TradingViewのインジケーター特集!人気のインジから設定方法まで解説!

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TradingViewの特徴といえば圧倒的な搭載数を誇るインジケーターです。デフォルトで内蔵されているインジケーターは100種類以上、カスタムインジケーターを含めると約5,000種類以上のインジが公開されています。この記事では、そんなTradingViewのインジケーターを徹底特集。人気のインジケーターから追加、設定方法、インジケーターの重ね方、削除方法まで詳しく解説していきます。

TradingViewのインジケーターは約5,000種類以上!

内蔵インジケーター

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内蔵インジケーターはTradingViewにデフォルトで搭載されているインジケーターです。TradingViewでは、100種類以上が内蔵搭載されており、無料のBASICプランでもすべてのインジケーターが利用可能。

移動平均線やMACD、一目均衡表、ボリンジャーバンドなど主要なインジケーターはもちろんのこと、TRIXトリックスやムーンフェーズといったマニアックなインジも豊富に搭載しています。内蔵インケーターだけでも大抵のトレーダーの要望に応えてくれる品揃えです。

TradingViewの内蔵、標準搭載インジケーター一覧表

【内蔵】

ATR A/Dライン 騰落レシオ 騰落レシオ(バー)
Arnaud Legoux 移動平均 ADI Awesomeオシレーター バランスオブパワー
Chaikinマネー・フロー シャンデ・クロール・ストップ Chopゾーン Chaikin オシレーター
Choppinessインデックス 比較 条件式 Coppock 曲線
累積出来高指数 ダイバージェンス Dividend Yield Donchainチャネル
Ease ムーブメント Elder フォース指数 Fisher変換 Hull 移動平均
Klinger オシレーター 最小二乗移動平均交差 MACD Mass インデックス
McGinleyダイナミクス ネット出来高 RSI RVI 相対的活力指数
SMI Ergodic SMI Ergodicオシレーター スムース・移動平均線 TRIXトリックス
真力指数 VWAP(出来高加重平均価格) VWMA出来高加重平均 出来高オシレーター
Vortex Williams アリゲーター Williams フラクタル ウッディズCCI(商品チャネル指数)
アルーン ウィリアムズ%R エンベロープ オン・バランス・ボリューム
ケルトナーチャネル コナーズRSI(相対力指数) シャンデ・モメンタム・オシレーター ジグザグ
ストキャスティク ストキャスティク RSI トリプル EMA トレンド除去価格オシレーター(DPO)
ノウンシュアティング パラボリックSAR ヒストリカル・ボラティリティ ピボットポイント・スタンダード
ピボットポイント高値安値 プライスオシレーター プライス出来高トレンド ボラティリティ・ストップ
ボリンジャーバンド ボリンジャーバンド %B ボリンジャーバンド幅 マネーフロー
マルチタイム期間チャート ムーンフェーズ モメンタム 二重指数移動平均
出来高 加重移動平均線 商品チャネル指数(CCI) 変化率
指数移動平均 方向性指数 DMI 相対ボラティリティ指数 相関係数
移動平均線 究極オシレーター 累積/分配 線形回帰

【戦略】

ローソク足アップダウン(上昇下降)戦略 ボリンジャーバンド戦略 ボリンジャーバンド戦略向き
チャネルブレイクアウト戦略 連続アップ/ダウン(上昇/下降)戦略 よくばり戦略
バーの中での投資戦略 ケルトナーチャネル戦略 MACD戦略
モメンタム投資戦略 移動平均線の交差 移動平均線2本の交差
アウトサイドバー投資戦略 パラボリックSAR戦略 ピボット拡張戦略
ピボット反転戦略 価格チャネル投資戦略 RSI投資戦略
ストキャスティクス スロー投資戦略 Volty Expan Close 投資戦略

公開ライブラリ

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公開ライブラリにはTradingViewの有能なコミュニティ開発者が作成した5,000以上のカスタムインジケーターが公開されています。

自分が普段使うインジケーターがカスタマイズされたインジを見れば「こんな使い方、設定をするのか」と新しい発見があるかもしれません。また、すべてのインジケーターがPine言語でコード化されているため、自分用にアレンジしたり設定を変更することもできます。

マイスクリプト

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マイスクリプトはTradingViewのプログラミング言語「Pine」を使って、自分だけのオリジナルインジケーターを作成、編集、管理する場所です。全く新しいインジケーターを独自に開発したり、すでにあるインジケーターを改造、改良したりすることが可能。作成したインジケーターはTradingView上で公開することもできます。「オリジナルインジは一度作ってみたかったけど、難しそう・・・。」と思っていた方こそ要注目。

