MT4の代わりは?代替ならTradingViewスマホアプリ!

この記事には広告・プロモーションが含まれています

MT4とTradingViewスマホアプリどちらが便利?機能・スペックを徹底比較!

FXで鉄板のチャートツールとして長年愛用されていたMT4ですが、2022年9月末にスマホアプリがAppStoreから姿を消しました。

※2023年3月6日より復活しており、AppStoreからダウンロードが可能です。※

「MT4のスマホアプリでトレードしていたのに」「これからスマホでトレードを始めたい」という方も多いかと思います。

そこで、この記事ではMT4と同じく注目されているTradingViewのスマホアプリと機能を徹底比較しています。

それぞれの特徴、スペック、UIなどを色々な角度から詳しく比較しているので、MT4アプリの代わりを選ぶ際の参考としてぜひご一読ください!

MT4スマホアプリ(iOS)がダウンロードできない?各社の対応状況は?

TradingView

2022年9月末頃、MT4のスマホアプリ(iOS)が新しくダウンロードできない状況になりました。

Android端末ではダウンロードが可能ですが、iPhoneのAppStoreからは新規ダウンロードが不可とりました。

もっとも、2023年3月6日、メタクォーツ社はMT4・MT5のスマホアプリがAppStoreに復活したと発表。現状ではダウンロードが可能となっています

この点に関して、メタクォーツ社および国内FX業者の最新情報は別記事にて詳しくまとめています。

MT4スマホアプリの代わりならTradingViewがおすすめ!

MT4スマホアプリの代わりならTradingViewがおすすめ!

MT4のスマホアプリの他に注目なのがTradingView(トレーディングビュー)のスマホアプリです。世界トップクラスの機能性と使い勝手の良さで利用者を急増させているチャートツールになります。

全世界での利用者は5,000万人を突破。FX以外にも株式・個別株・商品・暗号資産まで多種多様な金融商品のチャートが確認できることから日本国内でもユーザーを増やし続けています。

じゃあ、TradingViewアプリはMT4の代わりになる?」という方向けにその違いを徹底解説していきます!

MT4とTradingViewスマホアプリ機能比較表

項目 MT4 TradingView
表示可能銘柄 FX会社によって異なる 外国為替、個別株式/ETF、株価指数、商品、債券、暗号資産etc.
テクニカル指標 30種類 100種類以上
描画ツール 24種類 80種類以上
足種 9種類 22種類
(※有料プランはカスタム時間足が利用可能)
チャートタイプ 3種類 17種類
アラート プッシュ通知
(PC版MT4との連動可能)
プッシュ通知、Eメール通知、Webhook通知、SMS通知
自動売買 不可
(PCから設定は可能)
可能
画面分割 不可 最大8画面
テンプレート保存 不可 可能
(複数保存は有料プラン)
テーマカラー変更 不可 可能(ダーク/ライト)

上記はMT4とTradingViewスマホアプリの機能を比較したものです。

スペックの差は一目瞭然ですね。テクニカル指標、描画ツール、足種などどの項目でもTradingViewのスマホアプリの方が高機能です。

特に、MT4はチャートに表示できる銘柄がFX会社によって異なるのに対して、TradingViewは世界中の多種多様な金融商品のチャートが確認できます。

また、PC版MT4の特徴である有志のプログラマーが開発したインジケーターやEAはスマホアプリで利用できませんが、TradingViewではPC版と同じように使うことが可能です。

TradingViewは開発スピードが非常に速く、新しい機能がどんどんと追加されます。日々、ユーザーの意見を積極的に取り入れて進化していくのがTradingViewの大きな特徴です。

TradingViewとMT4のUI比較

チャート画面

TradingViewとMT4のUI比較

次は、UI(ユーザーインターフェース)の違いを見ていきましょう。左がMT4、右がTradingViewです。

チャート画面の違いとしてはTradingViewはマテリアルデザインを採用しており視認性が良いですね。

一方、MT4のアプリはPC版と似た作りになっています。チャートの拡大・縮小は両方ともピンチイン/アウトで対応していますが、TradingViewはチャート自体を動かせるのが便利です。

ウォッチリスト

TradingViewとMT4のUI比較

ウォッチリストはMT4がシンプルモードと詳細モードの2タイプに対応。TradingViewは表示項目を1つずつ選択することができます。

カラーフラグを付けたりセクションでの区切りを入れられるので、ウォッチリストを自分の見やすいように整理できるのがTradingViewの特徴です。

テクニカル指標

TradingViewとMT4のUI比較

テクニカル指標はMT4が30種類を内蔵。TradingViewは100種類以上の内蔵インジケーターが利用できます。

MT4のスマホアプリはインジケーターを追加することができませんが、TradingViewでは世界中のプログラマーが開発したコミュニティ・スクリプトを自由に追加することができます。

FXキーストンでもTradingViewのインジケーターを開発、無料で公開しているのでぜひチェックしてみてください!

