ヒロセ通商はCFD取引(LION CFD)を取り扱っていることもあり、ゴールド(金)の取引にも対応してるの?と疑問に思う方もいると思います。
ただ残念ながら、ヒロセ通商はゴールド(金)の取引に対応していません。今後の展開に期待したいところです。
ですが、ヒロセ通商は日経225やNYダウなどの株価指数CFDには対応。また、NY金先物のレート・チャートの閲覧だけなら可能となっています。
以下ではヒロセ通商のゴールド(金)対応状況をはじめ、ヒロセ通商のLION CFDの取り扱い銘柄などを解説。
現段階でゴールド(金)CFDを取引できるおすすめ業者の紹介も行っていますので、そちらも参考にしてみてくださいね。
ヒロセ通商はゴールド(金)を取り扱っている?
ヒロセ通商はゴールド(金)を取り扱っていない
冒頭でもお伝えした通り、ヒロセ通商はゴールド(金)の取引に対応していません。
同社で対応しているのはFX(LION FX)とCFD(LION CFD)。LION CFDは株価指数のみ対応となっています。
ゴールド(金)を取り扱っていないのは残念ですが、将来的には対応を開始するかもしれません。株価指数CFDだけ扱っていたけど商品CFDの対応も開始した、という業者は他にもあるので、今後の展開に期待です。
株価指数CFDの取り扱いはある
ヒロセ通商のLION CFDは、ゴールド(金)を含む商品CFDに対応していないものの、株価指数CFDの取引は可能です。
日経225やNYダウ、ナスダック100など各国の株価指数のCFDを取り扱い。比較的少額から取引を始められるのが魅力です。
LION CFDではFXで培われたノウハウが活かされており、PCツール・スマホアプリの使い勝手の良さなどもメリット。
LION CFDに関しては別記事で詳しく解説しています。取り使い銘柄やスプレッド、最低証拠金額などの情報を知りたい方は、そちらも参考にしてみてくださいね。
NY金先物の情報の閲覧はできる
また、ゴールド(金)の取引には対応していないのですが、ヒロセ通商ではNY金先物の情報閲覧には対応しています。
同社では「グローバルマーケット情報」というコンテンツが提供されており、一部の商品や株価指数、債券のレートとチャートを確認可能です。
以下では、PCツール・スマホアプリにおける「グローバルマーケット情報」の閲覧方法と、実際に見られる情報を画像付きで紹介します。
PCツール(LION FX C2、Mac専用アプリ)
Windows対応「LION FX C2」では、上部メニューの「取引情報」から「グローバルマーケット情報」を選択できます。
ちなみに、ここではFX対応のC2を使っていますが、CFD対応の「LION CFD C2」でも同様の操作でグローバルマーケット情報を表示可能です。
Mac対応「Mac専用アプリ」の場合は、Macのメニューバーの「情報」から「グローバルマーケット情報」を選択できます。
「グローバルマーケット情報」を選択すると、ブラウザにて上記のようなマーケット情報画面が表示されます。
項目が「株価指数」と「債券・商品」に分かれており、後者の「債券・商品」をクリックするとNY金先物のレートが確認できます。
この画面でNY金先物をクリックするとさらに詳細な情報を表示。
詳細画面では移動平均線の併記されたチャートの閲覧が可能です。足種や表示期間の変更もできます。
スマホアプリ(LION FX 5)
スマホ環境でもPCと同様のマーケット情報にアクセスできます。
ヒロセ通商のスマホアプリ「LION FX 5」では、メニュー内の「情報」をタップ。情報画面の下の方から「グローバルマーケット情報」を選択可能。
また、メニュー内の「機能一覧」を選択して、機能一覧の画面から「グローバルマーケット情報」を選ぶこともできます。
「グローバルマーケット情報」をタップすると、PCと同じくブラウザにてマーケット情報が表示されます。
「株価指数」と「債券・商品」に項目が分かれているので、後者を選択した上で、NY金先物をタップすれば情報を閲覧可能です。
ゴールドではないのですが…ヒロセ通商のLION CFDにて、2023年11月20日より新たに14銘柄が追加されます。追加されるのは中国指数ETFや米国半導体ETFなどのETF銘柄。内訳は以下の通り。
LION CFD新規銘柄(2023年11月20日〜) | ||
---|---|---|
中国指数ETF | 台湾指数ETF | 韓国指数ETF |
ブラジルETF | バイオテックETF | 米国半導体ETF |
産業資材ETF | エネルギーETF | 資本財ETF |
IT関連ETF | 生活必需品ETF | インフラETF |
ヘルスケアETF | 消費関連ETF |
ヒロセ通商は米国企業の個別株CFDなどは扱っていませんが、米国半導体ETFやエネルギーETF、ヘルスケアETFといったETFでCFD取引できるのは魅力。
特定の企業ではなく将来伸びそうな分野で取引したい、という方におすすめです。ヒロセ通商のLION CFDの今後の展開にも期待!
ちなみに、子会社の「JFX」は…
ヒロセ通商のゴールド(金)対応状況を知りたい方の中には、子会社である「JFX」の対応状況も知りたい!という方もいるのでは。
残念ながら、JFXもゴールド(金)の取引には対応していません。
また、ヒロセ通商は株価指数CFDを取り扱っていますが、JFXにはCFDの取り扱いがありません。加えて、NY金先物などの情報を閲覧できるグローバルマーケット情報にも対応していません。
ただ、JFXは分析専用ツールとして「MT4」に対応しており、日経225やNYダウなど株価指数4銘柄のチャート表示が可能です(ゴールドの表示には非対応)。
ヒロセ通商がゴールド(金)の取り扱いを開始すれば、子会社であるJFXでも取り扱いがスタートする…かもしれません。こちらも今後の展開に期待です。
ゴールドのCFD取引を扱っている国内業者はココ!
