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【FX】楽天証券はスキャルピング禁止?OK?MT4とCFDも含めて解説

ここでは、「楽天証券のFXはスキャルピング禁止?それともOK?」という点について解説を行っています。
楽天証券の「楽天FX」「楽天MT4」に関して、公式サイトで公開されている取引規定などを基に、同社のスキャルピングに対する方針を解説。CFD取引でのスキャルピングについてもお伝えしています。
また、スキャルピング公認のおすすめFX会社の紹介も行っています。そちらもぜひ参考にしてみてくださいね。
楽天証券のFXはスキャルピング禁止?OK?
楽天証券には「楽天FX」と「楽天MT4」の2種類のFXサービスが存在しますが、いずれも、スキャルピングに関して明確な規程が設けられていません。
ですので、スキャルピングを公認しているとは言えません。公式サイトで公開されている取引規程と併せて、以下の解説をご参照ください。
楽天FXはスキャルピング禁止?OK?
(※:出所 楽天証券公式 楽天FX取引規定(店頭外国為替証拠金取引)より抜粋)
楽天証券の公式サイトで公開されている、「楽天FX」の取引規程の第21条(契約の解除)の項目には、上記のような記述があります。
「短時間における連続した取引、インターバンク市場の混乱を招く取引、当社のカバー取引に影響を及ぼす取引、または、過度な取引等不適切な取引」だと判断された場合、もしくはその虞(おそれ)があるときに、契約を解除(口座凍結)できるという記述です。
「取引の方法の如何にかかわらず」と前置きがあるので、手動での取引であっても該当する可能性があると考えられます。
また、他のFX会社では、よくある質問にスキャルピングに対する方針が書かれている場合がありますが、楽天証券では検索してもなにも出てきません。
残念ながら、楽天証券の楽天FXではスキャルピングは公認されていません。また、契約解除(口座凍結)に該当する取引頻度などの決まりも定められていません。楽天証券でスキャルピングを行う際は、自己責任でお願いいたします。
楽天MT4はスキャルピング禁止?OK?
楽天証券の「楽天MT4」でも、取引規程にて楽天FXと同様の記述があります。
そのため、取引方法が手動でも自動でも、「短時間における連続した取引、インターバンク市場の混乱を招く取引、当社のカバー取引に影響を及ぼす取引、または、過度な取引等不適切な取引」と判断された場合、もしくはその虞(おそれ)があるときは、楽天証券が契約を解除(口座凍結)できる、ということになります。
残念ながら、楽天MT4でもスキャルピングは公認されていません。また、契約解除(口座凍結)の対象と判断されるような、取引頻度のルールなども明示されていません。
MT4対応&スキャル公認の国内FX会社は?
楽天MT4はスキャルピング公認ではありませんが、それ以外であれば、MT4対応かつスキャルピング公認の国内FX会社は存在します。具体的に言うと「JFX」や「FXTF(ゴールデンウェイ・ジャパン)」が該当。
MT4対応かつスキャルピング公認の国内FX会社に関しては、別記事で詳しい解説を行っています。興味のある方はそちらも参考にしてみてくださいね。
楽天証券の「CFD」はスキャルピング禁止?OK?
楽天証券には「楽天CFD」「楽天MT4CFD」の2種類のCFD取引サービスがあります。そのCFDサービスはスキャルピング禁止なの?OKなの?と気になる方もいるはず。
残念ながら、楽天CFD・楽天MT4CFDでもFXサービスと同様に、スキャルピングを公認する公式サイトの文言などは確認できていません。
また、取引規程には以下のような記述があります。
(※:出所 楽天証券公式 楽天CFD取引規定より抜粋)
ここには「取引の方法の如何にかかわらず、金融商品市場の混乱を招く取引、当社のヘッジ取引に影響を及ぼす取引若しくは過度な取引等、不適切な取引であると当社が判断したとき又はその虞があると判断したとき」には、契約を解除できると記載。
この規程に反しない範囲であればスキャルピングが可能と考えられますが、容認される範囲は明示されていません。そのため、スキャルピングされる際は自己責任でお願いいたします。
CFDでスキャル可能な国内FX会社はどこ?