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TradingViewのPine言語はプログラミング未経験でも比較的記述しやすい言語です。TradingViewの公開ライブラリで約4万7000いいねがついている人気のインジケーターでも上記の画像ほどのソースコードで記述されています。そこまで高度なプログラミングの知識は必要ないので、TradingViewで自分だけのオリジナルインジケーター作成にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

出来高プロファイル

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出来高プロファイルは、価格帯毎の取引高をバー形式で表示してくれる機能です。TradingViewの内蔵インジケーターに「出来高」というものがありますが、これはローソク足ごとの出来高を表示しており、価格毎ではありません。

一方、出来高プロファイルは、価格目盛りの上に視覚的に分かりやすくヒストグラム表示してくれるため、どの価格帯で取引が積極的に行われたのかを一目で確認可能。セッション毎に表示したり、特定の時間内で表示したりとカスタマイズもできるため、非常に便利です。

もっとも、出来高プロファイルは無料プラン(BASIC)では利用できません。有料プランの「PRO」以上のプランで利用できるので、その点はご留意を。

マーケットプレイスアドオン

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マーケットプレイスアドオンでは、パッケージ化された有料のインジケーターが購入できます。例えば、下記画像の「LazyBear-サポレジレベル」では、RSIやCCI、ウィリアムズ%Rなど7つのインジケーターを計算根拠として、サポートラインとレジスタンスラインを自動的に算出。

7つのインジケーターがそれぞれに算出するラインを総合的に判断して、1つのラインに統合、チャート上に直接、レジスタンスラインとサポートラインを表示してくれます。転換点を見極めたり、利確ポイントを決めたりするのに役立ちます。

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「LazyBear-サポレジレベル」の利用料金は月額26ドル(1ドル108円換算で月額約2800円)です。30日の無料お試し期間があるので、気になる方は試しに利用してみてはいかがでしょうか。マーケットプレイスアドオンでは、このような有料インジケーターが10種類、販売されています。価格は月額19.95ドル~149.00ドルとかなり幅がありますが、使えそうなインジケーターがあれば利用してみる価値アリです!

TradingViewで人気のおすすめインジケーター

次は、TradingViewの数あるインジケーターの中でも人気のインジケーターをご紹介。世界中のトレーダーがどんなインジケーターを使っているのかを把握しつつ、TradingViewではどんな表示のされ方をするのかの参考にしてみてください。

ATR(アベレージ・トゥルー・レンジ)

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ATRはどれだけの値動きがあるかをを判断するためのインジケーターです。ATRが上昇すればトレンドの発生、もしくは現在のトレンドの継続を示し、ATRが中央付近で安定すれば、現在のトレンドの継続を示します。もし、ATRが低いまま安定している場合はレンジ相場の可能性が高くなります。

そして、勢いのあったトレンドのATRが減少している場合、そのトレンドは終了する可能性が高いことを教えてくれます。トレンドフォローのトレードスタイルで、利益を最大化したり損切りするレートやタイミングの予測に役立ちます。

RSI(相対力指数)

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RSIは、主にレンジ相場や保ち合いの場面での売られすぎ買われすぎを判断するためのオシレーターです。0%から100%の間で相場の上昇変動と下降変動を動きを表示、50%より上であれば上昇局面、50%よりも下であれば下降局面と判断します。

期間は一般的に14日が使われ70~80%を越えると買われすぎ、20~30%を下回ると売られすぎを示します。基本的にRSIは売られすぎ買われすぎを判断するオシレーターですが、RSIと現在レートが逆行している現象(ダイバージェンス)を捉えて、相場の転換点を見極める手法にも使われます。

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FXナビでは、RSIを逆張りの指標としてではなく、順張りのエントリーポイントや損切り位置を判断するためのオリジナルインジケーターを開発しています。スキャルピングやバイナリーオプションにご活用ください。面倒なメールアドレスや口座開設は一切不要、完全無料でダウンロード可能です。FXナビオリジナルのコンテンツなので、MT4を使っている方はぜひチェックしてみてください。

一目均衡表

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為替相場は価格と時間の2次元で定義されており、多くのインジケーターが価格に注目したシグナルを提示してくれます。この点、一目均衡表は時間に重きを置いたテクニカル指標です。転換線・基準線・先行スパン1・先行スパン2・遅効スパンの5つのラインで現在のチャートがどのような状態にあるのかを判断します。

