限」!
  • 全コースにて「TradingViewチャート」が使える!

ThinkMarketsは有料のサブスクリプション・サービス「サブスクFX」を提供。一定の月額料金を支払うことで、スプレッド0銭などのメリットを受けられます。

ThinkMarkets

スプレッド0銭が適用されるのは米ドル円とユーロ米ドルの2銘柄。1注文あたり10万通貨までの取引に適用されます。

ThinkMarketsのサブスクFXには3種類のコースが用意されていますが、スプレッド0銭はすべてのコースにて適用。

項目 ルビーコース サファイアコース ダイヤモンドコース
月額料金
(税込)
1,500円 3,000円 5,000円
スプレッド0適用 USDJPY、EURUSD USDJPY、EURUSD USDJPY、EURUSD
通貨ペア 2種類 25種類 77種類
1度の発注上限(※) 10万通貨 25万通貨 50万通貨
取引数量上限
(月間)
1,000万通貨 無制限 無制限

(※:スプレッド0銭の適用はいずれのコースも10万通貨の発注まで)

米ドル円とユーロ米ドルのみ取引する方で、かつ月間取引数量は1,000万通貨までに限られる、という方には「ルビーコース」がおすすめ。

月間の取引数量が1,000万通貨を上回る場合は「サファイアコース」がおすすめです。通貨ペアの数量や1度の発注上限数量を引き上げたい場合は「ダイヤモンドコース」がおすすめとなっています。

ThinkMarkets

特に、サファイアコースとダイヤモンドコースでは月間の取引数量が「無制限」に設定されているのがポイント。スプレッド0銭の環境で上限を気にせず取引したい方は要チェックです。

(※:スプレッド0銭はAM9:00〜翌AM2:00(夏時間はAM8:00〜翌AM1:00)の時間帯、1注文あたり10万通貨までの取引に適用)

追加料金なしで「TradingViewチャート」が使える!

追加料金なしで「TradingViewチャート」が使える!

ThinkMarketsは高機能な取引ツールも魅力であり、PCツールには「TradingViewチャート」が内蔵されています。追加料金なしで利用可能。

100種類以上のテクニカル指標と80種類以上の描画ツールを内蔵。最大8画面分割のマルチチャートも表示できます。

マルチチャート表示では銘柄や時間軸の同期も可能。マルチチャート表示は通常のTradingViewだと有料プラン相当の機能です。

ThinkMarketsで使えるTradingViewに関しては、別記事にて詳しく解説しています。興味のある方はぜひ参考にしてみてくださいね。

ThinkMarkets 公式サイト

マネーパートナーズ

マネーパートナーズ

おすすめポイント!
  • 小口で米ドル円などを取引する方におすすめ!
  • ポンド円やメキシコペソ円などでもスプレッド0銭を適用!
  • 100通貨の少額から取引可能、初心者におすすめ!

マネーパートナーズもスプレッド0銭で取引できる珍しい国内FX会社です。同社では「パートナーズFX」「パートナーズFX nano」の2つのコースが用意されており、どちらも低水準スプレッドが魅力ですが、0銭が適用されるのは後者になります。

米ドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円・メキシコペソ円の5通貨ペアにて、スプレッド0銭での取引が可能。

ただし、いずれもスプレッド0銭が適用される注文数量が限定されています。米ドル円は1取引あたり5万通貨まで、ユーロ円と豪ドル円は1万通貨まで、ポンド円は5,000通貨まで、メキシコペソ円は3万通貨まで。

マネーパートナーズはThinkMarketsのように月額料金は発生しませんが、スプレッド0銭が適用される発注数量が絞られているため、小口で取引する方におすすめです。

ちなみに、マネーパートナーズのパートナーズFX nanoでは100通貨単位の少額取引が可能。コストを抑えたい方だけでなく、リスクを抑えて取引を始めたい初心者の方にもおすすめとなっています。

(※:スプレッド0銭はAM9:00~翌AM3:00の時間帯に適用。USDJPYのみ1月8日~4月30日までの期間限定)

マネーパートナーズ 公式サイト

スプレッド0銭以外のFX会社と比較

スプレッド0銭以外のFX会社と比較

最後に、スプレッド0銭のFX会社と、スプレッド0銭を採用していないけど低水準スプレッドに定評のあるFX会社を比較してみました。

ThinkMarketsとマネーパートナーズを含め、各社の米ドル円とユーロ米ドルのスプレッドを一覧表にまとめています。ぜひご確認ください。

FX会社 USDJPY EURUSD 公式サイト
[ThinkMarkets]ThinkMarkets 0 0pips 詳細
[マネーパートナーズ(nano)]マネーパートナーズ(nano) 0 0.1pips 詳細
[ゴールデンウェイ・ジャパン]ゴールデンウェイ・ジャパン 0.2 0.3pips 詳細
[外為どっとコム]外為どっとコム 0.2 0.3pips 詳細
[ヒロセ通商]ヒロセ通商 0.2 0.3pips 詳細
[GMOクリック証券]GMOクリック証券 0.2 0.3pips 詳細
[GMO外貨]GMO外貨 0.2 0.3pips 詳細

(※:上記スプレッドはいずれも原則固定・例外あり)
(※:ThinkMarketsの上記スプレッドはAM9:00〜翌AM2:00(夏時間はAM8:00〜翌AM1:00)の時間帯、10万通貨以下の注文に適用)
(※:マネーパートナーズの上記USDJPYのスプレッドはAM8:00~翌AM4:00の時間帯、5万通貨以下の注文に適用、1月8日~4月30日までの期間限定。EURUSDは1万通貨以下の注文に適用)
(※:外為どっとコムの上記スプレッドはAM9:00~翌AM3:00の時間帯、100万通貨以下の注文に適用。EURUSDは2024年4月27日AM3:00までの期間限定)
(※:ゴールデンウェイ・ジャパンの上記スプレッドはAM8:00~翌AM5:00の時間帯に適用)
(※:ヒロセ通商の上記USDJPYのスプレッドはAM10:00〜翌AM4:00の時間帯に適用)
(※:GMO外貨の上記スプレッドはAM8:00~翌AM3:00の時間帯に適用)

 

また、FX会社約30社を対象に、約40通貨ペアの最新スプレッドをまとめて比較している記事も用意していますので、気になる方はそちらも参考にしてみてくださいね。