楽天証券はCFDにてスキャルピングを公認していませんが、同社以外であれば、ゴールドなどのCFD取引にて、スキャルピングを公認している国内業者が存在します。「ヒロセ通商」や「FXTF(ゴールデンウェイ・ジャパン)」などが該当。
CFD取引でスキャルピング公認の国内業者に関しては、別記事で詳しい解説を行っています。興味のある方はそちらも参考にしてみてくださいね。
楽天証券のFXはスキャルピング公認ではないけど…
楽天証券はスキャルピングを公認していませんが、大口取引を行う際は楽天FXがおすすめです。
楽天証券では、「楽天FX」の発注上限の拡張を実施。従来は1取引あたり最大200万通貨の発注が限度でしたが、現在は最大500万通貨の発注が可能です。
200万通貨を超える注文ではスプレッドが変動しますが、下記表にも記載している通り、200万超〜300万通貨、300万超〜500万通貨の発注でも低水準スプレッドが実現されています。
注文数量 | USD JPY |
EUR JPY |
GBP JPY |
AUD JPY |
EUR USD |
---|---|---|---|---|---|
〜200万通貨 | 0.2銭 | 0.5銭 | 0.9銭 | 0.6銭 | 0.4pips |
200万超 〜300万通貨 |
0.6銭 | 1.2銭 | 2.1銭 | 1.1銭 | 0.7pips |
300万超 〜500万通貨 |
1.0銭 | 1.6銭 | 2.5銭 | 1.5銭 | 0.9pips |
(※:上記スプレッドは原則固定・例外あり。USDJPYのみAM9:00〜翌AM3:00の時間帯に適用)
ちなみに楽天FXでは、米ドル円0.2銭などの業界最狭水準スプレッドが、200万通貨以下の注文に適用。100万通貨以下ではなく、200万通貨以下のスプレッドが最も低水準というFX会社は珍しいです。
スキャル公認でないのは残値ですが、大手ネット証券のFXサービスで大口取引をされたい方は、この機会に口座開設を検討してみてはいかがでしょうか。
スキャルピング公認の国内FX会社はどこ?
「スキャルピング公認の国内FX会社はどこなの?」と気になる方のために、スキャルピング公認のおすすめ国内FX会社を以下の表にまとめました。
また、下記リンク先の記事では、スキャルピング公認のおすすめFX会社を徹底比較。各社の特徴も解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
【スキャルピング公認】おすすめ国内FX会社一覧表
FX会社 | スプレッド (ドル円) |
1度の発注上限 (ドル円) |
業者の特徴 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|
![]() |
0.2銭(※1) | 通常:100万通貨 大口:300万通貨 |
約定スピード最速0.001秒(※2) ゴールドのスキャルも公認 秒足チャート対応 |
詳細 |
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0.2銭(※3) | 通常:100万通貨 大口:300万通貨 |
1日の取引数量制限なし MT4対応(分析専用) TradingView対応(分析専用) |
詳細 |
![]() |
0.15銭(※4) | LIGHTペア:20万通貨 通常:100万通貨 ラージ:300万通貨 |
スプレッド強化「LIGHTペア」対応 約定率99.9%(※5) TradingView対応 |
詳細 |
![]() |
0.18銭(※6) | LIGHTペア:20万通貨 通常:100万通貨 ラージ:300万通貨 |
スプレッド強化「LIGHTペア」対応 約定率99.9%(※5) TradingView対応 |
詳細 |
![]() |
0.2銭(※7) | 500万通貨 | 業界最狭水準スプレッド 短期取引に最適のツール |
詳細 |
![]() |
0.2銭(※8) | 通常:100万通貨 ラージ:200万通貨 |
大手ネット証券 操作性抜群のツール |
詳細 |
![]() ゴールデンウェイ・ジャパン |
0.2銭(※9) | 100万通貨 | 「スキャル特化インジ3種」限定プレゼント! MT4・TradingView対応 |
詳細 |
![]() |
変動制 | 1,000万通貨 | NDD方式採用 MT4・MT5対応 |
詳細 |
(※:変動制スプレッド以外はすべて原則固定・例外あり)