一目均衡表の先行スパン1と先行スパン2の間は別名、「雲」と呼ばれており、この雲の上にチャートがいるのか、下にいるのかで上昇相場なのか下降相場なのか、どこが抵抗帯になるのか支持帯になるのかなどを判断します。もっとも、これはあくまでも一.目均衡表の1つの分析方法に過ぎません。一目均衡表は、より深く理解すれば様々な角度からチャート分析が可能になります。ローソク足とともに日本人が開発した国産のテクニカル指標ですが、全世界で使われている人気のインジケーターです。

BB(ボリンジャーバンド)

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FXを始めた初心者でも一度は聞いたり見たりしたことがあるであろう有名なインジケーターがボリンジャーバンド(BB)です。米投資家のジョン・ボリンジャー氏が開発したボリンジャーバンドは、相場は「一定の振れ幅の中で収まる」という考えのもと、移動平均線と一定期間の価格データから相場のボラティリティを視覚的に分かりやすく表示してくれるインジケーターです。

ボリンジャーバンドは中央の移動平均線と上下2つづつのアッパーバンド、ロワーバンドで構成されており、それぞれ±1σ、±2σという標準偏差を示しています。標準偏差とは、平均価格に対して、どれだけ価格が散らばるか(値動きがあるか)を偏差値として算出したものです。標準偏差は統計学をもとに算出されており、±1σに収まる確率は約68.3%、±2σに収まる可能性は約95.5%といわれています。

ボリンジャーバンドは±2σで逆張りをしたり、バンドが縮小(スクイーズ)してからの拡大(エクスパンド)をしたときの順張りとして一般的に活用されます。TradingViewのボリンジャーバンドはデフォルトでは標準偏差±2σのみ表示されています。±1σや±3σを表示させたい方は±2σのボリンジャーバンドを2つ表示させ【設定】⇒【標準偏差】から+1σと±3σに変更すれば3本線を表示させることが可能です。

MACD(移動平均収束拡散手法)

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MACDは通称マックディーとも呼ばれている世界中で人気のインジケーターです。短期の移動平均線(MACD)と中長期の移動平均線(シグナル)を表示させ、より直近の価格変動に比重を置いてラインを表示してくれます。

基本的に、短期移動平均線が中長期移動平均線を上抜くか(ゴールデンクロス)下抜くか(デッドクロス)で売買シグナルとします。MACDの特徴は、通常の移動平均線よりもシグナルを出すタイミングが格段に早いことです。価格の推移はヒストグラムでも表示されているため、より直感的に値動きを確認できます。だましが少ない売買シグナルと簡単に確認できるシンプルな表示方法で多くのトレーダーが愛用しているインジケーターです。

TradingViewのインジケーターの追加、設定方法

TradingViewでインジケーターを追加するには、チャート画面上部の「インジケーター」をクリックします。内蔵・公開ライブラリ・マイスクリプトのどれかを選択⇒希望のインジケーターをクリックします。

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上記の画像では一目均衡表を表示させています。インジケーターのパラメーター設定は画面左上の「設定アイコン」から行います。

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一目均衡表であれば、転換線・基準線・遅行スパン・先行1・先行2、雲の間の背景も自由に設定可能。ラインの色・太さ・透明度、ラインの種類も8種類から選択できます。

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こういった細かい設定ができるのもTradingViewの魅力。1つ1つ自分好みに設定していけば理想的なトレード環境が構築できます。

選べるラインの種類

ライン、ラインラインをブレイク、ステップライン、ヒストグラム、クロス、エリア、エリアをブレイク、列、円の全8種類

TradingViewのインジケーターは重ねることができる!

TradingViewでは、各インジケーターをメインチャートに重ねて表示したり、サブウィンドウに重ねて表示することが可能。複数のインジケーターを1つにまとめてメインチャートを見やすくしたり、重ねたインジケーターで独自のチャート分析をするときに重宝します。下記、画像はサブウィンドウに表示させたRSIにボリンジャーバンドを重ねて表示させる手順です。

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チャート画面にボリンジャーバンドとRSIを表示させ、【ボリンジャーバンドの名前表示をクリックもしくは右クリック】⇒【移動する】⇒【下のチャート画面内に表示】でボリンジャーバンドがRSIの画面に表示されます。

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このとき注意したいのは、「インジケーターの名前表示の上でクリックか右クリックをする」ということです。メインチャート上やインジケーターが表示されているサブウィンドウでは【移動する】というコマンドが表示されないのでご注意を。ちなみに、ボリンジャーバンドとRSIの組み合わせの他にも一目均衡表の雲(先行スパン1・2)とRSIを組み合わせて分析する手法などもあります。

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TradingViewには、スムーズ化(平均線の作成)機能は実装されていない

FXトレーダーから圧倒的な支持を受けているチャートツールにMT4(メタトレーダー4)がありますが、MT4ではRSIやCCIといったオシレーターに値をスムーズ化した平均線を表示させる機能があります。この点、TradingViewには現時点でその機能は実装されていません。

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ただし、TradingViewのカスタムインジケーターの中にRSIやCCIにEMAを重ねて表示させているものがあります。EMAの細かな期間の設定も可能です。MT4と全く同じ機能ではありませんが、今後のアップデートで実装されることに期待ですね。

インジケーターの設定はテンプレートで保存可能!