描画ツール

TradingViewとMT4のUI比較

描画ツールはMT4が24種類、TradingViewは80種類以上が内蔵されています。

トレンドラインや水平線など基本的なツールはどちらも使えますが、TradingViewではチャート上にテキストでメモを書いたりマーカーラインを引くことが可能です。

その他にも、リスクリワードが一目で分かるショートポジション・ロングポジションやティックで出来高を計測し重要なラインを視覚化してくれる出来高プロファイルなど多彩なツールが内蔵されています。

TradingViewのスマホアプリの特徴

PC版と同等の最先端チャート

PC版と同等の最先端チャート

機能性が魅力的なTradingViewのスマホアプリですが、その魅力はまだまだあります。

上記はウォッチリスト上で銘柄をタップしたときに表示される画面です。ウォッチリストから1日の値動きを簡単にチェックできる機能が搭載されています。

スワイプで週間・月間・年間の切り替えも可能。銘柄の値動きを簡単に確認したい場合はウォッチリストだけでも十分です。

PC版と同等の最先端チャート

描画ツールは手動で引くのが当たり前ですが、TradingViewでは自動でパターンを認識して描画してくれます。

エリオット波動は1波から5波までの波を捉える手法ですが、難しい波の描画もTradingViewなら悩むことはありません。

PC版と同等の最先端チャート

過去検証に便利なのがバーのリプレイ機能です。

指定した日付からバーを再生してくれるので過去の値動きを再現したり、手法の検証に便利な機能になります。

最新のアップデートではリプレイ中のデモトレードにも対応。値動きを再現しながら実際のトレードと同じ感覚で検証が可能になりました。

これもスマホアプリで利用できる機能です。スマホアプリとは思えない機能性がTradingViewの魅力ですね。

アカウント情報が自動的に同期!

アカウント情報が自動的に同期!

MT4との大きな違いの2つ目は「PC版とチャート設定が同期する」という点です。

MT4はPC版で設定したテクニカル指標はスマホアプリとは同期しません。この点、TradingViewではテクニカル指標・描画ツール・アラート・レイアウト設定まですべて自動で同期します。

この機能が非常に便利です。PCで細かく調整したパラメーターもスマホで設定し直す必要はありません。

PCを起動しなくてもシグナル通知が受け取れる!

PCを起動しなくてもシグナル通知が受け取れる!

PCを起動しなくてもシグナル通知が受け取れる!

アラートに関しても、PC版のMT4では起動していなければ通知が来ませんが、TradingViewはサーバーアラートなのでPC・スマホアプリを起動していなくてもスマホのプッシュ通知を受け取ることができます。

通知方法はスマホのプッシュ通知、メールアドレス、SMSに対応。Webhookを使って別のアプリ(チャットワークやSlackなど)に通知することも可能です。

アラートのトリガー条件もかなり細かく設定できます。指定レートでの通知、ボラティリティ変動通知、トレンドラインのタッチやボリンジャーバンドの2シグマ到達などトレードスタイルに応じたアラートを鳴らすことができます。


TradingViewのスマホアプリもトレードが可能!

TradingViewのスマホアプリもトレードが可能!

これまでTradingViewのスマホアプリではFX業者を介したリアルトレードができませんでした。

しかし、新たにOANDA(オアンダ)がTradingViewのスマホアプリとの口座連携に対応し直接トレードが可能となりました。

MT4は対応している国内FX業者であれば、どの業者でもMT4アプリから直接トレードが可能なのでこの点ではMT4の方が便利ですね。

今後、TradingViewのスマホアプリで直接トレードができる国内業者が増えることに期待です。

 

TradingView 公式サイト

TradingViewの本領を発揮するなら有料プラン!

TradingView

TradingViewは基本的なチャートの表示やインジケーターの表示(最大2つまで)なら無料でも利用できる機能です。

上記で紹介したバーのリプレイやリアルトレードも無料プランでも可能です。

もっとも、その本領を発揮するなら有料プランの加入を検討したいところ。

そこで、無料プランと有料プランの機能の違いを比較表でまとめてみました。

プラン毎の機能比較表

機能/プラン Basic Essential Plus Premium
広告の表示
画面分割 1 2 4 8
レイアウトのテンプレート保存数 1 5 10 無制限
インジケーターのテンプレート保存数 1 無制限 無制限 無制限
インジケーターの同時表示 2 5 10 25
アラート設定数 5 20 100 400
同時アクセス可能なデバイス数 1 1 2 5
表示できるローソク足の数 5,000本 1万本 1万本 2万本
顧客サポート × 通常 優先 優先

注意したいのは無料プランだと「広告が表示される」「画面分割は不可」「インジケーターの同時表示が最大2つまで」「アラートも5つ」という点です。

チャートの確認だけにスマホアプリを使うのであれば無料プランでも十分ですが、本格的にトレードに活用するなら無料プランでは少し不便です。

一方、MT4のスマホアプリは費用がかかりません。機能面ではTradingViewに軍配が上がりますが、有料プランに加入するならコストとの兼ね合いでMT4にも検討の余地があります。

そこで、注目なのが「みんなのFX」です。

みんなのFXはスマホアプリにTradingView内蔵!