ヒロセ通商はゴールド(金)非対応ですが、それ以外の国内業者であれば、複数の業者がゴールドを取り扱っています。
以下の表には、ゴールド(金)のCFD取引を扱っているおすすめの国内業者を掲載。
各社のゴールド(金)CFDにおける、「スプレッド」「最低証拠金額」「取引時間」を紹介。各社のCFD銘柄の取り扱い数も掲載しています。気になる業者があれば公式サイトもチェックしてみてくださいね。
ゴールド(金)CFD対応のおすすめ業者5選!
CFD業者 | スプレッド | 最低証拠金額 | 取引時間 | CFD対応銘柄 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|
![]() |
0.4 | 1,500円 | 8:00〜 翌7:00 |
154銘柄 (株式、株価指数、商品、バラエティ) |
詳細 |
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0.3 | 1,000円 | 8:00〜 翌7:00 |
17,000銘柄以上 (株式、株価指数、商品、債券先物) |
詳細 |
![]() |
0.6 | 15,100円 | 8:00~ 翌6:55 |
38銘柄 (株価指数、商品、バラエティ) |
詳細 |
![]() |
2.7 | 15,100円 | 8:00~ 翌6:55 |
17銘柄 (株価指数、商品) |
詳細 |
![]() |
0.4 | 1,500円 | 8:00~ 翌7:00 |
16銘柄 (株価指数、商品、バラエティ) |
詳細 |
![]() |
0.3 | 15,100円 | 8:01~ 翌6:59 |
9,000銘柄以上 (株式、株価指数、商品、債券先物) |
詳細 |
(※:「スプレッド」項目に記載している数値は、2023年12月1日に各社公式サイトまたは取引ツール上で確認した数値。これらの業者のスプレッドは常に変動しますので、最新の情報は公式サイトまたは取引画面でご確認ください)
(※:「最低証拠金額」の項目には2023年12月1日時点に確認した銘柄の価格、ドル円レートを元に算出した最低証拠金を掲載しています。IG証券のみ取引画面で確認した円建て銘柄の維持証拠金を掲載しています)
(※:取引時間は標準時間の情報を記載しています)
ゴールド(金)CFD対応業者のココがおすすめ!
GMOクリック証券
大手ネット証券でCFD取引を利用したい方には「GMOクリック証券」がおすすめです。ゴールド(金)を含む多数のCFD取引に対応しており、スプレッドは低水準。
GMOクリック証券は最低取引数量の引き下げを実施し、ゴールド(金)などを0.1枚から取引できるのも特徴となっています。
上記比較表にも掲載していますが、他社と比べても少ない証拠金額から取引可能。使い勝手の良いスマホアプリもおすすめです。
IG証券
CFDの対応銘柄の多さで選ぶなら「IG証券」は要チェックです。同社はゴールド(金)を含む17,000銘柄以上に対応。
ゴールド(金)CFDはスプレッドが低水準であり、少ない証拠金額から取引できるのもポイントとなっています。
ちなみに、IG証券はゴールド(金)のノックアウトオプションとバイナリーオプションに対応している、数少ない国内業者でもあります。
楽天証券
大手ネット証券で選ぶなら「楽天証券」もおすすめ。
同社は「楽天CFD」と「楽天MT4CFD」、2種類のCFDサービスに対応しているのが特徴的です。ゴールド(金)のCFDはどちらのサービスでも取引可能。
2つのサービスは取り扱い銘柄や取引数量などにも違いがありますが、楽天CFDは自社ツール(iSPEED・マーケットスピードⅡ)、楽天MT4CFDはMT4に対応しているのも大きな違いです。
楽天CFDと楽天MT4CFDは別サービスなので、口座申込は別々になります。どちらか一方を使うこともできますし、両方を併用することも可能です。


GMO外貨
GMO外貨はGMOクリック証券と同じGMOインターネットグループに属する業者。
GMO外貨のCFDサービス「外貨ex CFD」は、GMOクリック証券のCFDに比べて取り扱い銘柄が少なかったりするのですが…次世代ツール「TradingView」を無料で使えるのがポイントです。
PC取引画面から高機能チャートとしてTradingViewチャートを利用可能。ゴールド(金)含む対応銘柄にて、高度なチャート分析ができます。
CFDに対応していてTradingViewが使える国内業者は貴重なので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
サクソバンク証券
銘柄数の多さと高機能ツールで選ぶなら「サクソバンク証券」もおすすめです。
サクソバンク証券はゴールド(金)を含む9,000銘柄以上に対応。その全銘柄を高品質なPCツール・スマホアプリでまとめて取引できます。
PCツール・スマホアプリ共に50種類以上のテクニカル指標を搭載しており、転換点をシグナルで知らせてくれる「オートチャーティスト」を内蔵。
サクソバンク証券の高機能ツールはWindows・Mac・iPhone・Android・iPadなど様々なデバイスで使えるのも魅力です。また、デバイス間でチャートなどの設定が同期されるのもメリット。
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