TradingViewでは、設定したインジケーターの設定はテンプレートとして保存することができます。ちょうどMT4でカスタマイズしたインジケーターの設定を呼び出せるのと同じ機能です。テンプレート化したいインジケーターを表示させ、チャート画面上部【テンプレート】⇒【インジケーターテンプレートを保存】をクリック

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テンプレート名を記入し【保存】をクリックすればテンプレート化が完了します。設定したテンプレートは画面上部【テンプレート】から1クリックで呼び出し可能。他の通貨ペアでも一瞬で設定したインジケーターを表示できるので非常に便利です。

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【時間足の保存】のチェックボックスにチェックを入れると、テンプレートの時間足設定が保存時の時間足で固定されます。

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例えば、ユーロ円15分足のチャートを表示している状態でも、日足でテンプレートを固定すると自動的に日足に変更されます。「この設定は特定の時間足で使う」という場合は【時間足の保存】にチェックをいれると便利です。

TradingViewのインジケーターの消し方、削除方法

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表示させたインジケータは名前表示の右側【×ボタン】をクリックするか、【名前表示をクリックもしくは右クリック】⇒【削除】で消すことができます。

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その他にも、名前表示右側の【目のアイコン】をクリックすれば一時的に表示/非表示を切り替えることが可能です。

プランによって設定できるインケーターやテンプレートの数が違う!

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ここまでTradingViewのインジケーターについて色々な角度から紹介してきましたが、注意したいポイントが「プランによってチャート機能にかなり差が出る」という点です。TradingViewには基本無料のBASICプランが用意されていますが、無料プランではいくつかチャート利用に制限がかかります。そこで、以下では有料プランとの違いを解説していきます。

機能/プラン BASIC PRO PRO+ PREMIUM
広告の表示
タブ毎のチャート数 1 2 4 8
保存可能なチャート数 1 5 10 無制限
チャート毎のインジ表示数 3 5 10 25
アラート設定数 1 10 30 200
顧客サポート × 通常 優先 最優先

TradingViewには、無料プランのBASICと有料プランのPRO、PRO+、PREMIUMの計4つのプランがあります。BASICプランはTradingViewの機能が無料で使えるプランですが、チャート機能に大きな制限を受けます。まず、1つのチャートに同時に表示できるインジケーターの数は最大3個、設定したインジケーターのテンプレートの保存も1つだけ可能です。

その他には、1つのタブにチャートを複数表示することはできず(分割表示不可)、アラーム機能も1つだけ設定できます。「簡単にチャートを確認したいだけ」という用途であれば、BASICプランでも十分ですが、本格的にチャート分析にTradingViewを使うのであればBASICプランでは物足りないところ。

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有料プランであれば、PRO+が一番コスパもよくTradingViewの機能を十分に使いこなすことができます。1つのチャートに表示できるインジケーターは最大10個、テンプレートの保存も10個まで可能です。最大4分割の画面分割に対応し、アラートも30個まで設定できます。その他の機能や月額料金の比較は別記事にて詳しくまとめているので、気になる方はそちらもチェックしてみてください。

Check!!

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TradingViewのBASICプランでは、同時に表示できるインジケーター数は最大3個ですが、「出来高」のインジケーターは設定数にカウントしません。チャートの下部に表示される出来高はBASICプランでも4つ目のインジケーターとして設定できるので、BASICプランを利用している方は、ぜひ表示させてみてください!

TradingViewのインジケーターを使いこなしてワンランク上のトレードを!

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TradingViewには、100種類以上の内蔵インジケーターと5,000種類を超えるカスタムインジケーターが搭載されています。インジケーターのパラメーターやラインの種類、色や太さの選択はもちろんのこと、インジケーター自体を自作したり既にあるものをオリジナルに改良・カスタマイズする機能まで完全装備。

TradingViewには無限の可能性が詰まっています。ぜひ、TradingViewのインジケーターを使いこなしてワンランク上のトレードを目指してみましょう。トレードスキルをステップアップさせる環境がTradingViewには整っています。

TradingView 公式サイト

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