みんなのFX×TradingViewイメージ(白)

国内人気のFX業者であるみんなのFXではPC版ツール(FXトレーダー)とスマホアプリにTradingViewが内蔵されています。

この内蔵TradingViewがかなり高機能です。80種類のインジケーターや描画ツールがすべて自由に利用できます。

インジケーターの同時表示は25個以上、テンプレートの複数保存(10個以上)、画面分割は最大6画面(PC版)に対応。

これらはPremiumプラン(月額約9,100円相当)でしか使えない機能です

TradingView

TradingViewは豊富なインジケーターと描画ツールで本格的な相場分析ができますが、テンプレートの保存ができないと毎回設定するのがかなり面倒です。

無料プランではテンプレートが1つしか保存できないため、本格的にTradingViewの利用を考えるならテンプレの複数保存は使えた方が便利です。

こうした点もみんなのFXなら問題ありません。10個以上のインジケーターテンプレートを保存しスマホで呼び出すことが可能です。

TradingView

UIや描画ツールの操作性も本家TradingViewとほぼ同じ。もちろん、スマホアプリから直接発注をかけることも可能です。これだけの機能が無料で使えるのはかなり魅力的。

利用条件は特にありません。みんなのFXで口座開設(最短即日で取引可能)をするだけで誰でも利用できます

「TradingViewのスマホアプリを使ってみたいけど、お金がかかるのはちょっと・・・。」という方はみんなのFXをぜひチェックしてみてください!

※一部搭載していない機能があります。また、みんなのFXは「スマホで本人確認」を利用した場合、最短1時間での取引開始が可能です。

みんなのFX 公式サイト

TradingView対応のFX会社・ブローカーを紹介

以下ではみんなのFXを含めたTradingViewが無料で使える国内FX・CFD業者を一覧表でまとめています。業者選びの参考としてご活用ください!

FX会社 利用形式 搭載テクニカル 画面分割 テンプレ スマホ対応 公式サイト
[みんなのFX]みんなのFX 内蔵 80
種類以上
6
画面
複数対応 詳細
[LIGHT FX]LIGHT FX 内蔵 80
種類以上
6
画面
複数対応 詳細
[GMO外貨]GMO外貨 内蔵 100
種類以上
8
画面
× 詳細
[ゴールデンウェイ・ジャパン]ゴールデンウェイ・ジャパン 内蔵 100
種類以上
6
画面
× × 詳細
[サクソバンク証券]サクソバンク証券 連携 100
種類以上
プランによる プランによる 詳細
[OANDA証券]OANDA証券 内蔵/連携 80
種類以上
8
画面
詳細
[FOREX.com]FOREX.com 内蔵/連携 80
種類以上
10
画面
詳細
[ThinkMarkets]ThinkMarkets 内蔵 100
種類以上
8
画面
× × 詳細
[インヴァスト証券]インヴァスト証券 内蔵 13
種類
2
画面
× 詳細
[JFX]JFX ※TradingView上でのレート配信のみ対応 詳細

※みんなのFX、LIGHT FX、GMO外貨、ゴールデンウェイ・ジャパンは各社ツール内でTradingViewのチャートを利用可能。サクソバンク証券は連携によるTradingViewの利用のみ対応(PC・スマホ両対応)。FOREX.comとOANDA証券は取引ツール内でのTradingViewの利用、連携によるTradingViewの使用の両方に対応しています。
※内蔵ツールで表示できるチャートはその業者の取扱銘柄に限られます。
※口座連携した場合、使える機能は本家TradingViewで契約しているプランによって変わります。
※ThinkMarketsでTradingViewを利用するには有料のサブスクリプションを契約する必要があります。
※JFXはTradingView内蔵ツールや口座連携には対応していません。

Check!!

TradingViewとMT4(メタトレーダー4)の違いを徹底比較!

今回はMT4とTradingViewのスマホアプリに関して比較しましたが、別記事ではPC版のMT4とTradingViewの違いを解説しています。

PC版ではスマホアプリとはまた違った機能もあるので、気になる方はぜひご一読を。

コメント