この記事ではトレーディングビューでZigZag(ジグザグ)が表示されないときの対処法を解説しています。
トレーディングビューのジグザグはデフォルトの設定のままでは上手く表示できない場合があります。ジグザグのパラメーター設定や使い方についても解説しているのでぜひ参考にしてみてくださいね!
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トレーディングビューでZigZag(ジグザグ)が表示されない理由は?
TradingViewでジグザグを表示されない理由は「パラメーター設定」です。ジグザグの表示方法から解説していくので参考にしてみてくださいね。
まず、ジグザグを表示させます。チャート画面を開きテクニカル指標のアイコンをクリック。
インジケーターの追加画面が開くので検索に「ZigZagもしくはジグザグ」と入力します。
テクニカルの項目に「Zig Zag(ジグザグ)」と表示されるのでここをクリック。
上記の画像は米ドル円の5分足にZigZagを表示させたものですが、上手く表示されません。
トレーディングビューのジグザグはデフォルトの設定で日足以上に最適化されたパラメーターになっているのが原因です。
そこで、パラメーター設定を変更します。左上のインジケーター名の上にマウスを合わせて設定アイコンをクリックします。
ここでパラメーターの設定を行います。パラメーターで重要なのは「Price deviation for reversals(%)」です。
それぞれのパラメーターの解説は以下の通りです。
トレーディングビューのZigZag(ジグザグ)のパラメーター
項目 | 概要 |
---|---|
Price deviation for reversals(%) | 価格が反転する際の偏差、乖離率。値を大きくすればより大きい山と谷を捉える。小さくすれば狭い値幅でZigZagを描画する |
Pivot legs | 新しい高値と安値を判定する期間。数値が大きいとより長い期間で判定し、数値が小さいと短い期間で山と谷を判定する。 |
Line color | ラインの色と透明度 |
最後のバーまで延長 | 計算途中のバーまでZigZagのラインを延長するかどうか |
Display reversal price | 山(高値)と谷(安値)の価格を表示するかどうか |
Display cumulative volume | 出来高を表示するかどうか |
Display reversal price change | 価格変動幅を表示するかどうか。絶対値と割合(%)の表示切替も可能 |
価格や出来高、変動幅の表示はお好みで設定していただいて問題ありません。
ZigZagを上手く表示させたい場合は「Price deviation for reversals(%)」の値を調整します。
デフォルトの値は「5」になっており、これは日足以上に最適化された数値です。5分足や15分足で使う場合は値を小さく設定します。
以下の設定値は足種ごとの目安です。この目安を参考に自分が捉えたい高値と安値を捉えられるパラメーターに調整してみてください。
足種 | 設定目安 |
---|---|
5分足~30分足 | Price deviation for reversals:0.1 Pivot legs:10 |
1時間足~4時間足 | Price deviation for reversals:0.6 Pivot legs:10 |
日足 | Price deviation for reversals:2.5 Pivot legs:10 |
上記は米ドル円の5分足でPrice deviation for reversalsを0.1に設定した場合のジグザグです。
主要な高値と安値は捉えられているかと思います。どの高値と安値を結ぶのかはトレードスタイルによっても異なると思うので参考にしてみてくださいね。
トレーディングビューのZigZag(ジグザグ)の可視性について
トレーディングビューのジグザグでは「可視性」という機能も付いています。
これは「どの足種にZigZagを表示するか」という設定です。チェックを入れた足種に合わせてZigZagが表示されます。
上記は時間足のチェックを外した場合ですが、1時間足でZigZagが非表示になっています。
例えば、「5分足だけでZigZagを表示させたい」という場合は「分」にチェックを入れて値を5に設定します。こちらも便利な機能なのでぜひお試しください。
トレーディングビューのスマホアプリでもZigZagが表示されない場合
トレーディングビューのスマホアプリでジグザグを使いたいという方も多いかと思います。
スマホの場合でも設定方法はパソコンと同じです。パラメーターを足種に合う形で調整すれば上手く表示されます。
設定項目やUIもパソコンと同じなので上記で解説した手順を参考にしてみてください。
トレーディングビューのスマホアプリについて便利な機能や使い方は別記事でも解説しています。
便利すぎる!トレーディングビューのスマホアプリ使い方徹底まとめ!
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冒頭でも簡単に解説しましたが、みんなのFXではPC版ツールとスマホアプリの両方にTradingViewを内蔵したツールを提供しています。
運営元であるトレイダーズ証券に訪問取材した際にもこの内蔵トレーディングビューについてお伺いしました。導入後からかなりのユーザーに反響をもらい、現在も改良を行っているとのこと。
テクニカル指標と描画ツールは80種類以上を標準搭載。ユーザーインターフェースやデザインも本家TradingViewとほぼ同じなので、TradingViewをすでに使われている方であれば操作方法に迷うことはありません。
ジグザグに関しても、パラメーター設定が可能です。完全に本家TradingViewと同じというわけではなく一部、使えない機能もありますが、それでも無料で使えるのは非常に魅力的です。
特に、画面分割やインジケーターの同時表示、テンプレートの複数保存は本家でも有料プランしか使えない機能です。ZigZagと合わせて他のインジケーターも複数表示させたい方にはみんなのFXがおすすめです。
みんなのFXはスマホアプリでもZigZagが表示できる
みんなのFXはスマホアプリにもTradingViewを内蔵しており、1タップで通常チャートとTradingViewを切り替えることができます。
スマホアプリ版でも機能性はPC版とほぼ変わりません。使い勝手も非常に良くスマホで手軽に相場チェックされる方にも最適。
画面表示は縦・横に両対応。スマホは小さい画面がネックですが、横画面いっぱいに表示すれば、全体的な動きもチェックできます。
みんなのFXはシステム開発会社を内製化しており、ユーザーの声を取り入れたツール開発に強みを持つFX会社です。内蔵TradingView以外にも細部にまでこだわったツール作りをしているので、この機会にぜひチェックしてみてください!
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TradingView徹底解説ページ一覧
ZigZag(ジグザグ)が使えるその他の国内FX業者は?
以下では、国内FX業者でZigZagをツールに搭載しているFX業者を一覧表にまとめています。
数は少ないですが、FX業者選びの参考としてご活用ください。
ZigZag(ジグザグ)チャート対応のFX業者・PC/スマホアプリを一覧特集!
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