この記事ではTradingViewのデモトレードのやり方を詳しく解説しています。TradingViewでデモトレードをするのは非常に簡単です。
口座開設や面倒な手続きもありません。無料プラン(BASIC)でも仮想資金を使ってデモ取引が可能です。デモを活用してTradingViewの使い勝手や操作性を体感してみてくださいね。
みんなのFXでは新たにTradingViewがチャートツールの1つとして利用可能になりました。
プレミアム版(月額約8,000円相当)でしか使えない6画面のチャート分割機能やインジケーターの同時表示も25個以上(無料プランでは最大3つ)に対応。
テンプレートの保存も最大5つまで可能なので自分好みの取引環境が構築できます。
また、スマホアプリでもTradingViewが新搭載され、さらに利便性が向上しました。スマホでもTradingViewを使った本格的な相場分析が可能です。
利用条件はみんなのFXで口座開設をするだけ。TradingViewの有料プランを検討されている方はみんなのFXをぜひチェックしてみてください!
※一部搭載していない機能があります。
トレーディングビューのデモトレードのやり方
TradingViewのペーパートレードを起動する
トレーディングビューでデモトレードを行うには、事前にアカウント登録を済ましておきましょう。
TradingViewのアカウント登録はメールアドレスを登録して認証するだけなので数分で終わります。
TradingViewのアカウント作成・ログイン方法はコチラ
アカウント登録を済ましたらTradingViewのチャート画面からペーパートレード(デモ口座)を起動します。
ペーパートレードの起動はチャート画面下部【トレードパネル】を選択。
ブローカーの一覧が表示されるので【Paper Trading】を選択します。
確認画面が表示されるので、内容を確認して【接続】をクリック。
すると、上記画像の画面が表示されます。これがTradingViewの取引管理画面で、保有しているポジションの詳細や口座サマリー、トレード履歴などを確認できます。
口座残高の「100,000」は10万ドル(約1000万円)です。口座残高は自由に設定可能でリセットすることもできます(詳しくは後述)。
売買注文を発注する
TradingViewで売買注文を出す方法は4つあります。
①注文パネルから発注する
チャート画面右側の縦に並んだメニューバーから注文パネルのアイコンを選択すると、注文画面が表示されます。
この注文パネルから売り/買い、注文方法、取引数量、ストップなどを設定します。
チャート画面右側に表示されるのが注文パネルです。
②チャート上で右クリック⇒【トレード】から発注する
チャート画面上で右クリック⇒【トレード】から直接、発注パネルを開くこともできます。
指値と逆指値に記載されているレートはクリックした地点のレートが表示されるので、注文を入れたいポイントをクリックすればレートが入力された状態で発注パネルが開きます。
③レート表示から直接発注する
チャート画面右側のレート表示にマウスを合わせると【+】のボタンが表示されます。
このボタンからでも発注パネルを開くことが可能です。クリックしたレートで売り指値と買い逆指値が表示されます。
④売買パネルから発注する
他にも、チャート上で右クリック⇒【設定】⇒【トレーディング】⇒【売買パネルを表示】ではチャート上に表示される売買パネルを出すことが可能です。
売買パネルには現在レート/スプレッド/取引数量が表示されており、【売り/買い】をクリックすると注文パネルが開きます。
注文方法・取引数量・指値/逆指値を入力
上記の方法で発注パネルを開き、注文内容を設定します。売り/買い、成行/指値/逆指値、注文価格、数量、利確/損切を設定し発注ボタンをクリックで発注完了です。
注文方法に関して、トレーディングビューのデモでは成行/指値/逆指値の3種類しか選択できませんが、OANDA(オアンダ)であればトレーリングストップも利用可能です。
また、数量の「1000」というのは「1000通貨」という意味です。1万通貨を取引するなら「10,000」と数字を入力しましょう。
売買パネルには「1K」という具合に表示がされていますが、「1K=1000通貨」という意味です。1万通貨であれば「10K」と表示されます。
注文が完了すると、取引管理画面の【注文】のタブにポジションが表示されます。買い/売りの方向や注文タイプ、現在のステータスが表示されるので確認しておきましょう。
注文が通ると【ポジション】のタブに保有ポジションとして一覧表示されます。
取引手数料を含めた設定もできる!
TradingViewのデモトレードでは実際のトレードでかかる取引手数料を想定して、手数料を含めたデモトレードができます。
取引画面の左側【ペーパートレード】と表記された右側にある下矢印アイコンををクリックすると、手数料の設定が可能です。
国内のFX会社はほとんどが取引手数料無料ですが、一部のFX会社では外付けの手数料を採用しています。必要に応じて設定してみてくださいね。
ポジションを決済する方法
TradingViewのデモトレードでポジションを決済するには取引管理画面のポジション一覧右端の【×】をクリックします。確認画面が表示されるので【ポジション決済】をクリックするとポジションが決済されます。
×ボタンを押す以外にも一覧表示されたポジション上で右クリック⇒【ポジション決済】からも決済することができます。使いやすい方でポジションを決済してみてくださいね。
また、TradingViewのデモトレードでは反対売買を行うとポジションが自動的に決済されるので、その点はご留意を。実際にトレードする際に、両建てが可能かどうかは連携するFX会社によって異なります。
デモを終了する方法
デモトレードを終了するには【ペーパートレード】の右側に表示される矢印アイコンを選択⇒【ログアウト】でTradingViewのペーパートレードを終了させることができます。
また、【ペーパートレード口座をリセット】をクリックすれば残高をリセットすることができます。任意の資金からトレードを再開できるので、実際のトレード資金でデモトレードすれば本番と同じ感覚で取引が可能です。
TradingViewはスマホアプリでもPC版と同じ要領でデモトレードができます。
PC版とは少し操作が異なるので、スマホアプリでもデモトレードされたい方は別記事で詳しく解説しているので参考にしてみてくださいね!