(※1:ヒロセ通商の上記スプレッドは通常銘柄の数値、AM9:00〜翌AM3:00の時間帯に適用)
(※2:Internet Initiative Japan Inc.実績、平均0.003〜0.005秒)
(※3:JFXの上記スプレッドは通常銘柄の数値、AM9:00〜翌AM3:00の時間帯に適用)
(※4:みんなのFXの上記スプレッドはLIGHTペアの数値、通常銘柄の場合は0.2銭の基準スプレッドが適用。いずれもAM8:00〜翌AM5:00までの時間帯に適用)
(※5:2024年5月1日(水)~2024年5月31日(金)にトレイダーズ証券にて行われた約定率調査)
(※6:LIGHT FXの上記スプレッドはLIGHTペアの数値、通常銘柄の場合は0.2銭の基準スプレッドが適用。いずれもAM8:00〜翌AM5:00までの時間帯に適用)
(※7:外為どっとコムの上記スプレッドはAM9:00〜翌AM3:00の時間帯、100万通貨以下の注文に適用)
(※8:GMOクリック証券では米ドル円等の主要通貨ペアにて通常銘柄とラージ銘柄があり、米ドル円通常銘柄の基準スプレッドはAM9:00〜翌AM3:00の時間帯で0.2銭原則固定(例外あり)、発注上限は100万通貨。ラージ銘柄のスプレッドは原則固定対象外、発注上限は200万通貨となります)
(※9:FXTFの上記スプレッドはAM8:00〜翌AM5:00までの時間帯に適用)
スキャルピングOKのおすすめFX会社はココ!
「ヒロセ通商」はFX・CFDでスキャルピングOK!
ヒロセ通商は公式サイトで「スキャルピングOK」と謳っている、数少ない国内FX会社です。単にスキャルを公認しているだけでなく、業界最狭水準スプレッド、高速の約定スピード、スキャル向きのツールなど各種環境が整っているのがポイント。
取引ツールではワンクリックでの素早い発注はもちろん、27種類もの注文方法に対応していたり、10秒足チャートの表示に対応していたりとメリットが充実。取引数量が多いほどキャッシュバック金額が増えるキャンペーンもおすすめです。
また、FXだけでなく、ヒロセ通商ではCFD取引でもスキャルピングを公認しています。ゴールドや原油などの商品CFD、日経225やナスダック100などの株価指数CFDを含め、豊富な銘柄に対応。
ヒロセ通商 新規口座開設キャンペーン
「JFX」はMT4対応&スキャルピング公認!
JFXも公式サイトで「スキャルピングOK」とアピールしている珍しい国内FX会社です。代表取締役の小林芳彦氏もスキャルパーであり、公式Xにて取引の様子を発信。多くのトレーダーから定評があります。
JFXも業界最狭水準スプレッドで取引が可能であり、高速の約定スピードを実現する取引環境を用意。新規ユーザーも既存ユーザーも毎月参加できる、取引高キャッシュバックも見所となっています。
また、分析専用ツールとして「MT4」を取り扱っているのも特徴です。MT4から直接発注はできませんが、上記画像のように、JFXの自社ツールと組み合わせれば、MT4のチャート分析をスキャルピングに活用可能。
JFX 新規口座開設キャンペーン
「GMOクリック証券」は大手ネット証券でスキャルOK!
大手ネット証券でスキャルピングがしたい!という方にはGMOクリック証券(FXネオ)がおすすめです。
GMOクリック証券は、ヒロセ通商のようにスキャルOKと謳っているわけではありませんが、公式のサポートに問い合わせたところ、以下の回答を得られました。
GMOクリック証券ではスキャルピングが禁止されていません。FXはもちろん、CFD取引でもスキャルピングが禁止されていません。
ただ、「カバー取引が困難な時間に集中した取引を行う」「複数のお客様によりレートを操作しうるような数量の取引を行う」などの場合に関しては規制がかかるとしています。
GMOクリック証券のスキャルピングに対する方針に関しては、下記リンク先の記事で詳しい解説を行っています。そちらも併せて参考にしてみてくださいね。
GMOクリック証券 新規口座開設特典
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スキャルOKのFX会社比較
スキャルOK会社のスプレッド比較
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スキャルピングでの移動平均線のおすすめ設定は?
スキャルピングをする際の、移動平均線のおすすめ設定について解説した記事も用意しています。スキャル時に移動平均線を使う理由を含め、初心者でも分かりやすいように解説。ぜひ参考にしてみてくださいね。