新機能:バーのリプレイ中にもデモトレードが可能に!
TradingViewは多彩な機能を搭載したツールですが、その中でも便利なのがバーのリプレイです。指定した位置からバーのリプレイが可能で値動きを再現することができる機能です。
このバーのリプレイに新機能が追加され、リプレイ中にデモトレードが可能になりました。
リプレイ中に買い/売り注文を発注することができ、取れた値幅に応じて最終損益も表示されます。
リプレイだけでも過去の値動きを再現できるため手法の検証には便利ですが、今回のアップデートによって実際にトレードしている感覚で検証が可能に。
FXでは1,000通貨単位、それ以外の銘柄では1単位での取引ができます。PRO以上であればすべての時間足で利用可能です。
当ページで解説しているペーパートレードと合わせてバーのリプレイもぜひお試しください。
TradingView対応のFX会社・ブローカーを紹介
TradingViewは相場分析を行うチャートツールです。したがって、基本的に直接売買注文を出すことはできません。
しかし、TradingViewに対応しているFX会社の口座をTradingViewアカウントと連携することでトレーディングビュー上から直接注文を出すことが可能になります。
今回紹介したデモトレードのやり方はTradingViewに内蔵されている機能ですが、FX会社と口座連携を行うとFX会社のデモ口座としてTradingViewから直接売買注文を出すことができます。
本番でトレードするときにはFX会社の口座と連携する必要があるため、FX会社のデモ口座であればより本番に近い形でデモトレードが可能です。
また、取引ツールに内蔵する形でTradingViewが利用できるFX業者もあります。各社の違いは以下の表でまとめているので業者選びの参考としてご活用ください。
FX会社 | 通貨ペア | 取引単位 | ドル円スプレッド | Trading View利用形式 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|
![]() |
150 通貨ペア以上 |
1,000 通貨単位 |
変動制 | 連携 | 詳細 |
![]() |
34 通貨ペア |
1,000 通貨単位 |
0.2 銭 |
取引ツール内蔵 | 詳細 |
![]() |
34 通貨ペア |
1,000 通貨単位 |
0.2 銭 |
取引ツール内蔵 | 詳細 |
![]() |
29 通貨ペア |
1,000 通貨単位 |
0.1 銭 |
取引ツール内蔵 | 詳細 |
![]() |
69 通貨ペア |
1 通貨単位 |
0.4 銭(※1) |
連携または取引ツール内蔵 | 詳細 |
![]() |
84 通貨ペア |
1,000 通貨単位 |
変動制 | 連携または取引ツール内蔵 | 詳細 |
※:サクソバンク証券、FOREX.com以外の上記スプレッドはいずれも原則固定・例外あり。
※:サクソバンク証券は連携によるTradingViewの利用のみ対応。みんなのFX、LIGHT FX、ゴールデンウェイ・ジャパンは各社ツール内でTradingViewのチャートを利用可能。FOREX.comとOANDAは取引ツール内でのTradingViewの利用、連携によるTradingViewの使用の両方に対応しています。
※1:OANDAはベーシックコースとプロコースがTradingViewに対応しているのですが、上記スプレッドはベーシックコースのスペックを記載しています。
TradingView対応ブローカー・FX会社比較はこちら!
TradingView対応FX業者のスプレッド比較はこちら!
TradingViewのデモトレードに関するよくある質問
- TradingViewはデモトレードができますか?
-
TradingViewはデモトレード(ペーパートレード)が可能です。仮想資金で実際にポジションを持ち、決済ができます。ポジションの管理、トレードの履歴も確認することができます。デモトレードは無料プランでも利用できる機能です。
- TradingViewのデモの手順、やり方は?
-
TradingViewのデモはペーパートレードという機能を使います。やり方としてはTradingViewにログインしトレードパネルからペーパートレードを選択するだけです。仮想資金は10万ドルとなっており、資金はいつでもリセットが可能です。詳しくは当ページにて手順を画像追記で解説しています。
詳細はコチラ⇒TradingViewのデモのやり方、手順を解説!
- TradingViewのデモはスマホでもできますか?
-
TradingViewのペーパートレードはスマホアプリでも可能です。手順としてはPC版と同じで、トレードパネル⇒ペーパートレードの機能を起動させます。利用料などは一切かかりません(PC版も同じ)。
トレーディングビューのデモトレードで本番の練習をしよう!
「いきなり本番口座でトレードするのは不安」「検証したいトレード手法がある」など実際に本番口座でトレードする前に練習したり検証したりする際に便利なのがデモ機能です。
TradingViewのペーパートレードは面倒な手続きもなく、いつでも簡単にデモトレードが可能。積極的に活用して本番でのトレードに生かしてみてくださいね。
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